ぶらりぶらり

今日が一番

巡礼(北の道)35日目・・・2012年5月23日Part3

2013年05月30日 | 「北の道」巡礼

Aのリスボンに到着は夕方、不安なためインフォメーションで宿を予約

バス停の近くでは4つ星ホテルしか無いとの事だった。

彼女はセレブなので究極のアルベルゲ生活から少しお休みするのも良い事だった。

ついでにパリまでの飛行機をと思ったが、インフォメーションでは国際線の手配はしていないとか。

5年前は巡礼を終えたペリグリーノプライスがあったのだが今は無いらしい

教えてもらってツーリストへ行くことになる

受付の女性が聡明で且つ可愛いパリまでのチケット購入

TBとLinaとの再会日を決め,レオンへのバスの手配も終えた。

しかし、それをふたりにどう伝えたものか?

彼女に私はTBへの手紙をスペイン語で書いてもらう事を依頼

彼女始めは私の伝える事が良く解らなかったようだが、直ぐに理解してくれた。

忙しい中,私のつたない英文章と前後の事情を察して、見事にスペイン語の便りを作成してくれた。

お陰で最終日の予定がスムーズに終る事になる、Muchas gracias

全てが整い、Aしばし別れの最後の晩餐

  


巡礼(北の道)35日目・・・2012年5月23日Part2

2013年05月29日 | 「北の道」巡礼

朝食後パラドールを出ると、このSantiago 近辺を観光する汽車にで会いチョット観光

 

私達は、明日から別々のCaminoをする事になった  

帰国日は決まっているので合流方法を等々決める事など多々あった

5年前に知り合ったMansillaに住む獣医のTBと妻のLinaが私達に何時くるんだと何度も電話が入っていた

レオンまでの往復を考えると全てが終った時に会う事に決定。

本来はレオンからパリへともどりたかったが難しかった。

帰国時に発つパリまでのアクセスを出発前から考えていたが,兎に角caminoが終ってから・・・

一番良いのはこのSantiagoから飛行機が良いようだ

インフォメーションはシエスタでお休み、その間に昨日到着したバスターミナルまで行きバスの予約をする。

Aは体の回復がてらポルトガル・リスボンまで移動してポルトガルの道に沿ってバスの旅をする事に、リスボンまでバスの予約。
私は明日オビエドまでのバスを予約。
 
 

 

 

 

 

 


巡礼(北の道)35日目・・・2012年5月23日

2013年05月28日 | 「北の道」巡礼

5月23日本来はこの日に私は再び北の道Primitivoを歩く為にOviedo へ向かうはずだった

しかし体は風邪気味で体の休息を要求していた

ここにもう一泊する事になった、幸い部屋も空いていた

Caminoを歩き通したペリグリーノのみ,どんなに大金をはたいても食せないものがある

Santiagoのパラドールの賄い食です

しかも集合場所に到着した10名まで、朝昼夕の夫々10名づつです。

5年前は昼食だった、今回は朝食にチャレンジ証明書を持参でパラドールの駐車場前に集合です。

今回は9名、日本の男性が一人オランダの女性、クラウディアもいました。

何処の国だったか忘れたけど男性に今朝の賄いの恩恵にあずかる札を持ってもらいました。

     

5年前にいただいた昼食に比べるとかなり質素なものでした。

コーヒー、チュロス、レーズンブレッドのみ

オランダの女性はコーヒーは飲まない紅茶は無いの少々オカンムリでした。

何事も経験です、お金をどんなに出しても食せない朝食でした

 


巡礼(北の道)34日目・・・2012年5月22日Part7

2013年05月27日 | 「北の道」巡礼

ボタフメイロを見る事ができ満足満足

旅の途中で糸3本で繋がっていた我がリュック、ここSantiagoには巡礼に必要なものが有るという事でオフィスで聞く。

ミサの後、早速大きなショップが有るというので郊外の大型ショッピングセンターへ向かう。

壊れたリュックをせなかに,あれこれ迷った末購入。

壊れたリュックは処分して頂き、新しいリュックを背中に背負い再びカテドラルのあるSantiagoへもどる。

買い物の途中で、ビルバオで知り合ったデンマークのアンから電話

彼女はAruzuaから39.5kを果敢にもしっかり歩いてきた

急ぎバスでもどり彼女と再会、前日に宿を予約済みだった。

17時Santiagoでの再会を祝して最後の晩餐をすることに

    

