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まちみちふうけい

間もなく10年目も通過点

No.1543 チョイ To 奈良・・・藤原京から二上山へ、定番コースをチョイ走り

2021-04-05 10:51:32 | ふうけい
よろしくお願いします。




















季節ネタは旬のうちにお送りしておかないと、時期を外したら空しいだけですからねぇ・・・と思いながらも、結構時期を逸してお送りすることが多いのが実情です。まあ旅行記なんて、例えば昨年末の徳島へ走った記録は4ヶ月経ってもまだお送りできない状態ですからね、そのうちお送りすることにしてますのでもうしばらく待たせてください。今回はチョイ走りと言うことで奈良県内の春本番の風景を巡って来ました、と言うことで上に並べた写真、まずは毎年恒例の藤原宮跡の菜の花畑、感染症禍の中でもたくさんの人が訪れていました。畝傍山、耳成山、天香久山、春の霞でぼやけた二上山をバックに映える菜の花、桜も満開と言うことでしたがここでは脇役に徹してもらっています。ちなみにこの日はセンバツベスト8が出そろう日、第1試合では智辯学園が広島新庄と対戦、昨夏の交流試合では天理に勝った広島新庄でしたが、智辯学園がその雪辱を果たしてくれました。そう言えばここに来る時は毎回センバツとのお付き合いになっています、まあ去年は中止だったのですが・・・、田原本町の環濠集落を巡りながらここまでやって来たんだった。












藤原宮跡から南へ進んで飛鳥川を越えると本薬師寺跡へとやって来ました、ここも明日香、藤原京に来た時には必ず立ち寄るほどの定番の場所となっています。夏から秋にかけてはホテイアオイが見頃となる場所でしたが、昨年は感染症禍のために植栽は中止、それでも何かあるやろ~と思って来たのですがやっぱり何もありませんでした。鄙びた寺院跡を囲むようにある緑一面の田んぼ、今年はここにホテイアオイが咲く風景が見られるのでしょうか。


さて、春の穏やかな日もまだまだ昼に差し掛かった頃、走りはその後、明日香村、橿原市、大和高田市を経て葛城市へ、となるとこれももう定番中の定番。前に見た映画のロケ地となった疋田の町並を抜けて近鉄尺土駅前を通り過ぎてたどり着いたのは當麻寺、さっきの藤原宮跡で見た霞がかった二上山が、ここでは鮮やかな緑と、その中に桜のピンク色を点々に織り込んだようにして大きくそびえている。山麓線を越えて田園風景の中の畦道を下って行くと近鉄南大阪線の踏切を通り過ぎて、いつもの電車の写真を撮る場所へとたどり着く。暑くも寒くもない穏やかな陽気の下、ちょっと眠くなる時もあったが、いつものように二上山をバックに走り過ぎる電車の写真を撮りました↓↓↓




















センバツは第2試合、東海大菅生がサヨナラ勝ちして次の第3試合、注目の中京大中京vs常総学院の試合、強豪校同士の対決を楽しみにしていたのですが・・・6回を終わって9-1と中京大中京がリード、大差がついてしまっている。もうこうなれば球数問題もあるから先発の畔柳投手を降板させればいいのに、と思ったが7回にもマウンドに上がってきている、ラジオで聴いていると解説者がイニングが終わるごとに次の試合では何球まで投げられるとかを計算している、こんなことまでが協議されるようになってしまうなんて、高校野球ものびのびできる時代じゃなくなってしまっているんやな~。一方のびのびと走っている自分(一人称)の方は、大和平野をぐるりと巡って佐保川沿いの京奈和自転車道へと入る。ここまで来るともう明らかに帰路となってしまっているのだが陽はまだ高い、帰るにはまだ早い時間なので近鉄平端駅の近くでまたまた電車の写真を撮ることに、まあこの辺りも定番の行動と言った感じですが・・・。そんなわけで春の穏やかな気候の中、チョイ走りと言うには結構な距離はあったのですが定番どころを巡る記録をお送りさせてもらいました、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。           まちみち


