AnnaとLisaはそのレストランで食事食事をすると言う事で、再会を約束して私達は先に出発。Comillasのアルベルゲは定員20名,16時に受付開始という事で時間を頭に入れて進む。途中でAnnaとLisaが追いついて来た、早いなあ~。とても一緒には歩けないので、冗談半分で私達のベッドも確保をお願いしてして先に進んでもらう。
14時を過ぎて又雨が降り出す。もう慣れっこになったにわか雨と言いたいがやはり大きな荷物を持っての雨は苦手だ。観光旅行の時は「良いわねえ~石畳、歴史を感じるわ~」なんてヨーロッパの気分いっぱいで楽しむのだが大荷物を背に膝の痛みを抱えての歩きには堪える。
そうこうするうちに何とか15時20分に到着。まだ受付は始まっていなかった。到着順にリュックを置きホスピタリティを待つ。到着順に荷物を置く、この暗黙のルールがある事をここで認識する私だった。時々後先になる事はあるが一応皆大人だから,私が経験した限りでは争いは無かった。
ここは嬉しい事にフラットのベッドだった。上下を気にしないで休めるのは楽だった。ベッドを確保して、シャワー洗濯といつもの作業を進め、食料の調達に出かける。
ここにガウディの作品があるので、買い物の後訪れる。入場料6€だが奮発して見学する事にする。残念ながらシニア料金は無かった。エル・カプリーチョ(El Capricho)ガウディ作の家だったが内装は左程奇抜とは思わなかった。
レストランで遅い夕食を終えアルベルゲに戻る。寝る前にAがひどい湿疹になりAnnaが塗り薬とのみ薬を提供してくれた。どうも昨夜のアルベルゲでムシにさされたらしい。肌の弱いAの背中はかなりの湿疹だった。完治するのに日数を要した。寒かったので備え付けのブランケットを借りたがそれがいけなかったのかも?
不特定多数の人々が利用するので、なるべく自分の寝袋と衣服で寒暖の調節はした方が良いのかも。