内装のリフォームを行うためにグラマンをエルモンテ空港に残し、サンタモニカ空港までの帰りはOさんのVelociyで送ってもらうことになった。Rwy19から離陸し、最初はトーランス空港まで飛ぶことにした。このレグはA先生が副操縦士席(右前席)、オーナーで機長のOさんが操縦士席(左前席)、私は後部座席。エルモンテ空港を離陸してからLAX Class B Airspaceの下をくぐるようにレベルオフ。ここで150kt IASくらいでていた。流石Velocity。そしてトーランス空港管制塔にコンタクト、Class D Airspaceに入り、キングハーバーの上空通過、パロスバーデスを旋回してからトーランス空港に着陸することになった。Rwy29Rへ着陸し、軽く休憩。
そして今度は自分が右前席、A先生が後ろに座った。離陸の操作をやらせてもらったが、ノーズの方向を制御するのが難しい。センターラインを右に外しながら、ノーズは滑走路の方向に静態。重い操縦桿を引くとフワッと離陸した。この感覚はパイパーマリブのそれをもっと誇張した感じ。滑走路から機体をひっぺがす感じの離陸。海岸線では左ターン、そして上昇しながら4500ftを目指す。素晴らしく力強い上昇。一瞬で4500ftまで上り詰め、そのままSpecial Flight ruleでLAXを越えた。ところが、LAX上空でこちらを抜く機体あり。RV6か8だと思うが、Velocityをあの速度で追い抜くとは流石だ。160−70ktは出ていたと思う。サンタモニカ空港への進入は北側からする事に。LAXを抜けてから降下、2500ftまで下げた。パシフィックパリセーズを過ぎた所で180度ターン、サンタモニカ空港管制塔へコンタクト。Right trafficとなったが、先行する超低速セスナあり。最終的にコレを抜き、ダウンウィンドに入った。ここからはオーナーのOさんに操縦を交代してもらった。Rwy21に着陸し、無事にグラマンの駐機スポットまで送ってもらった。
久々にVelocityだったが、やはり良い機体だなと思う。