ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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いわし屋

2010-09-29 16:29:55 | 食べる・食べる時・食べれば・食べれ
あきらさんとまことくんのふたオケを聞いた帰りに、三宮に行ったら立ち寄りたい居酒屋さん『いわし屋』さんへ。
えぇ。お一人様ですが、何か?(←一人居酒屋がへっちゃらな人)

開店時間まで少々ありましたので、時間つぶしにフットセラピーで足つぼマッサージも致しました♪
疲れを癒し、満を持して『いわし屋』さん入りです☆

つき出しはTOP画像。
いわしの南蛮漬けです。お酢はかなり控えめですが、うみゃい!

お一人様ですから、何を頼むのかは慎重に選ばなければいけません。
揚げ物は1品のみですが、突き出しの南蛮はノーカンね(笑)


先ずは水菜とサーディンのサラダ。
シャキシャキの水菜とサーディンがよく合います。菊の花弁が散っているのも風流ですね。お口がさっぱりする1品でした。プチトマトが異常に甘かった~♪フルーツトマトだったのかな?



次は、お店のお姉さんお勧めのカワハギ君のお刺身。ちょうど一人前サイズの小さい子がおりました^^
本当はイワシのお刺身が食べたかったんですが、イワシは弱しです。日曜日は市がある日から日がたっておりますので、この日はイワシのお刺身は無かったんですよね。残念。
でも、カワハギ君美味しかった~♪淡白なお味はポン酢にぴったりマッチしてました。三枚に下ろした骨の身の部分は焼いてありました。薄造りと焼いたのとでは身のお味が違います。焼いた方がプリッとして美味しかったなぁ~☆もちろん、刺身も美味しんだけど。



悩みに悩んだ揚げ物は、レンコンのつみれ揚げ。
レンコンのシャキシャキに鰯のつみれがベストマッチッす。お塩とお出汁と2種類の食べ方が出来ましたが、どっちも美味しかった~♪梅肉を添えても美味しいだろうなぁ。
お江戸のれんこんやさんでも、鰯のつみれのはさみ揚げを出したらいいのにぃ~

たらたら~んと2杯めの酔鯨を楽しんでいると、お刺身をお勧めしてくれたお姉さんが「注文が以上でしたら、カワハギのお吸い物作りますから言ってくださいね^^」と。
そーなんです。カワハギ君の頭でお吸い物を作ってくれるんです♪

2杯めの酔鯨が半分くらいになった時に、お吸い物を頼みました。


カワハギ君のお吸い物。
温かくって美味しい。お顔にも身が詰まってるんですね。全身美味しく頂きました☆

お姉さん、また行くから待っててね~☆☆☆






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あきらさんとまことくん ふたりのオーケストラ

2010-09-27 11:59:51 | 舞台関係
2010年9月23日秋分の日。
すんごーい久々に、神戸へ行ってきました。
目的は。。。

あきらさんとまことくん ふたりのオーケストラ

二年ほど前かしら?
奈良の百年開館で見て・聴いて以来、大ファンになっちゃったこの世界最小のオーケストラ。チラシを見つけた時には嬉しかったでし♪
本当は通常出勤日だったんですが、有休取りました☆

大雨&雷な朝でございましたが、家を出るころには雨も上がり。ヒンヤリとすがすがしい状態で出発しました。

オケは14時開演ですから、先ずはお昼ご飯ね。
初めはフロインフドリーブに行こうかと思ってましたが、は!っと気づき・・・薬膳粥のお店(本当は多分、お茶のお店)、神戸岩茶荘さんへ。



前回、観劇友達のたけこさんと行ったんだよね。
その時は何を食べたのか忘れちゃったけれど、今回はチャンジャのお粥をチョイス。


豆腐ようと頂くのがとっても好き~♪


見た目が美しくなくて申し訳ないが、お粥のアップ☆
いろんなカラダニイイモノが溶け込んだお粥です。


デザートは杏仁豆腐か愛玉ゼリーか選べます。
愛玉ゼリーをチョイス。爽やかなお味でGOODでございました。

ここで頂くお茶も絶品なんですが、コンサートへ行かなければいけませんので、お茶は断念。


てれてれ~と、山側を目指してフラワーロードを歩きます。
フロインドリーブを通り過ぎ、神戸オリエンタルまで来て・・・さて、神戸芸術センターはいずこ?・・・ときょろきょろするオイラ。地図を出して行かなかったので、特徴で探そうとしてました。
きっとコレ!と目星を付けたビルは間違いで、同じコンサートへ向かうおばあさん一行が「こっちでっせ」と内輪話をているのをこっそり聞いて、間違えることなくセンターへ着いたのでした。おばあさん、有難う♪


