ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

コメント大歓迎!BUT訳の解らない書き込みはザクザク消しますッス!

コンコン、チキチン、コンチキチン♪

2005-06-28 11:35:40 | 呟き
あ~。。。何だかんだと言ってる間に、もうすぐ祇園さんでげすな。
京都の町が一番ざわつく1ヶ月ではなかろうか?
千百年の伝統のあるお祭り。モトモトは疫病が流行ったのを鎮める為に始まったお祭り。
詳しくは、自分で調べよ(笑)

私は祇園さんが好きである。
ここ数年、欠かさず行ってるな。
一番好きなのが、八幡山
どのアタリが好きかと言いますと、左甚五郎作の『鳩ぽっぽ』なトコロ。
この鳩を象った、夜泣き封じの土鈴&笛が非常に好きでして。毎年買ってます。子供いないのに~
でも、今年も買う。二つ買う。一つは、姪っ子あーの為に、ピンクのぽっぽを買うつもり


一見の価値あり。と思っているのが、蟷螂山
虫嫌いの私でも、溜息が出るくらい素晴らしい作りなのだ
虫は嫌いなのに毎回コワイもの見たさで行ってしまう。
コワイ・・・でも、綺麗~すご~いって感じですな。
もし、今年「祇園さん行こう♪」って思っている人は是非見て下さい。(外れの方なので、四条からはかなり歩くけど~)


ま、今年はなんつっても橋弁慶山でしょうな。流行りものですから
流行りものを抜きにしても、誰もが知ってる悲劇のヒーローだけどね。


あとねー、個人的に好みなのは、行者山
何故、好みかと言いますと、役小角を祀った山だから・・・あぁ、単純。
何故、役小角に引っ掛かってるかと言いますと、昔読んだ小説・・・『宇宙皇子』に出てきてたから・・・あぁ、単純。
ま、単純だけど、好きねんもんしょうがなかんべ
余談ですが、宇宙皇子は地上編の途中までしか読んでません。だって、一番好きだった大津皇子が早々と亡くなってしまったので。。。


木賊山も結構好きだにゃ。山鉾に関係するお話なんかも知ってると(もしくは知っていくと)さらに面白いかも


他にも沢山ある山鉾。全部で32基やったっけ?
一日で全部見ようと思ったら、足が棒・・・どころか死体になっちゃうので、見たい山鉾を地図でリサーチしておくのは大切やね。
行き当たりばったりで出会う山鉾を見るのも良いけれど、途中一通のトコロもあるので、なかなか一筋縄では見れないのが祇園さんの宵山やと思ってる。

祇園祭自体は1ヶ月掛けて行なわれる行事だけど、実際宵山以外は行った事がないなぁ
いつか、ちゃんと見たいとは思ってるんだけどねぇ・・・


ま、今年も宵山詣で・・・っつーか、山鉾巡りをして、ビール飲んで、焼き鳥食べて、タコ焼き食べて、焼そば食べて、お祭り気分を満喫するんだイ
お天気良いといいのだけれど


今年はどの山で粽を買おうかなぁ~

さして欲しくもなかったのだが。。。

2005-06-24 19:33:17 | 呟き
茶来というお茶をご存じだろうか?
KIRINから発売されている「苦みいっぷく」のお茶なのだ。
明恵上人が開いた、日本最古の茶園でとれた茶葉さながら、お茶の辿った道を再現したお茶だそうだ。
詳しくはペットボトルの説明を見よ。

ワタクシ、会社では基本的にお茶を買いません。
なぜなら。。。
お湯を沸かして、お茶を自分で入れているから。です。

なのに、このお茶は買ってしまった。
何故だ?

お茶犬、ほにゃららパンダ、ルパン、ワンピースetc.etc.....
大人も子供も魅了してやまない、ペットボトルのオマケ。
私は、「そんな子供騙しのオマケなんぞに、心を動かされないわ!フフン」と、ハナで笑って、おまけ目当てに買っている友達を横目で見ていた。(協力してあげる事はあったけどね)

では、何故、私は、この、お茶を、買ったのか。。。


A:
だって、鳥獣人物戯画なんだもーーーん。全部で4種類のウチの1種類はおさるだったんだものーーーー!!!仕方ないわーーーーー!!!!!


