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・・・🌤  やっと秋山へ  ☀・・・

聖岳~光岳縦走(2)

2012年09月13日 | 日本百名山

聖岳~光岳縦走(2)です

9月9日(日) 晴れ

今日の歩程は「光岳」のピストン。

標高差は176m、約17.6km、12時間を予定しています。

4:50 ヘッドランプを着けて出発です、遅くとも17:00には小屋へ戻ることがリミットです。

御来光は5:15~20分、茶臼岳山頂で迎えられそうです。

      

①5:18           ②5:25          ③5:26           ④5:26.30秒

山腹の登りで迎えました、日本人を意識する瞬間です。

  :茶臼岳山頂

5:30 茶臼岳(2604m)山頂です。(最近流行の石標)

    :光岳

茶臼岳の下りで、赤い屋根の光小屋、その先に光岳が姿を見せる。

   :喜望峰への登り

仁田池から喜望峰への登り、影が晴天を現しています。

   :希望峰(マゼランも来たか?)

6:10 喜望峰、シラビソの樹林の中眺望はない。仁田岳への分岐あり。

  :仁田岳(2524m)

今回はトラバース。

   :易老山

7:35 ドーン下って、少し登り返し易老山(2354m)

ここも眺望がない、易老渡(長野県)登山口への分岐。

  :三吉平

   :最後の登り

       

:トリカブト        :ダイモンジソウ      :トウヒレン         :クロクモソウとイワツメクサ

  :沢筋を行く 

荒れた登山道、雨が降ったら!?!?

  :全部トリカブト 

もう少しで静高平、お花畑だが、鹿の食害で難を逃れたトリカブトが元気だ。 

   :静高平

9:45 静高平へ、水場は枯れており、お花畑は鹿の食害で見る影もない。

(コバイケイソウは花芽を摘まれ、枯れている)

    

:難を逃れた?ハクサンフウロ(3態)

  :イザルケ岳の稜線

   :イザルケ岳分岐

イザルケ岳分岐、木道を歩き「光小屋」へ

   :光小屋

10:10 正面が光小屋、裏山?がなんと光岳。

      

光小屋からの眺望:正面が聖岳、右へ上河内岳、その右が茶臼岳、手前のピークがイザルケ岳 

  :光岳山頂

 光岳は駿河・遠江・信濃の三国にまたがり、

          まず日本アルプスの南のターミナルと見なしていいだろう。

 更に南に、大無間山や黒法師岳が続いているが、二千五百米以上の山は、

                                     ここを持って終わりとする。

 甲斐駒ケ岳から鋭鋒を現し始める南アルプスは、三千米級の巨峰を数多連ねて次第に南に及び、

                                光岳をもってその俊英の気を収めるわけである。

 山名の魅力に惹かれることは稀ではないが、光岳もその一つだろう。

光とかいて、テカリと読ませるところに味がある。 (中略)

山頂西面の森林中に巨岩が露出していて、

                    それが夕日にテカリと光るのが下界から認められるからだという。

また光岳はハイマツの日本最南端=東洋の最南端の生植地でもある。 (日本百名山:光岳より抜粋)

10:30 光岳山頂、2人が達成。60代同世代だ・・・。

(男性がO川さん、女性がI西さん)

山頂は記念撮影の会場、総勢23人でその快挙(通過点)を祝った。

  

光小屋に戻り昼食(弁当はおいなりさん4つ)茶臼小屋のスタッフに感謝そして拍手だ。

  :センジが原

センジげ原の木道を歩き、イザルケ岳へ向かう。(正面のなだらかピーク)

11:40 イザルケ岳山頂(往復約30分)

       

:イザルケ岳山頂      :光岳           :最南端のハイマツ

      

:ゴゼンタチバナの実   :オサバグサ        :セリバシオガマ(一番多かった)

  :喜望峰

13:45 易老岳を経て、往路最大の登り喜望峰ピーク!!

