ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

コメント大歓迎!BUT訳の解らない書き込みはザクザク消しますッス!

ミュージカルアニー ~最後に~

2006-08-16 17:40:01 | 舞台関係
千秋楽の日、ウォーバックス役の目黒さんの舞台挨拶があった。
大阪アニーで千秋楽を迎える子供たちがいる、と。
タップキッズの子供たち、そしてトゥモロー組みのアニーとモリー以外の子供たち・・・だったかな?(←オイ:うろ覚えかよ

オイラが観にいった2回目(8/11ソワレ)では、30分押しの末、本当はスマイル組の出演だったハズなのに、体調不良の為トゥモロー組がマチネに引き続き舞台を勤めるというパプニングがあった。さすがに体力回復の早い子供でも、杏奈ちゃんの声には悲痛なものがあった。でも、彼女はキチンと舞台を勤め上げた。子供だってプロなんだ、と思った出来事。
帰りには丸美屋さんの麻婆茄子の素とかふりかけとか・・・くれた。ありがとう。

初日には最後の大合唱の時サンディも一緒に歌ってた。とか。

8/11のタップでは、神様のマイクに雑音があった。とか(笑)神様もかなり気になっていたご様子。

千秋楽の目黒さんのご挨拶の時の子供たちの涙。とか。
本多姉妹もぽろぽろ泣いていた。特に下手側の・・・どっち?ごめんね識別できなくって。これからも応援してるじょ。出てきてね、舞台に。
男の子はさすがに泣いてなかったけど、トゥモロー組の子供もみんな泣いていた。
まだまだ公演が続く杏奈ちゃんも茜ちゃんもモリーちゃんたちも泣いていた。なんか、可愛いなぁ。もう!

新潟・名古屋でも頑張ってね、アニーたち。

そして、今回アニー観るキカッケとなってくれた中木屋君。
嵐の時やフィデリオでは観る事の出来なかった、大人の笑顔とか、軽快なダンスとか、素敵なお声(台詞があったのでね)とか・・・残念だったのは、コーラスの時に中木屋君の声をまだ識別出来てないって事。高音の甘い声・・・次回は絶対聞き分けるから!
これからも舞台に立ち続けてね♪次はどんな中木屋君に出会えるかしらん 応援しているよ

ミュージカルアニー その4

2006-08-16 17:23:21 | 舞台関係
長々と「その4」になっちゃってるじぇ
アニーって、3時間近くある作品なんだよね。長いなぁ。観てる時はそんな風に感じなかったのに、書くと、長いなぁ。。。


■大統領閣下■
アニーはウォーバックスに付いて大統領閣下にも拝謁する。すごいなぁ。しかも、大統領閣下もラジオを聴いていて、更にアニー本人を見てすごく気に入る。アニーは人を惹きつける不思議を纏ってる。この不思議は楽観主義というのかも知れない。
悲観的な考えの末には巣晴らし案は浮かばない。希望と夢を持ってこそ、明るい未来を被い描けるのだ、とルーズベルト大統領はアニーから教わるのであった。
このシーンで、中木屋君は海軍の役。白い制服がカッコよかった(←制服好き)

■本当の本当■
ラジオ放送で、アニーの本当の両親には5万ドルの小切手を・・・とウォーバックスが言ったものだから、アニーの両親と名乗る男女が沢山沢山現れた。
本当の両親が見つかる!と喜んだアニーであったが、結局は5万ドルが欲しいだけの人たちだった。更に追い討ちをかけるように、FBIからも両親を見つけるのは不可能だとの返答が。。。アニーには解っていた。もし、本当の両親が自分を可愛がっていたなら、11年もの間放っておくはずがない、と。ウォーバックスさんに見つけられないものは、見つからない、と。
アニーは賢い子だから。我慢することを強いられて育った孤児だから。本当を素直に受け入れた。
ウォーバックスと二人で話し合った時、アニーは言う。ウォーバックスさんはすべてを持っている。と。しかし、ウォーバックスは言う。無一文から今の大金持ちまでのし上がったが、お金で変えないものがある。それは大切な人だよ、と。そして再度アニーに申し込む。自分の大切な家族になって欲しいと。

