この日は短めのクロスカントリー飛行に出ることにしたが、目的地をどこにするか決まらない。とりあえずEl Monte Airport(EMT)のカフェまで飛行機で向かい、そこでフライトプランを立てることにした。機体はN577FA、セスナ172SPを使用。Torrance Airport (TOA)をCrosswind Departureで離陸、El MonteまでGPSナビで1700ftの高度を全開で飛ばしていった。ところが、カフェはなんと5分後にクローズするとのこと(午後3時で閉店)。しかたないのでEl MonterのGA Centerでチャートを見て、General Fox (WJF)に降りることになった。
何はともあれEMTを離陸、Right crosswindを上昇、そしてSocal Approachを呼んだが相当待たされたので、BurbankのClass Cを避けるように北に向かって上昇を続けた。本当ならSepulveda Passの方から砂漠に抜けたかったが、最終的には目の前の山越えにトライ、無事に砂漠側へ抜けることができた。
Socalから Josua approachにハンドオフされ、目の前に砂漠が広がり、WJFに降りるべく降下開始。 ATISではRwy24に対して60度くらいの角度から17ktの風が吹いており、gust 22ktとのこと。かなり厳しいコンディションだ。Downwindでも十分に風を感じたので、ここはフラップ10から20で降りることにした。ファイナルはわざと高めを維持し、Left wind lowで右ラダーを目一杯踏み降下していった。ラウンドアウトしてからはノーズが左を向いてしまうことがあったが、なんとか接地までにはノーズが前を向き、意外なほどのソフトタッチで着陸を決めた。着陸後は操縦桿を左目一杯切る必要があった。駄目ならゴーアラウンドのつもりでいたが、今までのクロスウィンドランディングの中でも凄く決まったほうだと思う。
Transient parkingに駐機したが、機体が風でがたがた揺れている。ここにもカフェがあるが、4時で閉まっていた。WJFのGA Centerは非常に綺麗で、珍しいラジコンが屋根からつり下げてあった。 GA Centerの前の木立は風で斜めに生えており、この場所にいつも強い風が吹いていることが想像できた。
天気が心配なので、すぐに帰還することにした。Rwy24から離陸したが、ローリング中は操縦桿を目一杯左に切ってやっと直進できる感じ。Left crosswind departureで山越えを目指す。帰りは基本通りのSepulveda PassからSpecial Flight RuleでTOAに帰るとになった。
クロスウィンドランディングは楽しい。WJFではいつも強い風が吹いているようなので、こんどは別の機体で着陸しに来ようと思う。
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2 コメント
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- なつかしい (Sky)
- 2008-03-07 23:55:21
- WJFを検索していて、このブログにたどり着きました。1983年ここにあるフライトスクールで免許を取りました。今も有るのかなMancathy aviation やBarn's Aviation?訓練中はいつもここのカフェでハンバーガーを食べていました。美味しかったです。25年後の今は分かりませんが(笑)。写真を見るか限り昔と変わらないですね(砂漠ですから一緒か・・・)。昼過ぎからはいつも20ノット近くの強風でした。またアメリカの空を飛びたいです。
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- Unknown (C2)
- 2008-03-10 06:38:31
- コメントありがとうございます。WJFで免許を取得されたんですか。この空港で訓練をウケれば、風をもろともしない強者パイロットになられたことでしょう。WJFのカフェには入ったことがありませんが(3時には閉まってしまうので)、こんどカフェにも寄って、中の雰囲気などを撮影してここに載せるようにします!
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