ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

コメント大歓迎!BUT訳の解らない書き込みはザクザク消しますッス!

リンダリンダ

2012-07-30 12:02:20 | 舞台関係
京ちゃまに誘われるがまま取ってもらったチケット。
誰が出るんだっけ?伊礼君出てるよって感じで行きました。
7月29日マチネリンダリンダ

ロビーに鴻上さんがおられました。
ちょっと強面だとオイラは思うのですが。。。
表情はそのままでしたが、次々くるお客さんとお話されたり、お写真やサインにも応じてらっしゃって、実はとってもあたりの柔らかい方なんだなぁって思いました。見た目で人を判断しちゃぁイカンですな。

さて、お話は・・・
一幕の初めの方は、学生抗争から過激派、原発問題。ロックの精神。オイラにはちょっと無理かも・・・と思いつつ見てたのですが、だんだん話に引きずり込まれました。
というか、訴えている部分が過去の抗争や今の問題といったそんな表面的な部分ではなく、もっと深い部分にある気がしたから引き込まれたのかもしれません。
深い部分って何?って話ですが・・・なんでしょうか。ソコが「これ」と的確に答えられないんだけれど。
表面的に騒ぐ事の危険性、持続(継続)し続けることの精神の重圧、時の流れ。。。でもだからこその「今」って感じでしょうか。オイラ的にはそんな感想ですね。

どのキャストも素敵でしたが、個人的には大高さん押しです。
良いですね、大好き、こーゆー役者さん。カテコでの照れ屋さんな一面も可愛いでした。
あとね、星野真里ちゃんの良く通る声も好きだったな。
丸尾さんも好ッきやぁ~♪あの破壊的な歌声が素敵過ぎる!(爆)
メインお二人は言うことなしですね。(←きっとファンの人が語るでしょ。)
由美子ちゃんは貫録あり過ぎで、ちょっと伊礼君の彼女っぽく感じられなかったのが残念。でも歌声は好き~*^^*
田鍋さんは途中から永滝さんに見えてきて、ちょっと笑えた。


初演のバンド名は「ハラハラ時計」だったんですね。可愛いバンド名だ^^
今回は原発問題にも少し触れているけれど、初演ではそのあたりどうだったのかしら?気になるところです。
耕史ちゃん有起哉さんキャスでも見たかったです。


音楽劇と銘打った舞台は、マキノ×ジュリーコンビの舞台しか観たことありませんでした。
オリビアを聴きながらに少し似てますね。大高さんの演じられた荒川の生きた時代とか妙にリンクしました。(って、リンダリンダの方が先に公演されているお話ですが。)
っつか、これ、マンマに触発されて鴻上さんが作られたんですね。大本はマンマかぁ(笑)







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ブドリちゃんが伝えたこと

2012-07-24 14:50:05 | 呟き
姉のririのご所望で、7月22日にグスコーブドリの伝記を見てきました。
久々の映画です。

勝手に学校推薦の夏休みロードショー映画だと思い込んでいたオイラ。
観に行くに当たり、前もって座席チケットをGETしようと思ったオイラです。
お子ちゃま向けのアニメ仕立てなので、夏休みの間中、いろんな映画館で上演していると思いきや・・・以外に上演館が少ないのと、上演時間がヘンピだったとゆー。。。マジで?な印象がぬぐえないスタートでした。

めったに行かないミナミ・・・
器がすべてにゃんこ型のめっちゃ可愛いうどん屋さんへ。(偶然見つけたんですけど。)

オイラはカレーうーどんと五穀米のおにぎり、サラダ、コーヒーわらび餅がセットになったもの。
あー介さんは中猫セット(せいろ2枚のうーどんとてんぷら、わらび餅のセット)。
ririは水ナスのぶっかけ黒うどんとてんぷらとおにぎりのセット。
うーどんで腹ごしらえをした後、なんばパークスシネマへと行きました。


