ぶつぶつ地蔵

地蔵 呟く ひーの言葉を。ぶつぶつと…。

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久々のお江戸遠征 ~東博編~

2013-08-14 14:47:07 | 好き・応援
二都物語・れんこんさんを堪能した翌日。
いつもは観劇三昧のお江戸遠征ですが、今回は最近ちょっと興味のある「書」を見ることに。
東京国立博物館で開催されている「和様の書」に行きました。

お宿は御徒町にあるので、上野まですぐです。
本当は9時に東博INしようと思っていたんですが、のんびりしちゃって^^;

のんびりついでに、お宿の近くのビビンパハウスさんでビビンパの朝食をとってから行きました。

石焼野菜ビビンパ。スープ付きで750円です。

お野菜たっぷりで量も多すぎずいい感じ。
出てくるのも意外と早かった♪

満腹になったら東博に向けてGo!

途中、お土産用につる瀬さんで生菓子(ふく梅と上生)とむすび梅をGET。

ミーンミーンとアニメで聞くようなセミの鳴き声を聞きながら、不忍池を通り抜ける。

散華を手に受けるかのようなハスの葉がいいなぁと思う。


不忍池はまだまだ蓮の盛のようです。

「和様の書」
飛鳥奈良時代の文字は中国の形式で書かれていました。
その漢字を日本独自の文字として形作り、書かれた書の事を「和様」と言うそうです。
平安初期からその様式が固まってゆき、中期には日本独自のかなが登場。平安末期には円熟期を迎えます。

3跡と呼ばれる、小野道風(894-967)・藤原佐理(944-998)・藤原行成(972-1028)の3人の書を見比べることができ、四大手鏡も一同に会するとゆー。。。
書に携わる人ならヨダレものの展覧会なのであります。

しかーし!
オイラは「能書」とゆー言葉をこの展覧会で知ったという素人です。
ここ数年、ちょっと面白いかもと思いだしただけですので、突っ込んだ感想は書けないのですが^^;


一番気に入ったのが、屏風に描かれた絵と書のコラボ
「はつ山ゆふこえくれてやどゝへば(三輪の檜原に←この部分を絵で表現)秋風ぞふく」
初瀬の言葉だけで持ってかれた感はありますが、その文字と絵を合わせる感覚がスンバラだと思うんです。
ちょっとね、泣きそうなくらいいい屏風ですよ。必見です。

あとね、藤原定家の歌を焼き物にした作品。
四角い器の内側に、歌の情景を描き、ウラ面に歌を書くという非常に凝ったものです。
器好きにもたまらない作品。

信長や秀吉の書簡がありましたが個人的に書簡にはあまり興味がなく、ふーんって感じ^^;
これが奈良時代の文字だとガッツリかぶりつくんですが(笑)

一番目を引くのは、やはりその細工ではないでしょうか。
染めた紙を継いだり、描かれた絵の上に文字を散らしたり。
読んでもらう手紙や記録といった書と違い、魅せる書がたくさんあるんですね。
この美意識が他に類を見ない、日本独自の美である思うんです。

平家納経も展示されていました。

あ、オイラ、文字を見てないね^^;

因に、3跡の中では佐理の字が一番好きだったかも。

分厚い図録は2500円とお手頃価格でしたが、あまりの重さに購入を断念(笑)

あ、そうそう。
つい先日、藤原良相邸跡から出土した、一面に仮名を書いた土器も展示されていましたよ。

素人ながらに、なかなか楽しむことができました。


そしてそのまま常設展へ。
常設展では、撮影禁止マークがなければ写真OKなんです。(フラッシュは不可)

オイラが気になったのはこのお方。

弁天様(*´∀`*)
と~ってもふくよかで綺麗なお顔でしょう~♪
弁天様は宇賀神とも言われます。

ではどの当たりが宇賀神なんでしょう?


ずずずぃっと近づいて見ると・・・
何やら冠のあたりがグルグルしてますね。

ちょいと角度を変えてみると・・・


うぎゃ!
蛇の体にじーさんのお顔がついています!
そう。宇賀神は蛇さんなんですね。
こーんなふくよかなお顔の上に、蛇のおじいさんが乗っかってるんですもの、仏様って奥深い!


