ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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妻をめとらば ~晶子と鉄幹~

2006-06-26 16:08:50 | 舞台関係
MOTHER ~君わらひたもうことなかれ~
これはいつ上演したんだったっけかな?ともかく、観に行けなかったんだ。もしくは観に行かなかったんだ。ともかく、観てないお話。
今回MOTHER ~君わらひたもうことなかれ~は『妻をめとらば ~晶子と鉄幹~』となり、オイラの前に現れた。2度も見逃してなるものか、とチケゲット。
藤山直美さんの舞台も初めて。っつーか、新歌舞伎座(新しくないけど・笑)自体が初めて。初めてづくしのこの芝居、6月24,25日と2回観劇であります。
さてさて、明治から大正に掛けての知識の薄いオイラでも、物語を追っかける事が出来たのであろうか。
役別レポ、敬称略でスタート♪

■与謝野晶子 ◆藤山直美
あまりにも有名な歌人・晶子を演じたのは藤山直美さん。晶子に対する知識はほとんどない私。気性が激しい、気ままな女性ってのが晶子に対して持っている印象。鉄幹を横恋慕したってイメージがきついんだよね。個人的に役者さんのイメージとしてはドリさんになっているので、直美さんの晶子ってどうだろう・・・ってのも感じつつの観劇であった。
直美さんの晶子は、肝っ玉かあちゃんちっく。関西弁でズバズバしゃべるその滑らかさに唖然。さらにもっとすごいのは、肝っ玉ちっくなのに、繊細なのだ。言葉遣いの美しさも時代を反映してる気がする。
喧嘩するほど仲がいい。そんな鉄幹との温かい暮らしを描いた物語だった気がする。この物語の中の晶子は、誰よりも鉄幹の才能を尊敬していたもの。
今回の物語では9人目を仕込んだところで終わりだったが、実際には12人も子供を生んだのね・・・晶子すご過ぎ

■与謝野鉄幹(寛) ◆香川照之
友達がファンなんだよね、香川さんの。私的には普通だったんだけど・・・いい感じの鉄幹を演じてましたねぇ。
鉄幹の隆盛に陰りが差しはじめたところから話が始まる。詩を詠むことに対しては、鉄幹は確かに過去の人となりつつあったが、文学の美を感じる力は衰えていなかった。そして、その美を認める潔さがあった。しかし、美を感じるが為に、鉄幹は自分の限界を感じて辛かったのだろうと思う。
一番好きな台詞はね、「君を妻としたことは、詩を妻にしたと同じなんだ」ってトコ。晶子の才能を誰よりも理解し尊敬していたのは鉄幹だったんだろうな。香川さんの演じる鉄幹には、脆さと強さとを感じた。

■平塚雷鳥(明子) ◆田中美里
「フンっ」ってキンキン声がかわいらしすぎ(笑)
・・・えと、晶子と恋の鞘当をした人・・・なんだよね?(←母談)一番有名なのは「原始、女性は太陽であった」なのだけど。言われたら、そうそうそう!って思うのだが、結局平塚雷鳥も名前以外全然知らなかった人である。
この物語では、晶子と討論を繰り返しながらも、晶子に対し、憧れのようなものを抱いているように感じた。
衣装がとても素敵でね。フレアースカートの裾がふんわり翻る様が、女性の地位向上に前向きな雷鳥の意気込みを感じさせる。色も華やかな青や赤にせず、ぐっと押さえた青とえんじなのが、時代から外れずいい感じ♪

■北原白秋 ◆太川陽介
白秋のイメージが・・・・ガラガラガラ(爆)
「きったはっらでーーーす!」と元気イッパイに登場する北原白秋・・・あたしのイメージを壊さないでーーーー・・・ってくらい、明るい白秋でした。間違いなく、マキノキャラですな。あれは。
でもね、そんな白秋のキャラでも、詩人である繊細さはちゃんと表現されていて、ニクイですなぁ。

■菅野須賀子 ◆匠ひびき
こちらもお名前のみは知っている・・・だったのだわよ。幸徳秋水の愛人?内縁の妻?だったのかな?ともかく、秋水との恋がこの物語ではクローズアップされており、それをべースに晶子との心の繋がりを描いている。
菅野須賀子を調べると、大杉栄も出てくるのね。アナキー繋がりで。ピスケンみたいなぁ。。。
一幕で早々に刑場の露と消えた須賀子であるが、二幕からは幽霊で復帰。晶子との心の交流がよかったなぁ。しかも幽霊姿の匠さんは美しかった(笑)

■石川啄木(一) ◆岡本健一
啄木もなぁ。名前以外、詩集だって読んだことないよ・・・まぁ、教科書に載ってるものは読んだけどさ。
でもね、函館で『啄木の涙』という白ワインがあることは知っている。(今でもあるのかどうかは知らないが)
鉄幹の創設した新詩社に出入りしていたらしい。
この物語中の啄木は、飄々としていて、一番詩人らしい感じ。最後は肺病で死んでしまうんだけど、その別れ際が儚く、でも鮮やかだったなぁ。「今宵会う人、皆、うつくし・・・うつくし・・・」と呟きながら花道を歩く姿。笑いありなんだけど。ちゃんと死を感じさせる演出。啄木への晶子の台詞がたまらない。「もうすっかり元気ですよ・・・って。最後までうそつきなんやから」