さて、オイラってば、宮沢賢治って全然読んだことなくって・・・ちゃんと読んだのは、教科書に載っていた「注文の多い料理店」くらいじゃないでしょうか。
あとはなんとなくタイトルを知ってる、とか、一部ストーリーを知ってる、とか、一文を知ってる、とか、全然知らぬとか。。。そんな程度。

「グスコーブドリの伝記」はタイトルのみ知ってる作品でした。

宮沢賢治の作品に流れているのは「命について」だとオイラは思っているのですが、このグスコーブドリの伝記は本当に哀しいお話だったと思うのです。
オイラがブドリから受け取ったのはこんなメッセージ。


自然を前に、命は脆く儚い。
その儚いものを紡ぐために、日々を営む。
当たり前にある「今」がちょっとした気候の変化で「無」に帰す。
親は自分の命を削ってでも子供を守ろうとする。でも小さな命は、一陣の風にその花びらを散らす。
こんな悲しい輪廻を断ち切れるのであれば。
同じ悲しみを誰かが味わわなくて済むのなら。
ブドリはその想いをかなえるためにひとり、行く。


映画を見ていて泣いてしまったのは、森を襲った冷害のシーンと、村を襲った日照りのシーン。物語としてではなく、実際にほんの100年にも満たない昔には、飢饉があり、災害があり、それで沢山の人が亡くなっていったという事実を感じたから。
映像を見ながら、お話そのもので泣くのではなく、賢治が聞き、見、体験したであろう「事実」を想像して泣いてしまったのである。

「雨ニモマケズ」を作品中に引用し、ブドリが何のために生きたのか。
その命を燃やしたのかを描いていた。

とかなんとか、カッコいいこと書いみたけど、実はこの後、落ちました(爆)
ブドリがコトリのマントに飲み込まれて、火山へ向かう一番のクライマックスで落ちてました^^;
気づけば、イーハトーブの気候が回復し、新たなグスコーブドリたちが幸せに暮らしてるとゆー。。。
あらら~?てへへf^^;


個人的に、どーにも声優が納得いかず・・・ブドリに小栗君はあってないと思う。ラストシーン(オイラが落ちたところ)に合わせたキャスティングなんだろうけれど、大半部分のブドリは少年なんだから、もっと幼い声の人が良かったな。声変わりするかしないかくらい。(ラストの頃には青年になってるから小栗君でもいいんだけどね)
おかあちゃんの草刈さんの声も。。。ごめんなしゃいでした^^;
ま、個人的な趣味ですがね。

結局、ririは原作に忠実でないストーリーが納得いかず・・・
姪っ子あー介さんはコトリが怖くてコトリシーンは画面を見れず・・・
オイラはネオチとうゆー・・・
あらら~で、宮沢賢治に申し訳ない^^;

ちなみに姪っ子はここが一番楽しかったみたい。

だって、まだ二年生だもーん。









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↑雨ニモマケズ
風ニモマケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
一日ニ玄米四合ト
味噌ト少シノ野菜ヲタベ
アラユルコトヲ
ジブンヲカンジョウニ入レズニ
ヨクミキキシワカリ
ソシテワスレズ
野原ノ松ノ林ノノ
小サナ萓ブキノ小屋ニヰテ
東ニ病気ノコドモアレバ
行ッテ看病シテヤリ
西ニツカレタ母アレバ
行ッテソノ稲ノ朿ヲ負ヒ
南ニ死ニサウナ人アレバ
行ッテコハガラナクテモイヽトイヒ
北ニケンクヮヤソショウガアレバ
ツマラナイカラヤメロトイヒ
ヒデリノトキハナミダヲナガシ
サムサノナツハオロオロアルキ
ミンナニデクノボートヨバレ
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ

南無無辺行菩薩
南無上行菩薩
南無多宝如来
南無妙法蓮華経
南無釈迦牟尼仏
南無浄行菩薩
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B×B

2012-07-23 14:06:15 | 舞台関係
7月20日 BAD GARLS meet BAD BOYS を観劇。

ELECTRIC CITY以来、注目している(というほど追っかけてはおりませんが^^;)TAKAHIROさんがご出演の舞台です。ごっつ楽しみにしておりました♪
もちろん、湖月さんや水さんもご出演ってことでもGETしたチケットだったのですが(笑)

