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東京の納品と、サンタ製消臭消煙機の調整

2016-03-17 | ◇コーヒー焙煎用  消煙消臭装置

今回の納品は東京都江戸川区です。社会福祉法人「江戸川菜の花の会」本部様です。

(サンタ:金沢市)のRCG-5型も同時納品ですので、機械調整もあり2度目の訪問です。

前回の一回目、実は私の経験上、簡単に上手くゆくと思いましたが、残念ながら上手く機能せず時間切れで再度の訪問となりました。

【原因と対策】

単純な焙煎機の送風能力とのバランスの問題です。特にRCG-5型は私は3キロ機で日々使ってますので、それよりも今回の小型のR-101(1キロ)なら大丈夫だと思いましたが、バランスが上手くとれず機能しなかったのが先回です。つまり相対的に1キロの送風力(それも関東では弱い)ではマッチングが悪い。

このRCG-5型自体に送風機能がありません。従いまして、私の場合には小型の加給機を追加して上手くいっています。煙突無し。

特にノーマルのR-103を使う場合は、それ自身(R-103)の送風能力が弱いのでお気をつけ下さい。これには多少の経験が必要です。買ってポン付けただけでは最初から上手く行きません。

機械的にOKという話以上に重要なのは、

上手く焙煎出来るように設定するという話です。

私の場合はこのRCG-5型の特長を生かした設営、

つまり煙突を「無し」です。

煙突をつければ当然、外風の逆風対策は必要でしょう

煙突を無くすことが、この装置の一番の利点です

だから煙突を立てて強い外風の影響下に置くことは間違っています。

その通常の煙突では既に排出温度が低くなってますので上昇気流もありませんから煙突の機能しません。(常識)

通常の設営においても、逆風対策は重要課題です。「ダンパー」云々の比ではありません。

沢山の設営経験から色々なノウハウを得て、今後はより確実な焙煎を出来るように設定出来ると思います。

一番大事なのは、「焙煎が自然な感じ」で出来ることです。

ここは我々、焙煎屋にしか判りません。

 

さて、ここが今回の納品の社会福祉法人「江戸川菜の花の会」様の現場です。

今後は沢山の美味しい自家焙煎の焙煎コーヒーがここから出荷されます。楽しみです。

カウンターや什器はこれから配置されますが、今は焙煎装置一式がデーンとあるだけです。どうですか、これでも立派なコーヒープラントです。

 

基本形として、これだけの設備になります。換気設備などが未整備ですが、機械全体の横幅を詰める作業があるかもしれません。

暫定的に窓からフレキで排気して建物脇の通路に排気しましたが、コーヒーの香りが全くしません

 

下の写真は機械内部です。とてもシンプルな構造です。

今回はRCG-5型です。上級機のRCG-7型は送風機が内臓されてますので、どんな機種にも余裕で素直に対応出来るようです。

クドイようですが、マッチングの為には多少の試行錯誤が必要です。

ご安心下さい。当店では最後まで完全サポートさせていただいてます。

 

「写真の説明」

上の写真です。

第2室を開けたところです。カーボンフィルターは現在1/3の幅を使ってますが、状況により増やせます。

 

 下記は当店のオリジナル部品の一つです。それぞれの焙煎機に応じて部品を製作しております。

2つの架台も全て当社製オリジナルです。お好み高さに設置できます。

 

 

 

 当日は、あわせて焙煎教室も実施させていただきました。

関東では、やはり条件が悪いです。

都市ガスの圧力が最大2.0ですから、LPG2.8に比べると粗い操作になりますから

上昇時のガスの刻み幅を半分に細分化します。

 

s50hzと60HZの送風力の差を実感することは難しいですが、送風能力が低いのは当然ですので、見越して、関西よりもダンパー1段開けて(固定です)焙煎。

 

ですから、当店で講座を受けられた方で、関東(50HZ)の地域の方は多少の焙煎方法のアレンジが必要かもしれませんので、迷ったら、いつでもお電話で相談下さい。

私の場所(60HZ)では、いつもは検証出来ないので、こういうチャンスを生かしてゆきたいです。

皆さん、試行錯誤の中で最適を見つけるわけですが

実際として

関西・LPGに比べると、関東・都市ガスは多少の難しい。

 

 

 

 

 最初から1キロ焙煎で、試験してみました、難なく焙煎出来ました。煙も一切確認できませんでした。

イタリアン・ロースト迄焙煎した場合は若干の白い煙(水蒸気もあるでしょう)が認められましたが許容範囲内と思います。

確実性なら「カーボンフィルター」を現在の1/3から増やせばOKだと思います。それでも寒い季節は水分が白くなります。

 

 金沢市:サンタ㈱製、コーヒー専用消煙消臭機(脱臭脱煙機)に関しては、私共は日々使っており誰よりも経験があります。

その数々のノウハウを生かし皆さまに販売しております。機械を売るだけではありません。

設置するだけでは、どんな機械も上手く機能しません。

そんな簡単なものではありません。

一番大事なのは、焙煎自体が上手く出来るかどうかですので

焙煎が判ってない他所さんで買われたら評価は全く別のものになります

この機械の基本的な使い方は当然、室内焙煎で、室内換気扇で排出が一番だと思います。

何度も書いてますが、一番の大敵は通常焙煎でも煙突から「外風」の逆風なのです

それを無くす意味でも、当店の方法が最適です。

煙突の掃除が面倒で嫌だし、その設置コストが無駄だから、この装置をつけるのです。RCG-5型で外に大きな通常タイプの煙突を付けるのは無駄で無意味なのです。

室内気を導入し、反応温度を下げています。

 

是非に見学(三重県桑名市の当店に)に来て下さい。

カタログでは見えない事がわかります。

現実にイタリアン・ローストで何処まで出来るのか見て下さい。

この当店の装置も最初は1,5キロで一杯一杯でしたが、それ以降試行錯誤で随分と性能が上がってます。(本体ファン増強&過給機など)

 

話は替わります。帰りは何故か急遽、箱根で一泊です。芦ノ湖から・・富士山だけが真っ白でした。

 

三国峠から、スカイラインには路肩には雪が残るも快適なドライブでした。


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