けっこう風が強く、庭に落ち葉が散乱していた。ふと空港の天気を見ると、15ktくらいの風が吹いているようで、ちょっと面白そうだった。サンタモニカ空港の愛機のもとへ。そのままAmerican Flyersまでタクシーして給油すべく、South East Runupからタクシーリクエストしたが、グランド管制官は "behind the light sports, taxi to American Flyers fuel via B" との指示だった。待てど暮らせどlight sportsは来ず、2、3分してSE run upに登場。なんというわけのわからない指示。こんな待たされるなら、in-fieldをタクシーさせてくれればいいのに。最近長年にわたりサンタモニカ空港管制塔で働いてきたアジア系アメリカ人のFAA管制官が引退したばかりなので、その代わりに来た人が不慣れな管制官みたいだ。
Light Sportをやりすごs、やっとタクシーを開始することができた。すると、 "thank you for your patience" と管制官。 ちょっとふざけんなと思ったけど、No problem!と気持ちよい返事をしておいた。給油スポットに到着、きっちり満タンにした。ランナップに戻り、そしてRwy21へ。離陸はMooney M20Jに続いてRight turn at shore line。2800ftでレベルオフし、そのまま2550rpmで巡航して海岸線を飛ぶ。ところが、北風がかなりの乱気流を巻き起こし、海岸線はきもち良く飛べる状態じゃなかった。ちょっと北に進路をとると、ボコボコと揺れて荷物が散乱するほど。飛べないわけでもないが、飛んでいて楽しい状況じゃない。Gustの中で楽しく着陸を決めれば本日の目的達成なので、空港に引き返すことにした。
パシフィックパリセイズあたりから管制塔 120.1を呼ぶ。ところが、返答なし。向こうの声は聞こえている。もう1回呼ぶと、 "aircraft calling Santa Monica, your radio is scratchy and unreadable, use another radio." これしかradioがないので、リサイクルしてみたがダメ、unreadableと言われる。このままじゃClass D Airspaceに入れないので、サークリングしながらトランシーバーを探す。受信は大丈夫、送信がダメという状態。そしてトランシーバーで呼びかけると、Are you 46L? と管制官。そしてSquawkをもらい、Right traffic Rwy21という指示。そのままトラフィックパターンに入り、すぐにcleared to land。着陸は決まり、グランドにコンタクト。ここで女性管制官がtaxi to the parking via Bと指示をくれたが、how is my radio?と聞いてみた。すると、先ほどの管制塔の男性管制官が、we know you so we could tell it might be you, but in the air, you were unreadable, now on the ground you radio is clearとのことだった。
先日、Special Flight Ruleを飛んでいる時も、他の機体にラジオの音質を注意された。機体同士じゃなく、管制塔のラジオで聞き取れないのは大事だ。Annual Inspectionを終えたばかりだが、再びハンガー入りになりそうだ。