ELECTRICほどの衝撃はありませんでしたが、やっぱり面白いパフォーマンスでした。

TKAHIROさんはストーリーテラーみたいな役どころで、メインのダンスにはほとんど参加していません。(そこが残念!)
でもそのおかげで、オープニングの通路を突っ走るTKAHIROさんをごっつ近くで見ることができました!
踊っている時のキリッとした表情ではなく、フンニャリやわやわ~な笑顔でめっちゃ可愛かった~*^^*♪

ざっくりした印象だけど・・・ELECTRICの時には一人だったためか、湖月さんのダンスのヅカっぽさが際立ったんですが、今回はダンス自体がずいぶん変わったように感じました。
ヅカ卒の人のダンスが、ヅカっぽくないって印象です。
いや、ヅカっぽいのがダメっていう意味じゃないですよ。あれはあれで確立された見せ方だと思うので。ただ、別の世界のダンサーと並ぶと、そのキメ方の違いのギャップに違和感を感じるんですよね。少なくともELECTRICの時は、オイラはそう感じたんです。
それが今回ほとんど無かったんですよね。
これはたぶん、BAD GARLSがBAD BOYSのダンスに寄せたからじゃないかなと思うんです。もちろん、BOYSもGARLSに寄せたからこそのギャップのなさでしょうけれど。
いい感じに混ざり合ってて、心地よかったです。
BOYSのダンスも、ELECTRICの時のHIP HOPよりバレエに近い要素がいっぱい見えた気がします。

今回はTAKAHIROさんを追っかけてみてましたが、基本的にTAKAHIROさん一人のことが多かったので、水さんと湖月さんをゆっくり見ることができました。
二幕のBAD BOYSのダンスにいつの間にかTAKAHIROさんが混じっていたのだけが、出てきたのに気付かなくって・・・残念でした。(すぐわかる頭だったのに、シルエットだったから気づかなかったのかなぁー。。。なんて、言い訳)

そういえば、水さん。。。何度もリフトされてたんだけど。。。リフトされるの下手ですよね?(笑)する方のタイミングになっちゃうのか、どうなのか。。。ふわっと感が感じられず、ぎこちなく感じたのはオイラだけでしょうか^^;
あと、上着をすっとおろして背中を見せるセクスィーポーズもあったんですが、ダンすする人の背中ってパリッと筋肉がついてるから、あんまりセクスィーじゃないよね(爆)などと思いながら見てたんですが、こんなオイラですが水さん大好きです。




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続・里見八犬伝

2012-07-20 15:56:52 | 呟き
我らが鈴木哲也さんの作品、里見八犬伝のHPが開設されておりました!

里見八犬伝

お勉強する前に村井君の役が解っちゃったよ(爆)
悌の玉の犬田小文吾です。
ワイルド系だよね?(やんちゃ系だったりして・笑)
ドキドキワクワクです~♪
しかし体躯的(小文吾@巨漢)にはミスキャストか?^^;
牡丹の痣はお尻にあるんだって!キャッ♪


大阪は2公演しかありません。。。(しょぼーん)
お江戸に日帰り突撃でもしようかなぁ。。。

だってね、もぼ版八犬伝。。。ぜったい熱くって泣けるに決まってる!
深作さんの演出も楽しみですね。
今までの印象は「ピュア」なんですが・・・どうなるんでしょう(ワクワク♪)
大阪2回は絶対に行くぞ!
きっとお江戸と大坂では雰囲気違うだろうし。。。頑張れるかな、懐(笑)





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高き彼物

2012-07-20 10:06:17 | 舞台関係
7月13日京都文化芸術会館にて・・・高き彼物 観劇。

M.O.P.のラスト公演以来の京都文化芸術会館でございます。

もともと時代物や外国物など、実生活から遠い世界のお話を多く描かれているマキノさんですが、今回の作品は、マキノさんの経験に沿った部分の多くあるお話らしい。
ま、実際のところ、マキノさんが紡ぎだす限り、マキノさんの経験の上に描かれていることに変わりないんですが、よりマキノさんに近いのかな・・・と思いながら観劇いたしました。
マキノさんが鶴屋南北戯曲賞を受賞された作品です。