■佐藤春夫 ◆木下政治
佐藤春夫っちゅーたら、「さんまさんま、さんま苦いか、しょっぱいか」が有名ですよね。でも、オイラ的には小説智恵子抄なんだよね~。
まだ、書生時代の春夫がコミカルに生き生きと描かれてて・・・後に谷崎の妻に横恋慕して「さんまさんま・・・」と読むベースは、このドタバタ純情師匠(晶子や白秋etc・・・)の影響かぁ~とまったく違う見解をしてしまうくらいの役どころでした(笑)
この手の役をやらしたら、木下さんはピカイチですよね~
どうでもいいけど、佐藤春夫を調べたら、遠藤周作さんにまで辿りついた。びっくり。

■平野萬里 ◆山田純大
この顔どっかで見たなぁ~。結構好みだにゃ~・・・って思ってた平野君。杉さまの息子さんだったのね~(笑)
平野君はとっても真面目な役どころでした。鉄幹の下を去った白秋と対極に置かれた立場。この平野君の役があるからこそ、白秋や啄木の鉄幹への思いも際立った気がするなぁ。結局、白秋も啄木も鉄幹を敬っていたのだもの。鉄幹の下で敬うか、鉄幹から旅立ち敬うかの違いって感じかなぁ。
袴が非常に似合ってて、良かったです。でも、平野君は調べないと知らない人でした。。。ごめんなさい。

■石川カツ(啄木の母) ◆松金よね子
よね子さん好き~~~~♪ホールドミー・タッチミー以来ですが、やはり上手すぎです。
方言もバッチリ!でがんす。
啄木の家の貧窮の中のやり取り。よね子さんの演技が光りますねぇ。「生きることとはなんぞや。」生き抜くことこそが生きること、と啄木の母は言っているようでした。でも、息子の心をよく知っていて。
ちなみに美味しい姿は、平家の落ち武者(笑)似合ってました

■蕪木貫一郎 ◆横堀悦夫
国事犯を取り締まる警部。本来、もっとイヤミな味が出てもよさそうな気がするんだけど、まぁ、結構いい人感のぬぐえない印象が残りましたな。唯一笑顔のない役回り。最後のカテコでやっと笑顔(笑)晶子に「ご苦労様~」と言われてにっこり。横堀さん素敵でした。でも、もっとイヤミな役作りの方がオイラ好みでした。

■安土兵助 ◆小宮孝泰
蕪木の部下の密偵。初めは須賀子に張り付いていたが、後に与謝野家に張り付いていた。気付けば与謝野家のゴロゴロいる子供に慕われていたところを見ると、子煩悩なおちゃんなんだよね(笑)
完全なおとぼけお笑い役かと思いきや、案外警察としての武術を心得た役だった。さすが隠密。

■与謝野家の子供たち
ちびん子がワラワラ出てきて、おばちゃん嬉ぃ~
幕が下りるたびに、子供が一人生まれるんだもん
どの子も上手に演技して、ごっつ可愛かった~



今回の公演、パンフ売り切れにつき、アンサンブルさんの事がまったく書けない^^;
柏餅屋のおばちゃんとか、魚屋のおっさんとか、荒物屋のにーちゃんとか・・・役者さんがまったく解りません。
パンフ欲しかったよぅ。。。
全体的なストーリーの印象は、マキノさん・もぼさんテイストが満載に散りばめられているけど、新喜劇っぽいオチのある・・・そんな感じ。
号泣シーンはないけれど、ホロリと来るものは沢山あり。爆笑シーンも盛り沢山

今回は、母と一緒に観に行きました。
「笑い」は心に必要だと思うから。いい気分転換になってくれてたら嬉しい。

ぐるぐる回る、世界がまわる ~ミーマイ・レポ その4~

2006-06-21 02:19:04 | 舞台関係
長い・・・・ミーマイ書く事多すぎる。。。(←要約出来ない体質)
ニ幕の二回戦レポ突入~


■秘密の談合 世界は回る■
ご先祖達が立ち去った(?)後、ジョン卿、パーチェスターと共に同盟を結ぶビル。実はジョンもパーチェスターもマリアの事の運ばせ方に賛成していなかったのだ。
マリアはあくまでサリーと別れ、血族の存続を死守しようとする。マリアの意気込みには勝てないビルとジョンである。(あ、パーチェスターもね)マリアが立ち去った後、やけ酒を浴びるビルとジョン。
酔いが回った二人の視界はぐるぐる回る、回転木馬。
サリーが大好き。ぐるぐる回るビルの思考。
マリアを愛している。ぐるぐる回るジョンの思い。
二人の思いを乗せて、世界は回る。ぐるぐるぐるぐる・・・・

