この日本国は多神教の世界ですね。古来より、多くのものに影響され外国の神様もその中に入ってます。
八百万の神々なんていいます。
ある時期までのローマ帝国もギリシャ文明の影響を受け八百万の神々がいる国家でした。
仏教のゴータマ・シッダールタは王子様で、ムッチャ悩んだ人ですね。悩み抜いた人です。
人間さんです。
まあ、私も仏教徒といえばそうですが、西本願寺ですが、ゴータマを尊敬していても、何とか上人はあまり「ピン」ときません。 仏様は別として
さて、あまり皆さんが気にしてないけれど重要なこと。
-------------(ここから、引用)------------------------
一神教、多神教はどう違うのか?
基本的にどう違うかは?どういう神を求めていたか?です。
多神教では、人がどう生きるかは人間が決めることで、神様はそんな権限はない。
色々な困った場面をサポートしてくれるだけ、だから一杯神様がいます。
一神教は、神様は絶対です。完全無欠で人間に命令し、従わないと罰を与える。そういう存在です。
(塩野七生:ローマ人への20の質問、99p を要訳)
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日本には、普通に神様・仏様が一つ家の中にいます。この多様性こそ、私は誇るべきことだと思います。 多くの自然災害を乗り越える知恵かもしれません。
ある宗教を信じていれば、町内でその家だけが津波が来ないわけではなく、結局、その試練を乗り越えなさい。というのはパターンで判ってるなら、結局は人間に主体があるんじゃないですか?
無宗教と言われてますが、多神教の主体性を我々は持っているんじゃないか?とも思います。
ギリシャ哲学からローマ社会、そのキリスト教化から帝國の隆盛から崩壊を女史が描いたのも結局は「ローマの歴史」ではなく「ローマ人の物語」なのです。
話は変わります。近年、チャーチルの評価も高くなりましたが、終戦後の総選挙でなんと彼は惨敗します。勝利に導いたにも。
それが英国民の選択でした。これは英国民の物語。
日本国民の物語って近代史としてありますか?笑
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世界は今、一神教 対 一神教の戦いで、これは相互を認め合うことは未来永劫、絶対にありません。
何故かって、2000年以上休みなく戦ってるわけです。笑
常に「世界は一つ」ではない。一方を無視した一つです。
唯一の解決方法は、双方が【核戦争】で滅ぶことです。
この結論はコワイね。
多くのSFはそうなってます。
今夜もぐっすり眠れそうだ。
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