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焙煎に思ふこと・・あれこれ

2016-05-09 | ◆正法焙煎眼蔵

ケインズの名著 

『雇用と利子と貨幣の一般理論』みたいな話ではない。

「生豆とガスと焙煎の一般理論」みたいな本がないからヨタ話が一人歩きする時代です。

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1ハゼ、2ハゼは銘柄を問わず同じ温度という事が判っているなら、焙煎を変えるといっても、焙煎曲線の傾きを変えるだけしか人間には出来ません。

他に何ができますか?

つまり、一分間に何度上昇させるのか判断するだけですから、どんな焙煎をしようと、殆どの場合は出来上がり時間まで予測し、実際にその通りに出来ます。

焙煎ノートに記帳しようが、コンピューターに入れようが実は全く意味はないのです。

強いて言うなら、過去の意味のないデータ集にしか過ぎません。使い道ゼロです。

我々は焙煎を手の中に入れてます。つまり焙煎する前から結果が分かっています。

自分が主体としているから、完全に把握出来ています。

その時、その時で焙煎データが変わること事態、誠におかしなことなのです。

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ボトムまで丁度1分(100度) 1分

1ハゼまで70度上昇      7分

1ハゼから完煎まで      4:20秒  

合計 12:20秒で煎り上がり曲線を頭の中に描いていれば、実際にそうするだけです。

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頭の中にそんな簡単な理想曲線さえ無い人が、何を言ってもその場限りの屁理屈に過ぎませんです。

フジローヤルの焙煎機は安定しています。安定させることが出来ると書いてもいいでしょう。

「1ハゼ後にダンパーをNから半分絞り」なんて聞いた風なことを抜かす人が殆どなのです。

それではニュートラルって意味はなんですか?解説ではないです。

当焙煎教室ではダンパーは固定です。可変要素はガス圧一つです。

これで焙煎曲線が自在に変えれます。否、実はこれでしか変えれません。

昨日煎ったブラジルと、今日の焙煎データが違うことは、同じ豆なのに現実には超可笑しいのです。

それを温度や湿度のせいにしていても・・・仕方ない。

狂ってるのは、操作している人間側の問題です。

当焙煎講座では12回焙煎しても、ほとんど同じ温度で1ハゼ、2ハゼが当り前ですが来ます。

つまり、出来上がり時間もほとんど同じです。

焙煎機が安定しているからです。

屁理屈は一切ないです。

これがただの【作業】だからです。

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【ダンパー】を弄ってる限り(日本だけ)、その都度データが必ず狂います。自分自身で狂わせておいて、気温が、湿度が変わったからだと、本末転倒した理屈を言うアホが誠に多過ぎるのです。

常識に従えというのではありません。

常識を疑うことも時に大切です。

その前に、常識を知ることです。

水もないのに「蒸れる」ことはないのです。

ボトム温度、ボトム以外に表わす単語なんて一切不要です。

あなたが子供に風呂の水を張れと指示します。中々戻っ来ないので見に行ったら、子供が水道の蛇口開けながら、排水口を開いて水位を調整していました。これが今の日本だけのコーヒー焙煎です。

だから聞くのです。ダンパーのニュートラルだからどうなのですか?Nでも温度はドンドン上がってゆきます。(笑)

また私にはガスを燃焼していても、温度が全然上昇しないガス圧の位置もニュートラルと呼べるのではないかと思います。こっちの方がニュートラルの本質に近い。

ニュートラルなんてインバーターで制御すればどうでも出来ますが、つまり、

そこ(どうにでもなるものを)を基準にしている限り実はデタラメなのです。アホです。

プロ程ものごとは簡単なのです。

難しく言う人は、本当は何も判ってないからデタラメな理屈で自分を守る」武装するのです。

ニュートラルの現象を聞いているわけではないです。

ニュートラルの意味は何ですか?豆にとってですよ

 

現象の説明は聞き飽きましたよ。

 

 

 


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