■ラッキーな日■
両親の気がかりがなくなったアニーは、今度は申し出を受け入れる。
このときのウォーバックスの体から溢れる喜びがいいのだ。小さな宝石を手に入れたウォーバックス。
クリスマスイブに素敵な出来事。その報告にグレースもウォーバックスに抱きつき喜ぶ。アニーはおませな女の子なので、見逃さない。にんまり笑ういたずらっ子な瞳がオイラは好きだ。
おめかしして、お祝いのパーティ。召使もいつもの制服ではなく黒のタキシードに。メイドは黒のドレスに。そしてアニーはカーリーへアに真っ赤なワンピース。イワユル、アニースタイルとでも申しましょうか。中木屋君のタキシードは・・・ちょっとまだこなれてないかな(笑)

■本当の本当?■
養子縁組が滞りなく進んでいたその真っ只中に、アニーの両親であると名乗る二人組みが登場。これこそがミス・ハニガンからアニーの細かい情報を仕入れてアニーの両親になりすましたルースターと恋人のリリーだった。なんで農場で働いていたって役は東北弁なんだろね?ルースターもカナダの農場で出稼ぎをしている設定でアニーを迎えに来たんだけど・・・「オラの娘だ。」なーんて言ってたよ。コレがまた上手いんだ(笑)
本当の親子になれると喜んだアニーとウォーバックスだったが、本当の親登場でその話は白紙に。・・・ってか、本物の両親出てきた割に、アニーは全然喜んでないんだよね^^;なんでさ?

■真実■
引き取るのは翌日にして欲しいというウォーバックスの願いで、偽両親はしぶしぶ引下る。お通夜のようなイブのパーティが終わる。
眠れないアニーは早朝に自分の部屋からホールに降りてくる。ぼんやりと何かを考えている。これは心の通じ合うウォーバックスとの別れを考えてるのかな?そこへウォーバックスとグレースが出てくる。無理に笑顔を作り、お別れの挨拶をするアニーにウォーバックスは辛い宣告をする。それは、アニーの本当の両親はもう死んでいたって事。実は、アニーが部屋に戻ってからFBIがもたらした情報は筆跡鑑定で突き止めた情報だった。真実の情報にショックを受けながらも、「じゃあ、あいつらはナニモノだ?」とすぐにニセモノのことに気付くアタリ、侮れない子供である(笑)

■クリスマスの贈り物■
クリスマスパーティに孤児院の子供たちを招待していた。
モリーがプレゼントに飛びつき、ハコの中にうずくまって喜んでいるのがホンマに可愛い!!キャーキャーと喜ぶ子供たち。そして引率のミス・ハニガン。何も知らずにのこのことアニーを引き取りに来たルースター。結局、クリスマスパーティに招待されていた大統領の側近に捕まえられてしまった3人。
そして障害はなくなった。晴れてアニーはウォーバックスは親子となり、更にはアニーには母親もできる。なぜなら、ウォーバックスがグレースにプロポーズしたから。
孤児たちは大統領閣下が責任を持って引き取ってくれる家庭を見つけると約束し、ついでにサンディまで見つけてプレゼントしてくれた。
一部の悪い人を除いて、めでたしめでたしのハッピーエンド。
なーんて気分の言い終わり方なんでしょう

最後のダンス。タップキッズも出てきて、みんなで踊るダンスは大好き。
千秋楽の日にはちょっとホロリと泣いてしまったよ。

スキッと心に真っ直ぐ入ってくるお話だったと思う。
アニーを観劇できて良かったな

ミュージカルアニー その3

2006-08-16 16:25:22 | 舞台関係
どこまで行けば~終わるのか~ 長々つづく~この日記ぃ~~♪(byメソ)

そんな訳で、幕間に辿りつかない・・・一生アニーレポは終わらないのかぁ~~~。って勢いッス。
それでも、サクサク書いていくじょ~ オー


■外の空気■
なんだかんだいっても、ミス・ハニガンのお人好しが見え隠れ。月に一度(コリャひどいが^^;)の孤児院の外の空気を吸いに行くお散歩(?)の時、モリーが寝ちゃった見たいなんだけど・・ちゃんと担いであげているのが微笑ましい(←オイラだけか?)