ま、こんなもんです。オタクなんて。
そして、さして欲しくもないお茶を、迷わず買ったのでした。
ゲットしたオマケのストラップは、金のおちゃるでやんす(写真参考)
お茶はまだ飲んでません。

あさがおの花

2005-06-24 19:00:37 | 呟き
はじめに・・・
一旦書いたんよ。なが~いなが~い文章を。
でもね、投稿って押したら・・・ログイン切れてて、アップロード出来ずに消えちゃった
ありえない。。。
そんなテンションで、今からもう一度、この記事書きますわ。。。えぇ、書きますわ



さて、今朝、会社に来る途中で見つけました。
あさがお
この花をみると、夏休みぃ♪と思うのは、私だけではあるまいて。
でも、実際の夏休みまでは、まだ少し間がありますね~。なにより、梅雨がまだ終わってませんし
ともかく、それでも植物達には夏の気配がしている訳です。
夜になると、何処からともなく口梔子の甘い香が漂っているのも、夏やなぁって思うし・・・


なつーなつーもうすぐ夏休みぃ
何処かに行きたいなぁ~


今、一番行きたい場所は久米島。
あの長い長い砂州をほてほて・・・と歩きたいのだ。
スポーツは得意じゃないけど、一応泳げるし。ダイビングはできないけれど、シュノーケリングはできますし
泳ぐぶーちゃん、シュノーケリングを楽しむってな感じ
お魚も美味しいし キジムナーにも会えるかもしれないし


次に行きたいのは・・・
高千穂
天孫降臨の神話の地
ツアーでちょくちょく見かけるけど、ゆっくりしたいんだよなぁ。
ツアーは見どころが沢山見れてお徳 でもゆっくり出来ない
個人旅行は現地にアシがない。電車 で回るのもよいけれど、電車でカバー出来ない所が困りもの。
一長一短やね。


いつでも行く気マンマンな場所は、地獄谷温泉
ここに行きたい理由は一つ
おさるさんと温泉に入れる~(かも)
会いに行きたいなぁ、地獄谷のおさるさん
一緒に温泉に入りたかったら、冬だよね~。
でも、山道歩くのは日の長い季節じゃないとなぁ。。。
ともかく、行きたい


そういや、そろそろよさこい祭の季節。
高知も行きたいなぁ。。。
「おらんくの池にゃ、汐吹く魚が、泳ぎよる」(私の家の池には鯨を飼っているんだよ。まぁ、池と言っても塩辛い大きな池だけどねっはっはっは。って意味らしい)というお殿さまの国だけあって、豪快なお祭りで、だぁ~い好き 一緒に踊ったら気持ちよさそう(日焼けは凄まじいだろうが。)
さわち料理も美味しいし もちろん鰹のタタキは美味しいし
駆けつけ三杯のベク杯の形は可愛いし ついでに箸拳は難しくて忘れたし
ごっくん馬路村もチーズケーキもソフトクリームも忘れられない思ヒ出
・・・っは!忘れてた。高知と言えば、坂本竜馬に中岡慎太郎。山内容堂。それにそれに、山内一豊の妻!(次の大河やったっけ?)板垣死すとも自由は死なず!の板垣さんもやし、はらたいらさんややなせたかしさんもやったけ?それに、いぞーいぞーいぞー(この人を知ってる人は幕末オタクでしょう)・・・食べ物以外にも、忘れちゃならない人をイッパイ排出してる国、高知。あぁ、遊びに行きたい。。。


外国旅行にもイッパイ行きたい。でも、国内だけでもまだまだ、たぁ~くっさん行きたいトコロがある。北も南もあっちもこっちも!

なつーなつー夏休みぃ
学生ちゃんはもうすぐ夏休みぃ
おいらもどっか、行きてぇなぁ。。。



ん?あさがお??
・・・
いやね、楚々と咲くあさがおを見て、その花にくっついてる水滴を見てね(写真でみえる?)
あさがおに 釣瓶取られて もらい水
っちゅー歌を思い出したんよ。
それくらい、心優しく、心豊かになれたらいいなぁ、みたいな事を書こうと思ったの。思ったんだけどなぁ。。。
気づけば、こんな塩梅ですわ。

