ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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スウイニー・トッド

2011-06-30 11:21:37 | 舞台関係
6月9日 スウイニー・トッド。

初演を観ているせいでしょうか、前回ほどミートパイへのインパクトはありませんでした。
何度見ても、ドリさんは素敵だし♪(出てくるシーンもなんとなく覚えていたので、ドリさんウォッチに抜かりはありませんでしたよ☆)
何度見ても、大竹しのぶさんの演技には引き込まれます。(テレビで見る限り、苦手系の女優さんなんですが。。。舞台ではめっちゃ惹きつけられます。すごいよね)
何度見ても、市村さんは素晴らしく☆(パワフルです。すごい方ですねぇ)
何度見ても、ソニンちゃんのトッドさんの時の歌は、神経質で聞いてて辛い。(トッドさんの時限定ですよ。あの役の病的な心理状態を歌に乗せてるので、辛いんです^^;)
今回トッドさんお初のマリオ君は。。。どこまでもマリオ君だった(爆)


お話しが悲惨だし、救われないし、幽霊メイクですが。。。なんか気になる作品ですよね。

今回、トッドさんのパイと銘打ったパイを売ってました。
もちろん購入。
くるみ入りのパイで美味しいでしたが、ミートパイじゃなかったのが残念です(笑)




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カレーライフ

2011-06-16 13:21:02 | 舞台関係
6月5日カレーライフ観劇

これは、もぼさんが脚本と言うことで見に行った作品です。(村井良大くんも東京で観に行ったって~♪)
きっとカレーを食べたくなるだろうと思って観劇してましたが、はたして・・・観劇後、やっぱりカレーを食べたくなりました。(食べなかったけど)

さてさてどんなお話かと申しますと。。。
カレーにまつわる人生。。。でしょうか。(以下ネタばれです)

沢山のスパイスが混ざり合って味の深みをまして行くカレー。
いろんな食材がぶつかり合って味の幅を広げていくカレー。

お爺ちゃんの作るカレーで繋がっていた従弟たち。
お爺ちゃんが亡くなって、閉店したカレー屋さん。
お爺ちゃんの長男が亡くなる少し前に、カレー屋さんを買い戻した。
買い戻したトコロから、物語は始まる。

初めは何が何でも再開という意気込みはない。
ただ、懐かしいお爺ちゃんのカレーを思いだすだけ。

小学校の調理実習で作るカレー。
カレー自体は簡単に作れるのに、お爺ちゃんのカレーの味にはなかなかなりません。
受け継ぐべきレシピは記憶の中。
それを紐解いていく。
そこには従弟同士のつながりと、お爺ちゃんの想いが詰まっていた。

たかがカレー。されどカレー。
この物語のカレーは人生だ。従弟同士の、お爺ちゃんの、一人一人の人生の根幹な気がした。

大人になって人生を織り込んだカレー屋さんを継いだのは、一人だけだったかもしれないけれど、その味の中にみんなの想いと人生が織り込まれている。
かつておじいちゃんがそのカレーを作った時と同じように。



物語自体は、ホワンとした穏やかな展開。
そしてキャストも若くフレッシュで灰汁がありません。
若者にありがちな、がなるような熱さはなく、結構淡々と物語が進んでいきます。
出てくる従弟ごとに、いろんな悩みや問題を抱えているんだけれど、その苦悩にスポットは当たっておらず、むしろそれがスパイスみたいな。それをカレーに混ぜ込んで解決して行く様な。そんなお話。
年より役も若手がしているので、ある意味奥行きはあまりないかもしれないけれど、熱すぎず冷め過ぎず。
クスッと笑えるポイントも押さえてて、とても爽やかな物語でした。






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レミ!レミ!!レミ!!!

2011-06-03 13:07:50 | 舞台関係
ご贔屓のいない舞台とは、これほどにゆったり全体を見られるのか。。。。

そんなつぶやきをタレちゃった今回のレミ遠征。
5月26日~29日とゆー超大型遠征でしたが、激貧に加え台風まで追っかけてくる始末。
レミ以外は観劇せず、特に観光もすることなく。。。意外と地味~な遠征でした。
この4日で3公演観たんですが、それが今回の「1985年ロンドン・オリジナル演出」のMY初日であり、MY楽でございました。

