コーヒー焙煎講座は必ず一日で完成します。これで終わり。
問題は「売る」という行為そのものです。商売は売ってはじめて「お金」になります。
これは「煎る」よりも何倍も難しいわけです。
勝てば官軍で、豆が売れていれば、どんなヨタ話をしようOKなのは、どんな世界でも同じです。
結局、それ(ヨタ話)を自分がプロとして信じてしまうと差が開くばかりです。
自分を信じていれば、そんな嘘に引っかかることはありません。
昔から「トロ」というものは「マグロ」だけだったと思いますが
最近は何でもトロ**と付けているようです。
そんなものを信じてる奴が悪いだけです。
トロサバ、トロいわし、トロサーモンなんて落語ですよ。
それを信じてる魚屋さんはいません。
東京の有名そば屋は「手打ち」です。それは鉢に水を加えて玉にするまでです。(嘘みたいですが本当)
緑かかってるのは、新そばではなく、クロレラが入ってます。(おしゃれ)
この有名店で「やっぱり、蕎麦は手打ち、新そばは香りだね・・」というのも、ほぼ落語。
玄人は誰でも知っています。 「通」は知らない。
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さて、6月に入ります。
もう半分です。日頃からバタバタしています。
私自身は店の豆を焙煎することはほとんどありません。ほとんど奥さんが毎日焙煎しています。
多くのお店は、店主以外の誰かがやってます。
つまり、しっかりした根本があれば誰でも出来るからです。
私がコーヒープロ焙煎講座が好きなわけは、テンションがとても上がるからです。
皆さん、自分の可能性を信じて遠路をお越しになる。
少なくとも自分自身を信じてるわけです。だからリスクを取れます。
大事なことは、そこだと思います。
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「株」を買うのは銭さえ有ればいつでも買えます。大事なのは、いかに「売るか」です。これで利益が確定します。
世間の雑誌は、どの株が有望なのか?つまり、どれを買えば良いか?ばかりです。
つまり、カモ育成講座です。
商売は「売り」です。ですから、ちょっと昔までは「素人」は信用売りが危険だと宣伝されまくり、保証金も多く必要でした。つまり、これは筋が儲ける方法だからです。
プロとアマの差です。
私が取り敢えず生きているのは、他で違うモノで売ってるからです。のんきにやっているわけでもありません。
煎るより「売る」を考えてください。
売れたら、何を言ってもいいようです。(笑い)
「コーヒーは爆発だ」