世界最小のオケ。
ふたりのオーケストラ、今回のスコアはこんな感じ。

個人的に楽しみにしていたのが、なんつっても「あんたがたどこさ」であります。
あきらさんが研究に研究を重ね、ガッカイに発表するべく作り上げた説。
「猟師は木の葉で何を隠したのか」
いやー。まことさんのサックスが爆裂してました(爆)
ちなみにガッカイとは・・・・・・・・ 音・楽・会ね!

まことさんは平原綾香さんのお父様なので、家族ならではのアリエスの星とアダージオの誕生秘話なんかもあり、本当に楽しい。

すべての曲を、二人のオーケストラに合うようにアレンジしてあります。
ノスタルジックだったり、ムーディだったり、爆裂だったり(笑)
子供も大人もみーんな笑いながら聞いてました。

アンコールは、ゆうがたクインテットのテーマ、マツケンサンバⅡ、あと1曲はタイトルが解らないんですが・・クラリネットが素敵な曲でした。

前に奈良100年会館でのふたオケで、月の癒しNo.1をGETしていたので、今回はNo.2とヴォーカリーズの2枚をGETしちゃいました♪



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2010年薬師寺観月会

2010-09-25 18:36:41 | 呟き
2010年9月22日。仲秋の名月です。
今年は薬師寺さんの奉賛会に入っているので、お薬師さんの観月会に参加致しました。
しかし関西地区、崩れる予報・・・どうなる事かと危ぶみましたが、無事お月さまを拝むことができました^^♪

この日は平日。15時半からの山田法胤官主の法話に合わせて、午後休暇をもらってお薬師さんへ。
法話は「山川異域 風月同天 寄諸仏子 共結来縁」のお話。
長屋の王、吉備内親王、藤原不比等、聖武天皇、光明子、鑑真和上、遣隋使船・・・たくさんの謀と人の思惑とその中にある想い・・・歴史に沿ってそういったいろんな事をお話してくださいました。
一番大事なことは、長屋の王の心であろう「風月同天」。
人は山や川で域を異にする(国境を作る)が、風や月は同じ天を巡る。本当は「境」なんて存在しないのだ。ってこと。
とってもいいお話でした。特に長屋王はちょっと最近興味のあるお方だったので、タイムリーでした♪

法話が終わると、お弁当を頂きました☆
お弁当を頂く慈恩殿・まほろば会館へ行く途中、玄奘三蔵院の礼門前に据えられたお月見のお供物に献茶をちょうどされておりました。



得した気分でまほろば会館へ行くと・・・今回のお弁当はこんなの!

お月見仕様です♪
パカッと開くと・・・

まちたけごはん、細巻き、お煮しめ、てんぷら・・・
どれも美味しかったけれど、しいたけと小芋が非常に美味しかったです~☆

法要は18時半からです。しばし時間がありますので、野点に♪(お弁当の前に野点に行かれている方もいらっしゃいました)

野点のお菓子は、もちろんお月見団子♪

泥のついた小芋の皮をむいたように、叢雲のお月さまの様に・・・清らかな白い肌のお団子でした。あんこの甘さもちょうどよいです。
いつもどこの和菓子屋さんを使われているんでしょうねぇ。。。気になるところです。

さて、法要の会場は17時45分から開場します。

改めて、お供えをゆっくり堪能。
秋の果物に小芋さん、もちろんお団子もちゃんとお供えしてありました。
お花はさすがに秋の七草とはいかなかったようですが。(秋の七草いえる人~?)

雨はなんとか持ちこたえたものの、空には雲がもくもくもく・・・
進行役の村上太胤執事長様が、18時半に始まる法要など一連の流れの説明をしているときに、突然の拍手!
何何~?っと思って皆様の視線の先を追うと・・・

