内藤です。
久々のパキスタンでした。クンジュラーブ峠を越えて中国に入る、いわゆる中パ公路(カラコルムハイウェイ)です。現地は秋の盛りで、ポプラなどの黄葉がはじまっていて良い時期でした。お天気も恵まれたと言えるでしょう。
写真をポツポツと撮りましたので紹介します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/89/11178e4fa92bbbd833eb0a73a7cb1301.jpg)
まずは、いかにもパキスタン、といった感じの1枚です。パキスタン名物のデコトラ(デコレーションで飾られたトラック)と山とインダス川、北部パキスタンらしい要素のすべてが入った写真です。
続いては、フンザのとある村に植えられていた大きなクワの木と色づき始めた葉、その黄昏です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/07/bffa026fc1d6f9f41913eea6f200c43d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/a6/8677f5074bf5c705cd080202b76afb3d.jpg)
その日、日中降り続いていた雨が夕方になってやみ、そのためか大変に透明感のある空だったのが印象に残っています。
早朝、良いお天気に恵まれると、フンザを取り囲むカラコルムの高峰たちが見られます。まず、谷の向こうには秀峰ラカポシ(7788m)が高くそびえ、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/fb/72259ba332a48b53ca318a22263232f2.jpg)
そして後ろを振り返ると、ウルタル峰(7388m)がそそり立っています。鋭い岩峰のレディースフィンガーもよく見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/2e/0b2a226e5c7aeb2264bf423dea44b1f0.jpg)
やはり、フンザは晴天に限ります!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/a6/660d7bef67f4997ef6836e3a76cf5481.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/1a/a83f5b1f6f27dc6915eac2ada655682b.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/fc/8c78c461ccc730edba9a9f0c69108ce8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/45/f65f8c02e15ac5295a307d6e8e8a5f4a.jpg)
修復中だったアルチット城は、もうすぐ工事が終わる見込みとのこと。当てにしないで待ちましょう。
フンザから中国との国境・クンジュラーブ峠へとジープで出発。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/ff/be11cb3e379b65d9573af5408e4fd461.jpg)
フンザ川の更なる上流に行くと、別の山が見えてきます。奥の三角錐の山がダスタギルサール(7885m)。7千メートル峰が当たり前のようになってきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/91/75c256eef1023b702ce3337f47521e4d.jpg)
さて、これがアッタバード湖。昨年の正月に土砂崩れでフンザ川が堰き止められたことによってできた、人造ではないダム湖。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/5a/a809b159c5ead83034bc437d7df2141e.jpg)
カラコルムハイウェイは水没しているので、ボートで渡ります。渡るといっても全長が28キロ程度あるので、時間はそれなりにかかります。
湖からも見えていたカールン・ホー山群。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/a4/e572b12d2abac6d194e98b72107af504.jpg)
これまた7千メートル級のバトゥラーと、バトゥラー氷河。がれきに埋もれてとても氷河に見えません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/76/58170b616350186bd676ad1e9dc9b8bd.jpg)
今回はパミール高原もよく晴れてくれました。クンジュラーブ峠に向かってつづら折りの道を上がりますが、途中から有名無名の雪山が見られます。この時期は特に新雪でおおわれるので、余計に美しいと思いました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/3f/b38308695c004d53043610845039ba08.jpg)
峠の手前の標識。左からカシュガル・438km、タシュクルガン・143km、アルマアタ(アルマトイ)・1320km。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/af/2400184840f01e9c14aebe2a4c686e6a.jpg)
海抜が5千メートル近いクンジュラーブ峠では、地面の数メートル下からは永久凍土だと言います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/c7/9541b7e1d97f9404662712b5d0d38aa7.jpg)
国境碑(上・パキスタンと、下・中国)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/77/f8/128160c4da8f7f6b1eeca0837c16339e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/bf/8944244e67c77f42a870d0846b2382f8.jpg)
中国側の入国手続きを受けたタシュクルガンはタジク語で“石の城”の意。その名の通り、町はずれには石で造られた石頭城が残っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/a8/453d25fa19d48f07750c06e506634634.jpg)
石頭城の城内から、遠くムスターグ・アタが見えました。朝日に照らされ赤く染まっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/cd/bb8ec22b17a02e0f6e99a74ff27c42b3.jpg)
峠を越えて中国に入ると、風景が一変することに驚きます。険しい岩山から、広大な平原に変わるのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/65/78fee964af0f88ec430fdd7ab522404e.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/41/4f51b672c3b00ebb73437f4ce95312e0.jpg)
タシュクルガンからスバシ峠を越えると、黒い湖・カラクリ湖に到着します。7千メートル級のゴングールとムスターグ・アタが、湖面に美しい姿を映していました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/69/7b/5e19d2aed6adac726c04b6e21537ddad.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/46/9b20f3a915aa54d7d4b3c0a91b06fb95.jpg)