■灯っているのは・・・■
出て行ったサリーを追うビル。
ビルが追って来る事を分かっているサリー。
好きな者同志が別れなければいけない。しかもサリーが何故自分の家から出て行かなければいけないのか、と隣の住人ボブは不満。このボブが大須賀さん。真の大須賀さんの御姿でご登場。オーバーオールが似合います。いつか、『二十日鼠と人間』なんてやってみませんか?もちろん役はレニー役で
ま、それはさておき、ボブの言葉はビルの前から姿を消す覚悟を固めたサリーには届かない。
そこへ、ジョン卿が現れる。
マリアへの愛を秘め続けた「男の国のモ○コ○ファーザー(たけこ姉のミーマイレポ参照)」ジョン卿は、新たな方法で二人が共に居れる可能性を見つけだす。その事をサリーに告げに来たのだが・・・。
サリーを捜してビルが駆けつけて来る。
「サリーは出て行ったよ。もう、帰って来ない」と言うミセス・ブラウンの言葉を聞かず、街灯の下でサリーを待つ。ワンダフルでマーべラスでビューティフルなサリーを。
街の灯りと同じように、ビルの心に灯っているのはサリーと言う名の灯り。ビルを照らし出す小さな灯りはサリー。だからビルは言う「何を捨ててもいい。無駄になってもいい。君を待つ」と。
ミセス・ブラウンの持って来たサリーの置き手紙(実はまだ家の中にいるんだけどね。)「二度と貴方の前に現れない」(←ちょっと記憶があやふや^^;)
2階の窓からこっそり手紙を受け取ったビルを見るサリーの切ない事。そしてサリーの決意に負けたビルの心の灯火が消えた。

■ジョン卿の企み■
サリーを連れ出したのはジョン卿。彼のお友達に以前、言葉遣いを直すだけでフツーの女の子をレディに仕上げた人がいる。誰とは言わんが(笑)
自分の前からこつ然と姿を消したサリーを捜す為、ビルはあらゆる手段を使う。マリアがサリーを隠していると疑い、全てに対しあけっぴろげだったビルの心は閉ざされた。探偵を雇い、懸賞を付けた人捜しもした。それでも見つからないサリーを捜すため、ヘアフォードを捨てる決意をする。

■一族というものの重さ■
ビルの真剣な思いに、マリアも真実の愛を感じビルがヘアフォードから出て行く事を承諾する。
サリーへの思いに負けを認めたマリアは、ビルにお別れのキスをする。その時のマリアの微笑みはとても美しい。ビルを一族と認め、しかし手放さなくてはいけない、どうしても合い入れられない事を認めなくてはいけない淋しさを感じる。
マリアはエリザに出て来るのゾフィーに少し似ている。一族を愛し、家名を敬っていた。いじわるなのでも頑固なのでもなく、全ては一族を守る、その為の行動だったのだと思う。

■2~3発ひっぱたけ■
話が前後してるかもけど、ビルに言い寄っていたジャッキーはどうなったのか。そしてそのジャッキーに思いを寄せていたジェラルドは・・・?
っふ。ご心配なく。「気の強いワガママ女は2~3発引っ叩け」というビルの助言に後押しされ、ジェラルドは無事心配の種をゲットする
ラブラブで再登場の二人はある意味ベストカップルですな。

■サリー登場■
いよいよヘアフォードを出て行こうとするビルの前に、言葉遣いもたおやかなレディが登場。
「全てを捨てて、その方を捜しにいきますの?」「その方にお会いになったら、なんておっしゃるの?」
レディの質問に「バカヤロー」と答えるビル。
そのレディこそがジョン卿が作り出した、レディ・サリー。
ビルとの再開を果たしたサリーはやっぱりいつものサリーの口調で、あぁ、ビルにはこのサリーが必要なんだな。って感じた。

■幸せのラベンズ・ウォーク■
3組のカップルが誕生したミー&マイガール。
一組目。
32年と1ヶ月と2日(だった?記憶が)思い続けたマリアと結ばれたジョン卿。マリアのウエディングドレスはマーメイドラインにレースが沢山ついている可愛いドレス。
二組目。
利害以上のモノで結ばれた、ジャッキーとジェラルド。ジャッキーのドレスもマーメイドみたいな感じ。でも、マリアのよりちょっとあっさりした感じかな。
三組目。
全ての障害を乗り越えて、切れる事のなかった絆のビルとサリー。かなりスマートなドレスのサリー。個人的にはもっとふわふわしたドレスが玲奈ちゃんには似合うと思うんだけど、小さなブティックを開くのが夢のサリーだったら、このデザインを選ぶかな、と納得しました。
今回あまり触れなかったけど、バターズビー卿御夫妻も一族の絆をより強くさせる役で、シーン毎に派手ではなくてもしっかり固めてました。この夫婦も小技沢山でてましたもんね。そこ迄語れなかった自分が恨めしい^^;
招待客の中に、ちゃんとのぼさんいますよ。大須賀さんいますよ~♪
最後はラベンズ・ウォークを会場全体で踊り歌う。

楽しい、愉快、爽やかに物語が終る。

ミー&マイガールは、成長の物語って感じではなく、心の中にあったモノ。忘れてしまってたモノ。見失いそうになったモノ。気がついていないモノ。。。そういったモノを拾い集める物語だった気がする。
だってね、組み合わせは何ひとつ変わってないんだよ。ビルはサリーが好きで、ジョンはマリアが好きで、ジェラルドはジャッキーが好きで、バターズビー卿は妻だけを見ていた(むつみさんゴメンナサイ。名前を忘れちゃった


