まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1726 2021年大晦日兵庫の旅(2)・・・闘龍灘

2022-03-09 10:05:40 | 旅行記
よろしくお願いします。




















昨年の大晦日に兵庫県を走った記録をお送りしています、今回はその第2回目、前回は三木市の中心部で旧街道の雰囲気が漂う古い町並を巡りました。行程の最後に訪れたのは旧三木鉄道の三木駅、そこから遊歩道を行こうとしたのですがここは自転車では走ることができないとのこと。仕方がないので遊歩道に沿う県道を進んで行くことに、と思ったがコンビニがあったのでとりあえず朝食休憩。いつものように店前で食べているわけだが、強い風が吹いていて寒くて仕方がない、それにガラスに貼っているアニメ映画のポスター、パンダが怖そうでまるで夢に出てきそう・・・。
さて、空腹も満たしたことだし次の目的地へ向かう、廃線跡は走れないので県道を進んで行くことにする。写真にあるように空は青い部分が多く日も降り注いでくれている、ただこの辺りは田園風景が続き風は相変わらず行く手を阻むように吹いている、北の空には相変わらずグレーの雲がかかっていて、いつこちらに来てもおかしくない状態、そうなるとプランB・・・天候に合わせて行程もいくつか考えてきているので・・・も考えなければならない。途中で県道を折れて名も知らぬ集落へと入り、古墳があるとのことでちょっと寄り道、その後は集落を抜けて加古川沿いの県道へと出る。
















橋を渡り終えると小野市、いよいよ向かい風がきつく感じ始めてきた、グレーの雲もだんだん幅を利かせ始めてきている。途中、トイレ休憩のためにJR加古川線の市場駅に立ち寄る、そう言えば朝出てくる前に見たニュースでは播但線は停まっているとのことだったが、こちらは通常に運行されているよう。加古川線は数年前に各駅巡りしたことがあったが、どの駅も地元の交流館に改装されていて、駅舎巡りの楽しみがなくなってしまっていた。まあ地元の活性化はいいことだしそれが乗客増につながればいいのだが、JR西日本のローカル線は本当に今は深刻な状態です、この先生き残るためにはもう努力だけではどうしようもないのが現実、その件については近いうちに取り上げてみようと思っています。その後も更に北へと進んで、ここに来た時にはいつも通るJR加古川線沿いの旧街道風の道へと入る。加東市に差し掛かった辺りでは陽光もなくなり空模様はいよいよ怪しくなって・・・、って思っているとついに雪が降ってきた、でもさほど気にならないほどのチラチラした細かい雪で、今のところ走るには不便はなさそう、このまま北に向けて進んで行くこととしよう。
















闘龍灘・2021年大晦日


JR加古川線と加古川に挟まれた道を進んでたどり着いたのは闘龍灘、ここに来るのは何年ぶりかな~。穏やかな流れの川に立ちはだかるごつごつした石の塊、wikiには↓↓↓

「加古川は、中国山地の栗鹿山に源流を持ち、118の支流を集め、東播磨を貫流し田畑を潤す水源となってきたが、舟運でも大きな役割を担ってきた。闘竜灘は、舟運の障害となるため、江戸時代までは上流と下流でそれぞれ一旦荷を下ろし、陸運後再び舟に積み替えて運搬した。このため、両岸の村は中継地として大いに栄えた。明治6年に、当時としてはまだ珍しかったダイナマイトによる岩盤の切削が行われ、船の通る水路が作られた。大正時代には鉄道が開通したことで、加古川の水運は次第に減退し、その後は景勝地として観光客を集めるようになった。毎年5月1日には日本一早く鮎漁が解禁される。」