No.1539 田原本町の小さな水路を巡る

2021-03-30 10:37:45 | ふうけい
よろしくお願いします。

















智辯学園、負けてしまいましたねえ~、いや、負けるときはいつか来ますよ、優勝するのは1校だけやからそこに残るのは大変、でも何かな~。大阪桐蔭に勝った時は浮かれてここでも何やかんやと書いたのですが、負けるときはこんなものですね、先頭打者本塁打打たれて、序盤で失点を重ねて、チャンスを作っても生かしきれずに残塁16・・・試合は見てなかったけど、もし見ていたらイライラしてテレビに物ぶん投げていたかも。大会が始まる前は優勝候補と言われて、明らかに分が悪いと思われた大阪桐蔭に勝った時にはこれは5年ぶりに夢が見られると思ったんですけどね~。負けるときはああ~やっぱりこんなもんやな~って感じ、よく頑張ったとは言え後味はあまりいいものではありませんでした。でも明豊もやっぱり強いですね、前回もベスト4だったし監督は智辯和歌山出身、いわば仮想智辯対決で負けたと言うことですか、もう南こうせつばかりが話題になる学校ではないことは確かでしょう。
と言うことでちょっと釈然としない気持ちで始まった今回ですが、写真では田原本町を流れる寺川に合流する小さな水路を巡った記録をお送りしています。田原本町の中心部へと流れてくるこの川はかんじょう川と言う名前らしいのですが、前に環濠集落巡りでこの辺りを走った時に気になったので、今回追ってみることとしました、流れとは逆向きになりますが行ってみることとしましょう。














合流部から遡って国道24号線を渡ると川はこの前お伝えした、万葉歌碑がある阪手集落の南側を通る。集落を抜けると川は向きを少し斜めに変えて東南方向から流れてくる、川沿いには舗装はされてないが自転車が通れる道があるのでそこを進んで行く。やがて県道50号線との交差点へ、この県道は田原本町と桜井市の巻向を結ぶ道で町巡りの時によく走る道、しかし今回はそちらには入らず、交差点を斜めに通っている狭い道へと入って行く。この辺りにあるのは大安寺集落、自分(一人称)が住んでいる町と同じ町名だが、地図を見る限りでは大安寺と言う名のお寺は見つからなかった。民家と道に挟まれた所を流れている川は素朴で小さくてどこにでもあるような川だが、これでも等級は一級河川となっている。もう1年以上いろいろな川を巡ってきたが、川の等級に関してはいまだによく分からない、多分この集落に住んでいる人もこの川が一級河川だと言うとポカ~ンとなってしまうだろう。





















かんじょう川は集落の外れにある神社の脇を過ぎると田畑の中へと姿を消してしまう、さすがに畦道を走るわけにもいかないので、田園風景の中の道を直角の曲がりを繰り返しながら中ツ道へと至る。たどり着いたのは村屋坐弥冨都比売神社、これ何て読むんだ?「murayaniimasumifutsuhimezinnja」と読むが、こう記してしまうと余計分かりにくいか。いや、上の写真のどこにも神社なんて写ってないやないか、と言われそうだが、写真3枚目の道が神社の参道へと続く道となっています、まあ鳥居の写真を撮らないのは自分(一人称)の主義ですので。その3枚目の写真に写っている川がかんじょう川のようです、写真4枚目、5枚目と経てこの流れは大和川から端を発して流れてきている。天理市方から伸びてきた中ツ道は大和川付近で性格なルートが分からなくなってしまうが、多分村屋神社の前を通る道が一番正確なルートに近いだろう。でもこの道も真っ直ぐには進むことができず、途中で90度の曲がりを数度繰り返して県道14号線へと至っている。田園風景の中の道沿いにはかんじょう川の水門を抜けて、小さな農業用水路が網のように張り巡らされていて、小気味いい音を立てて水が流れている。この巡りは昨夏の暑さ真っ盛りの頃、まだまだ先の収穫の時期を控えて稲は背を高く育とうとしている、何気ない素朴な風景が病み上がりの自分(一人称)には眩しく見えていた頃の話でした、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。           まちみち


No.1538 京田辺、春は一歩手前

2021-03-29 10:25:41 | ふうけい
よろしくお願いします。




















センバツももう終盤戦、日の暖かさも心地よくなって春も本番と言ったところですが、今回はちょっとだけ前の話、3月に入ってすぐの頃に京田辺方面を走ってきた時の写真を並べました。この日は休日の午前の暇つぶしの走りと言うことで平城山大通りから生駒市へと入り、そこから高山地区を通り過ぎて京田辺へと入るいつもと同じ定番コース、まあちょっとしたトレーニングでの走りと言ったところでしょうか。今回は小春日和の風景を何も考えずに気ままに撮ってみました、まあほんの暇つぶしででも見に寄っててもらえたらありがたいことです。
