礼門の甍越し、東の空にぽっかりまぁるいお月さまがお顔を出されておりました。
すごい!
法要を聞きに出てきてくださったんですね。

その後、お月さまは出たり入ったりを繰り返していたようですが、オイラの席からは見えませんでした^^;
法要が無事終わり、次はワサブローさんの歌の奉納。

先ずはマリンバとヴィブラホーンのユニット、MALLET×PITさんが1曲。そしてじゃじゃーんとばかり、ワサブローさんの登場!
オイラ、ワサブローさんを初めて拝見いたしましたが、細い小さな体からは信じられない声量でシャンソンを歌われるのであります。シャンソンは三輪様のしか聞いたことがなく、もっともっとケダルイ歌なんだと思っておりましたが、ワサブローさんはめっちゃパワフルです!びっくりびっくり(笑)
MCも軽快でしたが、言葉遊びのすごーく多い100万本のバラの花の変え歌なんかはめっちゃ素敵でした。もちろん本格フランス語の歌もかっちょいい。
遷都1300年を記念して(?)小椋圭さんがワサブローさんに作られた歌も歌い初め。小椋さんも会場に来られてました。
フランス人と京都人ってきっと似てる・・・いろーんな意味で。と思ったワサブローさんのシャンソン(いや、トークかも・笑)でした。

そんな軽快なシャンソンをメインのお団子に例えるなら、こちらはほわほわしつつも芯のあるススキとでも申しましょうか。伴奏に入っている優しい音色がマリンバとヴィブラホーン。
オイラ、こんなにちゃんとマリンバとヴィブラホーンを聞いたのは初めてで、お席も演奏者に近かったせいか、すっごくハマっちゃいました。
ホントに、ススキの穂先の様にほわほわした音色かと思うと、ススキの茎のしなやかさの様な音も出て。ホント、堪能させていただきました。


法話に法要に奉納。そして月。
ぜーんぶ堪能出来た観月会。
演奏が終わり、闇に浮かぶ平山画伯の天山山脈とゴビ砂漠を眺めていると、またもやお月さまが出てました。玄奘三蔵が遠い旅路の途中に、導に仰いだであろうお月さま。
今年は格別風流な観月でございました。
演奏会終了後、再度野点でお茶を頂きお団子を頬張ったことは内緒です。だってお茶席の方が「もう頂きました」っていったのに「もう一服どうぞ」って進めてくれたんだもん。お月さま隠れてたし、気づかれてないはず!





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ようやくウィキッド観てきました

2010-09-16 10:35:59 | 舞台関係
さるげっちゅー♪(古!)

9月15日、多分マンマのこけら落とし以来足を踏み入れていない大阪四季劇場へ行ってまいりました。ウィキッドを観に!!

ウィキッドが開幕してからずいぶん経ちますが、まだOZの世界に足を踏み入れてなかったんですよね~

四季自体も、すっごく久しぶりに観たんです。
んー・・・サウンド・オブ・ミュージック以来ですね。5月以来です。

実は、恥ずかしながら・・・『オズの魔法使い』をちゃんと観た事のないオイラ。
確か、当初のドロシー役が別の映画に出演したので急きょ代役を立てた・・・とかそんな裏話は聞いた気がする程度で、後はざくーっとしたストーリーしか知らなかったのです。
今回ウィキッドを観て、ちゃんと観直そうと思った次第です。

今回のエルファバは木村智秋さん、グリンダは苫田亜沙子さん。
どちらも初めて観る方でした。
苫田さんのお声はちょっと疲れた感を感じましたが(と言っても、普段の歌声を知りませんが^^;)、それでもチャーミングで可愛かったです☆
智秋さんは迫力ある声で素敵でしたねぇ。どのシーンだったか、ちょっと声が裏返っちゃったのが残念でしたが、かなり満足でした。
個人的にお気に入りだったのが、ボックの金田さん。いい声ですね。オイラ好きです。
知っている人があんまりいなかったので、かなり新鮮でした(笑)
うつみんは比較的解るんだけど、翔君は見つけた!と思ったら消えた!ってのを繰り返しました(←消えてないっつーの。笑)
あとね、お猿のチステリーくん。いいね。気持ち悪さも込みでいいね(笑)エルファバの残した魔法の書を大事そうに抱えてる姿が良かったなぁ。。
この日、財布の中を確認せずに劇場に行ったんです。で、お猿と目が合いまして・・連れて帰ろうと財布の中をみたら、千円札が1枚しか入ってませんでした^^;(←それでも大人か。社会人か!って財布ですね^^;)
物販の人にカードが使えるか聞いたんですが、現金しかダメなんですね。
それでもどーしてもお猿を連れて帰りたかったオイラ。鞄の中を探しまくって、あと2枚の千円札を見つけました(爆)
おちゃるは¥2500-。無事捕獲して帰ったのでありました。帰りの財布の中は小学生以下の金額でしたが★
ちなみにチステリーくんは、ただ今、お家でズーラシアンブラスのドゥグランくんと並んでおります^^
そうそう、あの天井にいるドラゴンは自動ではなく手動なんですね。ワッサワッサと動く様と、口からではなくはなから吹き出す煙がぷりちーでした。

