LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:ロサンゼルスには日本人飛行機野郎が多い

2011-10-08 | Flight Log (機長)

いつものように、週末の午後、軽く飛ぶことにした。サンタモニカ空港に到着、愛機の駐機スポットに向かった。オイルレベルが5クオーツだったので、1クオーツオイルを足した。最近気温が下がってきて油温が超高温にならないせいか、時間当たりのエンジンオイルの消費量が少ない。機体に乗り込んでエンジン始動、ランナップエリアに向って行く。ここでゆっくり暖気していると、日本人パイロット仲間のKobaさんからテキストが入った。Kobaさんも飛んでいたようで、トーランス空港に帰還したらしい。そして、トーランス空港にOさんのVelocityが駐機してあるとのこと。エルモンテ空港ベースのVelocityなので、この日はトーランス空港に乗り入れているようだ。というわけで、この日の最初の目的地はトーランス空港になった。

久々にRight turn at shore lineで海に向って離陸。先行するのはセスナ182で、海岸線くらいまでは良い感じの勝負がでついていけた。向うの方が高度が高いが、Vyに然程差がないので愛機Grummanもよい勝負をしていた。ところが、海岸線でお互い右ターンしてからはグングン離されて行く。流石セスナ182、こちらの倍以上の大きさのエンジンを積み、倍以上の出力がでているだけある。こちらは3000ftくらいで180度ターン、Los Angeles International Airport Special Flight Rule 3500ftで飛行した。外気温は19度程度、機体性能は最高にいい。アランドラパークの横を通過し、ここでトーランス空港管制塔を呼ぶ、”inbound for landing. I can take left runway”と伝えた。すると、”Rt traffice Rwy29L cleared to land”とのことだった。3500ftからノーフラップで降下、120ー130ktGSで飛行。そして1100ftのトラフィックパターン高度でレベルオフ、ちょっと小さめのパターンを回り、フルフラップでRwy29Lへ進入。凄く気持ち良くパターンを飛べたのに、最後の最後、接地するところでちょっとバウンス気味。路面の荒いRwy29Lの手前1000ftのせいと言えばそれまでだが、ダサイ着陸だった。

そのままタクシーアウト、Transient Parkingに駐機。OさんとKobaさんがGA Centerから出てきた。日本人飛行機乗り達でしばし立ち話し。この後用事があったOさんはVelocityに乗って帰還。そうこうすると、セネカIIがサンフランシスコから戻ってきたようで、パイロットは日本人Nさん。別に待ち合わせたわけじゃないが、活動的に飛び回る日本人飛行機乗りが多いなと感じさせられる。

こちらもサンタモニカ空港に帰還すべくRwy29Rから離陸。ここで日系スクールの老舗SBIFAのセスナ152が入ってきた。ILS missed LIMBO Holdをリクエストしている。ここトーランス空港の日本人密度は高い!と思った。こちらはそのセスナ152が入ってくる前に離陸、Straight out、left turn at shore lineで海の上を飛ぶ。そして高度を稼ぎ、パロスバーデスの上を越えて4500ftまで上昇。そのままSpecial Flight Rule North-West Boundでロサンゼルス国際空港の上空を越え、そのままの勢いでサンタモニカ空港 Class D Airspaceの上も越え、自宅のあるパシフィックパリセイズの上空めがけて降下。マリブに向う手前で旋回反転、サンタモニカ空港に向った。2200ftくらいで管制塔にコンタクト、Right traffic Rwy21となった。ダウンウィンドでCleared to landとなり、小回りでパターンを回ってフルフラップで着陸。綺麗な接地が決まり、満足だった。着陸時は既に夕暮れ時。すっかり日暮れも早くなった。ホリデーシーズンの到来を感じる。

 


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