ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

コメント大歓迎!BUT訳の解らない書き込みはザクザク消しますッス!

激貧でも飲む輩

2012-10-25 13:19:25 | 食べる・食べる時・食べれば・食べれ
観劇仲間の京ちゃまとご一緒する、お江戸遠征の新幹線の席を押えるために京都へ行きました。
新幹線を無事押え、夕食をご一緒することに。
奇しくもその日は京ちゃまのお誕生日!(って、知っててこの日にしたんだけど・笑)


そんなわけで、京ちゃまが気になっていたスペイン料理屋さんへ行きました。


まずは付き出し2品。

せせりのほにゃらら。
生姜がほんのり香って美味しいかったです。


万願寺唐辛子とチョリソのほにゃらら
チョリソって聞こえたんだけど、ウソかもしれない。だって辛くなかったから。
こちらも美味しい♪


さて、定番のメニューから選んだのはこちら。

アボガドとエビのサラダ
久しぶりのアボガド。めっちゃ美味しいです!


ムール貝とハマグリの怒りんぼって頼んだのに出てきたのはシェリー蒸し。
注文したものと違ったけれど、こだわらない二人ですので、美味しくいただきました(笑)
ムール貝よりハマグリの方がジューシーで美味しいですね。ちょっと塩気が強い一品でした。
写メ取り忘れましたが、このお汁がもったいないのでパンを1個頼みました。
貝のお出汁をつけて食べるパンは格別でしたの事よ。


サングリア
一発目のビールを飲み終えたオイラはサングリアを注文。カラフェで頼んだので、京ちゃまと一緒に飲みました。


器が可愛い。
スペイン~♪って感じの絵付けが可愛いですよね。

おすすめボードからはこちらをチョイス。

茄子のラザニア風
ナス大好きなんだもーん!
茄子とトマトとチーズのタッグは絶品ですね。ものっそ美味しかったです。

このころには満腹~♪
でも、もう一品。おすすめボードから注文しておりました。


バスク風 マグロのほほ肉の煮込み
牛肉の煮込みを思わせる色合いですが、香りがお魚!ものっそ和風な香りがします。
一口食べると、美味しいお魚のお出汁がブワッとお口いっぱいに広がります。
満腹だったけれど、お肉と違って油っぽくなくあっさりしているので、しっかり食べることができました。

で、飲み物追加。


おすすめの赤ワイン
メニューの星マークはおすすめってことでしたので、注文。
マグロを突きつつ飲みました。

ワインを注文したので、アテにもう一品。


プチトマトのピクルス
このピクルスが感動的に美味しいの!
赤いトマトは完熟柔らかジューシー。青いトマトは歯ごたえを楽しめます。
いや~。。。このピクルス、山盛り食べたかった(笑)


9月の爆走エリザが祟って、いまだ激貧から抜け出せないオイラですが、しっかり飲んで食べちゃいました。
まぁ、お江戸でも同じ面子で食べちゃうんですけれど。


さて遊んでばっかりおらんと、しっかり稼がんとイカンね。
脱☆激貧。
頑張れ、オイラ!


あ。
お店の名前解らないや^^;
京都駅の近くでーす。


追記
京ちゃまがお店の名前を教えてくれました。

EL POLLO(エルポジョ)

京都駅の近くです。おすすめでーす♪








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ごいさぎ

2012-10-18 09:23:08 | 問わず語り(マンガ・本・アニメネタ)
先日、長々と時間をかけて読んでいた小説、北村薫さんの「鷺と雪」を読了しました。
つい今しがた、この作品が三部作の第三部だと知り軽くショックを受けてます(笑)
一部「街の灯」二部「玻璃の天」を積読してるのか持ってるのか・・・読んでいないことだけは確かなので、確認せねば^^;

さて、この小説の中にお能の「鷺」という演目が出てきます。
鷺が醍醐天皇の前で舞を舞って五位の位を授かるって話だそうです。(あ、要約しすぎ?)
この演目は、白鷺の冠をかぶり白い衣装で舞われるそうです。
元服前の子供か還暦を過ぎた演者が、直面で演じます。
シテの顔を直に見せるというのは、生臭さをそぎ落として演じるお能では珍しいことです。なので演者は元服前の子供と還暦を過ぎた老人という、人を超越した神として扱われる存在を使うのでしょうね。
それ以外の場合は、延命冠者という面をつけるそうなんです。
それだけ神聖というか霊的な存在を表す演目なのですね。
本を読みながら、最近全然お能に行ってないなぁとか思いつつ、もし演目に鷺があったら観に行きたいなぁと思った次第であります。
なかなか上演しない演目らしいので、そうそう出会えないかもなぁってのがネックですね。



ちなみに、ちょっとした川なんかでよく見かけるゴイサギという鷺がいますでしょう?
これ、このお能の物語の元となった故事にちなんでつけられた名前だそうです。
ゴイサギ → 五位鷺
なんですって。
私らなんかより、よっぽど位が上の鳥だったんですねぇ。







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岸田國士短編集 ある午後の出来事 紙風船・屋上庭園・かんしゃく玉

2012-10-15 10:32:07 | 舞台関係
10月12日 劇団ひまわり研修科公演 岸田國士短編集 ある午後の出来事 紙風船・屋上庭園・かんしゃく玉 を観てまいりました。

