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今年も行ってきました、仏の里へ  ~中国・四川省~

2016年03月16日 19時15分50秒 | 添乗報告

こんばんは、本田です。


カンボジアの旅に続き、今年も「3/5発 魅惑の安岳石刻と世界遺産大足石刻、楽山大仏の旅 8日間」で
春爛漫の中国・四川省へ行ってきました。

この季節の四川盆地は菜の花、桃の花、梨の花が景色に彩りを添えてくれます。


今回もたくさんの仏様に出会うことができましたが、その一部をご紹介させていただきましょう!


まずは安岳臥仏院にある「涅槃像」。この涅槃像は全身の磨崖涅槃象としては中国最古、最長の23m。




この涅槃像、他の涅槃像と異なる特徴がありますが、おわかりになりますか?

そうです、通常涅槃像は頭が向かって左側(西向き)で顔は南へ向いていますが、この涅槃像は頭が右側(東向き)で顔は南を向いています。このように造られたのは何か理由があってのことだと思われますが、諸説あってハッキリしておらず謎です。


続いて、私も大好きな安岳毘盧洞の「紫竹(水月)観音像」。



美しい!

別の角度からもう一枚!




今年もお会いできて良かったです。来年もお会いできる機会がありますように!


おまけ、安岳毘盧洞にあるこの仏様。顔が半分破損(破壊?)されていますが、誰かに似ていませんか?




現地の方曰く、900年前(宋代)の「毛沢東」だそうです(笑)。


続いて、重慶直轄市の管轄になる大足へ。世界遺産・大足石刻は有名ですね。


今回は大足石刻の中でも最も有名な「宝頂山石刻」ではなく、2番目に有名な「北山石刻」から少しご紹介。


孔雀明王像



摩利支天



観無量寿仏経変相




宝頂山石刻の仏様と違って残っている色彩は少ないですが、逆にその素朴さに惹かれます。また、北山石刻は見学する観光客が少ないので、静かな雰囲気の中でゆっくり見学出来るのも嬉しいポイントですね。


大足石刻の新情報ですが、ここ数年長らく修復作業で見学出来なかった宝頂山石刻の「千手観音像」の修復作業が終了し、昨年夏から公開されています。(昨年3月のツアーでは残念ながら見られませんでした)



眩いばかりの金ピカには賛否両論があるかと思いますが、本来の仏像はこのように金ピカだと言いますので、これはこれで....。


続いて塩と恐竜で有名な自貢市と楽山市の中間にある栄県にある「栄県大仏」。




写真では伝わらないと思いますが、大きいです。高さ約36.7m。中国では2番目に大きい大仏。アフガニスタンのバーミャンの大仏がなくなってから、世界でも2番目に大きな大仏と言えます。

また、「釈迦如来座像」としては中国1番の大きさと言われています。見た目は弥勒様のような気もしますが、現地ではあくまでも「釈迦如来」。なぜなら「弥勒様」だと楽山大仏がありますので2番目になってしまいますが、「釈迦如来」なら1番になれますので(笑)。


さて最後は楽山大仏(弥勒)です。高さ71mは世界最大の磨崖仏!




観光船に乗って船上からでないと全景を拝むことが出来ないスケールの大きさです。


他にもたくさんの素晴らしい仏様に出会いましたが、四川省・重慶エリアには中国石窟芸術の集大成とも言える
芸術性に優れたたくさんの仏像が残されています。

ここ数年、高速道路が整備されて都市間の移動も楽になり、また各観光地や周辺道路も随分整備されてましたので、
苦労なく訪れることが可能になっています。


ぜひ機会を作って訪れてみてください、おススメですよ。

それでは、また


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