この日のチケットは、飲み友達(観劇友達だろ!)の京ちゃまが行けなくなったからと譲ってくれたチケット。(←自分で先行参戦して取った訳ではないのだ)
とっても良いお席でした。ほんとに有難うね~。

ウィキッド、楽までにもう一度くらい観ておきたい。
だってね、ストーリー的に「?」ってところもあるんだよね。(頭悪いから、一回で理解しきれてないだけだけど。)
出来れば、めぐめぐか麻美ちゃんでエルファバを見たいなぁ。。。





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リボンの騎士 ~鷲尾高校演劇部奮闘記~

2010-09-10 17:51:08 | 舞台関係
おぉ。
12月の公演内容がそろそろ決まったかなぁと、久々に扉座のHPを開いてみたら・・・

リボンの騎士 ~鷲尾高校演劇部奮闘記~の公演案内が・・・!
むかし、いのっちが主演した舞台です。(オイラは観てないんだけど)

これからオーディションするんですね。
どんな配役になるのか、楽しみですねぇ。。。
まだ先だけど、行ければ行って観たいなぁと思うのであります。


で、欲しかった冬の公演の案内はまだされてませんでした。
っちぇ!
12月頭の予定が立てれない・・・
扉座の広報さん、早く日程だけでいいので公開してください(笑)





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アトム

2010-09-10 09:24:36 | 舞台関係
しっかり動き回ってますので、お昼になるとお腹がすきます。
薬師霊場を巡っておりましたが、所詮俗人の事ですので生臭なものをお昼ごはんにチョイス^^;


じゃーん♪
かーいせーんどーん☆
と、ざるそばのセット♪
津駅すぐの地下街で食べました。後から気づいたんだけど、津餃子っちゅーのを食べればよかった!しかし、お腹はイッパイ、後の祭りなのでした~^^;
リベンジしに行かねば。

さて腹ごしらえも終了し、次に向かいましたのは・・・三重文化会館。
この会場でアトムが上演される訳です。
時間的に余裕があったので、腹ごなしも兼ねて歩いて行ってみました。

1時間ほど早く会場に到着。とーっても大きくて、綺麗なホールです。

開場前のホール。人影なくて静かです。
時間を潰すために、図書館で「蘇我四代」だったかな?を閲覧してみた(笑)

いよいよ観劇です。
※ここから下はネタばれを含みます。これから観劇される方は、ご注意ください。

あの有名なアトムを、マンマお芝居にするのではなく、近未来をベースにアトムを巡る物語になっておりました。
2005年に上演された扉座の「アトムへの伝言」を思い出させる話。(アインシュタインからアトムへ 参照

テーマは多分・・・
「アンドロイドは、夢を見るか。」
だろう。

もっと砕くと、アンドロイドは心を持つかって事なんだけど。

ロボットと人とが共存する時代。人をサポートするために、ロボットは存在する。
鉄腕アトムより更に進んだ時代。心を持つロボットが存在する時代。しかしアトムはすでに廃棄されている。理由は、戦争に使われ人を傷つけたから。以降、ロボットが人に歯向かえない様に、力のセーブを施されている。

一部の科学者が作り出したロボットなのに、それを使う人間は自分がロボットよりも上等なものだと勘違いする。人は上だと。ロボットは人より下だと。
何を持って偉いのか。そこを考えなければいけない。
作業能力だけを取って言えば、未熟な人間よりも断然ロボットの方が上だろう。更に心も備わっているならば、完璧にロボットが上。
しかし、血が通っている方が「偉い」と人は錯覚する。

一台のロボットと一人の女の子が心を結ぶ。
どっちが上とか、そーゆーのは無いんだと。


人のエゴの象徴が扉座の岩平さんが演じたタケだろう。
いつの世になっても・・・ロボットを使う時代になっても、人には貧富があり自分では抑制できないエゴがある。優越感に浸る快楽を手放せない。

人に従順であるロボットの象徴がアズリだろう。
将来の夢を持ち、人を愛し続けるロボット。他のロボットたちが、アズリが解体されてから「憎しみ」という感情を持ったのだけれど、アズリの中にはきっとそのプログラミングはない。ロボットと人とが曖昧になっているこの物語の中で、一種、一番ロボットな存在だった気がする。