心に負った傷を癒せない秀一と、彼を取り巻いた人たちのひと夏の物語。
今の受験主義の始まりのころのお話。
人が生きる上で、何が必要で大切かを考えさせてくれる物語。
生きるとは何か。生きているとはどういうことか。
人とは、人の心とは何か。
物語を貫く「高き彼物」。。。

冒頭は突然の夕立に、パンツまでびしょ濡れのおやっさん扮する警官のセリフから始まる。
ズビズビ。を思い出す懐かしい遠州弁。
物語はほぼ一貫して、この遠州弁で語られる。東京から来た秀一を除いて。

幕開きの大雨は、バイク事故で友達を亡くした秀一の心の傷の深さを表しているようで。
そして盛夏の暑さは、その心の傷の膿を表しているようで。

秀一は負った傷を癒す術を知らなかった。彼の親も世間体と受験を優先し、傷に蓋をすることを教え、傷と向き合うことを教えなかった。
友達の死を受け入れられない秀一には、受け入れられないだけの理由がちゃんとあり、それに向き合うことを教えたのが石丸さんの演じる猪原先生であり、このひと夏をともに過ごした人々なんだと思う。
猪原先生の元で勉強の仕方だけでなく、人生を生きる上での物事の受け止め方に気づいていく秀一は、猪原先生に傾倒していく。しかしその猪原先生もまた、心の傷を癒せないでいることを知る。

物語のラストは、出来過ぎな偶然の重なりでハッピーエンドになるわけだけど、それがくどくなくって、嘘くさくも感じなくって。
心の傷は無かった事には出来ない。でもその傷と向き合い受け入れることで乗り越えていくことができる。秀一の傷も猪原先生の傷も、綺麗な水で洗われたようにジクジクした膿が無くなって、かさぶたになった気がする。
夕立のあとの爽やかな空気に似たラストでした。

マキノさんらしい笑いを散りばめたお話で、心がホッコリとしながらも熱くなる・・・そんなお話でした。
会場にはたくさんのおじさんやおばさんが観に来られてました。きっと自分と重ねる部分がたくさんあったんだろうなぁって思います。
若い。。。たくさんの学生さんにも見てもらいたい作品でした。




屑たばこ 集め吸へれど志す 高き彼物忘らふべしや
                     吉野秀雄






さすがに吉野秀雄は持っていないので、本屋さんへ行ってみようと思います。





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2012年祇園祭 その2

2012-07-19 08:43:34 | 食べる・食べる時・食べれば・食べれ
さてさて祇園祭後半戦。
京ちゃまと合流し、無事に大船鉾も堪能し・・・向かうはどこだか解ります~?

そう。

「夕食」

でございます(笑)


初めの頃は屋台を堪能していたオイラ達ですが・・・

1.移動中にお腹が膨れちゃう
2.立ち食いは疲れる
3.歩きながら飲むのは疲れる
4.祇園さんって結構雨降りが多い

こんな理由によって、この2~3年はお店に落ち着くこととなりました。


京都在住の京ちゃまにお任せで、連れて行ってもらった今回のお店は四季の味すぎうらさん
食材の味がしっかり伝わる、とっても美味しいお店でした。


付き出しの湯葉豆腐。
プルンプルンの湯葉豆腐。うんめぇ♪


お店一押し。今が旬の鱧おとし。
鱧ってこんなにお味がするんだ!と、目から鱗の逸品でした。梅肉と山葵しょうゆと楽しめますが、そのまま鱧の味を堪能するのもGood☆


賀茂ナスの田楽。
茄子~♪茄子大好き~♪
生麩の田楽と迷いましたが、やっぱり茄子をチョイス。ゆず味噌のさわやかな味と何味噌って言うんですか?黒い方の濃厚なお味噌が対照的です。どっちから食べるか迷っちゃう一品。(ちなみにオイラはゆず味噌を後で食べました)