ショックショックショック・・・

2005-06-23 18:42:23 | 舞台関係
ショックな事って、何故か立続けに起こるようです。

昨日、私の身に降り掛かったショックその1
ご存じのように、ワタクシ、劇団四季が好きです。
もちろん、応援している役者さん、何人かおります。
好きだった役者さんの1人が退団していた事が発覚。。。
あぁ、この役者さんを見るのも、観劇の楽しみの一つだったのに・・・
沢山、素敵な舞台を見せて下さいました
コレからのご活躍をお祈りするばかりです
(っつーか、役者続けて下さいね。探しますから~


昨日、私の身に降り掛かったショックその2
ご存じのように、ワタクシ、宝塚も見に行きます。(ぜんぜん詳しくないけど)
もちろん、応援しているジェンヌさん、何人かおります。
好きだったジェンヌさんの1人の退団が決定。その方の名は初風 緑さん
8月(東京は11月)の宙組さんの舞台がラストだそうです。新聞にそう書いてありました。
ゆったりとした微笑みと歌声が大好きでした。
焦ってヅカ友達にメールしたら、『女優転向するらしいよ』という返事。
個人的には、ミュージカルの世界に残って頂きたいけどなぁ。。。どうなるんだろ?
残りのステージと今後の活躍をお祈り致しております



あーあぁ。。。ふたぁ~つも同じ日に判明せんでもええやんけぇ~
と思わずにはいられない、私なのでした。
ぽっかり穴が空いた気分。

真夏の観劇で、心の穴を埋めて頂こう。。。
頼みましたよ、夏、公演予定の皆様方

八木重吉

2005-06-22 21:19:00 | 問わず語り(マンガ・本・アニメネタ)
八木重吉さんの詩に、夾竹桃が出てくるのがある。
夾竹桃を見ると、その歌を思い出す。
『もう夏だなぁ』と思うと共に、その、ぼってりとした暑そうな紅い色の花に、少し淋しさを感じる。
それともう一つ、思い出す出来事。。。

小学生の頃、モルモットを飼っていた。
名前はコロ
たんぽぽが好きで、マヨネーズもちびちびっと舐めるひょうきんモノだった。
あげるお野菜は、何でも食べた。
学校の帰りに、緑の濃い葉っぱを見つけた。
「おぉ コロにあげよう
そう思って、お家に持って帰った。
ゲージの中にその葉っぱを入れてやると、コロは嬉しそうに食べた。
そして夜。
コロの容態が急変した。下半身が動いていない。
「何食わせたんや?」「いつ頃まで元気やった?」
父が私達に質問する。父は獣医師免許を持っていた。とはいえ、モルモットのこんな症状は初めてだっただろう。
「学校の帰りに取って来た葉っぱあげたぁ~。」泣きながら話す私。
どんなんや?」
質問する父に、どんな葉っぱで何処で取ったかを説明する。
「・・・夾竹桃や。なんでそんなんやったんや。夾竹桃はな、薬にもなるけど、人間かって死んでしまうくらいの毒も持ってんねんで」
小学生の私は知らなかったのだ。夾竹桃に毒があるなどと。ましてや、自分が持ち帰った葉っぱが夾竹桃だとも知らなかった。
父は何かを水で溶いた液体を、スポイドでコロの口の中に流し込んだ。
激しく暴れるコロ。
「これで様子をみよう」
飲まし終えた父がそう言った。
翌日・・・
いつもと変わらないコロがそこに居た。
ケロリとしたもんで、「腹へッター。何かくれ~」とゲージの中からおねだりする。
昨日はあんなに死にそうだったのに!なんてこと!!
嬉しくて、沢山お野菜をあげた。
父に改めて聞いてみた
「コロ元気になった!昨日のお薬は何をあげたん?」
父がニヤリと答えた。
「ハライタの時は正露丸に決まってるやろ。1コもあげたら多過ぎるから、半分くらい砕いてあげたんや
・・・・・正露丸ッスか。しかも、臭い方。
そら、暴れるわな。

元気になったコロは、それから病気をする事も無く数年生き、天寿を全うした。
最期の方、食が細くなっていたコロは、父の誕生日のお祝のお刺身についていたパセリを平らげてから亡くなったらしい。
最後に父からのお祝のお裾分けをもらって、翌日に旅立ったのだ。

