メモリアルデーの3連休となった週末の最終日、朝から生憎の曇り空だった。ただ、飛行機乗りにとっては小型機でアプローチを打つには丁度いい感じのIFR日和でもあった。雲の高さは1500ftから2000ftくらいでSingle Engineでも安心の天気。AIRMET Tも出ていないし、AIRMET S Mountain Obscurationが出ている程度の超マイルドなIMC。こんな天気の日は渋滞の高速道路を車で移動するようなことは避け、飛行機で遊びにいくに限る。Torrance Airportに到着してMooneyの係留を解き、グランドにコンタクトしてTower Enroute IFR Clearance to Santa Barbara Airport(SBA)をリクエストした。Run up areaでClearanceを受け取った:
Cleared to Santa Barbara Airport, After departure fly runway heading, intercept LAX VOR 170 radial, LIMBO intersection, V64, SMO VOR 125 radial, SMO, V107, SADDE intersection, V299, VTU VOR, VTU 282 radial, KWANG intersection, 3000ft / 6000ft 10min after departure,
Departure frequency 134.9, Squawk46XX
Run up areaにはIFR待ちの機体が3機。1機目はCessna Citationがジェットエンジン音を響かせており、2機目はCessna Centurion、そして自分は3番目だ。2機が離陸した後もなかなか離陸許可が下りず、結局Run up areaで0.4時間くらいは待たされた。待ちながらマグニートチェックを3、4回やったと思う。これは堪える。
やっと離陸許可が下り、気持ちよく雲の中へ突入した。離陸してからもLos Angele International Airport(LAX)周辺で他の機体と進路が交錯して何度も旋回させられた。LAX VORからVTU VORまでのDirectの許可が下り、6000ftで雲海上を飛行。忙しさもすぎしばしリラックスしたクルーズが続くと思ったら、Santa Barbaraが近づいてくると再度忙しさが増してきた。
この日のSBAはRwy25 VOR/GPS Approachだった。かなり他の機体も多いようで、VFR on topでSBA近くまで飛んできてInstrument Approachのクリアランスだけを取ろうとしているVFRの機体は、Magu Approachの管制空域でホールディングさせられたりしていた。完全にIFRで飛んできた自分も、一度下りたアプローチのクリアランスが取り消され、後続のジェットに進路を譲るべく雲に入りながら海側に旋回させられホールディング。再度アプローチ許可が下り、そしてSBA Rwy25へ着陸許可が下りたと思ったら、なんと着陸許可を取り消され、4mile on finalでRwy15Lへ変更、後続のCitation 650に進路を譲らなければならなかった。それだけでなくRwy15LとRwy25が交差することから、 DownwindからBaseへのターンをRight 270 turnしろという指示。流石にここまでSBA Approach / Towerに協力すると、着陸後に"Thank you very much for your cooperation"と丁寧な挨拶。"Anytime!”と気前よく答えたが、内心は勘弁してくれよという感じだった。
Santa BarbaraではSignatureを使うようにしている。サービスが気持ちよい。FBOで車を借りでSanta Barbara Downtownまで足を伸ばした。Fwy101は渋滞していたが、飛行機で乗り入れると帰りの渋滞の心配はいらない。
夕方には帰途についた。雲は少なくなり、VFRでの帰還。5500ftの高度を選択、150kt台前半Ground Speedで気持ちよく順調な巡航飛行。そしてShoreline RouteでLAXを越えたが、雲と雲の切れ間が見つからず、結局延々Long Beach近くまで飛んで雲の合間を見つけて降下開始となった。
通常サンタバーバラまでの小型機フライトだと”飛行機で日帰り旅行する意義”が大きくないが、今日みたいなFwy101大渋滞という日には渋滞知らずの飛行機は最高だった。
ランキングアップに御協力を。
Cleared to Santa Barbara Airport, After departure fly runway heading, intercept LAX VOR 170 radial, LIMBO intersection, V64, SMO VOR 125 radial, SMO, V107, SADDE intersection, V299, VTU VOR, VTU 282 radial, KWANG intersection, 3000ft / 6000ft 10min after departure,
Departure frequency 134.9, Squawk46XX
Run up areaにはIFR待ちの機体が3機。1機目はCessna Citationがジェットエンジン音を響かせており、2機目はCessna Centurion、そして自分は3番目だ。2機が離陸した後もなかなか離陸許可が下りず、結局Run up areaで0.4時間くらいは待たされた。待ちながらマグニートチェックを3、4回やったと思う。これは堪える。
やっと離陸許可が下り、気持ちよく雲の中へ突入した。離陸してからもLos Angele International Airport(LAX)周辺で他の機体と進路が交錯して何度も旋回させられた。LAX VORからVTU VORまでのDirectの許可が下り、6000ftで雲海上を飛行。忙しさもすぎしばしリラックスしたクルーズが続くと思ったら、Santa Barbaraが近づいてくると再度忙しさが増してきた。
この日のSBAはRwy25 VOR/GPS Approachだった。かなり他の機体も多いようで、VFR on topでSBA近くまで飛んできてInstrument Approachのクリアランスだけを取ろうとしているVFRの機体は、Magu Approachの管制空域でホールディングさせられたりしていた。完全にIFRで飛んできた自分も、一度下りたアプローチのクリアランスが取り消され、後続のジェットに進路を譲るべく雲に入りながら海側に旋回させられホールディング。再度アプローチ許可が下り、そしてSBA Rwy25へ着陸許可が下りたと思ったら、なんと着陸許可を取り消され、4mile on finalでRwy15Lへ変更、後続のCitation 650に進路を譲らなければならなかった。それだけでなくRwy15LとRwy25が交差することから、 DownwindからBaseへのターンをRight 270 turnしろという指示。流石にここまでSBA Approach / Towerに協力すると、着陸後に"Thank you very much for your cooperation"と丁寧な挨拶。"Anytime!”と気前よく答えたが、内心は勘弁してくれよという感じだった。
Santa BarbaraではSignatureを使うようにしている。サービスが気持ちよい。FBOで車を借りでSanta Barbara Downtownまで足を伸ばした。Fwy101は渋滞していたが、飛行機で乗り入れると帰りの渋滞の心配はいらない。
夕方には帰途についた。雲は少なくなり、VFRでの帰還。5500ftの高度を選択、150kt台前半Ground Speedで気持ちよく順調な巡航飛行。そしてShoreline RouteでLAXを越えたが、雲と雲の切れ間が見つからず、結局延々Long Beach近くまで飛んで雲の合間を見つけて降下開始となった。
通常サンタバーバラまでの小型機フライトだと”飛行機で日帰り旅行する意義”が大きくないが、今日みたいなFwy101大渋滞という日には渋滞知らずの飛行機は最高だった。
ランキングアップに御協力を。