京ちゃま、前日に見た「高き彼物」に出てきた冷奴が忘れられず。力強くご所望した一品。
この豆腐が、これまた美味しいの!冷奴と銘打ってますが、冷たさで味が消えないように常温に近い奴です。なので味が倍増されて美味し!美味し!美味し!でございました。


アボガド好きのオイラ達です。マグロとアボガドの生春巻き。
タルタルかと思ったら、上のソースは山葵マヨネーズ。あぁ、美味しすぎる!
大口開けて、ガブリっと一口で食べるとめっちゃ美味しかった!(でも、これは大口の人にしかできません。にやり)


怪獣じゃないよ、縞ホッケ。
ハーフサイズでもガッツリいただけました。フワフワの身がだけど、味は濃いです!


ウニ。
基本、ワタクシ、北海道で食べたウニ以外、美味しいって思ったことがないんですが・・・ここのウニは絶品でした!ブラボー☆


京ちゃまの一部は河童なんだと思う。もろキュー好きの京ちゃまです(笑)
もろみがねっとりしっかりしたお味で、キュウリもパリパリです。これをアテにまだまだ飲めちゃう(笑)


オイラの携帯には、ここまでしか写真がなかったのに、京ちゃまのブログにはさらにトマトとモツァレラのサラダが載ってました。
確かに食べてた。。。美味しかった。

あぁ、なんていっぱい食べたんでしょう。

帰りがけに、お隣の席にいたマダムに「いい飲みっぷりね!」と称賛をいただいたオイラ達です。
お隣さんは「いい食べっぷり」でした^^
っつか、オイラ達もこんなに食べてりゃ良い食べっぷりだよね~♪


こんな感じで夕食を堪能し、さらに腹ごなしに(嘘です・笑)京ちゃまがお土産に渡すと所望する祇園祭グッズを探しに、再度、山鉾の通りへと消えて行ったのでありました。







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2012年祇園祭 その1

2012-07-18 15:08:04 | 好き・応援
ここ十数年、毎年祇園祭には行っている。
特にこの数年は、観劇仲間の京ちゃまと時間を合わせて一緒に楽しんでいるのですが。

今年は週末三連休・・・観劇優先の京ちゃまではありますが、運よく仕事の都合で14日は観劇がないとのこと。
人出は多いだろうけれど、やっぱり夏の風物詩。ガッツリ楽しみますか!ということで♪行ってきました、祇園祭。

日中お仕事のある京ちゃまとは、17:00頃に八幡山の前で集合です。

それまでの間に、オイラは粽をいただきに行くことに。

まずは四条傘鉾に去年の粽を返しに行きます。
四条通の一番西にある鉾でございますよ。

一年間有難うございましたと、感謝をこめて。

さて、今年はどこの粽をいただこうかしら。
良縁の保昌はちと遠い。でも今まで頂いていない粽がいいしなぁ。。。
神功皇后をいただく山は、軒並み安産なので、これは必要ないし。
結局どこの粽をいただいたと思う~???




ジャーン
伯牙山の粽をいただきました。

なぜかって?

それはね、今年から姪っ子がヴァイオリンを習い始めたのであります。
オイラは観劇するのが趣味だし。
伯牙山の伯牙さん。

ドーン
このじーちゃんですが、お琴の名手だったのであります。
しかしある時、友人が亡くなっちゃうんですね。そこで伯牙さんは友人の死を悼んで、お琴を絶ったのであります。
その故事にちなんだ山が、伯牙山なのです。
で、この山はそんな伯牙さんのお琴の妙技にあやかった、芸事の御利益がある山なのでありますね。
姪っ子のヴァイオリンの上達と、オイラの好きな役者さんたちのさらなるご活躍を願って、今年は伯牙さんの粽をいただいたのでありました。