もう桜も満開となって人の気持ちも浮かれ気味になりがちですが、感染症禍はいまだ収まる気配がありません。騒ぎたい気持ちも分からないわけではないですが、羽目は外さないように心がけましょう・・・ってアンタが言うなって言われそう、自分(一人称)の走りは相変わらずそんなの関係ないね!って感じですから。自分(一人称)にとっては春の気配を感じさせてくれるのは桜よりも菜の花、冬の間はくすんでいた風景に鮮やかな黄色が差し込んで彩を加えてくれると春がやって来たな~と感じさせてくれます。昨年は小寺院巡りや普賢寺川巡りで寄ったことのある観音寺、下のゾーンにあるように、この寺院の周辺には畑の一面に菜の花が咲き誇っていました。菜の花と言えば昨年の秋はコスモスの植栽を行わなかった藤原宮跡、今年は菜の花が咲いているようなので、また機会を見つけて見に行くこととしましょうか。
















先週の土曜日は映画『騙し絵の牙』を見てきました、レイトショーで客は自分(一人称)を含めて5人だけ、役者は揃っている感じなだけにこの客入りはあまりにも寂しい感じでした。でも面白かったですよ、まあ何でも満足してしまう自分(一人称)ですが、かなり面白かったと言うのが正直な感想です。主役の大泉洋が飄々としていて何が本当か何が嘘なのか分からない状態、まさに煙に巻かれると言った感じでした。そんな煙に一番巻かれていたのが彼の部下を演じていた松岡茉優、彼女は前に『蜜蜂と遠雷』でもうまいところを見せていました、一時はバラエティー番組のイメージが強い部分もありましたが、今は見たくなる女優さんの一人です。後は若手、ベテラン、名バイプレーヤー相まって最後まで誰が勝つか、誰が笑うか、なかなか予測のつかない展開が最初から最後まで続きました。客の入りはすっからかんでしたが内容はぎゅうぎゅう詰めでなかなかな秀作だったと思いました。さあ、センバツは準々決勝、天理の試合、見よか・・・、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。           まちみち


No.1526 高田川(前編)

2021-03-10 10:40:26 | ふうけい
よろしくお願いします。





















今回お送りするのは高田川、流れとは逆向きに曽我川との合流点から上流へと巡って行こうと思います。奈良盆地の中央部には寺川、飛鳥川、曽我川、葛城川、高田川と5本の大きな川が南北に平行に流れている、奈良盆地を東西に進むにはこの5本の川を越えるためにアップダウンを繰り返さなければならないと言うこと。川巡りをやってやっとどの川はこの名前の川だと言うのは分かるようになったが、無意識に走っているとどこがどれだか分からなくなることもある。その中では一番西を流れるのが高田川、曽我川が大和川へと合流する約1キロ南の地点が高田川の合流点となる、堤防の下にはこの間ここでもお送りした河合町の長楽集落、この堤防の道は自分(一人称)が馬見丘陵公園へ行く時のいわば公式ルートです。そんなわけで見慣れた風景の中を流れる高田川、近鉄田原本線を越える所は堤防に道がないので箸尾駅付近へと迂回して、箸尾の町並を抜けて再び堤防にある道へと出る、ここからはずっと川に沿ってみちがあるのでそこを進んで行くこととします。
















馬見丘陵公園へ行く時に通るいつもの道を通り過ぎると次に超えるのが県道14号線、巨大なかぐや姫がお出迎えしてくれる。ここから先は見通しのいい風景の中を進んで行く、右手側手前に見えているのは二上山、広陵町辺りでは凛々しい姿を見せてくれている。飛鳥川には明日香自転車道、葛城川には京奈和自転車道が沿って通じているが、その他のそれぞれの川の堤防にも自転車が走りやすい道が沿っている、高田川にもそんな道があってここはスムーズに巡りを進めていくことができる。巡ったこの日は空に雲一つないような好天気、沿道の紅葉が青い空と風景に映えていい演出を醸し出してくれている。ちなみに高田川巡りは2回に渡ってのお送りを予定していますが、次回分は今回巡った日とは別の日となっています。















