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聖岳2

2017年08月05日 | 日本百名山

2日目:聖平小屋  聖岳ピストン (標高差836m、約7km、6.5時間)

夜半シャワーのような雨が2~3度降った。

3:00 外へ出ると、空は「盛夏満点のだった」

 聖平小屋のトイレは外にある(不便だが水洗、きれいだ)

4:30 朝食 menu はこれに汁が付く(御飯はもちろんおかわり自由)

 

5:20 合羽着用で遅いスタート、予定は聖岳ピストンだけなので”ユルユル だ。

上河内岳分岐を過ぎると、お花畑のユッタリした登り、花はまだ寝ているようだ、足元は緩い。

5:50 薊畑、易老渡(長野県飯田市)への分岐、雨はないが、霧が出ている

マルバタケブキの目立つ斜面、ダラダラ上ると、晴れてきた。

雲が動いて、小聖岳が見える、合羽を外した。

(T﨑さんは少し遅れ気味、よく寝ていたし、もお酒も飲んでいたので

                               復調かと思っていたが)

シナノオトギリ

6:30 森林限界を越えて、小聖岳へのザレ場の登山道を臨む

小聖岳

聖(前)岳

朝日を正面に歩く、富士山が姿を現す  

6:45 小聖岳:2262m(正面は聖岳)

タカネツメクサ

小聖岳~ヤセ尾根を行く 

イワギキョウ

イワベンケイ

聖岳への鞍部からの富士山(手前は聖岳東尾根=冬季ルート) 

7:00 聖岳取付き、ワンピッチ20〜30分で行く予定  

イワチンチン

南岳~上河内岳の 眺望

萎える気持ち、尻を押し、激励の言葉をかけながら・・・・何とか

8:00 (前)聖岳へ ⇒3000m峰21座達成!!!!!

青空、赤石岳~大沢岳~兎岳まで続く眺望も見事でした。

(2012年9月に来た時はガスで何も見えず)

赤石岳

天空の稜線を歩いて奥聖岳まで  往復、お花畑を楽しんできました。

タカネシオガマ

富士山が火???  

チングルマ、地衣類も

8:30 奥聖岳(雷鳥も映っていました)

稜線で雷鳥を何羽か見ました。   

(雷鳥はもともと寒い国に棲む、世界最南端の雷鳥だそうです)

聖岳東尾根の山、手前が東聖岳:2800m、奥が白蓬ノ頭:2632m

聖岳です

ミネズオウ

中央は大沢岳:2819m、右側の急峻な鞍部に百軒洞がある

:南アルプスの話

南アルプスは、地殻変動で海底が隆起し今の姿がある。

(赤石岳の由来となった赤石は、「チャート」と云われ、海のプランクトンの塊が、その証左だ)

1年間で約4mm、コツコツと100万年以上かけた結果だ。

(北岳が富士山を抜いて最高峰になるには約15万年経てば可能な数字だ)

急速に隆起した山だから急な斜面で、不安定で崩れやすい。

降水量も多い、多くのが川の流れを急にするから、深いV字形の谷を作る。

                           【南アルプスの大自然パンフより】

シコタンソウ

9:00 聖岳を後に下山

イワオウギ

タカネヨモギ

シコタンハコベ(花)

ミヤママンネングサ

9:30 小聖岳通過

イブキジャコウソウ

セリバシオガマ

マツムシソウ

 11:20 薊平へ戻ってきました。

センジュガンビ

上河内岳:2830m分岐

11:50 聖平小屋へ無事生還

弁当とフルーツポンチで一息いれた。

連泊の夕食は「鰻の蒲焼き」がついてました。

前回の聖岳は9月初め、高山植物はあまりなかった。

タカネビランジが岩場に咲いているのが印象に残った。

これほど多くの高山植物に逢えるとは、うれしい誤算だった。

**

 

8月1日 聖平小屋 ⇒ 聖沢登山口  白樺荘  静岡駅

4:50 聖平小屋を発つ、歩程は5時間、余裕を持って。

(聖沢登山口10:00発 ⇒白樺荘行のバスに間に合うように)

今日も晴れそうだ。

沢沿いのお花畑に、笊ケ岳:2629m(二百名山)

フキ

吊り橋、T﨑さん今日は元気だ(もともと下りは強い)

7:10 造林小屋跡~聖沢吊橋に下る(疲労が顕著になった登り)

マシュマロ?

マルバタケブキ

9:00 聖沢登山口着。(所要時間4時間弱)

「下山届」を出して、10:00まで時間をつぶした。

井川観光送迎バス(山小屋泊を条件に無料)で白樺荘に

風呂に入って・・・・。

昼食(カツカレー)を食べて・・・・。

 ビールを飲んで・・・・・。

14:35発 静鉄バスで静岡駅へ(山中で大雨に降られた)

  新幹線で帰途に着いた。



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