オイラの大好きな女優さんである林英世さんが演出ということで観に行ったのですが、たぶん初めて岸田戯曲を見たのだと思います。
あまりにも有名な岸田國士…ではありますが、ワタクシ、まったく今までご縁がございませんでした。

今回観たお話は、生活の一部を切り取ったお話。。。昭和の香りがセピアに迫る作品ですね。
何か事件がおきたりドラマチックな展開があるわけではなく、何気ない日常だけに難しそうな気がします。
しかも昭和の初期~中期頃。言葉遣いや男女関係の位置など、今とは違う微妙なところを表現しないといけません。
何気ない一日ってのが一番演じるのが難しいのかもしれませんね。

紙風船は、ある休日の夫婦の会話。
ケンカするでもなく、かといって仲良くベタベタするでもなく。。。お互いに少しの不満を持ちつつ相手を想っている。。。みたいな。そんな感じ。
二人のとめどない会話に紙風船が割って入ってラストなんですが、この紙風船がいい感じに二人を治めるといった感じでしょうか。
旦那役の方がかなり大きめの声で、妻役の方は少し小さな声で、、、控えめな昭和の妻っぽいけれど、ちょっと聞き取りにくかったな。

屋上庭園は、学生時代友達だった二人が細君をつれてデパートに来たのにばったり出くわし、屋上で語り合う話。
二人の男の身の上の違いと、その連れ合いの違いを比較しながら、どちらが本当に幸せだろうか・・・と考えてしまう作品。
面子とか虚勢とか、、、ちょっとした身分の違いなんかが見え隠れする。
男二人の会話で「君」とか「細君」とか「~かね」とか使われるので、紙風船の時の夫婦の会話よりさらに昭和色が出る言葉づかいな気がします。
個人的にはこの作品が一番好きだったかな。

最後のかんしゃく玉は、コミカルな部分が結構ある作品で、クスっと笑う部分もありました。
ビフテキとか扉の開け方(ノブを回す仕草)とか、細かいところが昭和だなぁって思わせてくれる作品でしたね。
ただ、かんしゃく玉をパンパン鳴らすのは近所迷惑だ・・とか、現実的なことを考えちゃいました(笑)
個人的に(演技とかではなく)、このストーリーはあんまり好きじゃないかも。。。


本当にオイラの個人的な好みだとは思いますが、全体を通して思ったのは、もう少し固い喋りをしてもいいんじゃないかなってこと。
まだ、今ほど女性が自由に発言ができなかった名残のあるような、そんな感じが良かったなぁと思います。
たまにね、今風の雰囲気が言葉の端々に顔生出すんですよね。どこがってうまく説明できないんですが^^;
今回演じられた方はすでに平成生まれなのでしょうか。
私たちが大正や明治を想像するのに昭和の初期~中期は近いのかもしれませんよね。



英世さんは、温かい目で見て。。とおっしゃってましたが、岸田國士、面白かったです。面白いと思ったってことは、役者さんたちがちゃんと伝えてくれてるってことだと思います。
これからどんな役者さんになっていくのか、楽しみですね。






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ペコロスの母に会いに行く

2012-10-12 14:28:29 | 問わず語り(マンガ・本・アニメネタ)
お友達のブログで紹介されていた本です。
どんなのかなーと思って、昨日本屋さんでGETいたしました。


老老介護のお話なんですが、4コマ漫画でとっても穏やかに描かれてて、心がホッコリ致します。
多分実際はもっともっといろんなことがあるのだと思いますが、それもこれも全部包み込んでお母様をほわっと描いているんですよね。
昔と今と彼岸と此岸が、並行し交差し混ざり合って描かれています。


祖母を見送ってからぼんやりと思っていたこと。

「忘れる」ことは最悪なことだろうか。

自分の中で繰り返されるこの問い。

祖母は認知症の認定は受けていませんでしたが、晩年は何度も同じことを聞いたり話したりが多くなりました。
骨折してからは特に酷くなりました。
同じ説明を何度もすることが正直、疎ましい時もありました。

命とは、芽生えたその瞬間から死へと向かって進みだします。
近しい人の死は「死」について考えるきっかけとなるでしょう。
自分の体の衰えを感じた時も「あぁ、時は待ってくれない。」と先にある死を感じるでしょう。
でもそこに自分が死ぬことはまだ少し先だと、今ではないという余裕があると思うんです。
実際に自分の死と向き合うのは、身内や親しい人との別れや老いを感じた時ではなく、自分は死ぬんだって死期を認識したときかなって思います。(実際にすぐ死ぬとかそういうことではなく、先だという認識が無くなるって意味です)

私は死を考えるとき、深い深い真っ暗な闇に自分の魂の消失である無を考えて恐ろしくなります。
でもその怖さは一瞬。。。もしくは考えている間の事だけで、常に感じるわけではありません。日々の生活や興味のあるものが、その考えに留まらせないからです。

でも、あの無に考えが至った時のゾッとした孤独感を思うと。。。 
死へと向かっていくその過程で、忘れることは必要なんじゃないかなって思っていました。


この本を読むと、ペコロスさんのお母様の元にいろんな故人が訪れてきて、とってもいいなぁと思ったのです。
私の思っていた怖いことから逃れるための忘却ではなく、懐かしい人たちに会うための。。。そんな印象を受けました。