当初掲げた観劇目的。全てクリアです
充実の2日間3公演でした。カンパニーの皆様、有り難うございました。次は大阪にも来てね

そうそう
ラストのラベンズ・ウォーク。踊れなくってもいいから、踊る努力をしよう!もちろん歌いながら!!そしたらね、役者さんがにっこり微笑み返しをしてくれるよ。
オイラも踊れないながらも、一生懸命踊ってみたらば、法子さんの微笑みや、阿部さんの微笑み、大須賀さんの笑顔、日比野さんのギョロ目をゲットできましたもーん


ぷぃ~。長々とレポちゅーより要約出来てない物語の要約・・ココ迄読んでくれた君は、きっと暇人やね。ご苦労さまでした。そして、ありがとう

プチトマトの嘆き ~ミーマイ・レポ その3~

2006-06-20 19:24:07 | 舞台関係
やっとこさ、二幕に突入です。
ミーマイはかなりテンションが上がるので、幕間のテンションもかなり異常かも(←それは極限られた人だけかもよ?)


■ヘアフォード邸のチッチキチー■
なんだか、小鳥の鳴き声のような可愛い歌。「熱いアイツがやってきた」この歌すご~く好き~♪子供役のゆりゆりが噴水で戯れてるのも可愛いし、その跳ねた水を帽子(?)でふき取ってご夫人の座るところを確保する水色の衣装の大須賀さんも素敵。
そしてわれらがのぼさんはタップで見せてくれますね♪寝転んでタップ踏むのって難しそうに見えるんですが、どうなんでしょうね?
クリケットに興じるジャッキーも可愛いし、仕返しがしたいのにできないジェラルドも可愛い(笑)

■スマイル・スマイル・スマイル■
白に水色の衣装で、籐の鞄を持って登場するサリー。
マリアにビルと別れるように再度言われる。そんなマリアにサリーは解っていると答え、ジョン卿は納得がいかない。ジョンはお貴族様ではあるけれど、愛する者が引き裂かれる辛さを知っているようである。
中庭でまどろんでいたジャスパー卿が、涙ぐむサリーに気付く。なんで耳の遠い人って、聞いて欲しい声は聞こえずに、こっそりしている事は聞き分けるんだよね。不思議
「泣いているのかぃ?」と聞くジャスパー卿は優しい雰囲気がある。「泣いてないよ、笑っているのよ」と答えるサリーも優しい微笑み。
ぐっと顎を引いて、前を見て。サリーはお勉強は出来ないかもしれないけれど、生き方を知っているんだよね。
辛い時程、スマイル・スマイル・スマイル。。。
真っ赤でひらひら躍動的だったサリーの衣装が、水色と白のタイトな落ち着いたものになったのと同じで、サリーの心も微笑みながら静かに沈んでいっている。

■書斎のトマト■
赤いマントを羽織り、最初で最後の演説の練習をするビル。ビルはサリーと生きることを決め、ヘアフォードの当主から降りる決意をしている。無邪気なビルの表情には、考えが入る込む余地はない。サリーと一緒じゃないなんてビルにはありえないのだ。
サリーと一緒しかありえないビルと、ビルの将来が大切だったサリー。ビルも引かない、サリーも引かない。
サリーの決意を知ったビルがしぼんで行く。まるでプチトマトのよう。つやつやのトマトがしぼんで行くみたい。ビルはマリアに直訴に飛び出す。それでもサリーは立ち去って行く。
王様は孤独。

■ヘアフォードのご先祖様■
書斎には、歴々のご先祖様の肖像画が飾られている。
血筋のナンタルカを切々と語るマリア。そのマリアの言葉に反応するヘアフォードの祖先の魂。額縁からでてくるヘアフォード家の魂たち。
紫に目ン玉デザインのご先祖は何だかアイーダを思い出させるし、イギリスかな~?って衣装のご先祖もいる。きっとフック船長希望でしょ?ってご先祖もいたな。のぼさんもご先祖のお一人でする。ジャンヌダルクと戦ったリチャード・ヘアフォード。
黒っぽいウエービーなロングヘアーに白いレースの胸飾りとお袖。黒のベルベットの上着には金や赤の飾りがわんさか。お帽子だってなんか、筒状っぽいのでかっちょいぃ~ オイラはここののぼさんが一番すきです でもね、歩き方は・・・ヘンってか、大変そう(笑)
大須賀さんもご先祖様なんだけど、華美なのぼさん・リチャード・ご先祖と違い、年代の下った感じの結構地味目のご先祖。金髪(?)のボブくらいの長さの髪で、ちょっとホームズに出てきそう。歩き方はやっぱり変で、機関車トーマスみたいな感じでございました。
ご先祖シーンは豪華かつ、厳粛で大好きですね。ってか、みんな好きでしょう