13:45~15:25 喜望峰へ、ここで一息ついた。

16:20 茶臼岳の鞍部仁田池から、今日最後の登り、16:50 茶臼岳山頂。

       

:・・・             :ネバリノギラン       :ムカゴトラノオ

茶臼小屋周辺で咲いていた花。

16:50 茶臼小屋に戻る、約12時間のピストンは終わった。

  :寝室

2日間お世話になったスペースです、少し窮屈だったが。

*****

9月10日(月)  晴れ

今日は下山、4:00 朝食、4:50に小屋を後にする。

      

ヘッドランプを照明に撮った富士山、手前の樹木はシラビソです。

いきなり足場の悪い登山道が30分続いた。

6:20 大無間山(ダイムゲンサン:二百名山)展望地へ。

こんな感じの下りが続く。(登りはきついだろう)

  :横窪沢小屋

7:00 横窪沢小屋へ、(営業は終了)、沢の流れは豊富だった。

  :横窪峠

一度沢に降りると、”登り返す”の繰り返し。

  :吊り橋   :滝

吊橋が多い、沢を渡ったり、崩壊地をトラバースしたりと、大活躍。

  :ウソッコ沢小屋

8:30 吊橋を渡ってウソッコ沢小屋へ、

カワウソのウソ?かってはここに多く生息していたのか?(推測だが)

   

:フシグロセンノウ      :ノリウツギ

  

   :沢の水量は多い

   :吊橋

   :登り返し

ヤレヤレ峠への登り。

   :ヤレヤレ峠

9:50 ヤレヤレ峠へ、登ってきた登山者はこの意味がよく理解できる。

   :最後の下り

  :畑薙大吊橋のSPEC

これは建設当時の仕様、現在は巾が40cmになっている。

  :畑薙大吊橋

10:30 畑薙大吊橋へ、定員15人、半分に分けて渡る。 我々は後発組、約5分かかった。

   :東俣林道から

東俣林道を40分歩いて、畑薙第一ダム駐車場へ。

(畑薙ダム駐車場ゲートからの東俣林道は”許可車両以外通行禁止”)

   :案内図

東俣林道で見た花。

         

:ツユクサ(3態)                                       :ヤマウド(食用)

  :大吊橋

  :大井川

渇水の目立つ大井川、流れは細く、歩いて容易に渡れそう。奥が畑薙第一ダム。 

11:20 迎えのバスで赤石温泉白樺荘へ。温泉で垢を流し、昼食を食べて帰途についた。

**********

               行程(標高差:約1900m、約51km)

  9月7日(金)  6:45 聖岳登山口 ⇒8:25 聖沢吊橋 ⇒9:40 架線小屋跡 

             ⇒10:30 乗越(昼食) ⇒12:10 滝見台 ⇒13:40 聖沢小屋

    8日(土)   5:00 聖平小屋 ⇒5:40 薊畑分岐 ⇒6:25 小聖岳 ⇒7:40 聖岳

             ⇒10:00~10:30 聖平小屋(昼食) ⇒12:10 南岳 ⇒13:00 上河内岳

             ⇒14:40 茶臼小屋 

    9日(日)   4:50 茶臼小屋 ⇒5:30 茶臼岳 ⇒6:10 喜望峰 ⇒7:35 易老岳 

             ⇒9:45 静岡平 ⇒10:10 光小屋 ⇒10:30~40 光岳 

             ⇒10:50~11:20 光小屋(昼食) ⇒11:30~11:50 イザルケ岳 

             ⇒13:45 易老岳 ⇒15:25 喜望峰 ⇒16:20 茶臼岳 ⇒16:50 茶臼小屋 

    10日(月)  4:50 茶臼小屋 ⇒6:20 大無間山展望地 ⇒7:00 横窪沢小屋 

             ⇒8:30 ウソッコ沢小屋 ⇒9:50 ヤレヤレ峠 ⇒10:30~35 畑薙大吊橋 

             ⇒11:20 畑薙第一駐車場

             

                      

     

 

 

 

   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 



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