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酔ッターマン

2009年04月30日 22時32分54秒 | 添乗報告
大阪支店の真田です。
お花見シーズンは過ぎましたが大型連休が始まり、行楽地やあるいは自宅でゴロゴロしながらお酒を飲む機会も多くなるのではないでしょうか。
お酒は人生を楽しく豊かにもしてくれますが、付き合い方を間違えると逆に人生を棒に振ることにもなりかねません。つい最近もお酒で失敗した男性アイドルがいましたよね。二日酔いで会社を休んだこともある私としては他人事ではありません。

そんなお酒に苦い思い出のある方にぴったりの場所をご紹介しましょう。通天閣のすぐ近くにある「一心寺」です。1185年法然上人によって建立された由緒正しい浄土宗のお寺ですが、大阪の陣で徳川家康が本陣を置いた場所としても知られています(ちなみに道路を渡った反対側には例の「真田幸村戦死の地」が。幸村が家康の本陣に肉薄していたことがわかります)。その境内の一角にあるのが徳川四天王の一人本多忠勝のニ男、出雲守忠朝(ただとも)の墓。父譲りの豪傑で関が原で活躍しましたが酒による失敗(冬の陣で酔ったまま戦い敗走した、夏の陣で遅刻した等諸説あり)で家康の信頼度がダウン。汚名を返上すべく夏の陣で奮闘し壮絶な討ち死にを遂げました。死に際し「憎むべきは酒なり。今後我が墓に詣でるものは必ず酒嫌いになるべし」との言葉を残し、彼の墓は「酒封じの神」となり現代でも多くの人が訪れています。
余談ですがこの一心寺、歴史ある寺なのにホームページで境内の様子をライブ中継したり、長老がブログを書いていたりとなかなかサイバーな一面もあります。
(歴史メモ:家康の本陣は寺に隣接する「茶臼山」にあったと言われていますが本人は一心寺に滞在していました。家康は境内の坂にある松の姿を誉め「坂松山」の寺額を贈るなどこの寺を気に入っていました。寺の墓地の中心部には6歳で亡くなった家康の八男仙千代君のお墓もあります。)

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