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巡礼「北の道」5日目・・・2012年4月23日

2012年10月31日 | 「北の道」巡礼

5日目(4月23日)30136歩11.9k:Zumaia~Itziar~Deba

万歩計と手に入れていた資料では11.9kだが地図では22k,スペインの距離は解りません

本日の道は始めから上り坂で、高低200mと275mの山を二つ越えました。

マーヤとの三人旅、我々は歩みが遅いので先に行ってと何度も言ったのだが結局Debaまで一緒でした。

コンポステーラまで後763k?私達はまだ100kを歩いただけなんだフー

今回前半はぬかるみも私達を疲労困ぱいさせた。

でも、牧歌的な景色も多くスイスやイギリスの湖水地方のようだった。

やっぱり歩いて良かったと思う瞬間です。

    

11時半お昼にはチョット早いけど標高275m Itziaに到着、レストラン発見。

ベジタリアンのマーヤに便乗して野菜料理とスープの食事を堪能する。

疲れた体に温かい野菜スープが体中を温めてくれます。

もう一息と元気を取り戻しDebaまで頑張ります。

到着と同時に雨が降り出す、良かった~

何と屋外にエレベーターそういえばIrunの駅にもありました。

高齢者には高台まで行くのに人のお世話になる事も無く行けるという事ですね。

インフォメーションでチェックイン、明日の為の注意を受ける。

食事場所が無いので,食べるものを必ず持参するように指示を受ける。

ベッドの番号を貰いアルベルゲに到着、元小学校だったようです。

広い部屋に2段ベッドが16台位あったような記憶が・・・

ここは早い者勝ちのベッド獲得では無く、チェックイン時に番号を貰い変更不可です。

私の番号は#3、何ととなりの#1は昨夜一緒だったラファエロでした。

私の下のベッドのマーヤにとっては悲劇??翌朝誰よりも早く出発。

ラファエロに絶対会う事のないように、ずっと先へ行くんだと言っていました。

余程嫌いだったんですね、そんなに悪い青年ではないのですが


 

 


巡礼「北の道」4日目・・・2012年4月22日 part3

2012年10月30日 | 「北の道」巡礼

4日目(4月22日)27,819歩:16k : Orio~Zarautz~Zumaia part3

4下旬とはいえまだシーズンオフ、又健脚な人はもっと先へ行くので私Zumaiaに泊まる人は少ない。

本日ここに宿泊するのは我々おばちゃん2人とスロベニアのマーヤ、スペインのラファエロの4人のみ。

ラファエロはレガッタを見たくてここに宿泊との事、始めは巡礼者とは思わなかった。

彼は、到着するなり昼寝を始めた、するとマーヤが彼が鼾をかいていて嫌だと困惑顔。

幸い空きのベッドが沢山あり、ちょっと私達もテンションが上がっていたのか?面白半分で3人で移動を開始。

しかし、彼の鼾は対した事では無かった。ラファエロがマーヤのお好みに合わずどうしても同室で寝るのが嫌だったらしい。

本当にラファエロには悪い事をしてしまった。彼は結構気の良い青年だった。

とりあえず私達は祭りを見て食事をする事にした。

マーヤはアルベルゲの夕食を予約したとの事だった。

そういえば彼女Orioでも朝夕食を頼んでいたが,後で聞くとベジタリアンで食べるものが少なかったらしい。

そこでおせっかいおばさんはオーナーのミゲルにその事を伝えてあげた。

しかし,なんでちゃんと自分で言えないのか不思議。

ラファエロの件でもそうだが、彼女好き嫌いが多いお嬢さんではあるらしい

この地域の方々には恒例のお祭りのようでした。


巡礼「北の道」4日目・・・2012年4月22日 part2

2012年10月28日 | 「北の道」巡礼

4日目(4月22日)27,819歩:16k : Orio~Zarautz~Zumaia part2

のどかな風景を感じながら歩く。

徐々に上った山を標高120m位を一気に下る。

港町Zumaiaに到着、何やらお祭り気分

体力には余裕があったが、せっかくのお祭り今日は御殿の様な私営アルベルゲに宿泊。

 


