【JBS】ジャパン・バリスタ・サプライ。ラテ・アート教室・珈琲焙煎プロ教室・ 珈琲焙煎機中古販売買取・・Cafe987

三重県桑名市多度町香取482-1:珈琲焙煎プロ講座:レバー式エスプレッソマシン講座:電話0594-48-5200

新焙煎教程開始!2回目でやっと馴れてきました。

2016-02-06 | ◆正法焙煎眼蔵

焙煎を繰り返す中に、色々な試行をしてみたくなります。

また、それが出来るのは土台になる焙煎があるからです。これが重要です。

あなたの焙煎機が安定していれば、どんな産地(銘柄)の豆を煎ろうと、1ハゼ、2ハゼ(聞くとするならば)同じ温度で来ます。

否、来ない方がおかしい。

あなたも是非、試せば良い。

最初に同じ豆を1~5回、煎って、同じ豆なら1ハゼ、2ハゼが同じ温度なのか確認すれば良い。

その結果がどうか?それがバラバラなら、あなたのデータは意味がないという事ですね。

例えば、1ハゼが、1回目169度、172度、177度、とバラバラでも良いのです。(焙煎機が安定していない場合です)

その時に、この同じ豆は果たして、コーヒー豆は、温度計の通りに違う温度で鳴っているか、同じ温度で鳴っていて温度計が違っているか?どっちの考えを取るかです。

ここで大きく2つに分かれます。

同じ袋から取り出した生豆は同じ成分です。まして豆に意思があるわけでもない。

本来は、その時々でハゼる温度が変わることはない。と私は思うのです。

温度計は違う温度を示しています。

その原因もわかる。

対処の仕方も判っている

それは、その基本になる焙煎方法があるから判ることなのです。

申し訳ありませんが、ダンパーを弄って不安定にすれば、一生かかってもこれは理解は出来ないのです。

要するに、土台(ベース)がないということは、

思考の土台そのものも無いということです。考えの元です。

プロの焙煎とは、端的に言えば365日変わらない、同じつまらない焙煎の繰り返しです。

焙煎とは、既に決定されたプロフィールをなぞるだけなのです。

ここでもう一度、考えます。

人為的な可変要素は「火力」だけです。それも規則にそって変化させてゆくことで我々はプロフィール曲線をなぞる。

だから何回煎っても、同じ焙煎です。

1年中、1ハゼ、2ハゼは171度、192度なのです。 当り前ですね。

このような私共の焙煎を【是】とするか?

その日によって、投入温度を、火力を変え、その日の湿度になってダンパーを変えるなど幾多の要素を再現できないほど変化させて、結果がバラバラのデータになる焙煎が「是」なのかは個人の判断に任せますが、この焙煎には、基本がないのです。

その日の湿度でダンパーを弄る基本もあるわけない。投入温度の基本もない、勿論、火力は可変、ダンパーも同じく操作の基本はない、その場限りに屁理屈をつけているのです。

何の為の【基本】が必要なのか?

それは今日も明日も、明後日も同じ焙煎をする為です。

だから、関東と関西では電気の周波数は50、60と違うけれど、私共にとっては60HZは固定だから、関東にお住まいの方にも、焙煎(そのもの)には影響はありません。変化させるのは火力だけだからです。

その基本の焙煎だけが【焙煎方法】なのです。

「その日の湿度で焙煎が変わる」なんていうのは、その日の焙煎自体が判ってないことを表明してるアホなのです。

その日の操作がどうして正解なのか?予備焙煎を何度も行って、本焙煎に入る検証をしているわけでは絶対にないですね。

その場で、その日限りのデタラメです。

そういう事を僭越ながら教えてる講座が当講座です。

今日は約20焙煎をお二人でして頂きました。

2月に入って、その中身を考査して順序などの入替の必要も出て来ました。

ワザとイレギュラー焙煎を起こし、そこでどう焙煎がブレるのかを理解出来るように・・・・です。

正直申しまして、「ダンパー云々」言っていてはダメなのです。

もしこれが焙煎法なら、現実にどう処理するのか聞いてみたいものです。ニュートラルの位置は御存知のように刻々と動いて行きます、ニュートラルから1段絞ると言ったところで、もうその時に【嘘】になっているのです。

全ては人間のすることですから間違いはあるのです。

50年泥棒している人生と、まっとうな18歳の会社員と比べ、50年生きてるから正しいわけでもない。

焙煎なんてものは50年やろうが、5日だろうが、それほど変わりしないのです。

自らを「珈琲焙煎士」なんて呼ぶような技術体系は決してありません。ブラジルはブラジルにしか煎れません。もし、それが出来ればもう銘柄なんて意味はありません。

珈琲が好きな消防士さんがお客さんにいます。

珈琲消防士です。珈琲電気工事士もいます。

しかし、焙煎士なんて国家資格はありま~~せん。

 

チャンチャラ可笑しいです。

当店は堂々

「宮内庁御用無」

  

 

 

 


最新の画像もっと見る