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ハイテクばあちゃん…銀の道➕フィステーラ6月9日(日)巡礼48日銀の道終了1

2017年03月26日 | Fisterra

フィステーラからコンポステーラのバスステーションに到着

日本人のおじさんに出会う、途中だけど帰国することにしたとのことだった。

そういえばKはどうしたのだろうか?

スペイン在住のOさんから帰国した旨の連絡があった。

超忙しい彼だった、TVの仕事がある中彼女に付き合ってくれた。

今は姫路でフラメンコとスペイン料理の店を奥様が切り盛りしながらサラちゃんというかわいい女の子を中心に生活をしているようです。その間彼は日本とスペインを行き来して大活躍、本当にお世話になりました。

 

さて、バスステーションから宿まで約40分、予約はしていないが多分泊まれると行ってみる。

途中食材を購入、二人で歩く。

コンポステーラでは何度もお世話になった神学校のアルベルゲ。

ベッドはあった、久々のフラットのベッド。

 

そこで私たちはまだ2週間以上あるスペインをどのように過ごすかを話し合った。

Sには初めてのCamino歩き、普通初めてにはフランスの道を歩くのが大半。

しかし、私が銀の道を歩くというのに一緒に歩くとこの道を選んだ。

私はどうしても一緒に歩く必要もないので、フランスの道を進めた。

疾風のように日々歩き切る彼女の力に驚いた。

途中何故私がこの速度に合わせているのか?考えたこともあった。

不思議な気持ちで歩いていたのを思い出す(笑)

 

せっかく残った日をレオンからサンチャゴまで「フランスの道」のメインの道を歩くことを提案。

翌日から歩きとバスをミックスしてフランスの道を歩くことに決定。

また、初めてのスペインなんだから、お友達にスペインへ3ヶ月も行っていてどこを見たの?

なんて質問に、誰でもが知っている観光地の名前が出ないのも話にならないだろうと観光地巡りも加えることになる。

セゴビア、アビラ、トレド、マドリッドこの4箇所も加えることにした。

 

明日からの行動も決まり台所で夕食作り。

手際の良い料理をするスペインのお嬢さんと一緒になる、お互い食材をシェアしながら一緒に食べ始める。

ふと見上げると私たちに笑顔で近ずくおじいさん有り。

誰?誰?3人とも知らない!

すると彼曰く「あなた達がサンチャゴの街をふらりで歩く姿が印象的だったと言われた。

偶然同宿になったようです。

そして写真を後ろから撮ったとのことだった。

その写真は今でも私のcaminoの良い記念写真になっている。

彼はベトナム系アメリカ在住のHieu Dovanさん。

同級生だとか? 今はfacebookで交流中です。  

 

この後のフランスの道、スペイン観光は後日また書きます。

そして、今年8月古希を迎える私は4月から5週間再びスペインのCaminoを歩く予定です。

前回の巡礼以来体調がイマイチでしたが2月頃から少しづつ回復してきました。

右肩の痛みが続いていました、原因は鍵盤断絶や二の腕の筋線断絶です。

3年間リハビリを続けていて大分良好、無理をしないでゆっくり歩く予定です。

それと最大の問題はいかに荷物を軽くするかです。

これも今検討中、巡礼銀の道はこれにて終了です。

また、古希の巡礼も記録したいと思います。

ありがとうございました。


ハイテクばあちゃん…銀の道➕フィステーラ6月9日(日)巡礼48日Part3

2016年12月31日 | Fisterra

Fisterra 〜 Santiago de  Compostera③

いよいよ今回の巡礼の終盤です。

「地の果て」と言われるのはこの場所かと海を見つめた。

全てを処分して今のような恵まれた条件で歩かなかった先人たちは目的を果たして歩き終える。

そして身につけていたものを焼いて何を思ったのだろう?

 

しかし、何箇所も燃やした後を見たとき何故かやはりモラルが少し変わったのかな?と感じました。

私自身カソリックではなく、最後に修了書をいただくとき『カソリック or チャレンジャー?』

もちろんチャレンジャーだが、いつも歩き終える頃にはチャレンジャーでも信者でもない自分を感じる。

たとえ始まりは物見遊山的かもしれないが、数百キロを歩き終える頃には何か?何か?が心に芽生える。

説明のしようはありません、知りたい方は一度歩いて見ては?

 

坂が終わり街にもどります。

ここから私もバスでSantiago de  Composteraに戻ります。



ハイテクばあちゃん…銀の道➕フィステーラ6月9日(日)巡礼48日Part2

2016年12月29日 | Fisterra

Fisterra 〜 Santiago de  Compostera②

バスを見送った1時間後、岬へ向かいます。

街の中を再び矢印を目標に歩きます。

いろは坂のようなロードを歩いていきます。

背中に背負っているわけではないのに、体おも〜い(どこかで聞いた?)