そしてアトムの後継者、トキオは・・・人が求めて得られることがない一種の悟りの境地にラストは踏み込んだんじゃないだろうか。
憎しみを超える力。傷つけないって事を選ぶ力。


ロボットでも人でも、心があるのなら、「心があること」ではなくその心が「何を選ぶか」が大切なんじゃないかと。。。そんな感想を持ったお芝居。
劇中でアトムの抜け殻が出てくるんだけど、それをロボットたちが「捨てる」シーンがあります。使えないもの=不必要という図式は、まさに便利主義の人そのものだなぁと思った。

個人的に、一番好きだったのが神楽坂博士♪
アトムを十万馬力のロボットとして残したのではなく、アトムとしてその心を残そうと力を尽くした人。ちょっと妖怪人間のベラを美人にしたみたいな感じだったんだけど~(←オイ^^;)


地元近くで上演していたにも関わらず、M.O.P.のラスト公演と重なっていたのでアトムを選びませんでした。全力をM.O.P.に向けたんですが。
それでもやっぱり見たくって(笑)
三重までプチ遠征。
した甲斐があったなぁと、すんごい満足のお芝居でした。
でも新宿・兵庫キャストを見ると、こっちでも観たかった!って思っちゃいますね(笑)
可絵ちゃんとか、けんたろうお兄さんとか、亮輔くんとか~☆


来年は「アテルイ」を上演するんだって、わらび座。
こりゃ、アテルイ好き(だったんだ、オイラ^^;)と致しましては、観に行かねばなりますまい。


帰りの電車からは、この日の人との出会いと物語との出会いを祝福するような、綺麗な雲が見えました。
あぁ。大満足。。。





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第34番 塔世山 四天王寺

2010-09-09 12:01:09 | 西国薬師四十九霊場
さてさて。行きに乗ったタクシーのレシートに書かれている電話番号に連絡して、帰りもタクシーに来てもらいました。お呼び出し代は100円増しだったかな。

再度津駅へ戻るべく、元来た道を戻ります。
平田町から伊勢若松へ。伊勢若松から津へと。。。その伊勢若松駅での乗り換えの時に見つけたのがこれ。

パンの自販機。
なんでもパン屋さんが工場から毎日直送しているそう。
一旦は通り過ぎたんですが・・・電車を待っている間、気になって仕方がありません。
菓子パンから調理パンまで、結構な種類があるんですもの。。。


我慢できずに買ってしまいました。
買ったのは、オーソドックスにカレーパン☆出てきたパンは、ほんのりヒンヤリ。痛まないように、内部はクールになっている模様。
この日には食べずに、翌日の朝食に家で食べましたがふわふわのパンで美味しいでした♪

どーでもいいことですが、最近、ちゃんと現地の地図を持ち歩かずに歩きまわることが増えました。
これは目的地まで行く道をきちんと頭に入れているからではなく、単にズボラをかましているだけです。今回も持たずに行きました。
薬師霊場巡りの本に載っている地図って、意外と不親切で・・・個人的には間違いなく迷うんです。(あ、不親切なんではなく、オイラが方向音痴なだけか?)
今回も、駅にある地図と本とを比べてからGO!

結果的に迷わず着いたのですが、気分は迷子で進んでました(笑)


こちらが四天王寺さん。大阪の四天王寺さん同様、聖徳太子ゆかりのお寺で、推古天皇勅願のお寺です。


山門は市の有形文化財なんだって。推古天皇勅願寺なんだけど、壁に5本線はありませんでしたねぇ。


楼門って言うんでしょうかね?(←モノ知らず)どっしりした構えでございます。


「登っちゃいけません」とは書かれていなかったので、ちょっくら鐘楼に登ってみました。急こう配の階段で、下りる時恐かった^^;


