LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:チノ空港訪問記 第一話

2009-10-05 | Flight Log (機長)
この日は日本から遊びに来ていたMさんが同乗してのフライト。MさんはFAAのSingle / Multi-Engine Commercial Pilot。この日の目的地はチノ空港(Chino Airport / CNO)にすることにした。なぜなら、以前ブログを通じてメールを交換したYさんが、日本でのエアラインパイロットを目指してチノ空港で訓練を開始したという話しをきいていたので、一度遊びに行こうと思っていたからだ。それから、奇遇にも、この日はパイロット仲間のTさんが購入予定の機体のインスペクションの為にチノ空港のハンガーに来るとのことだった。正に日本人パイロットが集結することになる。

夏らしい30度以上の気温の中、二人でGrumman AA1に乗り込みフライト開始。エンジン始動、サンタモニカ空港のランナップエリアに向かった。そしてすぐにRwy21から離陸!となったが、男二人だと400-500fpm程度の上昇力しかない。ただ、先日のエンジンオイル交換と整備のお陰で機体の調子は良い。延々の大回りの270 Departure Patternを飛び、3500ftまで上昇した所でLAX Special Flight RuleでLAXを越えた。ここからはロングビーチ空港の方向を目指して飛び、すぐにSocal Approachに繋いでClass CをぶっちぎるべくFlight Followingを受けることになった。

ロングビーチ空港から少しシールビーチ(Seal Beach VOR)寄りに進路を取り、その後はチノ空港までDirectという飛び方。すぐにチノ空港管制塔にハンドオフされると、Rwy26R Left Patternとのことだった。チノ空港の手前には山があり、そこを越えるまではできるだけ高度を維持したいと思っていたが、管制塔からは”チノ空港のパターン高度は1400ftだ”と念を押された。知っているよ!と思いつつも、仕方ないので早めの高度処理となった。そしてRwy26Rに着陸、Tower前のTransient parkingに駐機した。

駐機したのはいいが、Tさんがどのハンガーで機体インスペクションをしているのか、Yさんがどのハンガーにいるのか、この広い空港で人を捜すのは大変だ。とりあえず携帯(iPhone)で以前Yさんからもらったメールを確認し、そこに書いてあったハンガー番号を頼りに空港内をさまようことにした。この続きは次の日記で。






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