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・・・🌸 梅雨前線が気になる時期に 🌺・・・

上州武尊山(日本百名山)

2014年11月30日 | 日本百名山

7月11日上州武尊山に登ります。

今日の行程は、(標高差776m、13.4km、約6.5時間)

   花咲温泉 =御沢登山口 ⇒前武尊 ⇒剣ヶ峰(巻道) ⇒中ノ岳分岐 ⇒武尊山

    ⇒中ノ岳分岐 ⇒セビオス岳 ⇒武尊牧場 ⇒スキー場下 =花咲の湯 =新宿へ

武尊をホタカと読める人は、山好き以外にはあまりいないだろう。

山名は日本武尊(ヤマトタケルノミコト)からきたといわれている。

前武尊の頂上には高さ四尺くらいの銅像が立っているが、それは日本武尊を現している。

(中略)武尊山が昔から宗教の山であったことは、沖武尊の頂に御嶽山大神と刻んだ石が

立っていたり、剣が峰の頂に普賢菩薩が祀ってあるので察することができる。

                                (日本百名山:上州武尊山より) 

天気予報は午前中、午後から

5:50 マイクロバスはスキー場の荒れた斜面を喘ぐように登り、登山口に。

バスを降りて歓迎してくれたのは、待ち受けていた虫の大群だった。

虫よけスプレーをかけても、あらたな虫がまとわりついてくる。

彼らとはしばらく付き合うことになる。

急登、滑る道、最悪の登山と思いきや、シャクナゲをはじめとする花たちが救ってくれた。

:シャクナゲ 

:燧ケ岳

振り返ると遠く燧ケ岳が見えた。

:ネットより

6:55 約1時間かけて前武尊山(2040m)へ

武尊山には4つの大きなピークがある、そのピークを縦走していく。

登るのは前武尊と(沖)武尊山の二つ、残りの二つは巻いて行く。

:(川場)剣ヶ峰

剣ヶ峰(2020m)、巻き道を行く。

かなりの悪路、ネマガリダケで滑るし、灌木が前を塞ぐ、キレットもありスリリングな道だ。

これだけシャクナゲが多い山とは、うれしい誤算だ。

   

:家の串

8:00 家の串(2103m)通過、ガスも出てきたし、湿った風も吹いてきた・・・・。

:中ノ岳分岐

中ノ岳分岐から(沖)武尊山への途中に「三つ池」と呼ばれる湿地帯?がある。

水際にキヌガサソウとサンカヨウが咲いていた。

      

:キヌガサソウ(小振りだが)                :サンカヨウ

右から前武尊、中央 (川場)剣ガ峰、左 中ノ岳(2144m)

:(沖)武尊山頂

石がゴロゴロした登山道を登り、稜線に出ると 9:10 山頂へ。

360°の眺望だが雲に隠れて望めない・・・・。

下山します」の声を聞く頃には、雨がポツポツ落ちてきた。

:ネットより

:中ノ岳

中ノ岳分岐で、雨も本格的に落ちてきた、上衣のみ合羽着用。

中ノ岳分岐から武尊牧場へ向かう。

   

:ナナカマドの花      :イワカガミ

岩場(ネットより) 

下山路も悪路の連続、鎖場も2ケ所あった。 

10:50 セビオス岳(岩峰)を臨む登山道で昼食、虫と雨にうたれて最悪のランチだった。

ここから武尊登山小屋までの道が、ヌカルミの悪路、水溜りを通過するのに気を使う。

      

:ギンリョウソウ(群生も)  :マイズルソウ   :エンレイソウ

:ネットより

武尊避難から武尊牧場への道も花が多かった。

挙げれば、マイズルソウ、エンレイソウ、ツマトリソウ、ギンリョウソウ(群生)

:ベニバナイチヤクソウ

:ヤマオダマキ

13:00 武尊牧場へ、リフト乗り場への「散策路」にはベニバナイチヤクソウやヤマオダマキ等が。

13:40 武尊牧場スキー場で待つバスに乗り、花咲の湯で体を癒し、帰途に着いた。

     「虫・悪路・豊富な花たち」上州武尊山の印象である。

 

                   日本百名山 52 上州武尊山完登

 

**

  冬を越す”の場合”  

:西洋タンポポ

葉を地面に放射状に広げた形をバラの花に見立てて*ロゼットと呼びます。

冬のロゼット植物は葉を地表にペッタリ広げて凍える風を避け、日だまりの

 暖かさを利用して*光合成を行います。うっかり伸びようものなら茎はたちまち

 凍りつき、全体が破滅に向かいます。ロゼット植物が冬を越す”知恵”です。

春になり寒さが去ると、茎を伸ばし、葉を立体的に配置して成長を始めます。

やがて花を咲かせ、たくさんの種という成果を生み出し、種の保存をします

  植物の「冬を生き残るための努力」興味を呼びますね・・・。

【ロゼット:rosette】根生葉

【光合成】生物、主に葉緑素を持つ植物が、光エネルギーを用いて、吸収した

二酸化炭素(CO2)と水分から有機化合物(でんぷん)を合成すること。

                                     (広辞苑より)

 



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2 コメント

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Unknown (kiyora)
2014-12-04 13:16:09
種の保存・冬を生き残るための努力。
なんか、人間にも当てはまりそうですね。
イキイキ山登り、エライっす。
あちらこちらで火山噴火しています。十分気を付けてくださいませ。
返信する
その節は (ing)
2014-12-16 13:03:52
カメラの件でお世話になりました。
お陰様で登頂記録が写真付になりました。
返信する

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