朝から曇り空が広がっていた。自宅付近から見た感じだと、大凡1000ftくらいのceilingだった。電話でサンタモニカ空港とトーランス空港のATISを取ってみたが、1000ft OvercastでVisibility 3mile hazeといった感じ。PIREPSでTopを見てみると、2000-3000ftくらいのようだ。1000－2000ftの厚みのあるマリンレイヤー、割としっかりした雲だ。
この日はトーランス空港でBiennial Flight Review (BFR)をする予定になっているので、サンタモニカ空港からトーランス空港まではIFRで飛ぶことにした。 サンタモニカ空港の愛機のもとに向った。そして機体に乗り込みエンジンを始動、ランナップエリアで暖気、そしてTower EnrouteでIFR Clearenceをリクエストした。もらったクリアランスは：
Cleared to TOA
After departure fly runway heading, upon reaching LAX 315 turn right heading 250, radar vector to SMO, SMO 125, V64, SLI, Direct
3000ft / 4000ft 5min
Departure frequency 125.2
Squawk 4xxx
クリアランスを得て最初に思ったが、久々に昔ながらのSanta Monica Rwy21 departure procedureに戻っているということ。ロサンゼルス国際空港 Rwy24Rから離陸するトラフィックとの直線距離を取る為に始まった新しいdeparture procedure（離陸してすぐにRight Turn Heading 250）だったが、何故この日は使っていなかったのだろう？！。このお陰でロサンゼルス国際空港からのIFRの機体のflowが優先され、サンタモニカ空港からのシングルエンジンのIFR Releaseには時間がかかった。２０分くらいの離陸待ちの末、やっと許可が下りた。
サンタモニカ空港Rwy21から離陸、雲を突き抜け雲海の上を飛ぶ動画
http://www.youtube.com/watch?v=pmlTMo6m5Kk
離陸してすぐに雲に入った。2000ftー2500ftくらいで突き抜けることができたが、マリンレイヤーにしては十分な雲海、厚みを感じる雲だった。IFRだなーと感じる世界が広がっていた。Socal Approachからは比較的すぐにDirect SMO VORという指示。3000ftに到達する前に旋回を指示されたのでラッキーだった。そしてSMO VORの手前でさらに右旋回指示、いつものように海岸線へレーダーベクターされた。4000ftを飛んでいる時になんとなくエンジンがラフな感じがし、キャブヒートオン、フュエルポンプオン、そしてエンジン計器チェック。熱ダレか？とも思ったが、色々と考えているうちにSocal Approachから珍しい指示。なんと”Slow down to 080kt”という減速指示だった。2300rpmくらいまで出力を絞ってIAS80ktに減速、ところが、tail windが強くて対地速度は100ktくらい出ている。油温が高いのでこういう指示は有り難いと思っていた。この後、この症状は消失したが、結果的に熱ダレじゃないと分ることになる。
いよいよ3000ftまで降下することになり、パロスバーデス（雲に隠れて見えないが）に沿って東に飛んた。そして2000ftまでの降下と左旋回を指示された。左旋回を続けながらRwy29R ILSに向けてレーダーベクター開始。2000ftだと雲の表面をなめる感じになり、機体がちょうど雲に浸る感じだった。これは快感だ。Outer Markerを越え、さっそく降下開始、アプローチが始まった。500ftpくらいの降下率、100ktくらいの速度でアプローチを続け、トーランス空港の管制塔にコンタクト。こちらは雲の中、でも管制塔はcleared to landとのこと。1000ftくらいでブレイクする楽勝のアプローチで、簡単にRwy insightとなった。やはりこれくらいの雲の高さだとILS/LOC Approachは安心だ。無事にRwy29Rに着陸し、Transient parkingに向った。
雲の表面を削り取るように飛び、トーランス空港にILS/LOC Approachで着陸する動画
http://www.youtube.com/watch?v=k-T4S0MU3Ek
やはりIFRフライトは最高だ。
この日はトーランス空港でBiennial Flight Review (BFR)をする予定になっているので、サンタモニカ空港からトーランス空港まではIFRで飛ぶことにした。 サンタモニカ空港の愛機のもとに向った。そして機体に乗り込みエンジンを始動、ランナップエリアで暖気、そしてTower EnrouteでIFR Clearenceをリクエストした。もらったクリアランスは：
Cleared to TOA
After departure fly runway heading, upon reaching LAX 315 turn right heading 250, radar vector to SMO, SMO 125, V64, SLI, Direct
3000ft / 4000ft 5min
Departure frequency 125.2
Squawk 4xxx
クリアランスを得て最初に思ったが、久々に昔ながらのSanta Monica Rwy21 departure procedureに戻っているということ。ロサンゼルス国際空港 Rwy24Rから離陸するトラフィックとの直線距離を取る為に始まった新しいdeparture procedure（離陸してすぐにRight Turn Heading 250）だったが、何故この日は使っていなかったのだろう？！。このお陰でロサンゼルス国際空港からのIFRの機体のflowが優先され、サンタモニカ空港からのシングルエンジンのIFR Releaseには時間がかかった。２０分くらいの離陸待ちの末、やっと許可が下りた。
サンタモニカ空港Rwy21から離陸、雲を突き抜け雲海の上を飛ぶ動画
http://www.youtube.com/watch?v=pmlTMo6m5Kk
離陸してすぐに雲に入った。2000ftー2500ftくらいで突き抜けることができたが、マリンレイヤーにしては十分な雲海、厚みを感じる雲だった。IFRだなーと感じる世界が広がっていた。Socal Approachからは比較的すぐにDirect SMO VORという指示。3000ftに到達する前に旋回を指示されたのでラッキーだった。そしてSMO VORの手前でさらに右旋回指示、いつものように海岸線へレーダーベクターされた。4000ftを飛んでいる時になんとなくエンジンがラフな感じがし、キャブヒートオン、フュエルポンプオン、そしてエンジン計器チェック。熱ダレか？とも思ったが、色々と考えているうちにSocal Approachから珍しい指示。なんと”Slow down to 080kt”という減速指示だった。2300rpmくらいまで出力を絞ってIAS80ktに減速、ところが、tail windが強くて対地速度は100ktくらい出ている。油温が高いのでこういう指示は有り難いと思っていた。この後、この症状は消失したが、結果的に熱ダレじゃないと分ることになる。
いよいよ3000ftまで降下することになり、パロスバーデス（雲に隠れて見えないが）に沿って東に飛んた。そして2000ftまでの降下と左旋回を指示された。左旋回を続けながらRwy29R ILSに向けてレーダーベクター開始。2000ftだと雲の表面をなめる感じになり、機体がちょうど雲に浸る感じだった。これは快感だ。Outer Markerを越え、さっそく降下開始、アプローチが始まった。500ftpくらいの降下率、100ktくらいの速度でアプローチを続け、トーランス空港の管制塔にコンタクト。こちらは雲の中、でも管制塔はcleared to landとのこと。1000ftくらいでブレイクする楽勝のアプローチで、簡単にRwy insightとなった。やはりこれくらいの雲の高さだとILS/LOC Approachは安心だ。無事にRwy29Rに着陸し、Transient parkingに向った。
雲の表面を削り取るように飛び、トーランス空港にILS/LOC Approachで着陸する動画
http://www.youtube.com/watch?v=k-T4S0MU3Ek
やはりIFRフライトは最高だ。