今でも夾竹桃を見ると、コロを思い出す。
キュゥッキュッとおねだりする、落ち着きのナイ食いしん坊な姿が忘れられない。






おほぞらのもとに 死ぬる
はつ夏の こころ ああ ただひとり
きょうちくとうの くれなゐが
はつなつのこころに しみてゆく

         八木重吉/夾竹桃

夕陽が背中を押してくる

2005-06-22 19:26:19 | 呟き
夕陽が背中を、押してくる
真っ赤な腕で、押してくる
歩く僕らの後ろから
でっかい声で、呼び掛ける
「さよなら、さよなら。
さよなら、君たち。
晩ご飯が待ってるぞ。
明日の朝、寝過ごすな」

夕陽が背中を、押してくる
そんなに押すな、慌てるな
くるり振り向き、太陽に
僕らも負けず、どなるんだ
「さよなら、さよなら。
さよなら、今日の日。
素敵な、いい日だね。
さようなら」


梅雨入りしたのに、ぜんぜん雨の気配が無い
先日、会社の帰りにあーに会いに行った。
あーの家に行く途中で見かけた太陽。とってもキンキラで綺麗だった。

夕陽を見れる時間帯に、出歩く事がほとんんだ無くなった、ここ数年。
夕方の町は、太陽とおんなじバラ色に染まる。
綺麗な夕陽に出会うと、心も町と同じようにバラ色に染まるよね

あーの家に行く道で夕陽を見ながら、上に書いた歌を思い出した。
むかーしむかし、合唱団なるものに在籍していた頃に習った歌。
誰の作品かも覚えて無いけど、夕陽を見ると思い出すのだ

なんだか、温かい歌やと思いません?
「今日一日、ありがとう」って。
「明日もよろしくなー」って。


来週くらいから、本格的な梅雨になるのかな~?

宣伝マン

2005-06-20 16:11:56 | 舞台関係
今日は仕事がなくって、ヒマです。(  それはダメです。自慢できません。自分

なので、本日3本目のブログ書いてます。(  それダメです。自慢できません。自分

さて、何ゆえ3本目の筆を取ったかと言いますと・・・

私の大好きな劇団の宣伝しちゃおうかなっと自主的に思ったからです。


今までにも、何度かご紹介しております劇団M.O.P.
この劇団、いつの頃からか、活動がになっております。(チューブみたい

夏と言えば、M.O.P.
M.O.P.と言えば夏

そんなこんなで、今年もM.O.P.の夏が来ます。

今年の芝居、タイトルは・・・
水平線ホテル

赤毛好きのマキノさんが選んだ物語りの舞台は、どうやら今回はイッタリアーンらしいです。(ご出演の岡森さんのごぶもり日記参照)

ところで・・・マキノさんってご存じです?
NHKの朝の連ドラ『まんてん』だとか、夜にしてた『ある日、嵐のように』を手掛けた方です。
石渡治さんのマンガ『HAPPY MAN』の原作だとか、舞台だと、『おはつ』とか・・・ともかくイッパイ
ともかくマキノさんのお話は、燃える! 泣ける! そしてキマる! んです。しかも、めっちゃ笑える!!
そして見終わった心の中に、何かプレゼントが置かれているはず

今年は20周年と言う事で、外部で活躍中の役者さんもみぃ~んな『水平線ホテル』に駆けつけます!
豪華ですよっ
テレビや舞台で見かける、あの人やあの人が見れますよん


お芝居なんてわからない。
お芝居なんて難しそう。
お芝居なんて敷き居が高そう。。。
・・・っちっちっち そんなあなたもきっと楽しめます!


公演は
京都  7月9日(土)京都府立文化芸術会館
大阪  7月16日(土)~18日(祝)松下IMPホール
東京  7月22日(金)~28日(木)紀伊國屋サザンシアター

金額は4500円。映画よりは高いけど、だらだら~っと遊ぶよりは安いと思うぞ。

騙されたと思って、一度見て下さいな
新たな世界が見つかるかもよ?

まだまだチケットあるようです!
是非是非是非!!
お友達・ご家族・恋人・近所の人・・・いろ~んな人と一緒に見に来て下さい!