■きらい!■
ミス・ハニガンの独白。子供なんて嫌い!子供はペちゃペちゃとうるさい。ぐずぐず泣く。子供なんて嫌~~~い!ハニガンさんの独白シーン。実は、好き
だってね、絶妙な演技なんですもの。初日は台詞に比べ、歌が弱いな・・と感じた辺見さんだけど、回を負う毎に迫力満点になってきて良かったよぅ

■グレースの微笑み■
外出から戻ったハニガンさんの元にグレースが訪ねてくる。とある書類を持って。
その書類とは、アニーを養女として引き取ると言うもの。
「あの、百万長者の?娘にアニーがぁ~???」と驚くハニガンさんに「違いますわ。億万長者です」と突っ込みを入れるグレース。ナイス
にっこり聖女のような微笑で、理路整然とハニガンさんをやり込め書類にサインをさせるグレースの手際・・・オイラも見習いてぇ。サインされた書類を鞄にしまいながら「もうココにアニーが戻ることはありませんわ。に・ど・と!ウフ」・・・可愛い素敵だナイスだブラボー。やっぱ、グレース好っきやわ。

■ルースター登場■
小生意気なアニーがウォーバックスと養子縁組をすることに納得のいかないハニガンさん。そんなイライラの時に弟ルースターが姉のハニガンさんの所へ・・・。どうしようもない弟の出現に更に滅入るハニガンさん。しかし、悪の家系ならではの意気投合をし、アニーを嵌めて大金を掴む算段を・・・
このルースター役・・・本間さんハマリすぎですよ。

■告白■
ティファニーから取り寄せたハートのペンダントをプレゼントし、アニーに自分の子供になって欲しいと告白することをウォーバックスは決心している。
そしていざ、ペンダントをプレゼントしたのだか・・・アニーは想像したほどに喜ばない。ペンダントを付け替えようとした時、堰を切ったようにアニーがしゃべりだした。
このペンダントを取らないで。クリスマスに贅沢ができるなんて、ラッキーなことだ。でも、自分が一番欲しいのは本当の両親だけ。このペンダントは両親がくれたもの。。。
ペンダントを握り締め泣きじゃくるアニーをグレースがそっと抱きしめる。(ナイス グレース)召使たちも何事?と集まってくる。みんな大泣きアニーにどうしてあげることも出来ない。困惑の中木屋君。オロオロさ加減がナイスです。
個人的にはこのシーン、ウォーバックスさんがペンダントに手を掛けてから堰を切ったように話し出して欲しかったんだけど・・・手が届くか届かないかくらいから、アニーの気持ちが溢れちゃって・・・ちょっとせっかちな印象があったんだけど。毎年こんな感じなのかしらん???
自分の欲望よりも、アニーの心を大切に思っているウォーバックスは、自分の持てる力をせべてつぎ込んで、アニーの両親を探すことを約束する。
アニーは心から喜び、孤児院の友達に手紙を書くが、その姿を切なく見つめるウォーバックス。更にそんな二人を複雑な気持ちで見つめるグレース

~幕間~
ここでやっと幕間。長いなぁ。。。

■ラジオデビュー■
アニーの両親を探すため、一番有効な手段としてラジオで呼びかけをする。
このとき、効果音係りで中木屋君登場 手タップなるものをご披露下さいました。なんかね、フツーのタップとはまた違って面白かった
ボイランシスターズには一緒に観劇した京ちゃまお勧めの笹倉さんが・・・ごっつプロポーション良くって、ドキドキでした。

■気のいい仲間■
孤児院ではハニガンさんの部屋で子供たちがこっそりラジオを聞いている。
彼女たちの素晴しい点は、みなアニーが本当の両親に会える事を望んでいるってこと。少しヒネたり素っ気なくしたりしながらも、心の底ではアニーを応援している。そこが可愛らしいのだ。
しかしまぁ。この子役たちってのは天才やね。みんなごっつ上手ッス。



後、一回くらい書いたら最後になるかしらん。
取り合えず、つづくぅ

ミュージカル・アニー その2

2006-08-16 15:30:27 | 舞台関係
うーーーー。既に大阪千秋楽から早3日・・・このままではアニーの観劇感想文をぶっちしてしまいそうなので、急ぎ続きを2回目3回目の感想を交えて書くことにする。。。
あ、そうそう、「嘘を、ついちゃ、いけません」ってのがミス・ハニガンの教育方針でした。3つあるんじゃなくって、3つに区切って、お尻を3回叩くんだった。