ま、実際にはそんな穏やかな時ばかりではないのは解っていますが、ペコロスさんはそうやって受け止めていらっしゃるんだと思います。


別のブロガーさんが書いてらっしゃったんですが、「元気だったときに何でも私たちの要望を聞いてくれ、わがままや意地悪を言わなかった義母。病気が言わせるわがままは、きっとわがままの単位が足りなかったので天国に行く前にあわててそろえていたのかも。わがままの単位をそろえることは、恩を返せないまま残される人たちのためになる」と。
このわがままの単位をそろえるためにすることとは、ざっくり言うと介護の事であり見舞いであり触れ合いの事だと思う。
「面倒を見なきゃいけない」ととらえずに、義母の旅立ちのための単位をそろえるお手伝いをしているのだととらえていらっしゃっり、それは残されたものの為でもあると書かれていたのが目から鱗だったのです。

ペコロスさんも、地元に戻られた時に「間に合った」と思ったそうです。

オイラは本当の介護の大変さを知らない。
でもいつか、そう遠くない未来に、こんな気持ちで接することができればいいなぁと思ったのであります。

ペコロスの母に会いに行く・・・は、映画になるそうなので、完成がとっても楽しみです♪

映画の公式サイトはこちら → 
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輝ける皇妃 エリザベート展

2012-10-09 16:20:37 | 呟き
会社で招待券を2枚もらったので、姉と姪っ子をお誘いして「輝ける皇妃エリザベート展」を見てまいりました。

キラキラふりふりが大好きな姪っ子は只今、小学校2年生。
そろそろこういった展覧会を経験するのも良いでしょう。と言う事で、一緒に行きました。
大きすぎない「えき」での展示は、集中力の切れない範囲で見ることができて丁度よかったと思います。
背が低いので、高い位置にある展示物は良く見えないので抱っこが必要ですが、見ているものに興味を持って見ることができてたと思います。(もちろん、彼女の興味のないものはスルーでしたが・笑)

姪っ子が一緒でしたので、今回は音声ガイドはパス。
でもガイドなくても十分楽しめました。

一番最初に入ってすぐの展示品が、シシィの7歳の顔の像でした。姪っ子もちょうど七歳で、なんだかちょっとご縁を感じましたね。

姪っ子は小さな絵画にはあまり興味がなく、一番興味を示したものは宝飾品(爆!)次いで調度品。
やはり立体的なものの方が視覚的に解りやすいからでしょうか。
中でもシシィの星の髪飾りが非常に気に入りまして。一生懸命見て、3回も4回も見直してから、外に出てスケッチを描いてました。
他にもゾフィーのブレスレットとか黒貴石のブレスレットとか。
結婚式の時の装飾品も気に入っていたようです。
扇でも、スパンコールを散りばめたのがお気に入りだったようです。一貫してキラキラ好き(笑)
大きなシシィの肖像画は一生懸命見てました。(袖口に薔薇がついた肖像画)
「お星さまがいっぱい」と姪っ子が言うので改めて見て初めて気づいたのが、ヴェールにちりばめられた小さな星。刺繍のに気を取らていましたが、淵飾りの刺繍のほかに全体にちりばめられた小さな星に姪っ子は気づいたわけです。あれは銀糸で刺繍してるのかな、それともスパンコールみたいのものを縫い付けてるのかな。絵画なので詳細は解りませんが、ヴェールがとてもきらめいて見えました。
そう思ってよく観てみると、星をモチーフにしたのかなと思われるのがいくつかあったので、シシィは星が好きだったのかなぁと思いました。しかし姪っ子、よく気付いたなぁと、感心いたしました。
目線の高さの違いもあるけれど、感性の違いもありますよね。

唯一一点のみ飾られていたドレスは、オイラが「後ろはこんな形やで、可愛いね」と後ろも見るように促すと「でも前の方がきれい!」と至極もっともな返しをいただきました。
もう少しドレスの出展が欲しかったなぁ~。(この際、レプリカでもいいから)
でもこのころのドレスは形も色味もシンプルが流行ってたのかな。写真のシシィもそんなに華やかなドレスはないですよね。

そのほか、馬具や犬の飾りなんかも身近に知っているモチーフなので、楽しかったようです。
二人のアルバムのところでは、「写真見たーい」って言ってました。
エリザの棺を納めた時のドライフラワーに至っては、「かれてるやん」と^^;確かに。

姪っ子なりに、シシィの世界を堪能したと思いますよ。


で、オイラはと言いますと。。。

結婚式の衣装をローブに仕立て直しているのが素敵でしたね。花嫁衣装を作り直す話は知っていたのですが、改めてこういう事かと納得いたしました。
ミュージカルの中で、妹たちが生まれた説明の後に長女のゾフィーが旅先で死ぬので、てっきり5つか6つになってるのかと思いましたが、2歳で亡くなってるんですね。あの棺の大きさに納得いたしました。
たけこ姉がピックアップしていたハエの飾りは・・・ハエだと思わなければ・・まぁ、うん。って感じ(笑)←虫が苦手。
コルセットとかベルトとか、もはや人間の胴体の幅を保持してない~ToTと思いつつ見ましたよ。黒のコルセットなんて、はじめ帽子かと思いましたもの。ベルトに関してはなんだかわからなかった。
髪の毛を下してるシシィの写真も綺麗でしたね。姪っ子は怖がってましが(笑)
シシィのデスマスクも興味ありましたが、意外に穏やかな表情で、ホッとしたような物足りないような^^;
星の髪飾りのところで、ブリリアンカットとの違いを説明してありました。まだブリリアンカットが発明(発見?)される前の宝石って、ガラス玉より光らなくって結構ガッカリしがちなんですが、これはキラキラと美しかったですね。しかも実物はもっと古めかしいのかと思ったら、新品と見紛うピカピカさ!150年程度ではアンティークな感じは出ないもんなんですね。
そのほか、なぜシシィの美貌がそれほど珍重されたかの理由もわかっていろいろ収穫が多かったです。