十二神将様もいらっしゃいました。
オイラの家族の干支が上手く入る感じに配置してました。
っつか、真ん中にお薬師様がいないのが淋しい。。。

手鏡や漆工芸なんかもありました。

刀もありましたが、今回はそんなに興味がわかず。
あ、虎徹がありました。脇差みたいな短いのん。
知らないおっちゃんが「新選組の近藤の刀」と言ってたけど、近藤さんの虎徹は現存してないよね。それに長い刀だし。と心の中で突っ込んでました。
後わからなかったのが、佩き裏って言葉。どこを指すんですかね?
刀ゾーンで気になったのはこれくらい。

次は面。
いろんな面がありましたが、気になったのはこちら。

にゅ~っと伸びた鼻?嘴??
焔摩天と名前がありました。二十八部衆なんだとか?違うとか。
閻魔様とは違うんかいね?っつー感じ。


この伸びてるところをよーく見ると、象の鼻みたいです。


ウィキで焔摩天を調べてみたら、象とは関係がないような感じ。
っつか、形状が全然違うんだけど。



2階に上がる時の踊り場のステンドグラスも素敵♪


ほかには、こんなお方が。。。


お部屋に入った瞬間、薬師寺の聖観世音菩薩様の模造!って解りました。
薬師寺展の時以来かな。お久しぶりです^^


折角なので、裳の飾りを写してみました。

薬師寺さんからは大般若心経も出展されてました。
いろいろ寺宝も行脚されてるんですね。


ビックリしたのはこちらの甲冑。
雷がゴロゴロなりだしてる時に見つけました。

甲の頭にくまの毛を植えているんです。
更によく見て!甲冑が袈裟懸けになってて、ペローンと胸が見えているって作りの甲冑なんです!


バックスタイルはこんな感じ。
背骨が見えてて・・・キモッ(~ω~;)))!!!!


こんな感じで博物館を堪能していたら、既に3時半を回ってました。

雨が小雨になったのを見計らって、帰路についたワシ。

あぁ、1泊2日だったけど、濃い内容でした。


今度は高尾山に行きたい。
そ〜思うオイラなのでした。








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久々のお江戸遠征 ~れんこん編~

2013-08-13 14:10:52 | 食べる・食べる時・食べれば・食べれ
観劇後、晩御飯までに時間があったので、ヌヌ師匠とたけこ姉と共にお茶をシバく(死語)。
観劇後だし観劇好き3人なので話が弾みました。
しかし、晩御飯を前に師匠がクーラーにあたったのか不調の為離脱。
食事のみ参加予定だったDericoさんもお仕事がどーにもできない状態に陥っているということで不参加となりました。残念!
また、次の機会にご一緒したいですね。

そんなこんなで、7時半からオイラの行きつけの「れんこん」さんで晩餐スタート♪
晩御飯からは、きっしぃファン仲間のゆうちゃんが合流です。
更に、フットルース観劇後に京ちゃまの合流。
京ちゃまくるまでにガンガンスタート(爆)

たけこ姉のつるの一声で、レンコン料理をガッツリいただくことに。


と言いつつ、旬野菜のバランスサラダ。
蕪とかレンコンとか人参とか茄子がゴロゴロっと入ったサラダです。


続いてレンコンコロッケ。
れんこんの甘味が優しいコロッケです。
個人的には何もつけなくってOKですが、お好みで添えてあるお塩をどうぞ。


レンコンカナッペ。
チーズと生ハムとレンコンが合うんです。


レンコン麺。
京ちゃまと飲んでる時には頼まない麺もこのメンバーだといただけるのが嬉しいですね。
うーどんより軽い感じの口当たりです。やはり小麦粉とレンコン粉の違いでしょうね。ツルツルいただける麺でした。


桜えびのカリカリピザ
お店から差し入れていただきました!(いつもありがとね\(//∇//)\)
パリッパリのピザの上に、これでもかー!っと乗った桜えびが香ばしくって美味しいのです♪

TOPの写真はエビのはさみ揚げ。
プリプリのエビとレンコンがよく合います。
京ちゃまと二人の時は、揚げ物を避けているので嬉しい一品でした。
以前は白身魚のはさみ揚げもあったのに、メニューからなくなっていて残念!