■ウォーバックス邸へ■
グレースに見初められたアニーはウォーバックス邸へと旅立ちます。
孤児たちはコートなんて素敵なものを持っていないので、ウォーバックス邸に行く前にグレースにピンクに白い縁取りの可愛いコートを買ってもらうアニー。すっごく可愛くって、オイラももう少し若ければ、あんなコート着たい。。。と思った。
ウォーバックス邸ってば、ごっつ大きい。アニーはその大きさにびっくり。
ホールで執事のドレークにコートを脱がしてもらう時、「ちゃんとかえしてくれる?」と確認するアニー。孤児院での暮らしが伺える一言だよね。そして、可愛いコートを脱いだら、ウォーバックス邸のホールには似つかわしくない、汚い服。この落差もちょっとドキッとするシーン。
さて、ココで働いている召使の中に、中木屋君発見♪白いふかふかのモップで床掃除をしておりました。そして、お食事の献立なんかを考えるピュー夫人が相川さん。オイラの中では伝説のランペルティーザ(笑)オイラの周りの人が相川ランペを絶賛していた。オイラがCATSを見たときには松永さんがランペだったのだ。(松永ランペも素晴しかった)念願の相川さんは、小さくってごっつ可愛い人だった。
ウォーバックス邸の住人みんなが小さなお客様が来てくれた事を喜んでいる。
アニーを中心に、モップで床を拭きながら、羽のはたきでホコリを払いながら、トレーを運び、玩具を運び、みんながアニーを歓迎する。自分が働かなくってもいい。お菓子を食べて遊ぶだけでいい。そんな夢のような暮らしをすることを知ったアニーの表情がとってもキラキラしてて可愛い。素直に喜び、子供特有の無邪気さでみんなに溶け込む。このシーンがとっても好き。

■ウォーバックスさんとご対面■
ふわふわと夢のような楽しい時間を過ごしていると、ウォーバックスさんが帰ってきた。
一瞬で、メリーゴーランドみたいだったホールに緊張が走る。
みんなウォーバックスさんを敬愛して大好きだし、ウォーバックスさんもみんなが好きなんだけど・・・ピンと張った空気を感じて、こっそりグレースの影に隠れるアニー。
クリスマス休暇で帰ってきても尚、家でさえ仕事を進めるウォーバックス。家のみんなの顔も見ずに「みんなに会えて嬉しい」というウォーバックス。カチンカチンの表情の中木屋君も見ものです♪
アニーは召使たちの後ろに隠れてしまったのだけど、結局みんなが解散する時にウォーバックスに見つかってしまう。
ウォーバックスとしては、男の子の孤児を引き取りたかったらしいが、「孤児」としかおっしゃらなかったのでアニーを選んでしまいました。とにっこり微笑み報告するグレース。このグレースの表情も素敵なんだよね。
このやり取りを聞いて、ビビリながらも「アニーです。男の子でなくってごめんなさい。」と挨拶をするアニー。頭の回転の早い子だよねぇ。

■ウォーバックス落城■
威厳に満ちたウォーバックス。この家に来て初めての夜を祝う手はずは整えても、世話はグレースに任せ、アニーには目もくれず仕事をしようとする。
そんなウォーバックスに「ふぅ~ん・・・そっかぁ~」と絶妙のタイミングで答えるアニー。このときの杏奈ちゃんの小悪魔な表情が最高に可愛いです。
仕事の電話がかかってきて、このやり取りが中断されても、子供はすぐに興味が移る。執事を呼ぶベルを鳴らしたり、卓上ランプをウォーバックスの剥げ頭を照らしたり、挙句には羽ペンで落書きをし始める。しかもその羽がウォーバックスをこそばすおまけ付♪
結局、アニーの無邪気さにウォーバックス陥落。一緒に初めての夜を祝うことになる。
ただただ、むーっと強面だったウォーバックスさんの表情が和らぎ、それとともにアニーの動きが活発になり、グレースの瞳が優しくなる。いいねぇ~

■ニューヨークシティ■
ウォーバックスさんって、きっとやるとなったらとことんヤル男なんでしょうね。
車を使わず、歩いてタイムススクエアまで行く。自分がのし上がった街、ニューヨーク。ニューヨークの繁栄はきっとウォーバックスの歴史なんだろうなぁ。これをアニーに見せながら、歩く。歩く。歩く。
出会う人がクリスマスに向けて優しい表情。楽しい表情。孤児院では見られない、街の風景。
真冬は寒い。でもその寒さが人の温かさを感じさせる。行きかう人々の中に中木屋君と相川さんのカップルが・・・「寒くない?」とマフラーをしかり襟足に立ててあげる相川さんってば乙女
赤いエプロンをつけて、くるくる踊る中木屋君は生き生きしている♪なんかね、好青年やねんなぁって思えるダンスなんだよね、中木屋君って。(俺様なのぼさんとは対照的な感じ・・あ、この書き方ではのぼさんが好青年ではない様な表現だ^^;)個人的には矢部さんの派手なダンス(表情?)も好きなんだけど(笑)
クリームソーダを飲んで、そんな街を見ながら劇場にたどり着く。(コートも脱がずに観劇し始めたのにはビックリ

