No.287 各駅巡り・阪急宝塚線、箕面線（2）

おはようございます。



各駅巡り阪急宝塚線、箕面線編、初回をお送りしてから結構日が経ってしまいました。この線を巡る前に自分（一人称）はあまりこの線は面白くないと書いてしまったのですが、前回中津駅から豊中駅まで走ってみてやっぱり面白くないなあと思ってしまいました。人や車が多い町中を走るのはあくまでも途中経路扱いで、旅の目的地として行くにはやはり不釣り合いなのでしょう。そうは言ってもせっかく始めた各駅巡りの旅、この先も終点宝塚まで怠りなくお送りしていきますので、引き続きお付き合いのほどよろしく願います。









豊中駅を出て線路沿いに国道176号線を進んで行くと、進行方向左側から高架を進む大阪モノレールが近づいてくる。次の蛍池駅は二つの路線の乗換駅、しかし高架にあるモノレールと地上にある阪急線、高低差が結構あるので乗換えは大変そうな感じがする駅だ。写真1枚目はその手前の踏切で撮った電車、阪急電車は車体の色が落ち着いた感じがしてきれいですねえ、他の私鉄と違って余計な色を使わないところが、いかにも阪急のプライドと言う感じがして自分（一人称）は好感を持っています。
その先、国道から分かれて旧能勢街道へと入ると、踏切のある所が西国街道との交わる所、その一角には小さな道標が立っている（写真4枚目）。能勢街道を進んで線路沿いを行くと高架下の商店街の入口にあるのが箕面線の分岐点となる石橋駅、駅前は人が多く雑然としているので駅の反対側へ行くことに。国道171号線と176号線が交差する石橋阪大前交差点から細い道を入ると箕面線ホームが見える踏切に行き着く、電車が止まっているホームの様子をここで1枚（写真6枚目）。さて、ここからは箕面線に沿って走って行くこととする。






この辺りは見覚えのある風景、それもそのはず、この道は西国街道で京都方面へ向けて走っていることとなる、最終的に宝塚へ向かうのに京都方面に走るのは変な気分だ。箕面線最初の駅は桜井駅、駅は街道を少しだけ外れた所にあるが、周辺は普通の人の暮らしを感ずる所でこの駅も結構賑わっている。西国街道とはこの先の踏切で分かれて、箕面方面を線路沿いに走って行く、そのすぐ先にあるのが二つ目の牧落駅。さっきまでは庶民的な町中を走っていたが、この辺りに来ると生活にちょっと余裕がありそうな人たちが暮らしている風景が広がってくる。阪急電車のきれいな色の車体がその住宅地の中に溶け込むように走り去って行く、この風景が小林一三の狙いだったのだろう。


やがて箕面線の終点箕面駅に到着する、石橋駅を出てわずか30分にも及ばない各駅巡りだった。






駅前は開けていて地元の人の他に、観光客も多くて賑やかだ。そう言えば朝奈良を出てから何も食べてなかった、ちょうど駅前にコンビニがあるので、ここで昼食休憩にしよう。








箕面駅を後にして宝塚線に戻るが、次の池田駅までは山麓を通る府道を経由して行くことに。結構高い所を走っていて、途中には空港に着陸していく飛行機の姿が小さく見えた。それにしてもこの道、結構なアップダウンの繰り返し、池田市に入って五月山のニュータウン付近は特にきつかった。やがて市の中心地に近い所で急な下り坂となり、車が渋滞している交差点が五月山公園の入口となる所、ここを左に曲がった所で相棒を止めて公園内にある動物園へ行くことに。家族連れが多い中でのお一人様動物園と言うのも何だか気が引けるが、まあここはネタ探しと言う名目で・・・。この動物園から池田市内界隈を巡る走りについては次回でのお送りにしようと思います、今回はここまでとしておきましょう。　　　　　　まちみち