とある、行く手を阻む壁で狭まった水路が人の手によって造られたものとは意外な感じ。雪はちらついているがさほど気にはならない、ここが今回の旅の一番北に当たる所だから、この後南へと行くと天気も持ち直してくれるかも知れない、淡い期待を抱いて闘龍灘を後にする。
次に目指すは播磨中央公園、さっきっここに来るときに看板が見えたので場所の確認はできている、JR滝野駅から山の方へと入ると目指す場所にはすぐにたどり着くことができた。ここでの目的は万葉歌碑巡り、しかし公園は広くてその中を歌碑を探し当てるのは結構骨が折れそう、と思っていると万葉集に限らず、兵庫県の教育に携わった人たちが選んだ歌や句の碑が立ち並ぶエリアがあった。少し時間はかかってしまったが目指すべき歌碑は確保することができた、さあ、旅もここからは後半戦、姫路、更にはその向こうのこの旅の最終目的地までの時間との闘い、長い走りが始まります、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1725 吉野川分水関連巡り・飛鳥川(1)+昨日の「カムカム」から

2022-03-08 01:37:28 | 吉野川分水
よろしくお願いします。














以前大和川の合流部分から流れとは逆向きに飛鳥川を巡りました、一昨年の夏のことで、川に沿う自転車道を進んでの巡りは橿原市の中心部の今井町に差し掛かった所までで終わりました。巡りは一旦そこで中断させたのですが、今回飛鳥川に関連する吉野川分水巡りも終わったことだし、残り部分の巡りを終わらせて・・・と言ってもそれはもう昨年のことだったのですが・・・やっとここで記録としてお送りできることになりました。始まりは毎年案山子祭りで賑わう稲渕から、川の流れに向けて進んで行こうと思います・・・となるのだが、案山子祭りの畦道の入口にある橋から石舞台方面に下って行く道から川は離れて棚田の中を流れていて、しばらくは川の姿を見ることはできない。



















祝戸の集落に入り稲渕宮の碑が立つ手前に小さな石橋があって、そこが飛鳥川との再会の場所となる、ここからは川に沿って森の中の遊歩道を進んで行く。この辺りは川幅が小さくまるで渓谷の流れのよう、鬱蒼とした森の中に入ると夏でもひんやりとした気分になれる。石舞台近くには小さな滝もあって割と多くの観光客もやって来る、川に架かる橋の欄干は万葉歌碑になっていて、以前歌碑巡りの時に取り上げたこともありました。川はだんだん低地へ、遊歩道も下りになって橘寺へとたどり着くが、飛鳥川はまた離れて行って草むらの中に隠れてしまった。橘寺前から石舞台方面にほんの少しだけ戻ると岡交差点、そこに橋があって飛鳥川が下を流れている、そしてその川に十字になって吉野川分水の東部幹線水路が交差している。分水路の用水がここで飛鳥川に注がれ、その先の2つの頭首工から飛鳥工区水路へと導かれる経路については前回、前々回のカテゴリー「吉野川分水」にてお送りしました。ここから頭首工まではいわば相互乗り入れみたいなもの、自然豊かな風景の中を流れていくと第一頭首工へとたどり着く。今回はここまで、次回は第二頭首工を過ぎて橿原市へ入り、前にこの川の巡りを中断してしまった今井町まで追いかけて行こうと思います。


