夢見たものは・・・

2005-06-20 13:37:33 | 問わず語り(マンガ・本・アニメネタ)
ワタクシが個人的にお邪魔しているブログさんのところで、詩集の話題が登っていたので、私ものっけてみた

写真の上に乗っている方の本は、私がいろいろウダウダと悩んで(と言う程たいしたものでは無く、愚痴ってた程度なのですがね)いた時に頂いた本です。

立原道造『ゆめみたものは・・・』

詩は、ここでは紹介しませんが。(気になる人は、本屋へGO
非常に柔らかい、温かい言葉で綴られた詩です。

とても好きになったので、頂いてから数年後、文庫本で詩集が出たので購入しました。(写真の下の方の本)


何かに付け、ひも解く・・・と言う程のバイブルではありませんが、ある時、無性に浸りたくなる世界を道造さんの詩に感じます


立原道造と巡り合わせてくれたのは、私の愚痴を親身になって聞いてくれた友達。
今ではまったく連絡を取り合わなくなっておりますが、今でもこの詩集は大切にしてます。


他にもね、高村光太郎とか、北原白秋とか、谷川俊太郎とか、草野新平とかも好きなんだけど。。。

京劇水滸伝 ~野猪林~

2005-06-20 12:04:31 | 舞台関係
今回、観劇致しましたのは、京劇でございます。
しかも!水滸伝です

水滸伝の中でも初めの方のお話。林冲が魯智深と出会い兄弟の契りを交わす。その後、高キュウ(漢字が出ない)の恨みを買った林冲が、冤罪を掛けられ滄洲へ流される・・・という下りです。梁山泊に入山するまでのお話です。
滄洲へ向う途中で、林冲が命を狙われた場所が野猪林なのですよ。ま、水滸伝では有名な場面の一つと言えるでしょう。
水滸伝の全場面を上演せず、この場面をチョイスしているのが今回の京劇なのです(長い話なので全場面上演すると、上演時間も長くなりますからね~ いわゆる、美味しいトコ取りって感じかな。)

ではでは・・・いつも通り、役別に見てみましょう~

林冲 葉金援
武生・・・立ち回りを主とする役柄。
梁山泊で1,2を争う武術の達人。禁軍五十万を率いる武人である林冲は、非常に衣装も美しく、多彩。しかも、立ち回りも多い!!槍も使えば、剣も使う
舞台に出ずっぱりで立ち回る姿は、いやはや、カッコ良かったッス
お顔が非常に優しい方でね、ニコっと笑うと、めちゃめちゃ人がよさそうなのですよ。私の中の林冲のイメージはもっと無骨な軍人だったので、こんな林冲もイイかなと思わせてくれました。

魯智深 羅長徳
花臉・・・隈取りのある役。主に、抜きん出た英雄とか魔物とか悪役、滑稽な役が隈取りをしますね。魯智深の場合、抜きん出た英雄っていうより、人間離れした強さの象徴かも。。。
水滸伝の豪傑と言えば、この方、魯智深が先ず上がるんですがね、非常に親しみやすい人懐っこい笑顔は、智深の人の良さを表していたように思いました。

高キュウ 黄彦忠
花臉。悪役です!
初めはただのゴロツキだったのに、天才的な蹴鞠の技を足掛かりに皇帝の寵臣となった、狡猾な男。高キュウを見ていると、藤原鎌子を思い出すのは私だけだろうか・・・
パンダちゃんみたいな隈取りなのに、威厳があるの~。すごいな。

張氏 尚偉
青衣・・・良家の貞淑な女性役。
紅一点。(ホントは侍女がいるから、紅二点なんだけど~)林冲の妻の役です。高キュウの養子に目を付けられ、林冲が冤罪で滄洲へ流された後も貞節を守り、結局自害してしまう哀しい役柄。
唱を主とする役だけあって、非常に美しい声でした。
友達のY那さんって人に面影が似ていて、彼女、元気かな~と思いつつ、歌声を聞いてたのでした。

李小二 李丹
武生
林冲の元部下。高キュウに武術を見せてる途中に気分が悪くなってしまった事を理由に禁軍を解雇された可哀想な人
後に林冲を助け、梁山泊入りする訳なのですが、非常に身軽でね、コレぞ京劇!って動きをしてくれます。お顔が、ちょっと・・・インド舞踊?って思ったんだけど。おメメぐりぐりで

