LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:アプローチ打たないと

2019-07-27 | Flight Log (機長)

週末や平日は出張続きでなかなか飛べず、気づけばIFR Currentを維持するアプローチの回数が足りない。今日はフードをつけてアプローチを打ちまくらないといけない。しばらくぶりのフライトなのに、愛機のクランキングは力強い。一発でエンジン始動、タクシー開始。ブレーキを引きずる症状なし。Cessna182がB3からタクシーアウトするところだが、こちらが先にBをタクシー。そしてランナップエリアへ。隣はスポーツクルーザーがランナップしていた。そして離陸待ちも別のスポーツクルーザー。ところで、サンタモニカ空港の舗装の一部は剥がされたまま。8月頭には空港閉鎖で工事になる。パイロットへの嫌がらせは続く。そうこうしていると、水陸両用機Icon A5が着陸してきた。なかなか格好よかった。

ランナップを終え、Right turn at shore lineでの離陸。離陸待ちの時、JJ Helicopter HさんのATCが聞こえた。順番が来て、気持ちよく離陸滑走し、アップウィンドへ。パシフィックパリセーズの上空でトランスポンダーがオンになってないと管制官。ダサい!ミスだ。さっそくスイッチオン。パシフィックパリセイズ上空で反転、Special flight ruleへ。3500ft、23インチ、IAS152kt、外気90度F、TASは167ktと出た。もうしこしスロットルをひらけばよかった。GS178ktを記録している。すごい追い風。気持ちよく飛び、LAXを一瞬で飛び越えた。そしてSocal Aproachを呼び、KFUL VOR-A practice approachをリクエスト。すぐにSquawkをもらい、全然やる気のないレーダーベクター開始。はっきり言って、VFRでフラフラ飛ぶのと一緒。ただ、目的はアプローチをログすることなので、練習そのものが目的じゃない。すぐにfinal approach courseをインターセプト。ここからはGarmin GPSとオートパイロットに任せて飛ぶ。スロットルとトリム操作だけでアプローチ。これは楽しい。こういう状況でオートパイロットでのアプローチ練習をしておくのが意味がある。すぐにフラトン管制塔にハンドオフ、BWALTでCircle Southと言われたが、BWALT missed approachをリクエストした。そのまま延々とオートパイロットが機体を操作、そしてmissedもオートパイロットの飛ばさせる。スロットル操作は自分だが、旋回はオートパイロットのダイアルで操作。徹底的にハンドフライトをしない。再びSocal approachに戻り、今度はKTOA ILS29Rをリクエスト。2000ftで延々と西南西へ飛び、南側からファイナルアプローチコースをインターセプトした。ここでもオートパイロット任せ。Follow the Cherokee 3mile on finalと管制官。減速しながら降下するが、スペーシングが難しい。you are overtakingと管制官が怒り気味。さすがに手動に切り替え、減速しながらスペーシング。Missedギリギリまでアプローチすることができなかった。ここで、Can you take the left?と管制官に言われたので、affirmと私。どうせアプローチ中断したんだし、29Lでも関係ない。Rwy29L cleared to landとなる。ラウンドアウトは70kt、ノーズアップで接地してそのままエアロダイナミックブレーキだけで減速、無事調整してEからタクシーアウト。

Transient parkingに駐機し、GA Centerで休憩。小一時間は滞在しただろうか。帰りはIFRかVFRか悩み、VFRを選択。もう2回アプローチを打ったのでサンタモニカLPV21を打つ必要はない。エンジン始動、straight out, Left turn at shoreで離陸。そして大回りLeft 270で上昇し、4500ft Special flight ruleでLAXを越える。巡航中、カウルフラップが閉じれない。上昇中ちょっとだけ操作したのだが、開いたままになってしまった。そしてサンタモニカ空港へ降下、パシフィックパリセーズで180度ターン、管制塔は3000ft or aboveと言ってきた。なんでここにトラフィックがいるの?というところにセスナ172発見。まるでRight downwind departureをしたような感じ。理解不能だが、とりあえずトラフィック発見。3000ft以下に降下開始。ところが、すでにabeam numberになっていた。cleared to landとなったが、かなりの急降下になる。Fwy405を越えてベースを作る。自分にしてはかなりのワイドパターンだ。ここでカウルフラップを操作すると、さすがに低速、風圧も弱くなり、カウルフラップが閉じた。フルフラップで着陸。綺麗なノーズアップで気持ちよかった。

本来どの速度域でも使えるはずのカウルフラップ。高速域で操作できないのは困る。もうすぐAnnual Inspectionだから、きちんと直してもらうことにする。今度のAnnual、かなりやることが多い。


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