ちなみにこちらの胴掛け・・・

トラのオメメがキラーンと光ります。
何で作られているんでしょうね?ガラスかな??とっても生き生きとした逸品でした。

伯牙山の前にある本家が一般公開されていたので、¥1,500-を奮発して見学いたしました。
古い建物ですが、さすがに文化財だけあります。日常生活を感じる中にある雅がすんばらなのです。
屋内撮影禁止でしたので、写メはないんですが・・・オイラ的に特筆すべきは、お庭に遊ぶ2羽のうーたん。写実的でありながら、とーってもかわいらしい置物です。苔の緑に映えました。
次に涼をとるための氷柱。これは古いものではないと思うんですが、個人的には「素敵!」って思いました。杉作りかな?四角い蒸籠のような入れ物に、氷柱をどーんと
置いてあるんです。底が格子状になっていて、溶けた氷は下の銅板が受ける仕組み。室内ではある程度溜まったら、別の容器に出すようです。縁側の外に置かれている分は、そのままお庭に抜いてました。クーラーじゃないので、そんなに即効性のある涼ではないけれど、目からも冷たさが伝わる・・・贅沢な日本人らしい感覚の涼の取り方だなぁと思いました。
最後にこれだけは書き留めねば・・・な内容は、出口付近のおくどさんへ降りる間。その棚に鎮座していた「宝珠を抱くお猿」の置物!ものっそ可愛いんです!!連れて帰りたかった~(笑)もともとは置物だったのかしら?宝珠を抱いてるし、大きさは15cmくらいだったかなぁ。瓦の上にいててもよさそうな感じでした。
他にもいわゆる日本家屋の間取りだったり、お仏壇の間だったり(お仏壇は見れなかった)、調度品だったり、宗達だったかなの屏風だったり見どころはたくさんあったんですが、個人的にはこの3点が一押しでした(爆)あ、梁はすごかったなぁ。うっとりものです。

けっこう並んでいたので、本家を見終ったら八幡さんへ行くのにちょうどよい時間に。

オイラの一番好きな山は八幡さんです。
夜泣き封じのご利益ですが、その夜泣き封じの鳩さんがものっそご可愛くって大好きなのです。

ちなみにこちらは新旧の山の飾りの鳩さんです。古い方は左甚五郎さんの作品ね^^


そうこうしているうちに、京ちゃま到着。
その時に思い出した!!!
今年から復活した「大船鉾」を見ていない!!!←伯牙のすぐ近くなのに(爆)
ってことで、京ちゃまにお願いして大船鉾を参りに行く。

お飾りはこんなのです。



神功皇后でございました。
ご祝儀代わりにこちらの粽もいただく。ホッコリ、満足。



すんごい人波をかき分けて、オイラと京ちゃまは次の場所へ向かうのであった。

長くなったので、続く。









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平清盛展

2012-07-10 08:58:05 | 呟き
京阪の株主切符を使わなければ、10日で無効になっちゃうので頑張って行ってきました。
京文博で開催中の平清盛展


時間に余裕のある時にはガイドを借りることにしております。
ゆっくり解説を聞きながら見た方が、見るだけの時より、より興味を持って見ることができますから♪
今回のガイドの声は深キョンでした。時子が話している風に編集してあるので、自然と展示物を見ながら平氏の人間のような気持ちになります。
とつとつと話す時子(深キョン)のガイド、個人的にはとっても良かったです。

オイラが楽しみにしていた国宝の紺糸縅の鎧は前期の展示物だったのでなかったのですが、レプリカの赤糸縅の鎧がありました。
いやはや、こういった武具の隅の隅まで芸術に高めていてるんだからすごいですね。
糸のより方も布の貼り方も。基本的にシンメトリーである中に、アンシンメトリーな栴檀板と鳩尾板(左右で名前が違うってのもこだわりですよねぇ)も。
背中部分の紐の組み方さえも優美に見えました。
桓武平家に伝わる鎧は、赤糸縅の鎧であったと将門公にハマっていた時に読んでいたので、どうしても棟梁の鎧は赤糸縅がいいと思ってしまいます。

鍬形の展示も素晴らしかったですね。
奉納されたものの一部らしいですが、現物とレプリカが並んでいて、磨滅や破損している部分をレプリカで確認しながら見ることができます。
細かい文様やその文様に込められた意味など、興味深かったですね。