最後に図録を買ったんですが、無駄に高級感満載の起毛の表紙で、持った瞬間ビビるのですが(笑)写真もふんだんに載っているのに、¥1980-とリーズナブルな図録です。
図録特有の、あのものっそ重い紙も使用してないらしくサイズも小ぶりなので軽いです。(紙が軽いその分、たぶん発色は悪いと思う。個人的には気になりません。←そこまで美術人じゃないので、発色に目くじら立てません。)
個人的にはこの図録はお勧めです♪

エリザ展、行こうかどうしようか迷ってらっしゃる方は、行くべきですよ。
パンフレットなどでよく見る写真以外のシシィもいっぱいです^^









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僕図書 二学期

2012-10-03 20:38:53 | 舞台関係
初めは東京公演しかなくガッカリしていた「僕等の図書室2」ですが、10月2日に大阪公演が行われたので行って参りました。

前回、かなりテンションの上がった僕図書です。
6人いる先生の中から4人の先生の読み聞かせです。
大阪公演は1日しか授業が持てなかったので、リュウ先生の「ピーターパン」と教育実習生ゆーき先生の「ピノキオ」はありませんでした。ザンネン。

では、各先生ごとの感想を敬称略で・・・



一つ目の朗読への導入は、村井先生の妄想タイムでした。
前回は女子生徒の告白がテーマでしたけれど、今回はいじめ問題から怪しい愛への発展系でした(笑)


●まぁくんの「走れメロス」■大山真志 ◆井深克彦・滝口幸広
ミュージカル仕立てで語られるメロスのお話。
個人的にかなりHITでした。声も良く伸びてたし~♪不安定な部分ももちろんあるけれど、そこは若さとユニークさでカバー。スンバラなお手並みです。
オイラといたしましては好きなお声でしたし、大満足でした。
ストーリーもほぼマンマ。(と言っても、走れメロスの細かいストーリー忘れてますが^^;)
難しい言い回しを現代口語訳(若者言葉)にし、登場人物の思いを今風に面白くアレンジ。
なんだかんだで、ラストは感動したオイラでした(笑)


二つ目の朗読への導入は、たっきー先生。(だったと思う^^;←記憶がすでに怪しい・・・)
ホントにこの人は爽やかな笑顔ですね。
繋ぎのショートなので、用意ができるまで繋がなければいけません。途中から質問コーナーになってました。今回なかったピノキオでコオロギ、ジミニー・クロケット役をされてるのかな?そのリクエストとかありましたね。


●かっちの「沖田総司」■井深克彦 ◆中村龍介・村井良大
ううう・・・新撰組かぁ。感情が入り過ぎて評価できない。
かっちの総ちゃんはとってもOKなんだけど、内容がイマイチ。。。個人的にウチの総ちゃんはサミー(近藤さん)&土方命!な人なので、二人の行動に疑問を抱きません。自分の剣は二人の為に使うのだと山南さんの件を除いては疑ってないのです。ある意味、以蔵の武市信仰にも似ているかもしれません。
そしてサミーは自分の歩む道に間違いを見出しません。この話のようにあんな早い時点で「滅びる」なんてこと、露にも考えてないはずです。世間の評価も気にしません。そんなサミーだからこそ、土方が屋台骨として支え鬼に徹することができたんだと思っているので・・・オイラと考え方が違い過ぎてどうしても受け入れられませんでした。
鴨さんもしかり。。。ウチの鴨さんは永倉可愛がり論を取っておりますが、沖田可愛がり論もありますよね。もし今回のように「それでいい」と言わすのであれば、それまでの話の中にその伏線が必要かと思います。登場人物を極力控えるのなら、せめて沖田を可愛がるシーンがある方が斬られた時のセリフに納得いくかなぁと。
あ、土方はあれでOKです(爆)
オイラの中で土方別格なので、中途半端にカッコよかったりいじられるとムッとしちゃうと思うんですが、あそこまで気持ちよく外してくれると問題ないです。ただ、オイラのなかで村井君は平ちゃんなのでそこが不満(爆)
総ちゃんの死ぬシーンは良かったですね。黒ネコに捕らわれてないところが良かったです。土方の死で新撰組の幕引きもGood。
新撰組の評価なんて、間違いなく土方が写真を残した事に大きく左右されてると思います。土方がブ男だったら、こんなに新撰組を熱愛する女子は増えなかったでしょう。
あぁ。。。かっちゴメン。感想にならぬ。。。


