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まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.980 大和鉄道100周年(1)・広陵町

2018-08-20 08:23:50 | 鉄道
おはようございます。


甲子園は残り4校となってしまいました、もう終わりかと思うとやっぱり寂しいもんですねえ。毎回高校野球をホントに落ち着いて見ることができるのは、実は地元奈良県のチームが負けた後から、って書くと地元に期待してへんのかって言われそうだが・・・。でも奈良県は大概日程の真ん中辺りまでは行ってくれるので、それ以上まで勝ち進んでくるともう落ち着いて見ることができなくなってしまう。去年がそうだったな、まさかの天理がベスト4進出、正直期待してなかったと言ってもここまで来たら夢見ますよ、今その夢を一番見ているのが秋田の人たちだろうな、100回目の夏の大会で103年前の屈辱を果たす、これぞドラマじゃないですか。自分(一人称)は以前今年は秋田に優勝旗が・・・って書きましたが本当にそうなるかもってところまで来ました、さあ、準決勝、相手は奈良大附の応援にビビったチーム、でも勝つことに慣れたチームはそれも一つのポーズに過ぎません、何とかこの強豪を撃破して一番高いところまで勝ち進んでいってほしいところです。












このところ月に1回の割で二上山や馬見丘陵公園へ写真を撮りに行っているのですが、その時に大概通るのが河合町、広陵町、三宅町、この3つの町を地図的に斜めに貫いているのが近鉄田原本線、新王寺駅と西田原本駅を結び他線との接続はない単独の路線で全便が普通のローカル線です。この路線は戦時中は田原本から先桜井まで伸びていて「大和鉄道」として運行されていたが、その鉄道ができてから今年で100年になりました、そんなことで今年は沿線でいろいろと100周年を記念してのイベントが行われることになってました。「はあ~、なってましたってどういうことやねん?」と言われそうですが、イベントが行われるはずの週末に台風がやってきたために両日とも中止になってしまいました。まあ~何とも運の悪い事、土曜日は仕方ないとしても日曜日は台風が通り過ぎた後だったのでできそうな気もしたが、週末前に予報を見て中止と決めたので予定を覆すことはできなかったのだろう、まあ~この運のなさもまた奈良県らしいと言ったところでしょうか。さて、上に貼った写真はそれよりも2週間ほど前に、新王寺から近鉄田原本線、更に田原本からは大和鉄道が通っていたであろう所をたぐって各駅巡りしたものです。各駅巡りについては以前に走っていてその時にお送りしているので今回はサクッと行こうと思ったのですが、何かこの100周年の記念に昔の塗装の車両が走るとかでその車両を追いかけての走りとなってしまいました。その車両とは早速佐味田川駅で遭遇したのですが見ることができたのはホームの上の柵越しから、何か、何かなあ~中途半端な遭遇になってしまった。この車両が新王寺駅まで行って折り返して帰ってくるとしたら次に見ることができるのは・・・どこだあ???













河合町にある池部駅は小高い丘の上にあり、そこから滑り降りるように坂を下り古い町並を抜けて行くと広陵町に入り箸尾駅付近へとたどり着く、計算ではこの駅で古い塗装の車両と出会えることができるはず、でもまだ時間があるのでちょっと町並を巡ってみることとしよう。この辺りは古い町並が狭い通りに軒を為していて落ち着いた雰囲気が漂っている、よく走る所だがここでいつも気になっていたのが写真3枚目、4枚目にある呉服店、その店先には高校野球球児の名前が刺しゅうされたタオルが飾られている。今写真にある分では昨年のベスト4まで進出した天理の選手の名前が刺しゅうされたタオルが並んでいる、確か以前には今巨人(G)の4番打者で活躍している岡本和真選手のタオルも飾られていたんじゃなかったかな、チラッと見ただけだからうろ覚えだけど・・・。彼もやっと今年花が開いた感じ、センバツで1試合に2本塁打打った時には奈良にもすごい選手が出てきたなあと思ったが、その時の智辯学園は春1勝、夏は明徳義塾に負けて0勝で終わってしまった、結構期待してたんやけどなあ・・・。










と言うことで箸尾駅に戻って来ました、駅前には大和鉄道100周年を記念する垂れ幕が貼られその横にはイベントを告知する広告、王寺、河合、広陵、三宅、田原本と5町でそれぞれ行われることになっていたイベント、天候での中止となってしまって今となっては虚しいばかりだ。箸尾駅にはさっきチラッとしか見えなかった電車が停まっていた、昔本線系でも走っていた赤一色の車体だと思ったら、窓の下に白い細いラインが入っていた、ほぼ単色系の車体、これ!これなんだよなあ、阪急電車の落ち着いた感じには及ばないがそれでも懐かしさと新鮮さを思い出させてくれる赤い車体、周りの風景が車体にユラユラとはね返っている。近鉄田原本線ではこの後もう1編成、復刻版の車両が走るとのこと、イベントは中止になってしまったが100年間無事に地味に奈良盆地の中心を走り続けてきたことが何よりものイベント、そしてこれからも続いて行くイベント・・・。近鉄田原本線についてはいろいろと写真も撮っているのでまた機会を見つけて公開していきたいと思います、沿線巡りの方もこの先田原本、その先の桜井までは線路のない所を進んで行くことに、でも今回は時間となったようです、次回も気楽にお越しくださいませ。             まちみち


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