昨日(7日)の朝ドラ『カムカムエヴリバディ』ではひなたの弟、桃太郎君がテレビを見ながら松井の5打席連続敬遠に憤っているシーンがありました。ちょうど前回ここでも取り上げたばかりでタイムリーだったので、このゾーンでその話をすることにしました、とにかくこのドラマ、結構高校野球を取り上げてくれるんですよねえ。明徳義塾と星稜の試合が8月16日の第3試合、ちなみにこの次の試合で天理が登場していました。この時が2回戦、そして弟、桃太郎君の誕生日8月21日は甲子園は3回戦、ジョーがラジオを聞いていたのは東邦vs県岐阜商の試合、結果は東邦が1-0でサヨナラ勝利でした。同日映画村で五十嵐が新聞を見ていた時にはその日の試合結果をラジオで放送されていて、天理が東海大甲府を7-4で破ったと言っていました。ああ~、思い出したわ、自分(一人称)この日鉄道旅行で小海線に乗りに行ってて、小淵沢駅でラジオ聞いている人に「どっち勝ってます?」って聞いたら、その人が甲府が負けていると言って、嬉しそうな顔をしたら思い切り睨まれたんだっけ。この時は小海線で長野県に入って軽井沢で峠の釜めしを買って、高崎から乗った新幹線の中でデッキで立ったままその釜めしを食べたんだった、まだいろいろと自由に行きまくっていた頃の懐かしい思い出です。でもこの時の天理は3度目の夏の優勝が見えたかも、って気分でした、結果は準々決勝で東邦に負けてしまいましたが・・・。
それにしても松井の5打席連続敬遠、弟は松井は最後の夏なのにと怒っていて、小夜ちゃんは明徳の子も可哀想やと思いやって、ひなたはそれを自分のことに置き換えて妄想していてと、3人3様の思いが描かれていました。30年経っても語り継がれる甲子園の大事件、ただ何が正しいと言う答えはいまだに出ていないと思いました。そう言えばひなたが生まれたのはセンバツで初めて岡山県勢が優勝した日じゃなかったかな、となると案外今年のセンバツ、倉敷工、ありかも・・・。確か大河で直江兼続やった時は日本文理が新潟県勢で初めて決勝まで行きましたからね、こういうのって案外あるんですよねえ、さて、今年はどうでしょう???、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1724 春近し、センバツを待つ、3月かな

2022-03-06 19:33:53 | 日記
よろしくお願いします。


先日、センバツの対戦の組み合わせが決まりました、天理は星稜とか~、まあ勝てるやろ~と簡単に言ってしまうわけにはいかないですね。星稜と言えば箕島との延長18回、松井の5打席連続敬遠、タイブレークサヨナラ満塁本塁打、サイン盗みで殴り込みとか、いろいろと負の遺産を持つチーム。と言いながらも天理も弱い者いじめで1回戦勝ち上がった後に強豪校との対戦では名前負け、組み合わせ抽選では初出場校に対戦相手になったことを喜ばれる、淡白サクサク攻撃で気が付けばもう9回とか、まああんまり変わらないところです。それでも3年前の夏は奥川投手を擁しての準優勝の星稜と、出場機会2回連続ベスト4進出の天理、地元以外の人からしたら結構楽しみなカードに見えるんでしょうかねえ~。ちなみにこの2校の対戦はこれまで2回あって1勝1敗、天理の勝利は92年センバツ準々決勝、と言うことは松井がいた時ですね、5打席連続敬遠はこの後の夏のことでした。まあ何はともあれ、2回連続ベスト4の中村監督の神懸かりな采配で上位進出、期待しております。

今回はいっつも甲子園で見慣れた縦縞漢字二文字のチームや、縦縞ユニで系列校の校歌が同じチームや、白地に赤い漢字二文字で昨年夏決勝を戦ったチームが出ないと言う、ちょっと寂しいと言うかいつもと違った大会になりそうです。それでは今回のセンバツの出場校、対戦を巡って行ってみましょう。




第1日 3月18日(金)
浦和学院(埼玉) vs.大分舞鶴(大分)
和歌山東(和歌山) vs.倉敷工(岡山)
クラーク記念国際(北海道) vs.九州国際大付(福岡)

開幕戦で21世紀枠大分舞鶴が登場、高校ラグビーでは天理と決勝で対戦していたので野球でも、と思ったのですがブロックが違ったので対戦は叶わずとなりました。和歌山東は昨秋の県大会で甲子園優勝の智辯和歌山に勝利、その勢いもあったのでしょうか、近畿大会でも準優勝と波に乗るチーム、一冬を越えてその成果が問われる初戦となりそうです。