どーんとお堂。こちらは最近建てられたんだと思います。綺麗なモダンなイメージのお堂です。
お参りをしようと思ったら、蜂がブンブン飛んでいます。しょえ~^^;落ち着いてお参り出来ん。
っつーことで、中に入らせて頂いたら・・・なんと本堂の脇の部屋に、この日会社の同僚と座禅会をされてたという方とご住職様がいらっしゃいました。ちょうど座禅会が終わったところで、いろいろお話をされているところだったようです。
「お参りさせていただきます」と声を掛けると、「どーぞー」とお返事くださいました。南無南無と般若心経なぞ上げていると、ご住職様がお茶とお菓子を入れて下さり、座談会に参加させてくださいました。
どこから来たの?とか、暑いねとか、お薬師さん巡ってるのとか、、、本当に他愛ないお話を致しました。
一旦奥でご朱印をしてくださったご住職の後ろから、チョコマカと付いてくるぬいぐるみが・・・ぬいぐるみと思ったのは、トイプードルでした(笑)なんでも最近お寺に加わったニューフェイスらしい。めーっちゃ可愛いかった~*^^*
オイラや座禅会に参加された方のところに、ちゃーんとお愛想をふりまきに行きます。ご住職曰く「座禅犬として近々デビュー予定です」だって(笑)実際には伏せも怪しかったけど~(爆)いつか立派な座禅犬になるかしらん?乞うご期待!ですね。
ちなみに名前は「ふうちゃん」だそうです。気づくとオイラのお茶を飲んでました。わんこって、氷入りの緑茶を飲んでもお腹壊さないかな?


しばし皆様の仲間に入れていただき、散会。
頂いたお菓子はお家へ持って帰りました~♪


あ、こちらのお寺の門は巴。なんで巴なんでしょうね。聞かずじまいでしたわ^^;


三面大黒天という珍しい大黒様もいらっしゃいました。
仏様写すのダメなんだけど、「一枚撮らせて下さいね」と大黒様に言ってパシャリ。
中央が大黒様。向かって左側(大黒様にとっては右側)のお顔が弁天様、反対側が微斜門様なんだって。なんでも信長公が奉じたらしい。
石薬師寺さんでは焼き打ち。四天王寺さんでは奉納。。。信長が読めません^^;
後からHPで気づきましたが、信長公のご母堂のお墓があるんですね。

見逃しているものが多すぎる・・・またお参りに来なくっちゃ^^;




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第33番 高富山 石薬師寺

2010-09-08 17:49:12 | 西国薬師四十九霊場
弘川寺と野中寺の記事を書いてませんが^^;(6月に行ったのに!)
とりあえず、記憶に新しい石薬師寺から書きます。

残暑厳しい9月4日。朝は6時台の電車に乗って、ガタタン、ゴトトンと参りましたのは、津。
一番の目的は、横内さんが手掛けられたわらび座の「アトム」を観る事だったんですが。せっかく津まで行くんだから近くの霊場にもお参りしようと、気合いを込めで出立したわけです。
ハイ。行きの電車はごっつ眠かったっす(笑)

鶴橋から近鉄特急に乗り、津で下車。その後、急行に乗り換え伊勢若松へ。更に乗り換えて、平田町まで行きます。
最寄駅からも遠いんだな。タクシーを捕まえて、石薬師寺までは約15分ほど。駅から歩くのはちょっと無理でしたね。ちなみに、駅前のタクシー乗り場には、常にタクシーがいるわけではないようです。流しているタクシーもまばらなので、いざという時はタクシー乗り場に載っているセンターに連絡して、駅前までタクシーを呼ぶ事をお勧め致します。

東海道五十三次にも描かれた石薬師寺は、弘法大師空海が巨石に爪でお薬師様を刻んだのが始まりとされております。それが現在のご本尊様なんです。彫りの浅いレリーフの様な感じらしいです。普段は秘仏となっておりますので、ご開帳されておりません。年末のすす払いの時に開帳してお参りが出来るとの事。
空海と所縁のある嵯峨天皇の勅願寺で、勅願寺になってすぐは菊のご紋を頂く塔頭の沢山ある荘厳なお寺となりました。その後、信長の焼き打ちなど様々な困難にあい、大きかった寺院は5~6分の一の大きさとなって現在に至っているとか。信長って、あっちこっちで焼いちゃてますね。

大きな石に彫られたご本尊様ですから、持ち上げるって事が出来なかったらしい。
なので奈良の大仏さんと同じように、ご本尊様の回りに建物を建てていく・・という方式で作られたお堂です。内陣に入ると「おろ?」っとびっくりな階段があるのです。
石薬師さまの石の大きさは約190cm。蓮の花の上に立っていらっしゃるんですが・・・
そーなんです。普通の内陣の高さからでは仏様を見降ろすという罰当たりな図式になっちゃうんですね。で、内陣に階段を作り低くすることで、ご本尊様の前に来た時にお薬師様とほぼ目線が合う様になっているのです。
素晴らしい智恵ですね。
このお堂、三間堂と言われるお堂なのです。通常三間堂といえば、1間=約180cm、それが三間あるので、約5m40cmの小ぢんまりしたお堂を差します。
しかし石薬師寺の三間堂は、どう見ても5m40では納まりません。これは、1間=180ではなく、柱と柱の間を1間としたのではないかと考えられているのだそう。
柱が4本で、三間って事です。こんな考え方の三間堂は大変珍しいそうですよ。

