暖かい陽気の日。綺麗な空なので飛ぶことにした。ここ最近、一眼レフを持参して飛ぶことが多い。この日は広角ズームを付けてみた。先日のこともあり、この日は右席から機体を飛ばす練習。ランナップの後に離陸。Right turn at shore lineを選択、比較的スムーズに操縦できた。Pacific Palisadesを越えて海上を飛行。ここで広角を活かして海岸線の景色の撮影などして遊んだ。その後、3500ftまで上昇して反転、Special flight ruleへ入った。そのままLAXの南に抜け、そしてPalos Verdesの海岸線を飛ぶ。ここでクジラでも探して撮影するかと思ったが、そんな日に限ってクジラは一頭も見つからず。カタリナ付近は1000ftくらいの雲に被われているので、まったく撮影に適さない。とりあえず下りて休憩するかと、いつものようにトーランス空港に向うことにした。San Pedroの南端、Point Farmin上空からトーランス管制塔を呼ぶ。すぐにStraight in 29Rの許可を貰う。せっかくなのでLocalizerに乗せて正確に真っすぐ飛ぶように心がけた。しかし、なんとなく計器にスキャンがぎこちなく、首がフラフラするのに同期して機体もフラフラ。こちらが3mile on finalくらいの地点で、Citationが離陸していった。流石！、強烈な上昇力でぐんぐんと高度を上げていく。約1時、2マイルくらい離れたUpwindからちょっと北の2100ftに1機トラフィックがあり、管制塔がトラフィックアラートを出していた。しかし、すごい上昇力でSocal Approachにハンドオフされる前にそのトラフィックを回避。We passed itと言い残し、トーランス空港の管制塔からSocalにハンドオフされた。Private/Business Jetは渋い。
こちらはノーフラップのまま進入し、ノーズアップでタッチダウン、そのままノーズアップで走行、Taxi way Cまで入っていた。ここでノーズタッチダウン、ちょっとしたお遊び。右席からでもまあまあの着陸が出来るようになった。感覚が戻ってきた。そのままTaxi way C-A-E、そしてfuel pitとタクシーし、満タン給油。ここで日本人パイロットのOさん登場。久々に立ち話をした。自分がトーランス空港に出入りするようになって9年になるが、ここでジェネアビ遊びする面々の顔ぶれも変わってきた。立ち話をしながらそんな事を感じていた。
しばらくしてCessna182が給油に入ってきたので、給油所から機体を引き出し、帰途につくことに。今度は左席に座っての操縦。Rwy29RからはRt down wind departureで離陸。先行するCessna152に続く形で離陸となった。流石に二人乗りのCessna152は遅く、ちょっとピッチを上げ気味にして距離を置いた。まあ、こちらが二人乗りなら、Cessna152よりもっと遅くなると思うが。。向こうはパターンに留まり、こちらはコンプトン横を抜けて1700ftでLAX Class B Airspace下を通って北上するルート。ここで油温がかなり上がってきた。油量も少なめ、気温も高め、2500rpm巡航だとレッドに迫る。やれやれと思いながらスロットルを絞っていくと、ダウンタウンの上でLAX Base turnをするEVA AirのBoeing777を発見。広角レンズしか持っていなかったが、とりあえず撮影した。ダウンタウン横からはRwy10に沿って飛び、9mileの地点でサンタモニカ管制塔を呼ぶ。すぐにSquawk0255を貰い、そのまま直進。あと3マイルくらいのところでcleared to landとなり、そのままノーフラップで飛んで行く。フラップを出すことなく、スロットル調整で減速し、ちょっと長めのラウンドアウトで着陸した。右席で飛ばした後に左から飛ばすと、自分が上手くなった錯覚に陥る。
なんてことないフライトだったが、左右座る場所を変えるだけで随分楽しくなった。
先週まで、トーランスBaseの日本人Oさんに乗せていただいていました！
サンタモニカ空港にも赴き、貴方様の愛機もはいけんしてきました！
GAの魅力に私も取り憑かれております。
また直接お目にかかれる日を楽しみに致しております。
コメントありがとうございます。トーランスベースで飛んでいる日本人の方がけっこういるのですね。トーランスなどで黄色い機体をみかけたらいつでも声をかけてください。