まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.264 各駅巡り・叡山電鉄(2)

2015-09-26 09:35:06 | 鉄道
おはようございます。



今回は各駅巡り、叡山電鉄編、前回第1回目をお送りしたのがもう20日近く前で結構日が開いてしまいました。各駅巡りもこの後いろんな路線が控えているのでペースを上げていかなければ、と言うところですがとりあえず、前回からの続きを始めていきます。







写真にある駅は宝ヶ池駅、宝ヶ池公園への最寄り駅、電車は鞍馬方面と八瀬方面への分岐点となる大きな駅だが、駅舎はなく3本のホームが構内踏切で結ばれているだけの無人駅。ちなみにこの踏切は自転車で通ることもできる、と言うか通っていいんかや?線路は4番線まであって、2線がそれぞれの方面への上下線となっているのは南海天下茶屋駅、阪急十三駅と同じ感じ、ただこの構造では出町柳方面はどちらのホームの方が早いか時刻表を確かめなければならない。





国道367号線を八瀬方面へと向かう、高野川沿いを通るこの道は通称鯖街道で、北へ小浜までへと通じている。途中に橋がある所、渡った所に鳥居が立っているが、その反対側の右へと入る道を行くとすぐに三宅八幡駅へとたどり着く。ここももちろん駅舎もない無人駅、ホームの柵や屋根は朱塗りされていてまさに駅名が神社に近いことを示している。さて、この後はさっきの橋を渡って川沿いの国道へ、道は少し上り坂になっていて山の方へと進んで行く。









八瀬比叡口駅は国道から少し離れた場所にあり、さっきまで横を沿ってた高野川がこの付近は駅を曲がりこむようになって流れている。駅舎は坂道を下って行った所、川のすぐそばにある終着駅、立派な構えの駅舎で有人駅なのでホームに自由に入ることはできない。以前は八瀬遊園と言う駅名だったが、いつの間にか変わっていたんやな、知らなかった。駅前にある木の橋を渡ると高野川の涼やかな水の流れが見える、その中では水遊びしている人たちの姿があって、そちらも何とも涼しそうだ。自分(一人称)は耳にイヤホンで高校野球を聞いているが、こちらは熱い闘いが繰り広げられている。





橋を渡ると川沿いに遊歩道があり、その道を進んで行くとケーブル八瀬駅へとたどり着く、ここからは比叡山へとケーブルカーが運行されている。こちらも立派な構えの駅舎で、駅前では係員の女性が間もなく発車だと呼びかけていた。






国道367号線に戻り、さっき走って来た道を下って行く。いよいよ鞍馬方面へと向かうわけだが、ここは宝ヶ池駅までは戻らず、さっき通った鳥居の立つ道へと入って行き、民家が密集する中の道を走って行く。少し入り組んだ所を抜けて写真1枚目の八幡前駅、近辺は普通の生活感漂う住宅地だが駅はちろん無人駅だ。次の駅までは駅前から伸びる府道を行くことになるが、道は線路からは離れていて大きく曲がりこむような形になっていて、その途中で左へと曲がって岩倉駅へとたどり着く。ホームに入るとちょうど鞍馬行の2両編成の電車が止まっていた(写真2枚目)。一応この駅が距離的に京都地下鉄の終点京都国際会館駅への最寄り駅となっている。地下鉄がもう一駅、ここまで線路を伸ばしていたら奈良から鞍馬までももっと簡単に行けるのに・・・そこは近鉄と京阪の領域争いでもあるんかな?今回はここまでとしておきます。     まちみち