第2日 3月19日(土)
広陵(広島) vs.敦賀気比(福井)
長崎日大(長崎) vs.京都国際(京都)
二松学舎大付(東京) vs.聖光学院(福島)

広陵と敦賀気比は名門対決、どちらもよく見る高校なのに甲子園ではこれが初めての対決となるのが意外な感じ。昨年春夏を通じて旋風を巻き起こした京都国際も甲子園に戻ってきます、その原動力となった森下投手、今年はどんな活躍を見せてくれるでしょうか。京都国際は昨夏準決勝で智辯学園と対戦したチーム、正直言って初出場だし同じ近畿だしまあ勝てるやろ~と思っていたのですが、智辯が打線の調子が落ちていたこともあって結構苦戦しました。野球とは関係ない方面でいろいろと叩かれていたチームですが、今年はもうそんなことも言わせない、優勝候補の一校です。




第3日 3月20日(日)
山梨学院(山梨) vs.木更津総合(千葉)
日大三島(静岡) vs.金光大阪(大阪)
高知(高知) vs.東洋大姫路(兵庫)

春の木更津総合と言えば大阪桐蔭を撃破した試合、確か先頭打者の本塁打だけの1点に抑えて勝ったんだったかなあ、昨年楽天(E)で新人で活躍した早川投手でしたね。ちなみにその年の優勝は智辯学園、木更津が準々決勝でもし勝っていたら決勝で対戦と言う目もありました。仙台育英、木更津総合、近江、僭越ながら智辯学園も、大阪桐蔭に勝ったチームは箔がついたイメージも、と言っていると今回は木更津総合以外にもあと2校あるんだった、1校は敦賀気比、あともう1校が・・・




第4日 3月21日(月)
国学院久我山(東京) vs.有田工(佐賀)
星稜(石川) vs.天理(奈良)
只見(福島) vs.大垣日大(岐阜)

それがこの日第3試合で登場する大垣日大、センバツ初出場が準優勝でその夏もベスト8、共に常葉菊川に負けると言う不思議な縁、その次の出場もベスト4と旋風を巻き起こしたチームも近年は勢いがしぼみがちです。ネットではいまだに大垣日大に対する誹謗中傷があふれていて、今回の対戦相手が21世紀枠と言うことまで高野連の陰謀だとかいう記事が出る始末。前にも書きましたが出場校の選考には人の思惑があるものの、選ばれたチームには責任はないはずです、大垣日大のことを悪く言うのはとんでもないお門違いです。これ以上言うと聖隷クリストファーもいい気分ではないだろうし、もう夏に向けて動き出しているのだから、大垣日大には気持ちよく試合をさせてあげたいです。




第5日 3月22日(火)
花巻東(岩手) vs.市和歌山(和歌山)
大島(鹿児島) vs.明秀日立(茨城)
丹生(福井) vs.広島商(広島)

花巻東には今大会注目のスラッガーがいるとのこと、一方の市和歌山は昨年の小園投手からの流れで今年も好投手を擁しての出場、楽しみな対戦です。第3試合はまたまた福井県vs広島県の対戦、1回戦で同じ県どうしの対戦が話題になってますが、実はつい5年前にもあったよ、2017年、熊本県が2校出場、その相手が両方奈良県だった。熊本工が智辯学園と対戦、当時旋風を起こしていた秀岳館が高田商と対戦、成績は1勝1敗でした、まあ高田商は大阪桐蔭の神宮優勝枠でもらった出場だったからね、元から期待してなかった、11-0で予想通りの結果でした。




第6日 3月23日(水)
鳴門(徳島) vs.大阪桐蔭(大阪)

32校最後の登場が大阪桐蔭、まさに真打登場と言ったところでしょうか。まあ間違いなく優勝候補だし上位進出も固いで・・・って言うわけにはいきません、鳴門も過去に優勝あり準優勝あり、智辯学園にも勝ったことのある強豪です。下馬評はあくまでも下馬評です、鳴門に頑張ってもらって天理が頂点に立てる大会になってくれれば・・・・・・・・


