ぶらりぶらり

今日が一番

巡礼(北の道)17日目・・・2012年5月5日Part2

2012年12月31日 | 「北の道」巡礼

AnnaとLisaはそのレストランで食事食事をすると言う事で、再会を約束して私達は先に出発。Comillasのアルベルゲは定員20名,16時に受付開始という事で時間を頭に入れて進む。途中でAnnaとLisaが追いついて来た、早いなあ~。とても一緒には歩けないので、冗談半分で私達のベッドも確保をお願いしてして先に進んでもらう。

14時を過ぎて又雨が降り出す。もう慣れっこになったにわか雨と言いたいがやはり大きな荷物を持っての雨は苦手だ。観光旅行の時は「良いわねえ~石畳、歴史を感じるわ~」なんてヨーロッパの気分いっぱいで楽しむのだが大荷物を背に膝の痛みを抱えての歩きには堪える。

そうこうするうちに何とか15時20分に到着。まだ受付は始まっていなかった。到着順にリュックを置きホスピタリティを待つ。到着順に荷物を置く、この暗黙のルールがある事をここで認識する私だった。時々後先になる事はあるが一応皆大人だから,私が経験した限りでは争いは無かった。

ここは嬉しい事にフラットのベッドだった。上下を気にしないで休めるのは楽だった。ベッドを確保して、シャワー洗濯といつもの作業を進め、食料の調達に出かける。

ここにガウディの作品があるので、買い物の後訪れる。入場料6€だが奮発して見学する事にする。残念ながらシニア料金は無かった。エル・カプリーチョ(El Capricho)ガウディ作の家だったが内装は左程奇抜とは思わなかった。

レストランで遅い夕食を終えアルベルゲに戻る。寝る前にAがひどい湿疹になりAnnaが塗り薬とのみ薬を提供してくれた。どうも昨夜のアルベルゲでムシにさされたらしい。肌の弱いAの背中はかなりの湿疹だった。完治するのに日数を要した。寒かったので備え付けのブランケットを借りたがそれがいけなかったのかも?

不特定多数の人々が利用するので、なるべく自分の寝袋と衣服で寒暖の調節はした方が良いのかも。


巡礼(北の道)17日目・・・2012年5月5日

2012年12月30日 | 「北の道」巡礼

17日目(5月5日) 32,582歩25.6k: Santillana~Comillas

少々寝不足で5時半起床。Aは早朝は食事が出来ないので,手持ちのコーヒーとパンで少し空腹を満たす、早起きしたのでちょっと余裕で出来た。何時もこうとは限らない、ゆっくりやの私は早く起きても準備が遅く何時の旅も遅れがち。他人は優しいが日常生活ではいつも夫から叱責がきます。

この日は、7時半に出発が出来ました。天気に恵まれアップダウンの道をのんびり歩く。


 11時にやっとレストラン発見。地元の方に教えて頂き少し戻った所だった。オムレツ入りの温かいパンとワインで昼食。

その後,膝の痛みでAから大分遅れてしまった。自分らしくマイペースで歩くのが私の信条!休みながらコツコツ歩く。ポーランドのご夫婦が心配して声をかけてくださった。「大丈夫です,ありがとう♡」

1時半頃にAとレストランで合流。ポーランドのご夫婦から私が後から来るのを聞き待っていてくれた。デンマークのAnnaと再会、友人のLisaと一緒だった。

聞けばLisaの夫はAnnaの元夫だとか、ドラマチックだな~急に彼女達が大人に思えた私でした。


巡礼(北の道)16日目・・・2012年5月4日Part3

2012年12月29日 | 「北の道」巡礼

ここ数日の寒さと言ったら,寒がりの私には堪えます。

リフォーム時に出来た納戸に私のパソコンルームはこの納戸の片隅になりました。

寒くて、指も動かず,頭も動かず(寒さの所為ではないかも・・・笑)Part2 を一気に記録するつもりでしたが、Part3になりました。

この巡礼を計画した時に、道中にAltamira洞窟があるのを知りました。この洞窟の足場でもあるSantillana del Marを通過するのに素通り等で来ませんでした。同行のAに強くここには是非滞在したい旨出発前に告げました。もちろんAが,興味を持たなければ先に行ってもらってもと思っておりました。

