LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:週末クロカン飛行2 少し恐怖感のある”丘に隣接した空港”への着陸

2007-05-17 | Flight Log (機長)
Torrance Airport - Gillespie Field Airport (SEE) - Montgomery Field Airport (MYF) - Torrance Airport (TOA) という週末のクロスカントリー飛行の様子を伝える第2回目。機体は飛び慣れたCessna172R, N433FRだ。

TOAから海岸線を南下し、Miramar Navy Baseを抜けてGillespie Field Airport (SEE)をめざした。MiramarのAirspaceを抜けるとSocal ApproachによるVFR Flight followingのサービスも終了。"N433FR, thank you for the service"と挨拶すると、"You are welcome"とSocal Approachからの返答。挨拶を交わすのは気持ちがよい。

目の前にはSEEが見えてきたので、さっそくSEE Towerにコンタクトした。45 downwind entryにてSEEのトラフィックパターンに入った。 聞いていたことだが、やはりRwy27Rの東にある丘が気になる。丘に向かって飛び、丘に向かって高度を下げることになるので、飛行機乗りとしては気分の良いものではない。思わずショートファイナル気味に飛んでしまうような地形だ。ただ、この時は我々の前に1機離陸する機体があり、ショートファイナルをリクエストしても断られただろう。

しかたなく丘に向かって飛んで、少し大回り気味で丘の向こう側に回ってベースターンをしたが、通常通り500fpmで降下するとベースで空港が見えなくなった。そしてファイナルに入って再び空港が見えるという不思議なトラフィックパターン。本当は丘の上で高度を落とすのかもしれないが、気持ちが悪くてできたもんじゃない。

丘に向かって飛ぶ不思議な着陸の様子の動画はここをクリック


初めてSEEに来たが、長閑で雰囲気の良い空港だ。交叉する滑走路も入れ3本の滑走路がある。この空港のGeneral Aviationが盛んな空港らしさを感じたのはスクールの多さだけじゃなく、駐機してある機体の種類の多さ。Citationが4機ほどいたし、Falcon、Beech King Air、またジェットヘリも停まっていた。 この日はカフェテリアが閉まっていたが、カフェが開いていればもっと長居したかった。

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4 コメント

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僕も怖かったです。 (Fuchieh)
2007-05-17 11:32:38
27Rから降りたのは二回目でしたが、やっぱり丘に近付けば近付くほど怖かったし、ベースのところから滑走路が見えなくなったのはとてもいい気分じゃなったですね。
でも、いろんな機体があって、落ち付く空港なので、また行きましょうね。
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Unknown (C2)
2007-05-17 23:14:46
色々な変わった空港があるなと思います。ふと思ったんですが、Gillespie Field AirportのApproach Chartってどんなになってるんでしょうかね。IMCのなかであの丘をさけるように安全性を確保するにはどんなApproachになってるのか興味あります。いまからApproach Chart拡げてみます。
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link (ko)
2007-05-18 10:18:12
こんにちは!以前、こちらに書き込みをしたkoと申します。

先日ご連絡した通り、リンクをはらせていただきましたので、
お時間がある時にでも、ご確認ください。
これからもよろしくお願い致します。

ko
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Unknown (C2)
2007-05-18 20:44:05
リンク確認させて頂きました。ありがとうございます。こちらにもリンクを貼らせていただきました。今後とも宜しくお願い致します。
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