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落胆と歓喜 2009年7月22日 皆既日食inチャイナ

2009年08月13日 21時12分58秒 | 添乗報告
東京支店の指田です。

7/21~7/23の皆既日食観測の旅に行って参りました。
行く前は中国の天気予報ばかりが気になりました。しかし日に日に予報は悪くなり一週間前は晴れの予報が行く直前には雨に変わりました。心配は募るばかりです。

さて、7/21いよいよ出発です。成田の天候は晴れでした。飛行機が到着し上海も天候は晴れでした。4時間ほど移動し、観測地である浙江省の徳清に到着。天候は快晴で気温は体感温度で35度以上ありました。ホテル到着後、明日の皆既日食の観測地を最終チェックするため、ホテルの屋上や隣の公園、ホテル前の広い駐車場を視察しました。そして観測地を駐車場に決め、椅子の手配をホテルに要請。準備万端であとは明日を待つばかり。

その後、夕食を皆で食べました。テーブルは明日の皆既日食の話題でもちきりでした。自己紹介もし、終始和やかな雰囲気で夕食も終わり、その後ホテルの周りを散歩しました。夜空には星も見られました。これなら明日の日食も大丈夫だろうと期待に胸を膨らませました。

ところが翌朝、目覚めてみると何と空は厚い雲に覆われていました。今にも泣き出しそうな空模様でした。私の方が泣きたくなりました。
AM6:30モーニングコールを済ませ外に出てみると何と雨。
絶望しました。
気を取り直す為に朝食のレストランに行きましたが食事が喉を通りません。AM7:30頃もう一度表に向かいました。気のせいか先程より明るくなった気がしました。表に出たところ雨は上がり、雲間から太陽が見えました。可能性は0ではないと思いました。このわずかな可能性に賭けてみようと。

AM8:00ロビーに全員集合し、すぐに観測のスタンバイ。空はまた厚い雲に覆われていました。第一接触のAM8:21:26の時点ではまだ太陽は顔を見せてくれませんでした。

「これは駄目だな~」と声がしたかどうか分かりませんがそんな声が聞こえたような気がしました。

そんな中暫くすると何と太陽が顔を見せました。

 
最初はこんな感じでした。


暫くすると何と雲が取れてきました。


そしていよいよハイライトの第二接触(皆既日食の始まり)です。
周りにコロナが見えます。


素晴らしい。本当に素晴らしい。6分近い皆既日食の間、雲に隠れる事はありませんでした。

そして神秘の瞬間・第三接触(皆既日食の終わり)です。



 
美しいダイヤモンドリングです。 ありがとうございます。


そして、皆既日食が終わり再び一時の夜から昼になりました。

生まれて初めて見た皆既日食。本当に素晴らしく、色々な意味でドラマチックでした。

しかし、今回は本当に幸運に恵まれました。この幸運に感謝の限りです。天の神様本当にありがとうございます。また、今回ご参加いただいた皆様に感謝いたします。素晴らしい時を共有でき本当に良かったです。

次回は来年7月のイースター島です。私個人的には懲りずにまた見たいなと思っています。

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