さて、巡りの方は快調に進んで広陵町を南へと進んでいます、と行きたいのですが何か気持ちの中に引っかかるものがあるんだよな~、何だろうそれは・・・?まあそんなたいしたことではないと思うので気にしないで行こう、と言うことで大和高田市へと入って中和幹線へとたどり着く。交差点の一角には大きな古墳がある、高田川は広陵町で緩やかにカーブしていたので、いつの間にか西に寄れて馬見丘陵公園の真南へと至っていた。向こう岸にある道は大和高田と竹取公園を結ぶバス路線や、この間も疋相の町並などでここで取り上げたことがあるよく通る所。そのまま川沿いに進んで行くと国道165号線との交差点へとたどり着く、すぐ近くを近鉄大阪線が走っていて近鉄築山駅もすぐ近い所にある・・・でやっと気持ちに引っかかっていたものの正体が分かった、高田川が葛城川より西側を流れていることだ。葛城市は大和高田市より西にあるのにその名を冠する川が逆になっている、この違和感、後編となる次回で解明できるでしょうか、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。          まちみち



No.1518 天理市の川巡り(15)・・・菩提仙川、その3

2021-02-25 10:34:38 | ふうけい
よろしくお願いします。

















昨夏の天理市での川巡り、今回は菩提仙川を上流方面へたどって進んで行った記録の3回目、最終回となります。怪我が治って走りを再開して1ヶ月くらい経った頃、それまで大津まで遠出をしたこともあって坂を上るのもまあまあ感覚が戻ってきていたので、この時もトレーニング代わりと言う感じで走りに行きました。まずは前回、天理市の一番端っこにある中ノ庄集落を抜けて田園風景の中に入るとそこはもう奈良市、子供の頃はただの山里だった所も大きな病院ができてバイパスもできて・・・それでも風景の基はさほど変わっていない。バスが通る道から正暦寺への入口に立つ時計台はもうお馴染みのスポット、これも自分(一人称)が小学生の頃からずっと立っている、自分的登録有形文化財とでも言っておきましょう。ここから正暦寺へと向かって進んで行くが、その道についてはここでももう何度かお伝えしたことがありました、またここかよ~、とも思われそうですが今回は菩提仙川にスポットを当てての走りです、もうチョイだけお付き合いください。
















菩提仙川は道から少し離れた所を流れていたが、途中に椿尾山城へと向かう分岐点に橋があってそこでやっと再会、ここからはほぼずっと川とのお付き合いで緩やかな上り坂を進んで行く。紅葉巡りやお地蔵様巡りなどで1年に1度は走る道だが、今回は真夏のど真ん中、そう言えば耳にはイヤホンから甲子園の熱戦が聞こえている、そう言えばセンバツの対戦が決まりましたね、ね、決まったね、そう、まだ1ヶ月もあるのに決まってしまった・・・、やり直してくれないかな~、何で初戦から大阪桐蔭・・・。その話はまあ置いといて、緑が一面を支配した風景の中を汗だくになって進んで行く、暑さは中途半端ないが病み上がりの自分(一人称)にとってはこの暑さが心地よかった。



















上流に向かうにつれて上りもきつくなってくる、川の水は悠々と流れていて水の音は涼しさを感じさせてくれる。最大の急勾配を上り切ると正暦寺の入口、深い森の中で2体の大きなお地蔵様がお出迎えしてくれる。佐保川との合流点では大きな川だった菩提仙川、子供の頃は自分が住んでいる町を流れていて、それを大きな川だと教えられていた、今見るとホント大したことのない川なんだけどね、そんな川をたどってまたここまでやって来ました。暑さにフラフラになりそうだが森の中は涼しくて心地いい、子供の頃から馴染んできた川の生まれる場所はもうすぐの所にあるのだが、道は正暦寺の境内を過ぎた所で先へはもう行けなくなってしまう。道は続いているがこれ以上進んでしまうととんでもない所へ行ってしまいそうなので、いつものようにここで折り返すこととしよう、今回もご覧いただきましてどうもありがとうございました。          まちみち