コキュートスの記憶

日々の出来事とか戦果(買い物)とか。
主にガンダムを中心にしています。

ハンバーグ

2004年11月16日 | MS & MA
No.25「MSN-01/高速機動型ザク」
H:17.2m/W:65.4t
役職は、「平社員」になってます。


第12回「高速機動型ザク」
MSN-01「高速機動型ザク」は、MS-06Z「サイコミュ試験用ザク」の2号機を原型機として
グラナダ工廠で改装が行われており、両脚部を排除して大推力のロケットが搭載されています。
これは、原型機の推進器では、加速性能に限界があったため、高速機動時におけるシステムの
試験条件を十分に満たせなかったための改修だと報告されています。しかし、加速時の問題は
解決しましたが、推進剤の積載量は以前と変わらず、稼動時間が限定されるという別の問題も
発生しています。更に機体自体も試験時の僅かな時間のみの使用しか耐えられず、稼動時間の
問題と合わせ、最終的には量産される事はありませんでしたが、MSN-02「ジオング」を開発
する上で貴重なデータを収集するという意味では、責任を十分に果たしたと言えます。
その後、データ収集を終えた本機は、ジオン公国軍の劣勢に伴って「ア・バオア・クー」へと
移され、「サイコミュ試験用ザク」1、3号機と共に参戦した記録が残っています。
尚、「一年戦争」末期に開発されていたとされているNT専用MS「キケロガ」にも型式番号
「MSN-01」が重複して与えられており、開発局の違いによるものなのか、戦局の悪化に伴う
情報統制の不備なのかは、現在でも判然としていません。

以上で第12回の講義を終了いたします。
次回第13回では「ボール」についてお話しいたします。
コメント (7)
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