LOS ANGELES FLIGHT DIARY

愛機ビーチクラフトボナンザで南カリフォルニアの空を駆ける日本人飛行機乗りの日記。

フライトログ:iPadでアプローチ

2011-09-27 | Flight Log (機長)

先日の日記からの続き。フラトン空港でパイロット仲間のKobaさんと落ち合った。iPad2/WingX Pro7の威力を紹介し、せっかくなのでPractice Approachでその実力をみてみようということになった。この時のフラトン空港の気温は比較的高め、二人乗りだとパフォーマンス的にIFRは辛いかなとおもったが、とりあえずグラマンで飛ぶことに。

フラトン空港のRwy24からはRight downwindで離陸し、そのまま北を目指して高度を稼ぐ。油温は上昇していくが、パフォーマンスはさほど悪くない。そして2500ftくらいで反転し、2900ftでレベルオフ。念の為、2800ftのロングビーチ空港Class D Airspaceはさけるように飛行。シールビーチ空港 Class D Airspaceの上空からSocal Approach 127.2を呼び、トーランス空港 Practice ILS/LOC Approachをリクエストした。iPad2/WingX ProにはLow Enroute IFR Chart, VFR Chart, Torrance Airport Approach Chartをセットしてある。Squawk 02xxをもらい、heading 220でレーダーベクターによる飛行開始。途中124.65に変更、トラフィックアラートがあり、空中戦シュミレーションをするフラトン空港のスクールの2機が通り過ぎていった。結構な至近距離だった。

管制官の指示通りに2000ftまで降下、Heading 310でRwy29R Localizerをインターセプトした。Low Enroute ChartからApproach Chartへの変換、そして自機のチャート上の位置の確認等、iPad2を使うと紙チャート時代よりもコクピット内が整理整頓される。アプローチ自体は問題なく、Rwy29Rに着陸となった。一応0.8時間のフライト、0.3時間のhood Timeを付けた。Kobaさんがsafety pilot。

Rwy29Rに着陸後はノーズアップのままTaxiway Cに進んで遊んだ。Fuel Pitでトイレ休憩、そしてそのままトーランス空港からフラトン空港に戻ることに。フラトン空港 VOR-A Approachも考えたが、簡便なVFRで帰ることにした。Right downwindでトーランス空港を離陸し、コンプトン空港の横を抜け、1700ftでロングビーチ空港Class D Airspaceの北側の境界直近を飛び、東に向ってフラトン空港に最短距離で飛ぶ。空港まで6マイルの地点で管制塔を呼び、ここでSquawkをもらった。そしてRight trafficで先行するC172に続いて着陸、Rwy24にはフルフラップで下りた。

考えてみれば、ちゃんとSocal Approachに繫いでiPad2/WingX Pro7を使ってInstrument Approachを打ったのは初めてだった。IFRを安全にする強力な武器だと思う。


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