もうネタばれでも問題ないかなぁ。
プリシンパル中心に敬称略で感想をちょっこし書いていくザンス。



●バルジャン●
◆今井バル◆吉原バル◆今井バル
流石今井さんです。ブレませんねバルの生きざま。
特に29日は気合いが入りまくりな気がしました。
仮出獄の時の、ひくひく引きつるほっぺとか、以前からしてましたっけ?すっごくジャベを憎んでる感じがしましたねぇ。
リトルコゼットをぐるぐる回すシーンは、以前だと「目が回った?」と言いたくなるくらいふらつくことがありましたが、今回は全然ふらつかないし、むしろ回転速度上がってませんか~?恐るべし、今井バル(笑)
ラストの銀の燭台への頬ずりには、涙が止まりません。
楽しみにしていた吉原バル。四季ではほとんど観た記憶がないんですが^^;
若いバルでいいですね。特に仮出獄の時の荒々しさがバルっぽいなって思いました。
もっと演じこめば、きっともっと特徴的な部分が出てくるんでしょうね~

●ジャベール●
◆鹿賀丈史◆今拓哉◆KENTARO
三者三様のジャベ。
鹿賀さんジャベは流石の貫録です。鹿賀節もしっかり入って大満足です。鹿賀ジャベはギラギラしてないけれど、ちょっと哀愁の様な高貴な感じがするところが好きです。
個人的には一番ジャベとして大好きな今ジャベ。警棒さばきがスンバラです。ファンテの病室での対決で、バルに殴り倒された後スック!と立ち上がってから倒れるってのは、ちょっとびっくりした(笑)
KENTAROジャベは、今ジャベに似てる感じですが、更に更に人間味溢れるジャベでした。めっちゃ良かった~!特に自殺のシーン。あの追いつめられて壊れていく時の恐怖が凄かったなぁ。

●ファンティーヌ●
◆岩崎博美◆新妻聖子◆新妻聖子
岩崎ファンテが思ったより物足りなくって、ちょっぴり残念。なんだろう、声がちょっと弱かった気がするなぁ。
聖子ちゃんファンテは、ホントに可憐でしたね。でもその中に気の強さもちらちら見えて。病室シーンではコゼットの幻影に布団を少し剥いでポンポンと自分の脇に来るように招いているのが印象的。「この手冷たくなる」の部分も、バルに手を見せるって言うより、自分でその手を包んでしまう。ちょっとづつ違いますね。

●コゼット●
◆神田沙也加◆中山エミリ◆中山エミリ
くるくるの巻き髪ではなく、自分のストレートを結んでいたさやかちゃん。こだわりかな?大音量の禅マリとのデュオも頑張ってましたね。
エミコゼは声は細くて薄いものの、個人的には可愛くって良かったなぁ~♪

●マリウス●
◆石川禅◆山崎育三郎◆山崎育三郎
ものっそご楽しみだった禅マリ。この人はすごいねぇ。めっちゃ若い声で歌ってましたよ。唇がエリザの時のフランツ張りにツヤツヤだったらどうしようとドキドキしてたんですが、今回は大丈夫でした。しかし、禅さん、年齢不詳だよぉ(笑)
プリュメ外のバルの屋敷の門の脇をこっそり乗り越えるところ・・・大丈夫かちょっとドキドキしました(爆)
カフェソングのあの熱い歌には泣けた。窓に映る影。床にも姿が・・(でもやっぱ、個人的には白虎隊なんだけど^^;)禅マリいいなぁ。また見たい。
育くんも良かったですね。ってか、安定してますね。エミコゼをちょっとリードしてる感じが微笑ましかったな♪

●アンジョルラス●
◆岡幸二郎◆阿部よしつぐ◆上原理生
安定しまくりの岡アンジョ。素晴らしいですねぇ。彼を返しての時のバリケードに座り込んでいる姿、下から順に学生が座ってて頂点にアンジョ・・・ポスターになりそうでしたね。
初めましてのよしつぐアンジョは小さくて・・・細い!!育くんが初めてゴツイと思ってしまった^^;歌もねぇ、いつものアンサンブーで聞いている時の方がインパクトあるってどうしてかしら。(いや、もちろんちゃんと声は聞こえるし綺麗し問題ないんだけど。。。)お耽美なんだけど、なんだかちょっと物足りないアンジョでした。
理生アンジョは、ベースはきっしぃアンジョかな?って思うアンジョでしたね。「連れて行けよやることがある」の時には、銃で銃をはね上げて動いたり、彼を返してのラストで深紅の旗の端を握り締めたり・・・きっしぃアンジョもしてたな~って思いだしながら見てました。そして歌声のインパクトもバッチリ。