有名なアルタミラ洞窟の足場である町はさすがに観光化されて、人で溢れかえっていまる。チェックイン前にアルタミラ洞窟を見学するつもりでした。

インフォメーションで情報を聞きに行くと、今はシエスタの可能性があるというのです、な~るほど教会(イエス様)だってシエスタのスペインそうかも。思い直し、アルベルゲのチェックイン16時を済ませて行くことする。それまで町を見学、途中パラドール発見でお茶タイムに変更。

Aは泊まりたがったみたいだが、ここのアルベルゲも興味がありアルベルゲに決定。それにちょっとセレブなAと違い超節約お宅の私はどうしようもない時以外はなるべくアルベルゲと決めている。

アメリカンコーヒー1.9€、5年前だと400円近いが今は円高190円助かります。それにここでは無料でwifiが使えました。早速指先でメールの確認とブログの書き込みを始める私、Aは再び町に繰り出しました。

小さなipodtuchにまだ慣れない時期でしたから時間が思った以上に経っていました。さすがに一人で長居は気が引けて“Tea Please!”2.9€(ギョ!1€も高い)5星のパラドールでお茶のお替わりするなんてフフ私もセレブ?

15時を過ぎたので、アルベルゲに向かいます。途中、ナーニと再会、Megroへ汽車で到着後ここまで歩き、息子と友人達と待ち合わせらしいが会えないので探しまわっているらしい。インフォメーションまで案内、その後会えたのだろうか???

チェックイン6€を支払い,初めて領収書を頂く。その後ベッドを確保して博物館へ。結構ナ距離がありましたが一応2kという事だった,本当?そして何とシエスタは無かったとの事“ここは博物館ですから”との事だった。インフォメーションの係が知らないなんてフ~ンやっぱりスペインと思いましょう。シニアは無料、年を取るって良い事ですね。

 


巡礼(北の道)16日目・・・2012年5月4日Part2

2012年12月28日 | 「北の道」巡礼

11時Santillanaに到着、少し早いがバルでランチ。そこで情報を手に入れたかった。

バルのお嬢さん言葉の通じない私達とはあまり仕事以外では関わりたく無い様子

仕方なく食後となりのお土産屋さんに行くと,隣のMuseo だよとの返事?えっ!Museo?

Museoが見当たらない"Museo????"その辺を見渡したりそれらしき建物を覗くが解らない?

他の店のおじさんに聞く、やはり昼食をしたバルの隣にMuseoがあるという。

再度探すとある・ある・ある見落としていました。中に入ると確かにMuseoでした。

受付でアルベルゲを確認すると、庭先の奥がアルベルゲでした。

受付は16時との事で、荷物をドア前に置きメッセージをドアに貼って場所取り。

洗濯をして,干していると可愛い声がやって来ました。近所の保育園児?

思わず微笑んでしまいます。子供はどの国も可愛いな~


巡礼(北の道)16日目・・・2012年5月4日

2012年12月26日 | 「北の道」巡礼

16日目(5月4日) 29,950歩21.4k: Polanco~Santillana del Mar


 Polancoを8時に出発、最後の戸締まりを同宿の英国北部の老紳士(多分80才超)にお願いする。天気は良好で,なだらかなアップダウンを歩く。途中、朝食を取ったバルでも彼とご一緒になり、目的地Santillanaのアルベルゲでもご一緒になった。

3.3k地点のBarredaは工場地帯や鉄道の駅があり車の往来も多かった。しばらくして新興住宅街にはいり、お花好きなおばあさんと出会い談笑。庭に大きなレモンがあり頂く。少し先で真新しいが、まだ住人がいないらしい家の前で一休み。早速レモンを頂く。

 

11時に目的地ASantillana del Marに到着。ここはアルタミラ洞窟の足場。

本日は先へは進まず、世界遺産となっているAltamira洞窟博物館を見学してここに泊まる事にする。

本日の歩行距離が21.4kになっているが,実際は10k位。到着後の観光等の歩数も入ってしまった。


巡礼(北の道)15日目・・・2012年5月3日 Part2

2012年12月25日 | 「北の道」巡礼

今日はPolancoのアルベルゲまでの予定です、Megroから約10k地点。

15時少し前食事を終え、ゆっくり下り道です。牧歌的な景色にルンルン気分です。

15時40分Cudonまで3.5kという事はPolancoまで約7k位?大丈夫じゃないかな?