巡礼「北の道」4日目・・・2012年4月22日 part1

2012年10月27日 | 「北の道」巡礼

4日目(4月22日)27,819歩:16k : Orio~Zarautz~Zumaia part1

アルベルゲのドアはしっかり閉まらず寒かったOrioの夜が明け、7時半頃出発。

曇り空だったが幸い一日中雨は降らなかった。

15分位歩くと旧市街地を下って行きやがて出口門を出ると港町。

昨夜此処まで歩く気力も無く寒いアルベルゲで過ごしたのは誠に残念だった。

市街地も港もまだ眠りから覚めないようだった。

港町から30分後にはぶどう畑が一杯に広がり山の中に入る。山の中ではBarを探しようも無く空腹を抱えて黙々と歩く。

Orioを立って1時間半、山から下りるとZarautzに到着。

Bar発見、Breakfastだよ

本日の高低差はまあまあだった。

北の道は始めからアップダウンの連続。

その分景色を堪能出来るのだ

再びぶどう畑が続く、一つ気がかりなのはぶどう畑を通ると凄い消毒をしている。

あれってどうなんだろう?なんて思いながらワインを飲む私でした。

山の中腹で”Taberuna”やれお昼と思いきや昼食になる様なもの無し、カフェコンレチェを注文してトイレ休憩のみ。


巡礼「北の道」・・・記録として

2012年10月24日 | 「北の道」巡礼

巡礼を終えて4ヶ月が経ちました。

次の旅に向かって準備しているうちにもうこんなに時は過ぎていた事に驚いています。

でもこうやって旅の記録を書く事で又思い出がよみがえります。

7年程地元のケーブルテレビのHPにコラムを載せさせてもらっています。

しかし、全部を書くスペースが無いので出来るだけ的確に纏めているツモリ。

文章を書くのは本当に難しい。

此処では、書ききれなかった記録を残そうと思っています。

覚えている範囲で思い出を残して行こうと思っている。

 

同期会で熊本や下関を回1週間その前後を含めて10日間位殆どストレッチすらままならなかった。

帰宅以降体中が痛みました。その痛みからやっとこの数日解放されました。

その間にも,来年の旅の準備等は遅れながらも何とか続けていました。

記録再会、これは私の老後の楽しみにしたいよん?もう老後????

 

 

 

 


巡礼「北の道」3日目・・・2012年月21日San Sebastian~14k

2012年10月18日 | 「北の道」巡礼

3日目(4月21日)22324歩14k:San Sebastian~Orio

ユースで次は何処まで行くかと話していたらorioのアルベルゲは10ユーロで安い、次は20ユーロなんて話題が出ていた。orioにしたのは安さに釣られた訳ではなく、私の体力の限界だった。連れのAはまだ先に行ける様子だったが、彼女私の到着を待って決めるようだった。出発前に話し合っていたのに、お互いあわせる事は止そう,マイペースで行こうと私より5才年上だが彼女は体力が有りとても歩くのが早いのだ。

私はOrioまでやっと辿り着いたというのが本音だった何事も私は慣れるまで時間が掛かる。それにしても,皆安いOrioに泊まるなんて言っていたのに誰もいない。たった14kしかないのだから、きっと先へ行ったに違いない。それも当然かも知れない。

山の中にある美味しい水

これは住宅街にあったご親切な方のサービスです。感謝です。でもこの日は涼しくて手持ちの水で間に合ったのです。残念!

La Costaは海岸沿いを歩くのでこのような美し景色にも度度出会いました。

これってミズバショウ?私花の事は良く知らないので間違っていたらごめんなさい。でもこんな山の中でも咲くのでしょうか?

Orioまで3k,でもこれからが長く感じられました。スペインで道を聞くと必ず後2キロって答えが返ってくるんですよ。これもスペイン流親切なのです。

旅先では良く結婚式に出会います。お幸せに

この後直ぐアルベルゲでした。

これはスペイン自慢の脱水機、我が家にも一つ欲しいですね。


年金暮らし・・・・熊本~下関、同級生との1週間

2012年10月16日 | 
中学の同期会で熊本、下関と旧友との一週間が終わろうとしている。
中学を卒業して来年3月で50年を迎える。
この中学では約700名近い同級生がいる。
そのうち50名以上が亡くなったとのことだった。
 
100名近い同期生が集まった。
10年前はまだ現役だった男性軍も大方はリタイアして心無しか余裕が感じられる。
幹事をやってくれた10名には本当に感謝でした。
幹事の計らいで今まで知らなかった下関を見る事も出来た。
小学生の頃,教室から眺めていた巌流島にも行くことが出来た,実り多い同級会だった。
 
 
 
熊本では、友人から巡礼について話が聞きたい知人がいるので会って欲しいとの連絡が有り、喜んでお引き受けする。
 
丁度昔我が家の愛すべきお地蔵様の前垂れを換えに行く予定だったのでその近くで待ち合わせる事にする。
 
お互い初めてだが、巡礼に行きたいという人なのだから付きそいなど不要と思い友人抜きで待ち合わせる。
 
お地蔵様とは、亡き母が私達姉妹に負担をかけないようにと熊本市内繁華街側の私設にある「日限り地蔵」 に置かせて頂いているのだ。帰省の度に手作りの前垂れを掛け直しに行く事にしている。これは信仰と言うより我が家の仏壇に手を合わせるようなものIo(^▽^)o
 
 
私が3歳位の時に我が家に居着いたお地蔵様。穏やかな顔で私達の一生を見守ってくれた。
 
さて、巡礼の話が聞きたい女性は定年退職をした多くの山登りを経験した女性。今までご両親の介護を終え,仕事一筋で頑張ってこられた方でした。
 
彼女には何の説明もいらなかった。山の経験は豊富だが巡礼に対する単なる不安だけだった。私も最初は不安な事が沢山あった。しかもどんなにたくさんの資料を集め話を聞いてもこればかりは個人差がある。経験をしてもらうしかない。従って私の少ない経験をお話して,後は進んでもらうしかない。彼女にはそれが出来る人だと話し終わっての感想だった。
 

年金暮らし。。。。格安航空券。。。AirAsia

2012年10月09日 | 日常での自分のあり方

両親が亡くなってからは、帰省する機会が少ない。今回65歳同期会で下関へ行くついでに熊本へもき行く事になした。年金暮らしでは交通費もバカにならない。ネットで往復10380円で福岡までと自慢げに言っていたら、待合室で隣に座った若い女性2人なんと5円10円で買ったとの事。メルマガで知ったとか、う~ん(*^^*)私も会員だけどメルマガにはチェックしなかった。

 機内では持込みの飲食は禁止との事だったけどセキュリティチェック時、飲み物や弁当を見かけた?
 