三つ目の朗読への導入はリュウ先生。
以前は不良キャラだったのに、今回はどうして更正しているのかを語ってくれました。語ってくれたんだけど。。。拳銃はすでに不良から逸脱してますけど~???(笑)
リュウ先生に拳銃似合いすぎでした。


●ムライの「三銃士」■村井良大 ◆井深克彦・井深勇貴
ここにきて、カステルモール登場。えぇそうなんです。ワタクシ、シャルル・ド・バツ=カステルモールも好きなんです。マルキ・ド・モンテスキューのお酒を落札するくらいに!
そしてダルタニャン物語が大好きです。(いまだ読み終わってませんが^^;←何年かかっているんだか。)
なので、この話も感情が入り過ぎて全然評価ができなかった。。。しくしくしく
ともかく、まず、ダルと三銃士の出会いが納得いかず。あの何とも軽い(笑)生死を分けた戦いをしてこその友情でしょうよ。
三銃士よりも先にローシュフォールとは出会ってなきゃおかしいし。っつか、陽気なローシュフォールはどっちかっていうと20年後編。
ポルトスは伊達男なのであんなの嫌だ。きっしぃの初期ポルでさえ拒否したのに(爆)
何よりダイヤの房飾り(首飾り)事件の時のダルは銃士見習いですけどぉ?まだ銃士になってないんですけどぉ?
ただ、村井君ダルにはガスコンくささが感じられて、そこは好感が持てた*^^*
アンヌ王妃はスペイン系ですよね。。。あ、フランスの西に当たるから関西弁でOKか(爆)ってか、このアンヌけっこう好きかも。
ルイは意外にしっかりしてましたね(笑)
もう原作の影も形もなくなってて、なんだかなーって思っちゃいました。


四つ目の朗読への導入はゆーき先生。
まだ教育実習生ならしいです。生徒からラブレターをもらったと思って喜んでいたら、おかんの手紙だったってオチ。ダンスが素敵でしたね~。パンフのお顔を見てると、なんだか目元がきっしぃに似てます。(きっしぃよりもっときゃしゃですが)


●たっきーの「智恵子抄」■滝口幸広 ◆大山真志・中村龍介
そんなにもあなたはレモンをまってゐた
はい。僕図書2の一番のお目当ては、やはり智恵子抄でした。たぶん構成は変わっていないと思うんですが。。。詩の読み手がひとり変わったのと、やはり読み込みの関係でしょうか、それとも約半年のたっきー先生の変化でしょうか。。。以前より少し感情が前に出ている気もしました。
まぁくん先生の「チィチィチィチィ」の声のトーンが、オイラの思いと違って。。。あぁ、こういうトーンもあるんだと感動したのです。まぁくん先生はホントに声が良い。もっともっと聴きたいなって思わせてくれるトーンでした。メロスとは大違い(笑)
今回もやはり大泣きだった智恵子抄。
カテコでたっきー先生がおじい様の最期と重なると仰ってましたが、オイラの場合は祖母の最期と重なります。たぶん、誰かを見送った人は自分の大切な人を重ねてしまうんじゃないかと思いました。そして十和田湖畔の乙女の像も思い出す。




今回の僕図書は、withのキャストがあまり光らない感じでしたね。ってか、ほとんど読んでいるだけ。前回が小技聞き過ぎだったのでしょうか。どっちがいいかは好みかもしれませんね。
お話も前回ほど捻りがないというか。。。前回の方が物語を分解して本質をベースに作り上げた感が感じられました。
悪くはないんですが、正直に言うと物足りなかったです。
まぁ、この辺りも聴く(観る)側の好みが大きく反映されるんでしょうけれど。

三学期はどんな授業になるのでしょうか。
ゆーき先生は無事に教員免許をもらって先生になっているのでしょうか。(教育実習ってことはまだ免許もなければ採用試験も受けてませんからね)
まさし先生は復活するのでしょうか。
こうご期待ですな。

三学期も智恵子抄聞きたい気もするけれど。。。次は朔太郎とか白秋あたりでいかがでしょうか?












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一路真輝メモリアルコンサート

2012-10-02 10:30:40 | 舞台関係
京ちゃまが誘ってくれたので、9月29日に行って参りました。
一路ちゃんのメモリアルコンサート

一路ちゃんのほか、 山路和弘さん・伊礼彼方くん・遠野あすかちゃん・福麻むつみさん・ひのあらたさん・石井一彰くんとゆー、コンパクトなメンバーでのコンサートです。
人数はコンパクトでも内容がコンパクトとは限りません。
本当にめっちゃ楽しいコンサートでした。

第一部はオイラの大好きなアンカレ。
一時間ほどでざくっとアンカレを歌い上げます。役者が少ない分、いろんな役を皆様がこなされて。しかも、コンサートと言う事で演出もめっちゃ面白かったり、アドリブも満載だったようです。
前日のエリザ大楽でポッカリ空いたオイラの穴に、アンカレが沁みました。
特に、大好きな山路さんがやっぱりお素敵で♪*^^*
共演者同士でも笑っちゃうようなアドリブもあったらしく、どこまでが演出でどこからがアドリブでかは解りませんが、みんな弾けてました♪
笑い満載の第一部でしたが、ラストはアンナの逝くシーンなのでボロボロ泣けます。
一路ちゃんの歌声はやっぱ沁みるねぇ・・・

