まちみちふうけい

四角い枠に切り取られた風景は一瞬のもの、そんな一瞬を追い求めてこれからも相棒と走り続ける・・・

No.1579 大和高田市の水路(2)・・・太田川

2021-06-01 11:09:16 | ふうけい
よろしくお願いします。





















大和高田市を流れる川を巡るシリーズの2回目、今回は太田川をお送りしていこうと思います、と言っても高田での川巡りは今のところこの川で終わりとなってしまっているのですが・・・、まああれやこれや言ってないで進んで行くこととしましょう。
スタートは葛城市にある県道30号線と南阪奈道が交差する太田南交差点の北側から、この辺りは太田という名の地区で、昔からある集落と近年開発された道路の施設が交わる所、今後吉野川分水巡りでもこの地名と場所が出てくることがあると思います。山の方から流れてきた水路は山麓線、吉野川分水路、南阪奈道の下を通り抜けて平地の田園風景の中へとたどり着く、高架道の喧騒とは背中合わせにあるような静かな風景の中を、太田川は違う方向から流れてきた水路を合流して、緩やかなカーブを描いて流れていく。

















太田川は南阪奈道をくぐって高架道の北側へ、この辺りもこの頃は色を失った田園風景の中、この地に住んでいる人からすれば失礼な言い方になってしまうが少しダラ~ンとしただらしない感じの二上山が、青い空と澄んだ空気の中に映えてそびえている。川は田んぼで区画された直角の仕切りを縫うように流れて、さっきまでは遠くに見えていた集落へと向かって行く。その集落の入口にあるのが写真5枚目~7枚目にある池、この風景、これまでにも何度も通ったことのある道、そしてこれより差し掛かって行く町並・・・ここは疋田という名の町、明日香から二上山へ向かう時には必ず通る町はここでも何度も取り上げたことがありました。葛城市を舞台とした映画ではこの町がロケ地となっていました、その時の主人公が住んでいた家を探すと言う下品な巡りもしてしまいました、まあそんなことで結構見慣れた、走り慣れた町、そこを流れている川が今回のテーマとなっている太田川だったのか~。二上山へ向かう時は町の真ん中で左折するのですが、今回は川巡り、そのまま真っ直ぐ進んで行くこととしよう、確かこの道は初めてだったかな・・・。














住宅地の中を真っ直ぐ北へと進んで行くと立て続けに踏切を2つ渡る、左手側の線路の向こうに見えているのは近鉄尺土駅、この駅は南大阪線から御所線が分岐する駅、駅と踏切の間で線路が分岐しているから2つも踏切を渡らなければならないのか。尺土駅付近は環濠集落の雰囲気を残している所、太田川はその町並の脇を流れて国道166号線へと突き当たって直角に折れて道に沿って流れていく。大和高田市の川巡りと題しながら、ここまではずっと葛城市内での川巡り、この道路を境界線としてやっと大和高田市へと入ることとなる。国道166号線=横大路、更に=竹内街道を東へと進んで行くと高田の中心地はもうすぐそこ、その入口となる交差点はもう目の前だが、太田川はその手前で国道の下を通り過ぎて向きを変えてしまう。川は右手側に大中公園を見ながら進んでやがてその先で高田川と合流となってしまう、大中公園は市民の憩いの場、高田川と太田川の合流点は河川敷が階段になっていて川のすぐ近くまで下りることができる。ここを通るとよく親子連れがこの合流点へ下りている光景を見かけるが、川はいつ増水するか分からないもの、油断大敵の気持ちはいつも持っていなければ・・・ですね、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。・・・・・・・・・・・・まちみち



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