さてご本尊様に話を戻しましょう。
こちらのお薬師さまは、薬師寺のお薬師さんと同じく薬壺を持っておられません。奈良時代に作られたお薬師様のいくつかには、形が定着していないからか、薬壺を持っていらっしゃらないものも多いとか。石薬師寺さんのお薬師さんもそういった事かもしれませんね。
薬壺を持っていないお薬師さんの場合、たいていどこかに薬壺が描かれているらしいです。石薬師寺さんの場合は、お厨子の屋根の上アタリに描かれているんだって。薬壺を確認しようと背伸びしたら、真言宗なので護摩を焚くため、お堂の天井付近は真っ黒なのです。薬壺も煤の下になって見えなくなっていました。

お薬師さまは来迎印という印を結んでいらっしゃるのですが、この印を結んでいるのは薬師如来、釈迦如来、阿弥陀如来の3如来様だけなんだそう。
この3如来様は非常に密な関係なんだって。
お薬師さんは東方浄土の如来。これは生まれた時、過去を表わすんだそうです。
釈迦如来は真上。これは現在を表すんだそう。
阿弥陀様はみなさんご存知、西方浄土の如来様。滅する時に向かう方角。未来を表しているんだって。
この3如来様がそれぞれ、過去・現在・未来という、この世のすべての時間を守っていらっしゃる。そして印相が同じ・・・もしかすると如来様は変化し続け、一生に寄り添ってくださっているのかもしれません。

石薬師寺では、お堂内のお参りに300円必要です。しかし、希望すればこーいったお寺の縁起から考え方からいろんな事を説明してくださいます。
これが石薬師寺のお坊様に小一時間、オイラが教えていただいた事です。
300円で小一時間のお話が聞けるなんて、なんて素晴らしいんでしょう!
非常に満足し、石薬師寺を後にしたのでありました。


山門から参道へ。素晴らしい小鳥の鳴き声が出迎えてくれました。(なんて小鳥かは解らないけど^^;)


薬師三尊の梵字です。


出来うる限り、内陣でお参りしたいオイラであります(笑)


境内にはお地蔵さまが沢山いらっしゃいました。


釣鐘にも薬師三尊の梵字が!こんなの初めて見た~^^素敵~♪


天皇家勅願の証。どーんと菊のご紋だぁ。



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矢野隆さんの本

2010-09-03 16:05:25 | 問わず語り(マンガ・本・アニメネタ)
お友達のお友達に作家さんがいるのです。
オイラ自身は全くお会いしたこともなく、全然の他人なんですが(笑)

でも、友達の友達ってだけでみょ~な親近感が湧きませんか?

オイラは湧くんです。勝手に、一方的に(笑)

デビュー作は「蛇衆」とゆーお話でした。
ハイ、ちゃんと購入し・・・途中まで・・読みました←オイ^^;
途中までちゃんと面白かったんですが、仕事がバタバタ~っと入った時にそのまま放置しちゃったんですよね^^;
その本が、この度マンガになって登場♪



マンガは読むのが早くっていいや←オイオイオイ~^^;

まぁ、小説で読んだ時のイメージと、ちょっと登場人物たちのイメージが違うけれど。。これもアリアリ♪
続きが楽しみです。


んでもって、新刊ね。
無頼無頼ッ

蛇衆より軽快な感じのお話です。
ただ今、お風呂読書で読み進めている中です^^



蛇衆も無頼無頼ッもどちらも戦国時代の九州が舞台です。
興味のある方は、是非読んでみて下さい♪






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M.O.P.最終公演 さらば八月のうた その3

2010-09-01 16:53:45 | 舞台関係
さぁ。今回で最終回のはず(笑)