見上げると家が見える「ちがうなあ?」

ペリグリーノの銅像?風を避けながらこの道(多分こんなアスファルトではなかっただろう)

歩き出して30分、坂道もっと時間が経った気がします。

岬に近くなったようです、海が見え始めます。

何か?観光地の土産物屋のような建物、多分ここも観光地になっているのでしょう。

とうとう来ました0地点へ。

前回は来れなかった岬です、やっとけじめとしてこの聖地に到着しました。

そこでイタリア人のペリグリーノに出会いました。



ハイテクばあちゃん…銀の道➕フィステーラ6月9日(日)巡礼48日

2016年12月28日 | Fisterra

やっとブログへ目を向けられるようになりました。

気がつけば9月14日になんとかFisterraへたどり着いた時を書き終え気持ちがダウン。

ブログを書くまでの力がなくなりました。

ヨガ、ストレッチ加えてセラピーを受け、痛みが頂点に達した時医者に駆け込む日々でした。

家の事は省く事もできず、お引き受けしている月一度の歩きの定例会をこなして来ました。

久々に私の記録を覗くと、訪問してくださっている方々がおられました。

ありがとうございます、感謝の気持ちでいっぱいです。

又頑張って私の記録の続きをやってみます。

Fisterra 〜 Santiago de  Compostera

Fisterraの一夜があけました。

多くの巡礼者は早朝バスで多分Composuterraへ向けて戻ります。

前回の私もそうだった。

しかし、今回は最後までやり通したい。

Fisterra岬へ行く事を決心していました。

まずはアルベルゲの窓からオーストラリアから来ていたファミリーがバスで出発するのを見送りました。

 

素敵な家族だった、家族同じ目標があって良いなあ とちょっぴり羨ましく思いました。

この旅をできただけでも感謝感謝!高望みはしないでおきましょう。

本日は久々のブログ再開、年末です家事に戻ります。

Prometemos. Continuar blog, o miro.

頑張って続けます、ありがとう

 


ハイテクばあちゃん…銀の道➕フィステーラ6月8日(土)巡礼47日目Part2

2016年09月14日 | Fisterra

Muxia 〜 Fisterra 29.3k②

7年とすっかり様変わりしているFisterrまでの道。

途中クラッシックカーの集団が通り抜ける。

住宅街を通り抜ける時、多分地元の住んでおられる方だろうと察して質問。

この近所に住んでいるのか?いつ頃引っ越しされたのか?とか。

多分この質問わかってもらえたと思う。

以前と違っていかにも新住民らしい人だった。

するとやはり3年前に引っ越してきたとのお答え。

な〜るほどやっぱりねえ一人納得をして歩き始める。

山道や海沿いを歩きながら14時過ぎに目的地に近いEscaselasに到着です。

バロック様式の教会Marutino de Duioの看板がありました。

Caminoの道が書かれています、内容など全くわかりませんが写真や道標でわかります。

ここから20分後にアルベルゲに到着です。

7年に泊まったアルベルゲです。

外側が綺麗になっていてわかりませんでしたが、中に案内されて気がつきました。

かろうじて私たちもベッドが確保できました。

 

 

 

 



ハイテクばあちゃん…銀の道➕フィステーラ6月8日(土)巡礼47日目

2016年09月10日 | Fisterra

Muxia 〜 Fisterra 29.3k

7年前と同様雨の1日だった。

ムシアを楽しむことができなかったので本日どこか宿を探して観光でもと思っていた。

しかし、この雨では楽しむこともできない。

ちょうど半分の位置Liresまでタクシーで移動するこちに決定。

どうも今回の巡礼はタクシーを使うことにすぐ走ってしまう。

7年前のように巡礼なのだから、最後だからなんて頑張らない。

さて、ホスピタリティーに相談もできない。

どこかでタクシーを探すことにしてギリギリの時間8時半アルベルゲを出る。

少し歩いたところで日本人の女の子に出会う。

彼女はすぐ先の私営のアルベルゲに宿泊していた。

そのオーナーも親切で、タクシーを呼んでいただいた。

アルベルゲの名前や彼女の名刺などいただいたのだが帰国後探すが見当たらずごめんなさい

タクシーで住宅街を走る中途中結構宿らしき看板を見る。

そうか!宿がこんなに増えていたのだ。

今思えば(ちょっと反省が多すぎるかな?)日数がたくさんあったのだから直でFisterraまでのんびり進んでもよかったのかも?