今まで全く興味のなかった書簡に関しても、一昨年の正倉院展の戸主事件以降、楽しみの一つになりました。
今回も文字系、萌えましたね(笑)
清盛の文字、花押などは比較的力強いんですが、お写経の文字は筆圧が軽く、並んで書いている(というか続きを書いている)頼盛の文字の方がずっしりしてました。
紺地に金文字。。。その文字一つ一つが素晴らしく美しくって、癖をあまり感じさせません。その集中力足るや、いかほどのものであったのでしょうね。お写経をするオイラですが、想像できません^^;
書簡や日記、お写経など、どの文字もけっこう読みやすい楷書で書かれておりましたが、西行の文字はゆるゆるっと柔らかい感じでしたね。女文字ほど崩れてはいませんが、けっこう崩して書いてました。写経などと違って、歌を書くときには性格が出ているのかもしれませんね。

個人的な意見ですが、全体的に文字が読みやすい楷書だったのは、時代の反映でしょうかね?
研究家じゃないので証拠はないんですけれど、以前読んだ本に、貴族社会の平安時代は、装束も緩やかな体に沿った曲線で、直垂も風になびくような作りであったと。それが鎌倉時代に入り武士の世になると、装束に糊を利かせカッチリとした直線的なラインが出るように仕上げられ、直垂にも芯を入れピンと立ち上がってから垂れる形になった・・・とありました。
これはきっと文字も同じじゃないかと思うんです。
万葉仮名や草書体のようなたおやかな文字は貴族が好んだのではないでしょうか。
比較的カッチリした楷書の文字は、武家社会に移行してる時代を反映してるんじゃないかなぁと思ったのであります。
あくまで、オイラの感想ですが。

最大の楽しみだったのが平家納経。
くぅ~~~!しびれますよ、まったくもう。スンバラすぎます。
返しの扉絵の素晴らしさももちろんですが、お経の上下にちりばめられた絵や切金の素晴らしいこと。銀が酸化しちゃってるのが残念ですが、そこに当時の光を想像するのも楽しい作業であります。
事前にNHKで平家納経の特集を見ていたおかげで、描かれている絵の意味や隠し文字にも気づくことができて、ホントにウハウハでございました。
欲を言えば、お経の面だけでなく表紙部分も写真でなく肉眼で見たかった!!!装飾金具がスンバラらしいのだもの。透かしから打ち出しの丸みまで、すべてがパーフェクトらしいんですもの。この見返しの裏にその技術があると思ったら・・・しくしくしく。
今気づいたけれど、軸の水晶を見忘れた!!!←大ばか者^^;
お経さんを止める紐もスンバラです。厳島組の名前の由来になった組み方で、普通の組紐の組み方とは違うらしい。生って素晴らしいですね。

木曽義仲の生涯を描いた屏風の中に、巴御前を見つけてニヤリとしたり、重盛様の凛々しいお顔にウットリしたり、敦盛の肖像に涙したり。。。
見てるだけでも大忙しです。
しかし清盛展と言いながら、清盛を描いたものの記憶がございませんぞよ。

展示の一番最後が、入水から助け出された健礼門院徳子が籠った寂光院に後白河法皇が訪ねてきているところでした。
訪ねてこられた法皇に徳子が平家の六道、盛衰を語っているところを描いているそうです。
この場面の時子の語りがとても心を揺さぶります。

そして最後、平家は滅びたけれども、平家の築いた礎の上に武士の世が来た誇りを語り、平家物語の冒頭部分に繋がります。


祇園精舎の鐘の聲、
諸行無常の響きあり。
娑羅双樹の花の色、
盛者必衰の理をあらは(わ)す。
おごれる人も久しからず、
唯春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、
偏に風の前の塵に同じ