 テント張りの待合室、そして久しぶりにバスでトラップ迄。座席は少し狭いかな?私はOKだが178cmの夫にはちょっと狭いかな?
 
福岡までは順調だった。手荷物だけの私は直ぐに熊本迄のバス停迄直行して予定より1時間早い高速バスに乗ることが出来た。
 
今回はリサーチの意味もあり、出発3時間前に空港に行き一日がかりだった。次回からはWebチェックインすれば2時間は短縮できるみたい。
 
 
 

 

巡礼「北の道」2日目・・・2012年月20日Pasaia Donibane~San sebastian 10.9k

2012年10月08日 | 「北の道」巡礼

朝食も温かい飲み物無しで出発。

階段を下り矢印に導かれ船着き場へ、向こう岸へ無買う船に乗る。

早速上りが始まる、息が切れる。矢印の向こうに海岸線が見える。

 

目の前にユースが現れる。温かいカフェコンレチェが飲める!思わずお変わりをしてしまった。

昨夜一緒だったオランダのKevinが優雅にサンセバスチャンを眼下にminagaracoffee break.

急がずにその場その場の時間を楽しむ息子と同じ年である彼の姿に今回の巡礼のあり方を学ぶ。

 

大きな町サンセバスチャン、見所も多くわずか10kだが我々もここで一泊。5時のカテドラルオープンを待って入るとマザーテレサ・生涯のパネル30枚に感動する。

 

夕食はタパス巡り、天井にイベリコ豚の生ハム?がつるされていた。


巡礼「北の道」1日目・・・2012年4月19日Irun~Pasaia Donibane 16.7k

2012年10月07日 | 「北の道」巡礼

オランダ,パリと巡礼前の旅を楽しんだ後、いよいよ巡礼開始。

昨夜4人部屋に二人居た私達の部屋に遅く太っちょのフランスのおじさんが逗留。突然「耳栓を持っているか?」との質問に「No]と答える。「耳栓をした方が良い,私は鼾をかくから」と言われる。私は,鼾くらいでは眠れないという事はこれまでは無かったので、持っていない事を告げる。

ご本人が言う位だったの彼の鼾は半端ではなかった。一晩中凄い響きだった。明け方気がつくと下のベッドのAがいない!そういう方法もあったのか。いやはや参った。彼の鼾は病的だった。翌朝朝食時,フランス語も話すというスエーデンの方に通訳をお願いして「もしかしたら、心臓の病でもあるのかも?巡礼後医者で見てもらった方が良いのでは?」と伝えると、既に医者には行っていて自分の病は知っているとの事だった。それにしても、あれほどの鼾を自覚しているのなら、大勢が寝るアルベルゲではなく個室のあるホステル等で寝てほしいものだ。

皆出発は早く,私の支度はいつもおそい。皆は既に出発していて私が出発する頃には誰もいなかった。

歩き始めると直ぐ雨が降り出し雨具を装着。昨夜の寝不足のせいか頭がぼーっとしている。とはいえ今日からスタート前に進もう。

 午前11時頃,5.2k標高300m地点の教会で皆雨宿り。本来なら景色も良く、La Costaコースらしく海岸も遠目に見える。立ち寄ると今朝通訳を引き受けてくれたご夫妻や昨日Hondarribiaへ連れて行ってくれたJo&Ronald夫妻もいた。素敵な教会だから見ておいた方が良いとの助言に立ち寄る。

 

更に上り坂下り坂と歩く、午後2時頃には雨は止み青空が見え午後3時頃下り終える。元教会のアルベルゲに到着。目的地サンセバスチャンまで8k弱を残しここで泊まる事にする。雨と寝不足の為もう歩けなかった。

食事は下の港町のレストランでとの事だった。Aは着替えも濡れて外に出る事も出来ないので,午後4時半とりあえず私は買い出しにでる。ところがスーパーは5時開店,今はシエスタ何処もお休みです。仕方なくBar発見、そこには気さくなママさんが居てカフェコンレチェを注文。空腹でサンドイッチ等なんでも良いので食べたかった。しかし、ここには無く、困ったな~おなかが空いたよ~ママさんカウンターの下からバケットを出してごちそうしてくれました。

直ぐ食べれそうな物を買ってアルベルゲに戻るが、お湯もままならない所でした。

ここのホスピタリティ夫妻は何もしないでひたすら読書をするホスピタリティでした。