工業団地エリアを約一時間近く歩くも Polancoに到着しません。

多分途中に左折のチャンスがあった様な?まだかも?と思い通り過ぎました。

行き過ぎたような気がします。フェンス越に庭で芝刈りをする男性に尋ねます。やはり行き過ぎたようです。

既に17時、雨も降り出し歩いて戻る気力はありません。

私の携帯を差し出し,タクシーを呼んで頂くようお願いしました。

結構な距離を戻りました。何はともあれ、アルベルゲに17時半到着。

ここは定員6名、タクシーには待ってもらいベッドが開いているかを確認。

幸い、ペリグリーノ一人でした。アルベルゲに入ると3段ベッドが2つでした。

3段ベッドはかなり厳しいものがありました。

ちょっと離れたレストランのオーナーがホスピタリティ。ここで宿泊費を払い手続きを済ませます。

巡礼の達人Hiromiちゃんが親しくしていたと聞いていたのでお話をしてみました。

おばちゃんにはとても喜んで頂き、日本人にとても好感を持って頂いているようでした。

20時にトルティージャと赤ワインを差し入れてくださいました。

翌朝Aが撮ったアルベルゲです。Cudonからは写真を撮る余裕はなかった


巡礼(北の道)15日目・・・2012年5月3日

2012年12月24日 | 「北の道」巡礼

15日目(5月3日) 37,341歩26.6k: Santa Crz De Benzana~Polanco

ホテルからcaminoの道へ戻る。昨日Aがタクシーで来た道は車か自転車の道だったようだ。

5kを歩きBoo de Pelagos駅に到着、ここから普通のcaminoを歩くか鉄橋を歩き距離をカットするか?

達人Hiromiちゃんはアルベルゲのおばちゃんから近道として勧められたとか、又私達より1ヶ月半遅れて巡礼に旅たった男性もここの事を気にしていた。彼は、ここを汽車に乗って凌いだ。

さて、私達はどうする時々話題になっていた場所です。時刻表を見ると一時間に2本程度と時々の貨物車が通過するようだ。しかし,現地に着くと鉄橋ヘ入り込む道ばたには×印、やはり危険な行為は止める事にする。

私達は矢印に沿って歩き出す。ところが途中新興団地内を歩くも,団地内の住居番地を記した標識が黄色の矢印に数字が書いてある。早く気がつくべきだったが、黄色い矢印をこの上も無く信じている私は,矢印通りに歩きグルグルと団地内を巡ってしまった。気がつき方向を目指して歩くと薮の中に入り込んでしまった。1m以上もある葦の茂みにをとげにさされながらやっと抜け出て川辺の遊歩道にでる。その時のAの勇敢な行動は忘れられない、刺もいとわずどんどん葦を押し倒して進んで行った、お見事

茂みを抜けてからが長かった、途中町がありBARもあったのだがもう少し先と思い古い石橋を楽しみながら歩く。

しかし,そこからバルは無かった休憩をしているとオーストラリアのナーニが元気よく歩いてくる。彼女はバルに寄ったらしい,結構美味しかったみたいだ。うむ~ん失敗した。Boo de Pielagosから11k地点のMegroから汽車で息子さんや友人の所まで一旦戻り明日再び汽車でMegroに戻り歩くそうだ。彼女は相変わらす元気が良い

私達はそのMegroに到着してもバルを見つけ出せず,空腹を抱え更に歩く。

14時過ぎ、丘の中腹まで歩きやっとレストラン発見ここが大当たり、空腹を我慢しながら歩いたご褒美。

ママの作ったトルティージャとワインが最高でした。

 

 