・・・おかしい・・・二幕は一幕より短いはずなのに・・・
こうして、二幕のレポもその4に続くのであった。

じぇ~~~んとるめんにはなれない。 ~ミーマイ・レポ その2~

2006-06-20 02:25:19 | 舞台関係
1幕も終ってないのに、この長さ・・・ミーマイ・レポ その2 行きまっす


■じぇ~んとるめんにはなれないよ■
何が好きって、このシーンはかなり好きなシーンです。厨房での執事・家令・メイド・コック・お手伝いさん等等等・・・が嘆くシーン。
厨房のいろーんなものを使って音を出す。これって、美女と野獣のパブシーンやクレイジー・フォー.ユーのデッドロックシーンみたい。ごっつい楽しいの。生活音(ちょっと強調されてるけどね)が舞台を作り上げていて、軽快なんだも~ん♪
このシーンは4方向を観なければイケナイので大忙し。
先ず、上手のキッチン台で調理をするゆりゆりでしょ。次にゆりゆりの斜後ろ当たりでムッツリ立っている召使横田さん。ビルにビールのチューをされるとも知らずに・・・。そして中央下手よりに立っているメイドの法子さん。メイド姿も可愛いの~ってか、凛々しいの~♪最後にその法子さんの少し前に立つ家令の大須賀さん
この大須賀さんが素敵すぎて持って行かれます。特に黒い衣装が似合い過ぎ。髪を撫で付ける手の動きもステキ。そして何よりガッと大口開いて目を見開いて決めポーズ(?)をするのと「じぇ~んとるめん」と言う時の切な気なお顔とのギャップ・・・このシーン途中から大須賀さんから目が放せないんだよね
最後、下手に捌けて行く時も、メイドやコックがみんな捌けてから最後に出て行くの。その後ろ姿のシルエットがまた素敵

■ステキなおみ足■
ジャッキーが「できるはず」とビルに言い寄るシーン。純名さんのおみ足から目が放せません。チラチラ見える青い下着の白いフリルにも気が行くし(←完全なオヤジ状態)
そんな現場に突っ込んで来た、サリーとジェラルド・・・足の力が抜けまくるジェラルドは、舞台の奥の方に行っても尚、ガックンと何度もなってましたね。細かい!ぐるっと回廊(?)を回って書斎の奥の窓の所に来てもまだガックンしてた。頑張れ、ジェラルド、君にはピンクが似合うから(←意味はない)

■サリーの変化■
情熱のサリーの衣装に少しの変化。赤い元気なチェックに白いジャケットを羽織っている。
ビルが好き。もしもハートを取られたら、果てない迷路を迷う・・・
サリーの心の変化が徐々に現れて来る。
チョイ切ない。

■決意のランベス・ウォーク■
ビルのヘアフォード当主としてのお披露目パーティ
ウォルフレッド卿としてのぼさん登場。かっちょいぃ~ やはり黒の衣装ってカッコイイよね。
沢山のお貴族様の中に、ランベスの仲間を引き連れてサリーがやって来る。サリーの決意のランベス・ウォークである。
初めは、ギョッとして、次に軽蔑の眼差しを向ける貴族達。もちろん、のぼさんも大須賀さんも偉い恐い顔でサリー達を睨んでます。でもね、人間『楽しい』には逆らえないのである。徐々にランベスのステップに乗せられて行くお貴族様達。阿部さんバターズビー卿とぶつかったりするのぼさんウォルフレッド卿。二人で、ごめんごめんをシテイルのは微笑ましい(笑)
しかーし中央でスプーンを渡され乗せられて行く大須賀さんが・・・可愛い~
どんどん乗せられて行くお客達。会場全員を巻き込んで、ランベス・ウォークが鳴り響く 
このランベスの仲間の中に法さん発見♪素敵すぎ~


こうして、やっとこさ、一幕が終了~~~~。
大興奮の二幕はまた後ほど・・・

aperitifはいかがなさいましょう?  ~ミーマイ・レポ その1~

2006-06-19 20:28:11 | 舞台関係
さてさて、待ちに待った舞台の始まりでする。
約1年ぶり・・・プロデューサーズ以来ののぼさんの舞台ザンス。いやはや。どれだけ待っていたことか
ちなみに今回の遠征、途中で携帯の電池が切れたので、帰りの打ち上げが写せませなんだ・・・・なので、どういった打ち上げだったかきになるお方は、たけこ姉の「たけこの部屋」をご覧下さい。

さて、ようやくmy初日及びmy楽を迎えた『Me and My Girl』。レポ、早速行ってみよう
※もちろん、ネタバレですので、読まれる方はご注意を!

今回の遠征は、6月17,18日。『ミーマイ』オンリーのマチソワマチというミーマイ三昧遠征だったのです。いや、さすがに飽きるかな?と心配致しましたが、杞憂でした。
このミュージカルは見るところが満載でね。飽きることはないと思われ(笑)
そんな今回の観劇。当初の目的を先ず掲げておきましょうか。

1.何をおいてものぼさんご出演。これを観ずに何を見る。
2.今熱いmyブームのレミゼ組ご出演。これも観ずに何を見る。
3.可愛いゆりゆりご出演。これは観なきゃ反則でしょう。

以上、3項目にまとめてみました。
この観劇目的は達成されたのか。はたまた、これを覆す何かがあったのか・・・・ふっふっふ。
今回は場面ごとレポで。


■ロビーパフォーマンス■
いいですねぇ♪楽器の説明から、ダンスの説明まで
階段を利用してパフォーマンスを繰り広げます。ここでしっかり習っておくと、後々役に立つので、参加をオススメスル(トップ写真を参照)

