LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

Velocityでフライト

2012-11-12 | Flight Log (同乗飛行)

内装のリフォームを行うためにグラマンをエルモンテ空港に残し、サンタモニカ空港までの帰りはOさんのVelociyで送ってもらうことになった。Rwy19から離陸し、最初はトーランス空港まで飛ぶことにした。このレグはA先生が副操縦士席(右前席)、オーナーで機長のOさんが操縦士席(左前席)、私は後部座席。エルモンテ空港を離陸してからLAX Class B Airspaceの下をくぐるようにレベルオフ。ここで150kt IASくらいでていた。流石Velocity。そしてトーランス空港管制塔にコンタクト、Class D Airspaceに入り、キングハーバーの上空通過、パロスバーデスを旋回してからトーランス空港に着陸することになった。Rwy29Rへ着陸し、軽く休憩。

そして今度は自分が右前席、A先生が後ろに座った。離陸の操作をやらせてもらったが、ノーズの方向を制御するのが難しい。センターラインを右に外しながら、ノーズは滑走路の方向に静態。重い操縦桿を引くとフワッと離陸した。この感覚はパイパーマリブのそれをもっと誇張した感じ。滑走路から機体をひっぺがす感じの離陸。海岸線では左ターン、そして上昇しながら4500ftを目指す。素晴らしく力強い上昇。一瞬で4500ftまで上り詰め、そのままSpecial Flight ruleでLAXを越えた。ところが、LAX上空でこちらを抜く機体あり。RV6か8だと思うが、Velocityをあの速度で追い抜くとは流石だ。160−70ktは出ていたと思う。サンタモニカ空港への進入は北側からする事に。LAXを抜けてから降下、2500ftまで下げた。パシフィックパリセーズを過ぎた所で180度ターン、サンタモニカ空港管制塔へコンタクト。Right trafficとなったが、先行する超低速セスナあり。最終的にコレを抜き、ダウンウィンドに入った。ここからはオーナーのOさんに操縦を交代してもらった。Rwy21に着陸し、無事にグラマンの駐機スポットまで送ってもらった。

久々にVelocityだったが、やはり良い機体だなと思う。


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