巡礼(北の道)14日目・・・2012年5月2日part3

2012年12月21日 | 「北の道」巡礼

やっぱりあのビールはちょっとAには強かった

しかし、なんだか私は体調が回復して来ました。

この先、今の私が歩ける距離で宿を見つけられる所は地図で見るとSanta Cruz DE Benzanaです。

Aにはタクシーでそこまで行きホテルを探してもらう事になりました。

出発前から、二人の速度が違うので無理にずっと同じ行動をする必要は無いと決めていました。

マイペースを守り、無理に同じ宿の必要も無いという事を3月に巡礼の相談時に決めていた事なので先に進んでもらいました。しかし、今日がその初日でしたのでなるべく彼女が決めた宿へは行くのを目標に歩きました。

タクシーでAが出発するのを見届け、私は再び歩き始めました。

Santa Cruz DE Benzanaまで約8kです。天気も良く、矢印を見つけ13:30スタートです。

Santanderの出口で矢印を見つけるのは少し大変でしたが、何とか道を進みます。

線路脇の狭い住宅地をすり抜け、目的地まで3.6k地点まで辿り着いたのが1時間後でした。

道中は快適でした、のんびりと暑くも無く寒くも無く五月晴れとはこんなものかと散歩気分です。

そこから1時間後に何とかSanta Cruz DE Benzanaに到着したもののさてホテルは?

Aからのメールだと,巡礼道沿いのホテルとの事見当たりません。

私が辿り着いたのはほんの入り口でまだまだ先立ったのです。

どれ位歩いたか良く覚えていませんが、ガソリンスタンドで休憩がてらホテルの名を告げます。

まだまだ先だというのです、ここの道はサークルになっていて目印になりそうなビルとバス停があります。

Aに連絡、バス停の後ろの建物の名前を告げ待ちますが、なかなかAが現れません。

タクシーで駆けつけたまでは良かったのですが、他にも私が連絡をしたビルがあったらしいのデス!

それでもAとタクシーの運転手さん良く頑張って私を見つけてくれました。

今日の反省、見知らぬ土地でしかも言葉も良く通じない所で待ち合わせはタブー

それでも反省が足らなかったらしく後日又同じ間違いをしてしまいました。

 

 

 

 


巡礼(北の道)14日目・・・2012年5月2日part2

2012年12月21日 | 「北の道」巡礼

前日頑張り過ぎたのか足の具合は良くありません。2時間位10k程歩いたでしょうか?

13k地点のSomoの手前でバス停に到着、女性がバスを待っていました。

Santander行きのバスを待っているとか、私達もバスに乗る事にする。

Somoまでの3kをカット,無理は止めようと自分自身を納得させる。

Somoからフェリーの予定をバスに切り換えです。

バスターミナルではオーストラリア組3人と再会。

私達は先ずカテドラルを訪れ、ペリグリーノとしてご挨拶。

Santanderは私の苦手な大都会、縦長の町を歩きます。

3分の2程歩き、バルで昼食。

Barのカウンターの頭上にズラリとぶら下がるハモンは見物でした。

先ずは、乾杯にビールを注文。

ワインと言いたい所だったが少し昨日の疲れを引きずっているので私もAとビールを注文。

スペインのビールは軽いものが多い、だがこのビールチョット強いA元々アルコールには弱い。

5年前の巡礼でビールの味を覚え、少したしなめるようになった程度。

これは・・・”チョと強いけど大丈夫?”????Aは最近少し飲めるようになっていたので”大丈夫よ” 

食事もおいしく、雰囲気もいかにも都会のバルです。気分良く昼食は終りました。

さあ出発という段で、A"なんだかアルコールが回って来たみたい,歩けな~い”

 

 


巡礼(北の道)14日目・・・2012年5月2日

2012年12月17日 | 「北の道」巡礼

14日目(5月2日) 47,282歩27.5k:Güemes~somo~(バス)~Santander~Santa Cruz De Benzana

 昨夜は9時過ぎの夕食になり、胃袋にはちょっと負担になった。

朝食を頂き、寄付を入れさせて頂き改めて周りを見渡すともう一晩ご厄介になりたい様な所でした。

ベルギーのカップルもわんちゃんに迎えられて朝食に来ました。

アルベルゲの前で記念撮影、この日に着用しているベスト、スパッツそれに背中の10年以上着用したパンツ(この朝までに乾かず干しながら歩きました)は巡礼の途中で着用不可になる位劣化してしまいお別れしました