●エポニーヌ●
◆島田歌穂◆笹本玲奈◆笹本玲奈
歌穂エポめっちゃ可愛いでした!これは素敵だぁ~♪女の子女の子しておらず、ちょっとボーイッシュな感じもいいですね。歌は申し分ないし。死ぬところの歌は、ほとんどここえないくらいの途切れ加減が、切なかった。。。
玲奈エポは、今までで一番好きな玲奈エポかもしれない!髪もボサボサで、なにより雰囲気がずいぶん変わった気がする。良かったなぁ~

●テナルディエ●
◆斎藤晴彦◆三波豊和◆三波豊和
斎藤さんテナからはお花を頂けました♪有難うございます*^^*
渋いテナでしたね。テナがカッコよく見えました!
豊和テナは、声量があってブリジョンより声デカイ(笑)。個人的には結構好きなテナだけど、もう少ししゃがれてでない声があってもいいかな。

●マダムテナルディエ●
◆鳳蘭◆阿知波悟美◆森公美子
鳳マダムは迫力ありましたね。ルックス的に一番マダムテナにピッタリでした。
阿知波マダムはいつもの通り、きつくて怖くて。。。最近では一番好きかも。
森公美マダムは、、、ちょっとアドリブがしつこいかもなぁって^^;これは個人的な好みですが、もう少し小言がなくてもいいと思うんですよね~

●ガブローシュ●
◆鈴木知憲◆小宮明日翔◆小宮明日翔
知ガブも明日翔ガブもめっちゃ良かったです。「ついてこい!」も「きけ~!ラマルク将軍が死んだ」もちゃんと聞こえて、しかも可愛い♪ナイスガブっす。
打たれた後、最後の力を振り絞って投げた鞄もちゃんとクールフェラックがキャッチ出来てたし!(キャッチ出来た時には思わず「よし!」って声が出ちゃいます)
清四郎くんが見られなかったのは残念でした。

●リトルコゼット●
◆斎藤真尋◆斎藤真尋◆蒲生彩華
リトルコゼットも良かった~^^子役が出るとホントわくわくしちゃいます☆二人とも、おもいお店の椅子を下ろす時でも、ちゃんと声がぶれずに歌えてたし、スンバラです。

●アンサンブル●
アンサンブルもいっぱいかきたいところですが、キリがないので少しだけ。
今回のインパクトキングは杉山さん。どこにいてもわかるんだもん。ベガーズだって一発で見つかる(笑)そしてインパクトクイーンは谷口ゆうなさん。この方の声のスンバラなこと!オイラの大好きな声でした。ベガーズで真正面からパーンと声が聞こえた時には、ゾク!っとしちゃいました~*^^*
要所要所で見ちゃうのは昆布枠・・いやいや、コンブ枠ですね。うん。気づくとそこ見ちゃうんだよねぇ^^;今回のコンブ、2名ともテナのお店の中ではあまり遊びはありませんでしたね。むしろ、清原レーグルのテナ妻の時の過剰反応の方が笑えた^^
こんなに何回もレミを見ているのに、今回初めてグランの気持ちが少しわかった気がした。ただの飲んだくれじゃないんですね。アンジョが好きで好きで一緒にいるのに、死ぬのが怖くて仕方がないから、飲むしかないんだ。アンジョを崇拝しているのに、他の仲間の様にすべてを捧げられない心の弱さを、お酒で隠してるんだね。
なんだか、キュッと締め付けられる思いでした。
理想に向かってなりふり構わず進める人は幸せだ。
したいのに出来ない心をもてあましているグランは、仲間といながらも孤独だったかもしれないなぁと。
最後にアンジョの死を目の前にして、やっとお酒の力でなく挑めたのかなって思う。
話変わって、大津さんのジョリも可愛いけれど(大津って名前だけで持ってかれますね^^)、土倉さんのジョリも良かった♪京ちゃまが「土倉ジョリの死体は絶品」と言ってたので、確認しましたが。。。地下水路の金歯を抜かれた後の口の開きがパネエっす(笑)
あと、女性アンサンブルで一番好きなシーン。ジャベの死の後のシーン。あそこも良かったなぁ。「教えなかった。死ぬことなど」「くるりとまわるだけ」この女性たちの輪唱みたいな歌が、諦めだけでなく歴史の繰り返しも感じられて切ないです。


何度見てもレミいいですね。
後、約1週間で大楽。大阪にも来てほしかったなぁ。
また、新たなレミに出会えることを楽しみにしつつ。
今回のカンパニーの皆様、そして今までのカンパニーの皆様、本当に素晴らしい舞台を有難うございました。





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