第二部はヅカ及びそのほかのミュージカルナンバーです。
知らない曲も多かったけれど、男役降臨の一路ちゃんは凛々しかった~♪
トート閣下が素敵すぎて。伊礼くんルドともバッチリハマっていたと思います。
一路ちゃん衣装替えの間は伊礼君が「天使の園」を熱唱。GOLDをまた見たくなりましたね。
衣装を替えて女性に戻った一路ちゃん。
王様と私とかいろんなナンバーを歌ってくれます。
最後にシシィを。。。本来コンサートでは、一つの演目から2曲程度しか使えないらしいけれど、日本初トートだったり退団後のシシィだったり、ウィーンでもきっと一路ちゃんのエリザベートは特別なんでしょう。今回は何曲歌ってもOKという、異例の、許可が下りたとのことでエリザ祭りでございました。
ポッカリ空いたオイラの穴に、アンカレ、山路さんに続きエリザが沁みました。ちょっとばかり痛みもありましたけれど、でもでも大好きなエリザを一路ちゃんが歌い上げてくれてるんですもの、大大大満足でございました。
あー。一路ちゃんエリザでエリザ観たい~。

間に挟まれたトークも、前回のコンサート(参照→2011年10月)同様、天然でホッコリさせていただきました♪

エリザの穴を埋めるまでは行きませんでしたが、それとは別に、とっても楽しいコンサートでした。
一路ちゃんのコンサートはハマるね^^









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エリザベート大楽が終わって・・・

2012-10-01 17:00:46 | 舞台関係
大好きなエリザ強化月間が終わってしまいました。
行ける限り、財布の底がつくまで行き倒しました。
あまりに行ったので、自分でも気持ち悪いくらい(苦笑)
恐ろしくて何回行ったかは公開できませぬ。。。

そんなエリザが大楽を迎え、ぽっかり空いた穴にいろいろ詰め込もうと頑張ってる中のオイラでありますが、いまだ穴は塞がっておりません。
そんな中ではありますが、マイベストエリザをアップしようかなぁ~と♪
敬称略で行っちゃいます♪


■エリザベート ◆瀬名じゅん
寿美礼ちゃんの高音域や頑なな表情も捨てがたいんですが、瀬名さんの少女のままの矛盾を秘めたエリザが好きです。特にトートに♪踊るときはこの私が選ぶ♪と言った後のふっと笑った表情がものっそご好き。

■トート ◆ラメオ・・・もとい石丸幹二(ラメオを知りたい方はこちら→ ))
個人的にはラメオ感はあまりなく(笑)野獣感満載の石丸トートでした。2010年に見た時から野獣度がパワーアップしてると思います。吠えまくると言っても過言ではないでしょう。どのトートもそれぞれに素敵なんですが、見終った時の疲労度が石丸トートがダントツなのです。すんごく疲れるけれど、その分聞き応え十分で大満足なのです。
そんな訳で石丸さんを選びました~♪
余談ですが、一番トートだな、と落ち着くのは、何度もCDで聴いた山祐トートです。これはある種もう、擦り込みですね。

■フランツ ◆岡田浩暉
禅さんのフランツは完成されてて完璧なんですが・・・でもでも、岡田くんの晩年のフランツがごっつ好きなんですぅ。

■ゾフィー ◆杜けあき
ひずるさんのゾフィーはオイラの中で殿堂入り(笑)なのですが、杜さんのゾフィーも観る毎にハマります。「この手だけで」で手を見ながら思い返すその表情がたまりません。我らの勝利だの時のコミカルなところも良いですよね。

■ルドルフ ◆平方元基
どのルドも素敵だったんですが。。。目を見開いて死んでる元基くんが好き。って、そこではなく(いや、ここも好きなんだけど)、やはり歌が良いですね。足が長すぎてトートダンサーが回すのに邪魔そうに扱ったって良いんです。でもなぁ、古川くんの壊れそうなガラスのルドも捨てがたし。

■ちびルド ◆加藤清史郎
これは決め難い。。。どの子もスンバラなんですもの。「だれ?」の音が低くて不安を醸してくれる湧久君。歌がスンバラ山田君。知憲クンの友達と知った時の破顔も忘れられません。でもでも決め手の一つは、ルドの部屋からはけるときトートに向けた銃を握りしめ、力強く頷く清史郎くんルドが後の大人ルドの哀しい末路に繋がって泣けました。あとね、甘えたさんNo1でもありました。「ママン!」って聞こえるのがめっちゃツボ~♪
でもね、本当に4人とも本当にスンバラでした。




マイベストはこんな感じになりました。
ご覧になられた皆様はいかがでしたか~?