今年はこの峠越えの旅は最後ですが、また来年にご案内できることでしょう。
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久々のパキスタンでした。クンジュラーブ峠を越えて中国に入る、いわゆる中パ公路(カラコルムハイウェイ)です。現地は秋の盛りで、ポプラなどの黄葉がはじまっていて良い時期でした。お天気も恵まれたと言えるでしょう。
写真をポツポツと撮りましたので紹介します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/89/11178e4fa92bbbd833eb0a73a7cb1301.jpg)
まずは、いかにもパキスタン、といった感じの1枚です。パキスタン名物のデコトラ(デコレーションで飾られたトラック)と山とインダス川、北部パキスタンらしい要素のすべてが入った写真です。
続いては、フンザのとある村に植えられていた大きなクワの木と色づき始めた葉、その黄昏です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/44/07/bffa026fc1d6f9f41913eea6f200c43d.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/a6/8677f5074bf5c705cd080202b76afb3d.jpg)
その日、日中降り続いていた雨が夕方になってやみ、そのためか大変に透明感のある空だったのが印象に残っています。
早朝、良いお天気に恵まれると、フンザを取り囲むカラコルムの高峰たちが見られます。まず、谷の向こうには秀峰ラカポシ(7788m)が高くそびえ、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/fb/72259ba332a48b53ca318a22263232f2.jpg)
そして後ろを振り返ると、ウルタル峰(7388m)がそそり立っています。鋭い岩峰のレディースフィンガーもよく見えました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/56/2e/0b2a226e5c7aeb2264bf423dea44b1f0.jpg)
やはり、フンザは晴天に限ります!
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修復中だったアルチット城は、もうすぐ工事が終わる見込みとのこと。当てにしないで待ちましょう。
フンザから中国との国境・クンジュラーブ峠へとジープで出発。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/ff/be11cb3e379b65d9573af5408e4fd461.jpg)
フンザ川の更なる上流に行くと、別の山が見えてきます。奥の三角錐の山がダスタギルサール(7885m)。7千メートル峰が当たり前のようになってきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/75/91/75c256eef1023b702ce3337f47521e4d.jpg)
さて、これがアッタバード湖。昨年の正月に土砂崩れでフンザ川が堰き止められたことによってできた、人造ではないダム湖。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4c/5a/a809b159c5ead83034bc437d7df2141e.jpg)
カラコルムハイウェイは水没しているので、ボートで渡ります。渡るといっても全長が28キロ程度あるので、時間はそれなりにかかります。
湖からも見えていたカールン・ホー山群。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/a4/e572b12d2abac6d194e98b72107af504.jpg)
これまた7千メートル級のバトゥラーと、バトゥラー氷河。がれきに埋もれてとても氷河に見えません。
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今回はパミール高原もよく晴れてくれました。クンジュラーブ峠に向かってつづら折りの道を上がりますが、途中から有名無名の雪山が見られます。この時期は特に新雪でおおわれるので、余計に美しいと思いました。
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峠の手前の標識。左からカシュガル・438km、タシュクルガン・143km、アルマアタ(アルマトイ)・1320km。
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海抜が5千メートル近いクンジュラーブ峠では、地面の数メートル下からは永久凍土だと言います。
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国境碑(上・パキスタンと、下・中国)
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中国側の入国手続きを受けたタシュクルガンはタジク語で“石の城”の意。その名の通り、町はずれには石で造られた石頭城が残っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/10/a8/453d25fa19d48f07750c06e506634634.jpg)
石頭城の城内から、遠くムスターグ・アタが見えました。朝日に照らされ赤く染まっています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6a/cd/bb8ec22b17a02e0f6e99a74ff27c42b3.jpg)
峠を越えて中国に入ると、風景が一変することに驚きます。険しい岩山から、広大な平原に変わるのです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/65/78fee964af0f88ec430fdd7ab522404e.jpg)
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タシュクルガンからスバシ峠を越えると、黒い湖・カラクリ湖に到着します。7千メートル級のゴングールとムスターグ・アタが、湖面に美しい姿を映していました。
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今年はこの峠越えの旅は最後ですが、また来年にご案内できることでしょう。
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先日のパキスタンの旅では大変お世話になりました。写真の整理で山の名前を検索していて、見つけ懐かしく拝見しました。写真から山の名前が解り助かりました。有難うございます。
此れからもお元気で頑張ってください。
写真整理のお役に立てたようでなによりです。今後ともよろしくお願いします。
コメント本当にありがとうございました。
ご丁寧なご返事有難うございます。
内藤さん、ご家庭のご事情が有るとは伺って
おりましたが退職されたのですね。
パキスタンの素晴らしい景色に感動の
連続で良い旅が出来ました
竹内さんにもお世話になりました。
お誘いした手前、お客様からの満足の声を聞くとひと安心します。
本当にお疲れ様でした。またよろしくお願いします。