ランプ置きの機体なので、どうしても機体を洗う頻度が低くくなってしまう。埃の汚れは放置してしまうが、最近は樹液のような汚れが目立つ。流石に放置できない。洗剤とワックスの両方を兼ねた洗剤を購入、早速試してみた。機体に乗り込み、キャノピー全開でタクシー開始。ランナップエリアに入り、そこからWash Rackまでのタクシー許可をリクエスト。この時は誰も飛んでおらず、すぐに滑走路を横切る許可が下りた。そしてTaxi way Aを西に進んでWash Rackに到着。
最初は水洗い。なかなか樹液が落ちない。この日の気温は25度くらいだったと思うが、サンダル履き、短パンとTシャツで作業するには丁度いい感じ。新しく購入した洗剤ワックスは期待はずれ。洗浄力無さ過ぎ! やはりワックスはワックス、洗剤は洗剤じゃないと駄目だ。失敗した。
そんな洗浄力のない洗剤で機体を洗うこと1時間。無事に作業終了。そろそろ全塗装が必要なほど外装が痛んでいるので、あまり”ピカピカだ!”って感じはしないが、それでも埃を落とした洗いたての機体は気持ちがいい。このまま綺麗な機体で離陸したい気分だったが、オバマ大統領がロサンゼルス訪問中でTFRが出ており、VFRでの離陸は不可能。IFRで飛ぶ気もしないし、この日はこのまま退散。キャンピーを開けてのんびりとタクシーして駐機スポットに戻った。
もちろん、飛んでこそ飛行機なのだが、のんびりとプロペラを回してタクシーするのも安らぎを得られる。特にキャノピーを開けてのタクシーは愛機グラマンの醍醐味、こういう些細な時間も楽しくなる。
そのまま上塗りしたら重量が重くなる気がします。
塗装厚も車に比べてやはり薄く塗るのでしょうか?
旅客機になると塗装厚でかなり重量が変わると効いた事が
あります。また、塗装しないでコーティング処理で機体重量
を軽くする場合もあると聞いた事がありますが・・・・・
どうなのでしょうかね~・・・・・知りたいです。
旅客機の場合はその大きさから塗装をしないことでかなりの重量を稼ぐことができると思います。総重量に占める塗装の重さの割合は大したことないでしょうが、747で1000lbsくらいと聞いたことがあります。離陸重量が900,000lbsくらいですから、塗装で1000lbsが思いか軽いかは見方によって変わってくると思います。
小型機の場合にはせいぜい2、3キロじゃないでしょうか。見た目よりも機体保護の意味合いが強い塗装ですから、あまり薄塗りには拘らないのだと思います。再塗装時には全て古い塗装を剥がし、control surfaceのバランス取りをしながらの再塗装になります。ただ、古い塗装の上に上塗りしてしまう安上がりな方法を取るオーナーさんもいます。