■オーヴァーチェア■
個人的にチューニングはとっても好きなワンシーンである。
チューニングの後、オーヴァーチェアに入り、せり上がっていたオケピが沈んで行く・・・スローリーに吸い込まれるオケピに何故か感動。

■お貴族様のお暇な時間■
暇をもてあます週末のお貴族様たち。オープンカーに乗り込んで、行き着く先は・・・ヘアフォード邸。
このお貴族様の中に、ゆりゆり発見。金髪ベティさんみたいな髪形がキュートなのだ。アンカレの時のお貴族ゆりゆりにちょっと似てるッス。そして、レミでお馴染みの大須賀さんも発見。カッコイイ~

■ヘアフォード邸にて■
ピンクのひらひらのドレスにブロンドのお嬢様、ジャッキーことジャクリーヌ。いかにもなワガママお嬢様で、個人的に純名りささんにピッタリはまり役だと思った♪
ヘアフォード14代当主が見つかった知らせを持ち込むパーチェスター。ジェラルドに一番最初に報告してました。このジェラルドさん、ごっつ四季の味方さんちっくなんだよね
このヘアフォード邸でのシーンでのぼさん登場ッス。かなり爽やかなゲストで登場~♪ジャッキーのお取り巻きでしたね。小道具を使うダンスは楽しいねぇ♪
帽子入れの中から取り出す小物をポイポイ放り投げるジャッキー。ジャラジャラした宝石を帽子入れの箱にポイっと投げ込むんだけど、その箱の近くにのぼさんがいるんだよね かなりお顔すれすれに投げ込まれてて危険です(笑)あと、舞々する羽もウザそうです。ってか、ウザそうなお顔が上手すぎ。ホントにウザイのかもしれない・・・

■一族会議■
当主にふさわしいかどうか。先代の遺言と照らし合わせる相談をする一族。
いかにも高等な一族のやりそうな会議である。でもそこにいるジャスパー卿は素敵です~~~ おじいちゃんなので耳が遠く、集音機を耳に当てて聞いているのだぁ。
14代ヘアフォ~~~~~~~ド伯爵となったこの物語の主人公ビル。しかし、寅さん張りの下町育ちの彼には、礼儀作法のナンタルカはまったく意味を成さない。このビルを唯一受け入れていたのがジャスパー卿。。。ってか、おじーちゃんはビルの投げキッスをゲットしたくって仕方がなかったらしい・・・ずっとキスを追い求めてました。

■弁護士のお仕事■
ビルをどうするか。遺言執行人の一人公爵夫人マリアに意見を求められた弁護士パーチェスター。彼はここぞとばかり語りだす。「弁護士の私にお任せあれ」
ホップしてスキップしてジャンプしながら語るパーチェスター。最後には一族みんなも踊りだす。ジャンプで一番高く飛んでいたのは、間違いなくもう一人の遺言執行人、ジョン卿(村井国男さん)であろう。かなりジャンプしてました。
ちなみに、「ジャンプ」のプーは、なんとなく「ぷぅ~(特に手が・・)」って感じだったんですがね・・そう感じたのはオイラだけでしょうか


■アペリティフはいかが?■
一族会議の後、食堂に入ってくるビルと恋人サリー。
レナちゃん可愛い~。赤いチェックの衣装が似合ってまする~。もちろんお帽子も 元気で、開けっぴろげで、サバサバした性格が出てきた瞬間からわかる感じ。声の通りもピカイチに良い~♪
濃厚キッスにもくらくらでした。
ちなみに、執事さんの「アペリティフはいかがなさいましょう?」っての、解らなかったの。アペリティフが・・・・んで、本日会社の子に調べてもらったら、食前酒という意味らしい。しらんかったよ。。。ビルとサリーと同じだ♪
食卓の上のものをさらって行く二人の豪快さも笑えるし、ホント、ビルとサリーの息はピッタリですね。
で、回毎に微妙にアクションの違う甲冑。。。攻撃したり、素直だったり、飛びのいたり・・・いくつバリエーションあるんだろう~?


・・・ぷぃ~~~。あの、すごく長文になるみたい
なので、続きはまた後ほど・・・頑張る・・・予定

ウメの次はレモン

2006-06-15 13:33:54 | 食べる・食べる時・食べれば・食べれ
以前、こんなものを見つけたと記事にした。ウメばーさんの『ウメのたね』である。
引き続き、こんなものを見つけてしまったら、記事にしなくちゃ仕方ないでしょう?
『レモンのたね』のレ~モンじじぃヤデ~!
じじぃのコメントは「ワタ~シの人生 タネモ仕掛ケモ アリャセ~ヘンけど、歯ゴタエあって サイコーや!」とのこと。

そして、じじぃのプロフ
 ●年齢・・・不詳
 ●出身地・・・米国、カリフォルニア州
 ●現住所・・・大阪府(日系米国人)
 ●特技・・・マジック(すぐばれる)
 ●ファッション・・・なぜかアロハシャツ
 コメント「ワン ツー スリー  あれ?」(←マジック失敗)


ノーベルさん、このシリーズのパッケージはインパクトありありですね。個人的に大好きです(笑)

水滸伝を語る ~その2~

2006-06-14 13:14:40 | 壱百八星
案外読んでくれている人がいる事が解ったので、続きを書いてみる・・・(笑)どこまで、何人書けるかは微妙だけどね~



■楊志■

天暗星で17番目の席順。
青面獣というあだ名を持つ楊志。この方も元・官のである。顔に痣があることから青面獣というあだ名を付けられているが、剣の腕はかなりのものである。
林冲が太陽のような輝きを持つなら、楊志は月ってイメージがあるんですがね。二人はなんとなく陰と陽の関係のような気がします。どうでしょうかね?