■タップの神様とタップの天使■
ミュージカルの幕が開くと・・・そこにはジェラルドだった本間さんが

キンピカのお顔でステッキを持ってタップを踏む。本間さんのタップの後にタップキッズが同じタップを踏む。
オイラの一番のお気に入りは本多陽葉(あきは)ちゃんと玲菜(れいな)ちゃん姉妹。テレビの特集の時から応援してたのだ。双子ちゃんで可愛いのら。見分けまではつかないんだけど、片方の子はちょっとお姉さんタイプ。もう片方はおおらかな感じ。踊っている時の雰囲気が双子でもちょっと違うのが良かったよ♪
そして安藤さくらちゃんも可愛い♪この子はお顔が小さくって、ふわふわの髪をポニーちゃんにくくっているのが素敵。初日に本間さんにピックアップされていた・・・
山本実奈(みな)ちゃんも素敵な笑顔だったのだ。ちょっと大人びた雰囲気。
女の子が可愛かったの。男の子ももちろん可愛かったんだけどね。
本間さんのタップは本当にすごくって・・・もっともっと見たいって思いました。タップって面白いね。不思議だぁねぇ。。。
タップの神様しているのぼさんを見てみたいなぁってちょっと思ったよ。

■夢の中へ■
ミュージカルを観終わって帰路に着く頃、一日でいろんな事を体験したアニーは夢の中へ。そんなアニーをそっと抱っこしてあげるウォーバックスさん。そんな二人を優しく見つめるグレース。。。やっぱ、グレースが一番好きかも


・・・・うっうっうっ・・・まだおわら~ん
つづく。

ミュージカルアニー

2006-08-10 14:39:24 | 舞台関係
8月9日。大阪アニーの開幕である。
有名なファミリーミュージカルで、もちろんタイトルは耳にした事はあった。しかし、有名であるにもかかわらず、観た事はなかったし、ストーリーもまったく知らなかったし、まぁ、観ることなく過ぎ去るのかな・・・なんて思っていた作品。
その作品を観るきっかけになったのは、中木屋君がご出演される、との情報のためだ。

中木屋修司君。。。元Aquariusのヴォーカルで、四季に一時期在籍。この四季に在籍中にオイラは中木屋君と出会ったわけですな。『嵐の中の子供たち』にてハッチを好演。可愛かったんだよね、ハッチ役。
その後、四季を退団されて、いろいろ舞台に立たれていたご様子。行けない事が多く、唯一行けたのが『フィデリオ』。ベートーヴェン唯一のオペラに助演でございました。
あれから、1年と2ヶ月・・・今回はミュージカルアニーです♪

ではでは、早速、観劇レポっちゅーかストーリーの感想、今回は場面別で行ってみましょうか
8月9日開幕キャストはトゥモロー組でする


■オーヴァ・チェア■
チョロっとだけストーリーを頭に叩き込んだだけでの観劇だったので、ココでの曲は新鮮に耳に響く。わかった曲は、唯一テレビの特番を見たときに流れていた『トゥモロー』のみ。

■私設孤児院の夜■
しくしく泣く声。一番ちいさなモリーが泣いている。(佳穂ちゃん可愛い あぁ、子役好きの血が騒ぐぅ~~~(笑)髪に寝癖がついているところがごっつ可愛いのです)モリーはアニーにすごくなついていて、アニーの両親が残した「必ず迎えに来る」という置手紙を読んで欲しいとねだります。みんなに茶化されながらも手紙を読んでもらって、アニーに甘えながら眠るモリー。ずっとアニーのペンダントを触っているのだ。両親のいないモリーにとって、アニーが両親からもらったペンダントは、羨ましいくて暖かい、そういったものなのかな、と思った。
ココの孤児は二親のいない子ばかり。アニーだけが両親が迎えに来るかもしれない子。そこが他の孤児たちと違うところ。
アニーと仲良しの子、アニーと対立している子、みんなが心に願うのは、両親のあたたかい手。夜は人が眠り静か。子供たちも昼間の仮面を脱いでいて、それぞれの想いが伝わるシーンだと思う。