もうウザいくらいになってますが、大ちゃんレポを中心とした個人的見どころ(笑)

■OP
ゴンちゃん熊髭付きで、中央の塔(?)の上手側の通路から出てきます。
ゆら~っと動きながらセンター付近で悶え(笑)ゆるゆると下手へ移動。
その後、トートの登場では上手側にいます。
この時の大ちゃんのmy見どころは指(爆!)すんごくしなやかにいろんな動きをしています。2回胸を刺す仕草をするのも好き。トートの回りでうごめいてるときもかなり悩ましい動きです。
大ちゃんのすぐ手前にきっしぃがいるので、その違いを楽しむのもGoodでした。きっしぃはもっと無骨な感じできっしぃらしいんです。

■我が家のトピックス
コミカルでこのシーンも大好き。
祐紀ちゃんの意地悪そうな表情も見逃せません。

■黄昏の結婚式
この時の大ちゃんは素敵すぎますね。
ゆらゆらとみんなが体を回している時、大ちゃんは一瞬だけ舞台の正面の斜め下を見るんです。その伏せ目が色っぽいっす。(煩悩様出まくりますね。やばいやばい)
もちろん指先はここでも必見。
左右に動くとき、きっしぃが腰に手を当ててるんですね。みんなはどうかなぁ~と回りを見たら、腰に手を当ててるのってきっしぃだけみたいでした。(オイラが見た範囲だけですが)

■結婚式のパーティ~死のダンス
全編通して男前風の大ちゃんの中で唯一すっとぼけの表情が見られるのがパーティのシーン。なんであんなにすっとぼけてるんでしょうね(笑)
死のダンスに入っていく時のはけ方も好き。クルクル回るのに弱いのかも(笑)
さて死のダンスでは、唯一トートダンサーで見分けることができる東山君に注目♪無表情なトートダンサーの中では結構表情豊かに演じてらっしゃる気がします。
うーん。のぼさんトートダンサーが観てみたい。。。
広間に戻ったエリザを心配そうに最後まで見つめているパパにキュンときます。

■長女の出産
長女ゾフィーが生まれたシーンで、皇太后ゾフィーの取り巻きが普通に喜びながら「いないいないばぁ♪」とかしてるのが微笑ましい。

■デブレツィン
兵隊大ちゃんも見て~って思うくらい、奥の方で待機(笑)
国王夫妻が狙撃されても、しゃけさん兵士はちょっとあわて気味なのに大ちゃん兵士は憮然としてて笑えます。なんでそんなに不敵なの?
長女のお棺が小さいと思うのはオイラだけでしょうか。4歳か5歳・・・やっぱ小さくない???

■カフェ
今回初めて見た時にパパが出てる!って思ってたんだけど・・・阿部さんだった~(苦笑)なんでパパと見間違えたのか。。。ショボン凹
何度見ても戦隊モノに見えるきっしぃたち。前回ピンクがいないってつぶやいたけれど・・・ピンクはトート閣下にお願いしようと思います。
ハンガリー戦隊アウスグライヒ!
どだ?

■ちびルド
熊髭ゴン伯で登場の大ちゃん。以前はこの髭がどーしても似合ってなくて嫌だったんですが・・・今回は似合ってると思いました。なんで?見慣れたのかしら。。。^^;
ルドとゾフィーのやり取りを聞きながら、微妙な表情のゴン伯。個人的に大ちゃんの演じてる役の人が悪い人であって欲しくないって想いから、どーにかいい人の部分を探そうと頑張ったんですが。。。微妙。。。^^;
あ、このシーンの「下がれ」っていうルドがごっつ好き。あの声は凛としてますね~

■エリザの書斎
どうでもいいんですが、机の上の蝋燭が青い光に変わる瞬間が好き。トートきたー!って感じですよね。
ちなみに石丸トート以外は椅子に座って登場。石丸トートは机の上に座って登場。。。なので、机の上にあったガラスの器を椅子の上においてました(笑)邪魔だもんね。
1階席だと気づかないんだけれど、2階席以上だとこのシーンのライトの当たり方が良く見えて、とっても効果的で素敵なのに感動です。エリザの部屋のドアのシルエットがエリザとフランツの微妙な距離を表しているように感じました。

■ミルク
友達からも大絶賛の心がキュっと悲しくなる大ちゃんのミルク。これは目が離せませんよね。おかけでまったく他の人がどんな演技をされているのか解りません。かろうじて中山さんとかしゃけさんが見えるくらい^^;あとは、きっしぃの声(笑)

■キッチュ
大楽の日に初めて気づいたのですが。。。キッチュの時に照明さんたちサイリュウム振ってるんですね!大楽だったから振ってたのか、いつも振ってるのか。。。その検証はできませんでしたが(何せ気づいたのが大楽ですから^^;)なんだか楽しそうでホッコリしました☆

■エーヤン
とろける笑顔で手を振るハンガリー大ちゃん。素敵すぎる。。。せっかく明るいところでトートダンサーが踊るのに、まったく見ることができません。大ちゃんに釘づけ。
一回だけ早々に帽子をかぶるのを見たんですが、そのほかは履けるキワキワで帽子かぶってましたね。ま、そんなこたーどうでもいいんですけれど。

■勝利
勝ったのね・・とエリザが高飛車にトートと接するこのシーンも好き。特に瀬名さんの「ふふん」って聞こえてきそうな表情が好きだぁ。

■ルドの部屋
このシーンはどのルドも良い。一斉に双眼鏡が上がるのに笑っちゃうよね~。
昔はロングソードを使ってたシーンを拳銃にしてるのに個人的に不満だったんですが(単に見た目的に)、お話の流れではあそこは銃にする方がルドのその後を暗示するようで効果的ですよね。途中からはソードでも銃でもどっちでもよくなりました(笑)