タクシーを降りてから幸い天気が回復。海岸や投目に見える海が美しかった。

Fisterraへの道全く記憶がなく、道路は整備され新しい家も多かった。

 

昼近くなり林の中を歩く。

再び道路にでて高台で海を眺める。

そしていよいよFisterraへの道標。

こんなところにもアルベルゲができている、タクシーで半分きたのだからこのままFisterraへ進もう。

 

 

 

 


ハイテクばあちゃん…銀の道➕フィステーラ6月7日(金)巡礼46日目Part3

2016年08月28日 | Fisterra

Olveiroa - Muxia 32.5k③

風力発電から約一時間歩く、前方に立派な建物有り。

アルベルゲ?今日は何やらイベントがあるらしくみんな大忙しの様子。

トイレを借りながら中も見学をさせていただいた。

ここで泊まるにはちっと早い時刻、今に思えば日数もあったのだから泊まればよかったなあ

ソーセージも美味しそうだったなあ

アルベルゲを出て約2時間歩く。

紫陽花そういえば日本も紫陽花の季節だった。

アップダウンを歩くが徐々に下っている。

本日の行程の3分の2地点Ozonまで降りてきた。

その後も順調に、Vilar de sobremonte ,Merexoと約1時間程歩き続ける。

矢印も順調にムシアまで私たちを導いてくれた。

住宅街を抜けると遠方に海が見える。

いよいよムシアヘ向けて歩く。

海は美しく前にきたときより道が整備されていて記憶がない感じで全く初めての道に感じる。

アルベルゲ近くの海に到着したときかろうじて記憶が蘇る。

アルベルゲは以前と変わりなく、雨でびしょ濡れで到着したのも同じだった。

公的なアルベルゲで施設は綺麗だった。

よほど疲れていたのか?写真が一枚もない。

雨はますますひどくなり洗濯物を干すのも一苦労。

本日の宿泊人数が少なくてどうにか干す事ができた。

靴が濡れていて、これを乾かすのがさらに苦労出会った。

 

 

 


ハイテクばあちゃん…銀の道Plata6月7日(土)巡礼46日目Part2

2016年08月18日 | Fisterra

Olveiroa - Muxia 32.5k②

8時にアルベルゲを出発。

昨日はスタートから雨で昼から青空も見えた。

7年前も道中なんども雨降りの歩きだった事を思い出す。

今日はアップダウンをしながらも標高を300m近くの下り。

30分ほど歩き、案内所のような建物に到着するもドアはしまっていた。

立派な建物Caminoに関する建物らしいとは思うが理解できず残念。

ただムシアやフィステーラへの道には続いている事だけは理解できた。

1時間弱歩いたところがムシアとフィステーラへの分かれ道に到着。

ほとんど記憶がない私がここは覚えていた。

ただとても綺麗になっていて思い出すのに時間を要する。

DP-3404 号線をMuxiaに向かって直進して巨大な風力発電に出会う。


ハイテクばあちゃん…銀の道➕フィステーラ6月7日(土)巡礼46日目

2016年08月17日 | Fisterra

Olveiroa - Muxia 32.5k

とうとうKからなんの連絡もなく、さすがに気になり眠れぬ夜になってしまった。

眠れぬ夜でもいつの間にか寝てしまったらしい(笑)

朝目が覚めて気になり携帯を開けるとOからメールが入っていた。

Kが無事帰国したとの事だった。

ああよかった忙しい中Oには本当に世話になった。

マドリッドの飛行場近くにとったホテルに行ったが申込者が私なので変更をしてもらえなかったとか。

飛行場のホテルは変更不可の予約だったのだ、改めて料金を支払い泊まったらしい。

ホテルはダメだったがチケットは病気という事もあり手数料なしで変更ができたらしい。

飛行機会社から直に購入するとやはりその辺は良いようだ。

なんだかホッとして、出発する時にライトを部屋へ忘れてしまったようだ。

なにはともあれKが無事に帰国できてホッとした。

長い間彼女が耐えた病はなんだったのか?未だに不明のままだ。

とにかく昨日の残り物を食べ、8時出発。


ハイテクばあちゃん…銀の道➕フィステーラ6月6日(金)巡礼45日目Part3

2016年08月16日 | Fisterra

Negreira Olveiroa  33.4k③

4回目のCaminoの歩き、気がつけば2年経っています。

記憶がだんだん薄れていきます。

昨日記憶を書いているうちに45日目の記憶が蘇ってきた。

Casa Lonchoにたどり着いてはみたもののSが未だ到着せず。

いつも私が到着すると「先にシャワー浴びてしまったのごめんね」というSが行方不明です。

公共のアルベルゲは泊まれるかどうか不明なので、思案にくれながら元のカサへ向かおうとしている時にSから電話。

道に迷ってやっとたどり着いたと話しているうちに目の前に現れた。

Casa Lonchoは大勢が泊まっていて、中に入ると薄暗い。

Casaを一緒に見てからにしない?と誘う。

再び坂を下り最初にあったアルベルゲに到着。

二人でここに泊まる事に決定。

いつもより遅い時間だったが、いつものようにシャワーを浴びて洗濯を済ませる。

庭で洗濯物を干していると、ニワトリが飼われていて卵を産んでいる。

おかみさんに卵を譲ってもらえるかを尋ねると2ユーロで売ってくれた。

ちょっと高いかな?と思ったが台所にあった野菜や残り物のパン他使って良いと気前良い。

結局お得な卵だった。

リビングで素敵な晩餐となる。