●マキノノゾミ ■粟根艦長・マキノくん
大阪では木下さんの役だった、学生時代の策士役。東京初日からマキノさんINで変更になったそうです。
東京でもいくつか偽名を名乗っていたようですが・・・京都では、大久保大和、ジュリアンなんとか・・・だったかな^^;、栗塚旭を名乗りました。個人的に大久保大和がめっちゃツボでした。逃げる気満々や~んってね(笑)(あ、大久保大和は大概の方は大河もあった事だしもうご存知かもしれませんが、新撰組局長の近藤勇さんが流山で捕まった時に使った偽名です。)
そしてもう一つの役は、寒川丸の艦長。粟根まことさん(笑)なんでも昔M.O.P.に関わっていらっしゃった粟根さんですから、せめて名前だけでも出演すると・・・約束をしたとかしなかったとか。もう一つお名前言ってらっしゃったけれど、忘れちゃいました^^;(ゴメンナサイ)マキノさんって猫背なので、ちょっと艦長っぽくないなぁと思ってみたり(笑)

●森下じんせい ■イチゴロー(大阪初日)
会場は確かに笑っていたけれど・・・そーんなにひどく違和感はなかったような(笑)
森下じんせいさんがM.O.P.に出ていらしたのを記憶していない・・・^^;すみません。
ここって、演出なしか?と思うような手探りっぷりが良かったです^^

●野田晋一 ■イチゴロー(大阪中日)
いやー、まったくもって、問題なしでしたよね。ふつーに若者でしたもの。(実年齢はともかく。)結構、サバサバッとしたイチゴローでしたね。

●川下大洋 ■イチゴロー(大阪千秋楽)
妙に似合っていたと思うんですが(笑)
大洋さんは、サミュエル・クレメンズで初めて知ったんですよね。その後、ドナイシタインにも数回行ったなぁ。。。

●岡森諦 ■イチゴロー(京都初日の昼)
オイラの友達みんなが「なぜ大阪に来ない!」と言って見たがった、岡森イチゴロー。いやはや。。。オドオドッぷりが半端じゃなかったですね(笑)
演奏の時にも、ちゃんとズラを付けて登場。。。と言っても、マキノさんが岡森さん忘れて演奏しそうになったりで、ウダウダだったんだけど(笑)

●土田英生・奥村泰彦 ■イチゴロー・イチロー(京都初日の夜)
なんとイチロー・イチゴロー兄弟で登場!なんか得した気分だったなぁ~♪
オイラMONOを見たことがないんだけれど。。。あーゆー雰囲気の芝居なんですね。きっと。

●清水秀一 ■イチゴロー(大楽)
涙なしでは見られなかったハタ坊さん。本当にお疲れさまでした。
役者を引退されて長らく舞台に出てらっしゃらないし、喉もつぶされているから、声の伸びは役者さんの比ではないけれど、まぁ、元々そんなに通る声じゃなかったので、全然懐かしかったぁ~*^^*
髭付きのイチゴロー君、なかなか素敵でした♪


このイチゴローと言うゲスト枠、出てほしかった人は山ほどいます。
杉山さんにも是非是非出ていただきたかった。。。
ブロッコリさん、真希さん、さくらさん、マーシーさん、海老さん、パタルさん、羽佐間さん、考一さん、もぼさん、、、、あぁ、言い出したらキリがない^^;この出てほしい人たちの中から清水さんが出てくださっているから、納得満足でした。

そうそう、今回のお芝居を見ててすごく気に入ったところは、時代ごとの小物たち。
衣装はもちろんですが、寒川丸が係留されてからのカフェの移り変わりが、ボーイさんやウエイトレスさんの衣装だけでなく、お冷のコップにも表れていて。。。さすが細かい!って思いました。
そして、寒川丸を黒くシルエットにしたのもすごいですね。きらびやかになったり戦中の険しさをあらわしたり。「黒」って色学的には色に属しませんが(白もです)、すべての色を内包してるんだなぁって。


まだなぁ、全然終わった気がしない。
大楽の最後の最後に、会場全体で合掌した「別れのうた」。
号泣しながら歌いましたよ。ほんとに、最後にいい思い出になりました。
でもなぁ、あんなに泣いたけど、やっぱりまだ終わった気がしない(←しつこい。笑)


最後になりましたが、M.O.P.の皆様、26年間お疲れさまでした。
オイラ自身はHAPPY MANから。しかも、青猫から最初の嘘と最後の秘密まで見ていない時期がありますが。。。(最初の嘘・・をテレビで見て復活したような感じです。)
とても長い間、感動をいっぱいいっぱい頂きました。
オイラの観劇の一番下の骨はM.O.P.です。
M.O.P.に出会えたのは、オイラの宝。
本当に有難うございました。

そしてこれからの皆様のそれぞれの世界でのご活躍を祈っております。


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