■精神病院
一番最初にエリザに挨拶しに行って奇声を発しているのが祐紀ちゃん。何度見てもこのシーンのエリザの歌詞には不納得です。もう、論じませんが。
大ちゃんはちょっと意地悪な看守さんで、いろいろ細やかな演技してますよね。院内の自称エリザのヴィンデッシュ嬢が出てきたときのしゃけ院長とアチャーって顔するのも好きです。中にいる患者さんたちもそれぞれにそれぞれの症状を表してて、切ない。

■皇后の勝利
ゾフィーに呼び出された重臣たちが一列になてゾフィーの杖でゴンって押されるところ、みんなマチマチに叫んでて楽しい。砂川さんの「重い~」ってのが一番笑えます。
このシーン大好き。

■エリザの体操室
確か水トートはおじいちゃんっぽいしゃがれた声で主治医を演じていたと思います。石丸さんの主治医が一番好き!これを見ていると近藤正臣さんの演じられた怪人を思い出します!(←解る人いるかな?)
このシーン、死にそうに青い顔なのは寿美礼ちゃんですよね。

■皇太后の死
フランツにが自分の元から去り、年老いた皇太后は国とフランツの行く末を憂いながら死んでいく。確かに厳しく厳格で融通が利かなかったのかもしれないけれど、このミュージカルを見る限りでは、ゾフィーは間違っていないと思うんです。
トートダンサーにはライトが当たらず、ゾフィーの顔にだけライトが当たりそのシルエットが沈んでいくのは、涙なくして見れません。

■コルフ島
パパが最後に「アデュー シシィ」と言うこのシーンがもしかしたら一番好きなのかもしれない。ゾフィーの死から立ち直っていない涙腺をガッツリ泣きモードにしてしまうシーンです。

■父と子の対立~民衆
岡田フランツは新聞をぐしゃぐしゃに丸めて捨てます。それをルドが拾ってしわを伸ばしてる姿が好き。
禅フランツは綺麗に折り目をつけて渡します。どちらも息子に対する怒りが感じられてギクッとするシーン。その怒りを引き継ぐように民衆がユダヤを弾圧する。
父に押さえつけられているルドとナチスに弾圧されるユダヤが重なって辛い。
でもこのシーンの大ちゃんのダンスはシャープでカッコイイのです。怖いけど。

■ルドの最期
初見の時、ルドルフにまったく興味がなく、シーン自体あまり心に迫るものがなかったんですが。。。最近はとっても魅せられるシーンです。
特にトートの前に引き渡されるときのトートダンサーたちに翻弄されるところ。逃れられないルドのもがきと、ダンサーさんの美しい動きが恐ろしくマッチしてて怖い。
オイラは自殺推奨者ではありませんが、逃れられない苦しみってこんな感じなんだろうなって思います。
拳銃のおじちゃん=友達を見つけた時の、ルドの諦めとも安堵ともつかない表情も見ていて苦しい。

■ルドの葬儀
岡田フランツは崩れそうになるエリザを抱きかかえるんです。瀬名さんの時はそのフランツの手をすり抜けるように棺に駆け寄るんですが、寿美礼ちゃんは「放して!」と両手でフランツの腕を押しのけて棺に向かうのが・・・フランツ可哀相って思っちゃいました。
写真を撮られる前の号泣も、瀬名さんの方が感情的で好き。

■夜のボート
結局お互いの立場でお互いを見ることがなかった二人。フランツの愛が一歩通行ではないと思いたいんだけどなぁ。。。

■悪夢
いよいよラスト。勢いよく飛び出してくる大ちゃんはOPの時と違って中央下手側の通路から飛び出しますの。その勢いはそのままダンスの中にも感じられて、鬼気迫るものをがありますね。どんどんエリザの時間が無くなっていって、ルキーニに刺されるそこへ真っ直ぐに加速していく感じ。背中の反りとか半端ないです。見てて一気に疲れちゃいます^^;

■エリザの死
棺にそっと納まるエリザを観るたびに、旅行に行った時カプツィーナ教会で墓所も見学したのですが、いかんせんその日の最期の訪問場所だったこともあり(その前にいっぱい教会見てカタコンベに行ってを繰り返してた)ものっそサクッと見ただけだったことを思い出し、後悔しきりなのであります。何度見てもそのことを思い出しちゃう^^;(←芝居に集中しろ!)
ラストにルキーニにも死を下す、マテトートとラメトートも好きです。


■カテコ
大楽では何度も何度もカーテンコールがあり、それに皆様答えてくれました。
飛び入りで清史郎くんは普段着で出てきたのもホッコリです♪
最後には思い思いの位置で幕が上がり、大ちゃんはしゃけさんと佐々木さんと一緒に中央の塔に上ってました。緞帳が降りる直前に気づいてよかったよ^^;(上るなら上ると言って~・笑←無理だし)



結局書き出したら全部書いちゃった^^;
疲れた・・・ここまで読んでくれたアナタはもっとお疲れでしょう。。。有難うございました。


5か月の公演。お稽古を入れると半年のカンパニーだったそうです。
キャスト及びスタッフの皆様、本当に素敵な時間を有難うございました。
地元に来ると言う事で、遠征をせず迎えたエリザ。
壊れたように通ったけれど、それ自体は後悔してません。本当に有難いことがいっぱい詰まったひと月でした。
また素敵な舞台を楽しみにしております。










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