このあたりで京ちゃま登場。


糸かぼちゃの雲丹なんとか(←名前忘れた^^;)
ゼリー寄せみたいな感じ。あっさりしてるけれど、旨みたっぷり。優しいお味でございました。


豚の生姜焼きサラダ。
生姜焼きだけど、サラダでいただくのでさっぱり。
めっちゃ美味しいでした。


4人で飲み食いして、なんか今回異常に安かった。。。(いつもは京ちゃまと飲み過ぎなのか^^;)
久々にゆうちゃんともいっぱい話せたし、たけこ姉をこれんこんさんに連れてきてあげれたし、れんこんさんの姉さんともちょっとだけだけどお話できたし♪
お腹もココロも満腹な一日となりました。


また、みんなで遊ぼうね~♪







東博編へ続く。









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久々のお江戸遠征 ~二都物語編~

2013-08-12 14:10:37 | 舞台関係
8月10日にお江戸へ行くに当たり、なんぞ観劇を。。。とゆーコトで二都物語を観てきました。
せっかくなので、お江戸のお友達ヌヌ師匠とお江戸に行ってる地元のお友達たけこ姉と3人で観劇。
近頃京ちゃまと観るか一人で観るかだったので、3人で並んで観るのも楽しかったです。

さて、このお話。
とにかく切なくて悲しいお話なんですよね。
個人的には芳雄くんの演じたシドニーのすべての動きに涙でした。
ご一緒観劇した師匠と姉が「泣くの早すぎでビックリ」したそうです。
えぇ、一幕から泣きが入りましたさ。

あらすじを読んでいるから、大体の着地点は予測付きますよね。
なので、ラストへ向けての2幕はダダ泣きでした。

革命の裏側にある消えない闇。
それがこの物語のキーだった気がします。
でもただの悲劇に感じないのは、ひとえに、自分の選んだ道に自信を持ち愛と光を抱いて逝くシドニーの表情があるからでしょう。

とても素敵な楽曲だし、お話も悲しいながらもやっぱり人は人と繋がって生きてるって思えてすごくいいんですが、いつもみたいにもっかい観たい!という気持ちにすぐにはなれませんでした。
地元だったら通ってただろういなぁって思う。
もちろん再演希望だし、再演があれば観に行く♪


観終わった時の感想は、貴族に生まれることも民衆に生まれることも、どっちも選べないってことへのもどかしさ。
貴族として生まれたのはその人の罪じゃない。そこで生まれたら、そこで育つしかない。
それは民衆も同じで、そこから抜け出したくてもそこで生きていくしかない。
所詮「自分のいる場所」しか知らないわけだもんね。
どっちも立場も辛いなぁと。

そして一番気になったのはこの物語の後のこと。
シドニーはいい。自分が大切なものを守るために、自分が思った通りにやり遂げたんだから。
でも。。。シドニーの死と引換となってしまった今後の生活を、ダーニーとルーシーはどう生きるんだろうか、ということ。小さいルーシーの為に笑顔で生きるんだろうけれど、その心の奥はきっと、「革命だったんだから」と片付けられない複雑な想いを抱えることになったんだろうな。

歴史に二面性があるように、想いにも二面性がある。
どちらが正解という答えのない二面。
二都物語。
パリとロンドンという二都だけではなく、歴史の表裏や人の想いの二面性も二都に含まれているのかもしれないなぁ。。。なんて。


因に、一番好きだったキャラは、福井さんのバーサッド。
こ狡いけれど人の良さが最後に溢れちゃっう。そんな感じがよかったなぁ。

あと、これは狙っての演出かどうかはわかりませんが、中央の舞台装置・・・最後、シドニーが登っていく階段のある装置のシルエットが十字に写って墓標のようでした。


感想を書いてると悲しいばかりが前面に出てきちゃうけれど、物語の中には笑いもちゃんといっぱいあって、それがとって優しい笑いでええなぁって思いました。
小さいルーシーが寝る前のお祈りをするとき、シドニーに「ちゃんと膝をつきなさい」とたしなめるシーン。この時のシドニーの表情がものすごくイイです。かわいくって茶目っ気があって、でも愛に溢れてます。
あ、いくつか作品見ているけれど、今回の芳雄くんが一番好きなんだ、オイラ。


めぐめぐとかすみれさんとかも語りたいけれど、なんか、シドニーを語ったら満足しちゃいました^^


れんこん編へ続く。









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エビタイⅡ

2013-08-02 21:15:34 | 食べる・食べる時・食べれば・食べれ
友達がリリースしたワイン(このあたり参照 → )を、お酒好きな従兄弟のともちゃんに送ったら、メロンに化けて帰ってきました♪
富良野のメロンなんだって。
キングルビーっちゅーそうな。

これって、佐藤錦に続くエビタイでございます。


ともちゃん、ありがとー♪


食べごろまで追熟させてくださいと説明書が入ってました。
カットフルーツでの食べごろは来週頭くらい。
スプーンでの食べごろは来週半ばくらい。

むふふ。

楽しみであります。