今年も開会式は1日目出場の6校だけ、応援は吹奏楽で50人までの制限付きで解禁となりました。一応チケットの前売りはやっているとのことで、上限付きの有観客で行われるみたいです、でもこれも今後感染症禍の影響で変わってしまうかも知れないし、相変わらず日々の動向を気にしながらの大会になりそうです。でもここでいい状況で大会が無事に行われて、それが夏につなげれば一番いいんですけどねえ、感染症が再び蔓延しないことを祈ることとしましょう、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち

No.1723 巨椋池、ここが太閤堤?

2022-03-04 10:30:53 | みち
よろしくお願いします。
















京都久御山町での巨椋池巡り、何もない田園風景の中を進んで近鉄向島駅へとたどり着きました。向島と言うと先程までの風景が一変して団地が並び立つ所、以前にはいまだ未解決の凶悪事件が起こったこともありました。駅のすぐ横を通っているのが奈良と京都を結ぶ旧大和街道、国道24号線はここから少し離れた所を通っているが、ここから北へ進んだ観月橋の南詰で二つの道は合流する。ここから橋を渡ると伏見へと行くわけだが、今回は横断歩道を渡って真っ直ぐ宇治川に沿って進んで行きます。左手側は宇治川、一方の右手側はちょっと風情のある家屋が並んでいるが何か違和感が・・・、よく見るとどの家も道と同じ地盤になく一段下がった場所に建っているかのよう。これは巨椋池の痕跡を見つけられるかも知れない、川沿いの道からいったん離れて家が建つ低い場所へと下りて行ってみることとしよう。




















その場所にも川沿いの道に沿うかのように道が通っていて、その土台に家が建っているか上の道に玄関がある家は石垣の上に建っている。昔の巨椋池があった頃の地図を見ると、大きな池があってその中を細い道が通っていて池を分断している↓↓↓



自分(一人称)が今いる場所は地図では右側にある二ノ丸池と宇治川に挟まれた陸地の所。その道から田畑の向こうに向島の住宅地が見えている、地図によるとその辺りは二ノ丸池に当たるみたい、となると池を分けている細い堤は?近鉄向島駅~小倉駅付近では近鉄線と旧大和街道・・・途中で旧24号線と合流するが・・・が寄り添うように通っているが、この部分が池を分断している堤の痕跡と考えられるだろう。田畑が広く一面に広がる巨椋池と違って、二ノ丸池の方は住宅地が密集しているのは地盤の固さの違いだろうか。そしてこの辺りには「島」がつく地名もいくつか見られる、向島、中書島、あと何て読むか分からないが京都競馬場がある所も地名に島がついている、大きな川が流れ大きな池があった痕跡はそんな地名にも見ることができる。そしてこの後訪れることとなるのが槇島町、室町時代末期には最後の将軍足利義昭が幽閉された槙島城があった所です。前にこの城があった場所に来たことがあって、今回も行ってみようと思い町中をいろいろと走り回ったが、城跡自体が住宅地の入り組んだ中にあって分かりにくい所だったので、今回は見つけることができなかった。城跡探しはあっさりあきらめて再び宇治川に沿う道へと出る、左手側前方にはJR奈良線の鉄橋とその左側には京阪宇治駅の駅舎が見えていて、JR線の線路の下をくぐり抜けると宇治橋へとたどり着く。もうそろそろ奈良へと戻る時間となったが、やっぱり巨椋池は奥が深そうな所ですね、まあ巡りつくした感じもあるのですがまだまだいろいろと見つけられるものがありそう。『ブラタモリ』ではないがこの辺りは高低差も多くいろいろと意味がありそうな所なので、来訪した際にはまた素人なりに見つけてみたいと思っています。