■武松■

天傷星で14番目の席順。
水滸伝のなかで2番目に好きなキャラである
行者というあだ名は、行者に化けて逃避行をしていたためについたもの。虎を素手で殺しちゃうとか、ありえないくらいの豪傑なんだけど・・・女に弱く、女でしくじった武松。。。まぁ、水滸伝の方々、女でしくじる場合多いんですけどね
豪腕な武松なんだけど、個人的なイメージは大男ではなく、かなりのイケメンなんだよね(笑)やんちゃで眼が離せないってイメージ☆なのだ。

■李逵■

天殺星で22番目の席順。
二丁の斧を武器に戦いを駆け巡る、愛すべきキャラ。黒旋風の李逵。粗野で短気で頭が悪い李逵ではあるが、憎めない可愛い純朴さがあるんだよな。
喧嘩して仲良くなるってタイプのおばかちゃん李逵。涙が出るくらい、従順な李逵。なんだかなーって思いつつも、嫌いになれないキャラなんだよな。お徳(笑)
イメージは熊ね。くろーい熊。

■扈三娘■

地慧星で59番目の席順。
一丈青というあだ名の扈三娘。扈さん家の娘さんという意味で、多分名前ではないと思う。108星の中で女性はたった3人しかいない。その中でもとびきりの家柄で、とびきりの美人が扈三娘である。
日月二振りの刀を使いこなす、女性ながらも侮れないお方。家同士で決められた結婚相手(祝彪)がいたが、実はその一族は悪い人だったので梁山泊に寝返えることとなる。初め祝家を援護していた扈家であるので、梁山泊と戦う立場であった。そのとき王英と剣を交えているのだが、後に梁山泊内で王英と結婚している。美女と野獣カップルなのだ。



ままま。今回はこのアタリで終了~
まだ、オイラの一番好きなお方には辿りついておりませんわ~

玉虫の想い

2006-06-12 20:32:17 | 呟き
注)今回は、文中に写真を多用しております。携帯からでは写真はトップのものしか見れませんので、気になるお方はパソコンからどうぞ。(といっても、飛行機好き以外は、そんなに興味を惹くものではないかもにょろ。)

6月11日晴れ。
ブログ友達のゆーりんは、周知の飛行機好きである。彼とブログで出会う前から、一度行ってみたい場所があった。それが、飛行神社。
ゆーりんの出現に触発され、ちょっくら飛行神社に行ってみることにした。

飛行機を思わせるスチールの鳥居。その鳥居さんに行くまでにある社務所前には、大きな飛行機のエンジンが展示されている。
なんだか、普通の神社とは一癖も二癖も違うぞ。

 
ギリシャの神殿を思わせる拝殿には、飛魚や蜻蛉のステンドグラスがはめ込まれている。
そしてこの拝殿の奥に鎮座しているのが、ご祭神の3神。
中央がニギハヤヒ尊。天孫降臨に先駆け、天が原から降臨してきた神様である。そして左が薬祖神。その名の通り、薬の神様らしいですね。右側が航空殉難者や功績者の御霊を祭っている。
ニギハヤヒ尊をご祭神としたのは、天磐船に乗って降臨したことから、天を駆ける船=天磐船=飛行機・・・という事らしい。


お社の奥は、資料館となっている。拝観料は300円。
ライト兄弟より先に飛行機を考案していたと言われる二宮忠八によって作られた飛行神社。彼の研究の成果が資料館に展示されている。

飛行機がこの世の中になかった時代に忠八が作った飛行機の模型。

ライト兄弟より先に作られていた、玉虫型有人飛行機の模型。お尻に付いているプロペラは、船のスクリューを元に考えられたものだとか・・・
忠八はこの案を軍に提出していたが、認可されなかった。資金が下りずテスト機を作る事が出来ずにいる間に、ライト兄弟に先に飛ばれてしまったのだ。二番煎じは必要ない、と、忠八は玉虫を作ることを辞めてしまう。資金が調達できていれば、飛行機第一号はこの玉虫だったと考えられる。

その他の模型。
 
初代ブルーインパルスの胸章や飛行機の部品など、寄贈品も沢山ある。
多くの飛行機にまつわる蔵書もあり、小さい敷地の神社ではあるが、かなりじっくり観る事が出来る。

 
駐車場にはめ込まれたタイルには、プロペラや玉虫のデザインがなされている。

ご祭神3神の他に、忠八を祀ったお社もあった。
飛ぶことを愛した忠八は、鳥や飛魚、虫など、飛行するもの総てを愛していたようである。


             

水滸伝を語ってみちゃう??? ~その1~

2006-06-08 20:27:24 | 壱百八星
数年前に中国へ行った時に買ったもの。泥人形である。

京劇の隈取にしようか、物語の登場人物のにしようか・・・さんざ悩んで物語のものにした。
10人入りで小出費にするか、50人くらい入りの大出費にするか・・・さんざ悩んで小出費に留めた。
それが、今回のお写真の10人でござる。