高世徳 梅慶陽
文丑・・・滑稽味のある役柄。顔の中央を白く塗ってます
林冲の妻に横恋慕する、高キュウの養子。バカな放蕩息子。
ホンマに、おバカで笑えます。でもね、衣装がなかなか素敵でした。内側に梅の刺繍が施されててね、遊び人って感じを出していると思いましたね。

陸謙 葉江翔
文丑
どの人の訳を読んでも、陸謙だけは好きになれない
最後は林冲にグサリと刺されて果てておりました。しかし、今まで読んだ中で一番賢い陸謙でした。


以上が役別の感想。総合的な感想はね、今まで見た京劇の中で、一番物語り色の濃い作品でしたね。『水滸伝』って言う事を抜きにしても、一番好きな作品かも。
立ち回りも多いし、物語としても起伏に富んでいる。女性の立ち回りが無い分、きらびやかで華やかな印象は少ないけど、男性の衣装が綺麗だし、それはそれで見ごたえがあったと思うんですよね
京劇ではなんて言うんだろ?アンサンブルとは言わないだろうなぁ 沢山いる立ち回りの役者さん達も、毎度の事ながら凄いなぁって思う。しかも、今回は悪い手下の時と、禁軍の部下の時と、町のならず者の時と、役柄が幾つかに別れてて、あ、この人さっきみた~とか、そういった楽しさもあった(いや、毎回ない訳では無いけれど、イメージがこれだけ変わるのも少ないなって思って)
西遊記の様に、動きが凄いのもウハウハして楽しい。白蛇伝の様に、女性の立ち回りがあるのは衣装がとても美しくて、動きもしなやかで楽しい。でも、今回の様な、物語り色が濃いのも良いなぁと思ったのでした。

今後見たいのは、やっぱ、『覇王別妃』だなぁ。

ちなみに、パンフは売り切れだったのだ・・・残念

飲み友達

2005-06-17 15:27:58 | 呟き
先日、仕事の打合せに行った帰りの駅で、ばったり前の会社の飲み友達に会った
私が会社を移ってからは、一度会ったきり、一緒に飲みに行く事はなくなっていたので、会う事自体、すげーーー久しぶりだったのだ。

私「ひさしぶり~
友達「・・・  おぉ~、久しぶり!雰囲気違うから解らなかった」

コンタクトにしてたんだけど・・・コンタクトにするとメガネとは雰囲気が変わるらしい。

元気にしてるか~?とか、
また、飲みに行こーや!とか・・・
他愛もない話をしつつ、ひと駅だけをご一緒し、相手は客先へ、私は会社へと戻ったのです。

名刺をもらっておいて、いつでも連絡できるようにメールを出しておいたのね。
・・・そしたらさ。
翌日にメール

夕方に客先納品。直帰予定やねんけど、軽く飲みにいかへん?

ぶぶぶーーーーっ
ホンマに飲むのん好っきやなぁ・・・と思いつつ、即OKな私なのでした


数年ぶりに飲みに行った訳なんだけど。ぜんぜんお互い変わらないのね

最初にビールを注文し、その後、大神っていう焼酎をほぼ1本、二人で飲んだ。
当時、3バカ大酒飲み大将と可憐な3人娘という組合わせで飲んでいた。
もちろん私は可憐組ね。(そこ、疑うな
今では、可憐な3人娘の内私を除く2人は嫁に行き、3バカの1人は遠い所へ行ってしまった
いろいろあったけど、時間は随分経ったけど、また一緒に昔のように飲めるっていいよね
誰にはばかる事なく、こだわる事なく、気取る事なく、いなくなった人の話もできる。そこがまた、いい。

そんな昔話をしつつ、お互いの趣味の話をしつつ、阪神の結果も気にしつつ、今の仕事の文句を大いに言いつつ、ゆっくり飲んだ。お互い、自分らのペースで。

いいなぁ。友達って。
会っていない時間がすぐ縮まる。

気づくと11:30だった。
軽く飲んでいこー・・・って言ってた割に、ガッツリ飲んだな


っうわ!終電ヤバイ
急いで清算を済ませ、「また飲みに行こや~」と声を掛け合って、友達は走って地下鉄への階段を下りていった
私の終電までにはまだまだ時間があったので、の~んびりテクテク駅へと向った。



今度は、地酒を飲みに行きたいなぁ。。。(聞いてるか~?友達連中~!どのメンバーでもおっけ~よぉ~