夕暮れ時、軽く飛ぶことにした。キャノピーを開けて風を浴びたくなり、グラマンを選択。開放感がたまらない。機体に乗り込みエンジン一発始動。ランナップ前の暖気、タクシー中はずっとキャノピー全開。ランナップを入念に行い、その後にRwy21から離陸。Left downwind departureを選択。
機体の調子がよく、IAS102-3ktでは巡航。1700ft、Fwy10の上、伸びるように加速していく。気温もちょっと下がり、空気も乾いているので丁度いい飛び心地。ダウンタウン横で右ターン、南下開始。ここで一瞬グラ!っと乱気流。ここで2500rpmから2400rpmまで絞る。ちょっと大回り気味に南下し、コンプトン空港の横からフルスロットルで再上昇。3000ftまで上がり、トーランス空港のClass D Airspaceの上に出た。そしてプラクティスエリアで黄昏時の海上飛行。キャノピーを5センチくらい開け、風を浴びながらのフライト。ボナンザでは味わえない。何も考えず、トラフィックだけ注意しながらぼけっと飛び続けた。せっかくなので、給油も兼ねてトーランス空港に降りることに。レーダードームの上からトーランス管制塔を呼ぶ。すぐにLeft base Rwy29L cleared to landとなった。I can take the leftと言ったから当然だ。そのままアイドリングでグライドするにはギリギリの高度、3000ft。レーダードームの上から15秒ほどフルスロットルで上昇、3200ftまで来てから完全なアイドリングにした。斜面を滑り降りるようにトーランス空港を目指す。何度もやった完全アイドリングの着陸だが、今回のは最高の出来だった。ショートファイナルでフルフラップにし、Rwy29Lにノーズアップで接地、気持ちよく着陸できた。
Fuel pitに立ち寄り満タンに給油。そしてすぐに帰途につく。Rwy29RからはRight crosswind departure。すでに日は暮れ、景色を楽しむのどでもない。ショートカットで北上し、ダウンタウン横で左ターン。サンタモニカまで8マイルの地点で管制塔を呼び、straight inの指示、Squawkももらった。Short finalまで来てcleared to land、フルフラップで着陸。ここで夜空の下、キャノピー全開、ゆっくりタクシーし、1.2時間のフライトを終えた。