中国と言えば三国志が有名であるが、おいらは三国志を読んだ事がないので(川本喜八郎さんの人形劇三国志は大好きで、ある程度見てましたが・・・古^^;)、大好きな物語『水滸伝』にいたしましたの。

水滸伝の名はご存知であろう。
幻想水滸伝とかゲームになってるしね(←ゲームしないので、内容はさっぱり解りませんが^^;)
三国志より時代の下った宋の時代。腐敗した政府に反乱を起こした実在人物、宋江の反乱をベースに講談師が語り継ぎ、形作られたのがこの物語。36人で決起をした乱であったが、講談師達の創意工夫によって最終人数は108人。(笑)
108人の好漢が108の星の下に集い、政府に対峙する物語のだ。
日本には江戸時代に伝わり、一世を風靡。馬琴の代表作『南総里見八犬伝』もこの物語がべーすとなっているとか。
現在日本で訳されているのは、主に71回本と100回本。
更に詳しく知りたいって方はこちらをどうぞ

さて、ここからはオイラの個人的キャラ見解っちゅーことで。


■宋江■

天魁星で1番目の席順。
108星を率いる『水滸伝』の主人公。何故かこの人形では顔が半分以上隠れております(笑)
及時雨とあだ名されるほど、人に施しをする慈善の人である。
異常なまでに好漢から信頼を寄せられるお人なのだが、オイラ的にはかなり苦手。オイラが読んだどの本をみても、ウジウジとしてて自分では人を殺めない。さらに頑固☆者ときている。
どうしても最後まで掴めないキャラだったんだよね。


■呉用■

天幾星で3番目の席順。
イワユル108星のブレーン。三国志で言うところの諸葛亮孔明的役どころ。
あだ名は智多星。ようは星の数ほどの智を持ってるっちゅーことでしょうな。
秀才肌の文系な人かと思いきや、案外チャッカマン的な性格も併せ持った好漢であったらしい。
特に好きーという感情もなければ、ウザイという感情もなし。フツーにふつーな感じかな。本来、好き系の人のはずなんだけど、この物語、オットコ前が大量におりますからね、薄れちゃうのかもなぁ。。。


■林冲■

天雄星で6番目の席順。
豹子頭といあだ名を持つ彼は、義に熱く、貞節を知り、その上、武術に優れた、もう、文句なしの好漢なのである。三国志で言う張飛をなぞらえているらしいっす。槍術に長けた人で、もともとは禁軍の教頭をしていた官の人である。中国で教頭といったら、この人を指すらしい。
上司に妻を横恋慕されたり、友達に裏切られたり、罪に問われて服役中でも刺客がきたり、本当はお天道様に顔向けできない不正を一番嫌っていたんだけれど、結局無頼となって義勇の為に働かざるをえなくなったっちゅー・・・かなり不幸なお方。。。でも、林冲は大好きでする
京劇でも、林冲と智深が出会うところなんかが、武術と友情の見せ場が多くて面白いらしいね。オイラも見たけど、ワクワクしたもん



一先ず、今回はこのあたりで。。。
そんなに語るほどの知識があるわけではないんだけどね。オイラの一番好きキャラまでは語ろうと思うなりよ。108人全員は語らないと思う。。。たぶん。。。

Love & Peace

2006-06-05 20:55:07 | 呟き
さくら繋がりの出来事。
先日『桜の花にだまされて』を観て、家に帰るとアメリカンチェリーがあった。
ぷっくりとしててね、あぁ、スモモと仲間やなぁ。。。と思わせるカタチのものが多かった。
その中でもとびっきり可愛い、こんな姿のものが・・・

や~ん ハート型~♪

すぐに脳裏に浮かんだのが、HAPPY MANのワンシーン。
岩田さんの総司がシャキーンとポーズを取るところが浮かびましたさ(笑)

♪らっぶ あぁ~んど ぴぃ~~~す♪
ままま、このシーンは余談なんですけどね。『ラブ』とくれば、『アーンド ピース』と対になって覚えているって事ッス

なんかね、めちゃくちゃラブリーじゃぁないですか。
嬉しくなって写真を撮ってしまいました(笑)

母に「らっぶ あぁ~んど ぴぃ~す♪」と手渡すと、「やーん、そんなん言われたら食べられへんや~ん」といいつつ、パックン

・・・え?
今、たべられへ~ん・・・とか言ってませんでした???

まぁね、いいんですけど(笑)

     

きっしーの舞台を観て、友達とお話をして、心が軽くなっていた私は、この時『Love & Peace』な気分だったんですよ。
きっしーの舞台から頂いたラブのお裾分け

なるだけね、この気持ちを何度も思い起こしていろんな局面に対処したいな、なんて思ったオイラなのでした。
いや~。。。『桜の花~』はタイムリーに出会った芝居でしたな。
ふとした時に思い出す。本当に大切なものを見つめなさい、と。
まだまだ、むきーーーっとなっちゃうけれど、合言葉は『Love & Peace』で頑張ろうと存ずる。
でも、我慢はしない。小出しに噴出するのだぁ