■夜明けのお掃除■
夜中にアニーが脱走を試みる。アニーにエールを送る子供。成功する訳ないさと言いつつも小声でエールを送る子供。みんなアニーが両親を探し出すことを望んでいる。
But!ミス・ハニガンに見つかりお仕置きされるアニー。この、ハニガンさんはみんなの嫌われ者の孤児院の経営者。自らも孤児だったらしいけど・・・。酒びたりで子供嫌いで希望がない。だから、常に希望を持つアニーが疎ましいのかな?
子供たちをこき使いイジワルばかりするのに、嫌われるのはイヤらしく「大好きです。ミス・ハニガン」と言わせているのが、ハニガンさんの淋しさ表れ。でも、子供たちはハニガンさんが嫌いなので、それぞれにイヤミなイントネーションで「大好きです。ミス・ハニガン」とご挨拶。みんな憎らしい言い方。これって、それぞれの子役が自分で考えるのかな?ともかく面白いシーン☆
アニーの杏奈ちゃんは顎を突き出してハニガンの「ガン」の部分を言う。かなりお顔が崩れてます(笑)
で、アニー脱走は連帯責任ってことで、朝の4時から部屋の床掃除を命じられる子供たち。モップを使ってくるくる場所を移動しながら歌うんだけど、このシーンは一つ目の見せ場だね♪

■アニーの大脱走■
洗濯屋さんの荷物のシーツにまぎれてアニーついに脱走。いつの間にシーツに紛れ込んだのか・・・見てなかったぜ。。。やけにクリーニングの荷物が重そうだとは思ったんだよね^^;
アニーを脱走させるため、ちゃっかり子供たちは協力し合ってる。仲が良かろうと悪かろうと、チームワークは最高です(笑)

■サンディとの出会い■
アニーに欠かせないもう一人の登場人物。それがワンコのサンディ。
洗濯屋の荷物とともに外界に脱出したアニーは、保険所の捕り物から逃れた大きな犬と出会います。ここで、てってって・・・とワンコ登場。がーわーいーいー そして、賢い!ちゃんと真っ直ぐアニーの元へ来ます。警察にワンコの身元確認を求められたアニーはポスターにあった「サンディ」と言う言葉をワンコにつけます。安直。警官さんも解っていたみたいだけど、大目に見てくれた。ちょっと人情を感じるシーン。
ワンコと共に浮浪者のたむろする場所へ両親を探しに行くアニー。そこで、アニーがいかに前向きであるか、が披露される。浮浪者たちは心は優しいけれど、皆絶望している。その絶望の中からアニーは小さな希望を拾い上げて行く。和気藹々と話している時に、警察の取締りが・・・その中の一人が中木屋君だった 後ろ頭しか見えなかったんだけどね・・・そして、犬を取り逃がした事をええ声で報告してました。

■再度・孤児院へ■
結局、警察に捕まり孤児院へ送り返されるアニー。
孤児院ではミス・ハニガンがラジオを聴いている。そしていかに自分が子供を嫌いかを並べ立てる。モリーの持っていた人形をビジバシ殴り倒してました 最後にその人形をポイッと後ろに投げ捨てるんだけど、見事コート掛けに引っかかり、なんかハニガンさんスゲー・・・っと感心しちゃったりなんかして(笑)

■見初められたアニー■
ハニガンさんがアニーにお仕置きをしていると、グレースがやってくる。
あ、ちょっと余談だけれど、ハニガンさんのお仕置きってお尻を3回叩くんだけど、その時の台詞が「嘘をつくな」ってのと後2つ(←何だったかは忘れた。次に見たときに確認するよ)なの。間違った教育はしてないよね。などと思った次第。
グレースに何故か解らないけれど気に入られたアニーは、クリスマスを大富豪オーバックス邸で暮らすことになる。なんで、グレースはアニーを気に入ったんだろうね?
ちなみにグレースの岩崎さん・・・か・・・可愛い~♪チャーミングな役で、非常に似合ってます。いいなぁ。グレースみたいにデキル女になりたいよ。