そんなわけで帰りは国道24号線から定番のコースへ、最後のゾーンは1月の木津川自転車道、夕刻の風景です↓↓↓















1月の・・・と言うことは2月もあるのか、シリーズ化なのか、それはまた後々のお楽しみということで・・・ってまあ全然楽しみでもないか、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち



No.1722 チョイ To 奈良・年明け、二上山へ走り初め

2022-03-02 10:09:33 | ふうけい
よろしくお願いします。
















前回、滋賀への走りの記録をお伝えしましたが今年の初走りはその前日となる1月2日のこと、奈良盆地を特に目的もなくふらりとチョイ走りしてきました、もちろん箱根駅伝を耳にお供にして、です。実はこの日に大津を目指して走るつもりだったのですが、ちょっとしくじってしまいまして・・・、と言っても寝過ごしじゃないよ。最初は大津を目指して走り始め、途中木津川台のコンビニに寄った時に薬を忘れてしまっていることに気がついてしまった。この時は入院を控えている身で何よりも大事だった薬、それを忘れてしまうとは僕としたことが、と言うことでせっかく来た道をまた奈良へと戻りました。最初の出発から時間も経っているし箱根駅伝ももう2区に入っている、大津は明日に回してこの日は近辺をチョイ走りすることにしました、それにしても木津川台まで行って奈良に戻ってまた出発・・・、何か切ない2022年初走りとなりました。
















まずは初詣客で賑わう三輪へ、写真は1番目のゾーンに並べているもの、JR万葉まほろば線は3日までは初詣ダイヤで車両も増発、増結されています。神社の参道にもたくさんの人が歩いているのだが、昨今の感染症禍のこともあってあまり話し声は聞こえてこない、そう言えば神社周辺を自由に自転車で走り回れるのも参拝客が減っているからだろうか。JR三輪駅から少し外れた所には旧街道の雰囲気が漂う町並が広がっているが、そこはもう人の姿もなくてシーンとしている、その中を増発された桜井駅からの路線バスが通っていて、街角に立つ警備員さんが忙しそうに動いている。その後は桜井市から橿原市へ、藤原宮跡へとやって来ました、ここもチョイ走りの定番、今回も特に目的もなくやって来たが何かネタになりそうなものは・・・。晴れ上がった空に360度風景が映えている、北には耳成山、東には天香久山、西には畝傍山と大和三山がくっきりとした姿を見せている、更にその向こうには薄っすらと若草山、生駒山、二上山も見えている。その後はこれも定番の本薬師寺、昨年は今年こそ、との思いで来た所でしたがホテイアオイの植栽は行われず、本当に今年こそは行われてほしいところです。




















最後もやっぱり定番、今年もこの風景は飽きるくらいに見ることとなるでしょう、の二上山です。葛城市へと入り近鉄尺土駅前の踏切を抜けて横大路を通り過ぎると大和高田市、北へJR五位堂駅へと続く道には地図上では大和高田市と香芝市の境界線が通っている。この道を北へと向かって走っていると、左手側に見える二上山が稜線がだらしない形からだんだん凛々しい形へと変わって行く。国道168号線良福寺交差点を過ぎると一番凛々しい二上山が大きく正面に見えてくる、奈良県が風景を推奨する千股池からの眺めは水鏡で美しい逆さ二上山を見ることができるが、この日は池の水が抜かれていて湖面が見えている状態で眺めも何もないと言った感じ。田園風景の中の畦道を進んで行くといつも近鉄南大阪線の電車の写真を撮る場所へとたどり着く、この場所はもう数えきれないほど来ているが、今年もまたその数に上乗せするくらいに来ることになりそうだろう。帰りはもう夕刻、西の空は赤く染まり年の初めからなかなか幻想的な山の姿をみることができました、まあ角度的にはもう牡丹餅になってましたけどね、今回もご覧いただきましてありがとうございました。・・・・・・・・・・まちみち