まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1386 岩井川

2020-07-23 21:06:30 | ふうけい
よろしくお願いします。

















さて、今回私がお送りするのは・・・ってこのフレーズ久しぶりに使ったな、何やかんや言いながら結構気にいってるんですかね、と言うことで岩井川をお送りしていこうと思います。奈良市の東部から市の中心部の南側に当たる住宅地を抜けて佐保川へと至る、まあうちからしたらめっさ近い所を流れている川なのですが、どんなルートで流れているのかを探って行くとしましょう。
まず、その始まりを地図を追ってやって来たのですが・・・帰りたくなったわ、高畑の交差点からず~っと上り坂、登板車線もあって車の通りの多い道をグダグダになりながらたどり着いたのが岩井川ダム。近辺には民家がなく、あるのは岩渕寺口バス停だけ、周辺は山ばかりで寺院などなさそうな所だが・・・と思ったら、バス停の裏にその寺院の跡を示す碑がたっていた。ダムの方も人の姿は全くなく、管理センターも門が閉ざされている、中にトイレがあるみたいで行きたかったのだが、閉門されていては仕方ない。ダムに架かる橋の真下から始まる川が岩井川、見下ろすと背筋がヒヤリとするくらいの高さだが、川はすぐに森に隠れて姿を消してしまう。ではこの川を追って今上って来た道を下りていくことにしよう、せっかくここまで上ってきたのにすぐに折り返しか、何か空しいなあ~。



















岩井川が次にハッキリと姿を現してくれるのが鹿野園町、さすがに奈良だけあって鹿の園か~、って思われそうだがこれで「rokuyaon」と読みます。ここから先も急な下り坂、佐保短大、奈良護国神社前を通り過ぎて山村町行のバスが通る道へ、更に更に下って天理行バスが走る国道169号線へとたどり着く。古市バス停がある所、この辺りまで来るともうほとんど高低差はなく川は下流へと差し掛かっている。やがて上ツ道、JR万葉まほろば線を越えてJR京終駅の南側にある住宅地へ、自分(一人称)にとってはめっさ地元ですが、特に何があるって所ではない、強いて言えば筆ペンで有名な呉竹の工場があるくらいですか。奈良は墨の生産が盛んな所で「呉竹」と言えば奈良県が世界に誇る地場産業のひとつ、小学生の頃はここに社会見学に来たこともありましたが、今では自宅の近くでありきたりの存在になっています。















岩井川はその呉竹の工場の先で、右手側の方から流れてくる能登川とVの字となって合流、二つの川は1本になって県道754号線を緩やかにカーブしながら越えて、その後は真っ直ぐに西の方向へと流れていく。横を沿う道は平城京の時代には七条大路だった所、巡ったこの日は3月の終わり頃、暖かかった冬のおかげで桜は早くに咲いてしまい早くも見頃となってしまった。岩井川の水面にも散った花がチラチラと浮かんでいる、異常な気候かと思ったが散り時はいつもと同じ頃で案外長い見頃となっていた。川はそのまま真っ直ぐ西へと流れてJR大和路線、国道24号線八条高架橋の下をくぐり抜けて、やがて桜並木が続く佐保川へと合流する。山の上のダムから始まった水の流れはここで終わってしまったが、そう言えば途中で合流してきた川がありました、能登川と言う川ですがそちらについても近日中にお伝えをと考えています、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました・・・・・・・・・・・まちみち


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