ぷいぃ~
ダラダラ長いだけのいつもの感想文・・・・一幕の終わりにも来ないっす
疲れたので、一旦この辺で。続きはまた後ほど夜にでも♪

先生の空間 ~井澤Tの場合~

2006-08-08 15:16:12 | 恩師の園
8月7日、大学の時の恩師のお一人、井澤先生の個展へ行った。
8日が最終日だったので、7時も過ぎた最終日前日に先生はいらっしゃらないもの。と思い込んで会場に乗り込んだらば・・・先生、いらっしゃるじゃぁ~ん
何年ぶりに、先生にお会いするんでしょうか???もう、オイラ自身もサッパリ覚えておりませぬ(笑)
それくらい久しぶりにお会いしたのだ。すこぉしお年を召されてはいるものの、以前と変わらぬ柔らかぁ~い物腰。あぁ、うっとり


井澤先生(以降、井澤T)は絵画の先生で、1,2年の時に補助?助手?とりあえず、受け持ちとは別の先生だったのだ。
ちなみに3,4年と絵画の授業を受けていれば井澤Tに教えていただく事になったのかもしれない。でもオイラは、絵画を専攻していなかったので、井澤Tには1,2年しか教えていただけなかったのだ。(しかも1,2年の時の生徒数は専攻を決める前なので大量にいたのだよ。)

そんなわけで、こちらは井澤Tを覚えているものの、毎年大量に卒業させていっていらっしゃる先生に覚えていただいているはずもなく・・・
ま、それでも、先生にちゃんと挨拶をしました。もちろん先生は「?」状態(笑)。名乗ってももちろん「?」状態(爆)
挙句の果てに、「今日は偶然通りかかったの?」とか聞かれるし。オイラ案内状を頂いたから来てるのに(笑)
以前に芳名帳に名前書いたからね。それで来てるんだけど。
井澤Tのアワアワぶりにちょっと笑ってしまいました。

作品は、井澤T独特の亜空間。
全部が見たことのある、現実にあるものばかりなのに、絶対たどり着けない場所。
そんな感じの絵なのですよ。
先生曰く、「総てのモノにモデルはある。ポインセチアはポインセチアの鉢。樹は樹。椅子は椅子・・・でもその総てをただ写し取っても面白くないでしょ?ドコにでもあるモノになる。だから僕はそのもの達を頭の中で再構築する。そうして出来た空間なんだ。」と。
だから、見た事のあるような、でも、絶対にありえない場所が描かれているのである。
不思議に静で透明感のある絵。でも、その絵は軽い印象がない。捕らえ所がないのに、どっしりしたイメージがある。

今回の作品の中に、いつもの先生の作品と少しイメージの違うものがあった。
いつもは風景と対象物って構図なのに、それは、対象物と背景色だったのだ。これまたいつもと違う感じで面白い。
色数は多いのに静かなイメージのものと、同系色でまとめているのに華やかなイメージのものと。
形も、縦長のパネルに描かれた作品。縦横比が違うだけで、空間のあり方が変わる。表現が変わる。

面白いなぁ、すごいなぁ・・・と思いつつ見させて頂いた。

こうやって年に数回、恩師達の作品に触れる。
なんか、ちょっといい気分

トゥーランドット

2006-08-07 16:45:38 | 舞台関係
友達から連絡が来た。

来月、奈良市でプッチーニのオペラ「トゥーランドット」(セミ ステージ形式 一部カット)を指揮します。
もしよろしければ、お誘い合わせの上、是非いらして下さい。

9月24日 日曜日 13:00開場 14:00開演 16:30終演予定
会場:奈良県文化会館 国際ホール
出演ソリスト:下原千恵子 樋口達哉 大貫裕子ほか
管弦楽:奈良交響楽団
全席指定 S席 2.500ー
     A席 1.000ー
前売所:チケットぴあ 0570ー02ー9999(Pコード230ー046)
     奈良県文化情報センター(奈良県文化会館内)0742ー22ー0200


もちろん、オイラは行く。
是非、お近くの皆様、奈良県文化会館 国際ホールまで足をお運び下さい。
芸術の秋です。今、最も熱いオペラ「トゥーランドット」に耳を傾けましょう♪
そしてお帰りの際には、お手元のアンケート用紙に『指揮者最高!』と、一言添えてご提出くださいませ