この言葉を最後に、清盛展が終了します。






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サンセット大通り

2012-07-09 14:52:43 | 舞台関係
7月7日サンセット大通り観劇

誰が目当て・・・というわけではなくGETしたチケット(笑)
なかなか渋いお話だったと思います。

劇中に出てくるサロメと物語がリンクして、ラストがすごく切なかった。
ノーマをあそこまで貶めたのは、たぶんマックスの愛ですよね。彼は守っているつもりで、ノーマを壊して行ってたんだと思います。
目で語り、歌で酔わせる。あぁ、もう、あんな役やらせたら綜馬さんって人はピカ一ですよね。

ノーマの衣装もオーブリー・ビアズリーのイラストの世界に近い気がしたしなぁ。
そして安蘭さん素敵でした。乙女だったり大女優だったり初老の女だったり狂っていたり・・・全部ノーマだった気がします。
映画では実際に無声映画の大女優が演じてたんですってね。すごいなぁと。。。鬼気迫るものがあったんだろうなぁと思います。

今書いてて気づいた。、ノーマがサロメだったのかマックスがサロメだったのか。。。二人ともがサロメだった気がするなぁ。。。(ヨカナーン(ヨハネ)はそれぞれに違ったけれど。)


万里生君もこのテのキャラが定着した感じですね(強気小僧ってか・笑)
でもこの役、浦井君でも良さそうじゃないっすか?(←最近、浦井君押しなワシ。)

アーティとベティの年齢がミスキャストですよね^^;
矢崎くんがどーしても浅野君に見えちゃって(笑)
ってか、笑顔が可愛い過ぎるからかもしれない。万里生君とそんなに年が違うわけじゃないのに、彩吹さんとの歳の差が気になって仕方がなかった^^;
そして多分、一番かわいそうな役どころ(苦笑)最期に捨てられるだけでなく、二幕はほとんど出てこないし^^;

その彩吹さんのベティはとってもチャーミングで、ご本人がパンフに書かれているようなしたたかさは感じられなかったですね。むしろ、脚本家を目指す新人みたいな感じに見えた。
ジョーが惹かれるためには、ノーマとの歪んだ関係と対照的で純粋である方がいいのだし。ねぇ?

いいめぐちゃんには全く気付かず・・・^^;
むつ美さんはやっぱり美味しいところ持って行ってましたね!
神田君はシルエットで解ったのに、自分で驚いた(爆)スーツをオーダーするシーンのはけるところがごっつ好きです。

楽曲はノスタルジーでありつつ、ゴージャスな感じ。
オペラ座を観てる時のような印象がありました。

裕美さんの演出っていうのははっきり認識していないんだけれど、この作品好きだ!と思ったものは裕美さんの演出であることが多いんです。なので、裕美さんの演出が好きなんだと思います。








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読書モード突入っぽい。

2012-07-06 15:26:08 | 問わず語り(マンガ・本・アニメネタ)
最近、読書モードにようやく入ったようです。
長らく活字から遠ざかってました。


積読していた数冊を読み始めました。→ 天智伝
天智帝の話のはずなのに、ずっと豊聡耳のお話です。
しかし、アンチ天智のオイラがなんでこの本買ったんだろう?(笑)

新しく買った本も読んでます。→ 聖徳太子の密使
平岩弓枝さんの小説です。平岩さんと言えば御宿かわせみなのでしょうけれど、そちらは読んだことがございません。平安妖異伝はとっても面白かったです。南総里見八犬伝を購入しているはずなので、さっさと密使を読み終えて探し出さなくてはいけません。


そして遠い過去に(金銭的に)挫折した本を、再度購入。→ 宇宙皇子
っつっても、すでに絶版なので古本でお安く購入いたしました。
この本で大津皇子と出会ったんです。で、大津の死んだ2巻以降は読んでないんです(爆)今回は読破する予定。



読書家のようにザクザク読めればいいんですが、オイラ活字を追うのは遅いんです。
なので、ボチボチ読むことといたします。



ちなみに読了したのも1冊。→f植物園の巣穴
梨木香歩さんの新刊です。数日かけて読みました。
歩きながら読んでて、ラストのカエル小僧のシーンでぼろ泣きしちゃって焦りました。
西の魔女が死んだと同じ轍を踏んだことは気にしないでくださいませ。







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