亀田興毅という人

2006-08-03 01:32:32 | 呟き
※注意事項※
今回は、格闘技を知らない人のヨタ話しです。いちゃもん付けないでね^^;
また、不適切な表現がありましたら、お許し下さいませ。
もし、ダメそうだな~と感じたら、すぐに読むのを止めて下さい。



格闘技・・・
それは、闘いの場。
力と力がぶつかり合う、より強い力が、より高度な技が、勝敗を決める刹那の空間。

でもね、実はワタクシ、イワユル格闘技は苦手なんですよ。
こう、痛くって、血みどろになって行く様が、どうにも耐えられない。
マンガとかアニメとかは大丈夫なんですけどねぇ。。。(明日のジョーとかコータローとか好きだし。)実写はダメですね。
なので、基本的にプロレスとかK1とかボクシングは、女子ダローが男子ダローが見る事が無い。

でもね、今日の(実際には昨日の8月2日だけど)亀田興毅vsフアン・ランダエタ戦は見てしまったなぁ。。。
たまたまチャンネルが合わさったってのもあるけれど、そこでいつものように違うチャンネルに変えなかったのには、この試合を見るってご縁があったからだろうね。

いろいろ好き嫌いが分れるであろう、亀田さん御一家。
個人的にはそんなにキライじゃ無い。
パフォーマンスと実力が比例しているのかどうかさえ、試合を見ていないオイラには評価する権利ないって思ってるし。事実、できないし^^;
ただね、印象として、好き側の人達な気がしていた。

ボクシングの試合って、3分12ラウンドなんですね。それさえ知らなかったオイラ。(←母親に常識だとバカにされる・・・
入場シーンは特に演出されてる感が否めないですね(対戦相手へのプレッシャーとか自分へのプレッシャーとかいろいろあるんだろうしね)。あの姿が本来の亀田君とは思ってはおりません。あくまでアレは、景気付けの鎧みたいなもんだろうね。
1ラウンドから12ラウンドまで・・・どんどん移り変わって行く亀田君の表情が綺麗でした。
沢山の鎧を着けて、虚栄を着けて、戦いに挑んでいる。これは相手のランダエタも同じ。
パンチを繰り出す毎に、パンチを受ける毎に剥がれていく鎧の鱗。
どんどん傷つき、どんどん余裕がなくなり、どんどん世界が狭まっていく。
ポロリポロリと落ちていく鱗の中に、本当の亀田君の姿が見えるような気がした。
狭まった世界の中で、きっと勝利だけを目指していたんだろうね。
ポロポロこぼれ落ちる赤い雫が、いつもなら痛々しくグロテスクなモノと感じるのに、この日は綺麗だと思った。
第1ラウンドから第12ラウンドまでで、亀田君の鎧は全て剥がれて落ちてしまっていたと思う。彼に唯一剥がれ落ちずにあったのは、『亀田興毅』そのものだけだった様な気がした。

試合自体は、第一ラウンドでダウンを取られたものの、判定で見事勝利。
無知なオイラの印象としては、負けたかな?と思った試合だったんだけど。詳しい事はワカラナイ。採点方式が変わったとか何とか言ってたけど。それはそれ、これはこれ、だもんね。勝負である以上、内容が伴っていれば尚よいのは当たり前で、それより何より勝たなくてはいけない。そう言った意味で、亀田君は見事結果をだしたのだ。だから、そこに何かを言い加える必要は無いだろう。
チャンピオンベルトを胸に、「オヤジのボクシングが世界に通用する」とぼろぼろ泣きながら言った亀田君も印象的だったけれど、嗚咽の下から「むさい試合(←この言葉をちゃんと覚えてないんだけど^^;、要はご本人は納得の勝利で無いというような意味と思われる)でごめんな」と言った時の亀田君が非常に心に残っている。

勝利が決定した事を理解した時のあの表情は、まだまだ10代のかわいらしい子供の表情だったし、拭いても拭いても溢れる涙はクシャクシャのお顔を更にくしゃくしゃにしていた。そして、わんわん泣いてる亀田君をみながら、ボロボロ泣くお父ちゃんの表情もまた子供のようだった。
無敗でチャンピオンに登り詰めた亀田興毅であるが、自分の試合に酔いしれないそんな心がある限り、まだまだ貪欲に強くなっていくのではないか、と思うオイラなのであった。



格闘技ってのも、奥深い。
でも、やっぱり痛いのや血みどろは好きでは無いので、そんなに見る機会は無い事でしょう。。。