食後彼女が予約した宿を探し送って行く

Aはビルバオで私より先を歩き彼女と知り合い、ここまで前後しながらゴールまで歩いてきた。

彼女が初めて私と離れて長時間一人歩きした初めての日だった。

心細い思いをしている時に彼女とであい、夕方合流するまでずっと一緒だった。

いろんな思いが蘇ったのだろう,別れがつきない

私より2才上のお姉さんのアン、とてもパワフルな女性だった

今頃何をしているのかな~

 

 


巡礼(北の道)34日目・・・2012年5月22日Part6

2013年05月26日 | 「北の道」巡礼

ミサが終わると、信者の方々はもちろん信者でもない私達ペリグリーノも体内を駆け巡る何かを感じる。

側にいる見知らぬ人達と手を取り合いあるいはハグを交わす事も感激の一瞬

ペリグリーノ達が長い道のりを歩きカテドラルにたどり着く。

入口で出会う栄光の門・エッサイの樹、手を触れる。

長年多くのペリグリーノ達の思いが刻まれた指の形が出来上がってしまった栄光の門・エッサイの樹。

今は柵が出来ていて触れる事が出来なくなっていた。

私が6年前に来た時は、長い行列が出来ていて粛々と触れる順番を待ったものだった。



巡礼(北の道)34日目・・・2012年5月22日Part5・・・三浦雄一郎とはスケール違いだが100才で巡礼

2013年05月24日 | 「北の道」巡礼

三浦雄一郎が80才でエベレスト登頂を果たして世界中は大喜び

凄い事だ、私の中でもあれだけの事は出来ないけどこの一年フツフツと燃えたぎる100才の私

私だってやって良いんだ!あんなに格好良くないけど、100才でサンチャゴの道を歩く

昨年の一段階北の道の最終記録が終っていない

5月の旅直後忘れそうなので先に書いているがとりあえず第一段階を終らせなくては,北の道ふたたび

 34日目(5月22日)Santiago de Compostela Part4

ボタフメイロ!昔ペリグリーノ達は今のようにシャワーで汗を流す様な事はなく,歩き終わりミサに参加する。

カテドラル中が汗臭さでイッパイだった。ボタフメイロ(お香)を炊いて臭いを和らげたという。

現在はすっかりイベントとなっている。

クリスチャンでもない私達も何か荘厳な気持ちにさせてくれる。

   

 


年金暮らし・・母の7回忌・・高千穂での一日Part5

2013年05月21日 | 「北の道」巡礼

気持ちよく宿にもどって来たのは予定通り午後4時

私の帰りを待っていたかのように夫はお風呂へ、鍵は一つ一人部屋でストレッチをしながらゆっくり休憩

風呂、夕食をすませ午後7時少し過ぎ

今夜は念願のお神楽見学本来は国の重要無形民俗文化財に指定されている「高千穂の夜神楽」で一晩中観るのが一番なのだろう。

しかし、毎晩宿近くの高千穂神社では8時から体験が出来る・・ありがたい

どの宿からもバスや車で送迎してくれるようだが、夕食後の腹ごなし?5分程の場所にある

ぶらりぶらりと神社まで歩くとしよう

神社には直ぐに到着、700円の料金を払い神楽殿の中へ

各宿からバスで来た旅人でいっぱいになります

一日良く歩いたので、今夜も睡魔に襲われながらの神楽けんぶつでした

   


年金暮らし・・母の7回忌・・高千穂での一日Part3

2013年05月19日 | 「北の道」巡礼

国民宿舎へ戻りひと風呂浴びて朝食。

部屋への廊下は豪華なホテル並、うれしい事に手すりが両側についていた。

今は使わないけどそう遠い話では無いだろう

天候が不順なので、オレルは高千穂のパーツのみで天の岩戸へ行くことに変更

バスセンターの側にまちなか案内所があり,親切にいろいろ教えてくれました。

丁度あんばい良く岩戸線ふれあいバスが来るというので一人300円で岩戸神社まで行く

http://takachiho-kanko.info/data/guide/image/pdf_1339566647_4.pdf

車窓が又美しいこれだからバスの旅はやめられないフフ

沢山は観る事が出来ないけどフリーで来るとこののどかさが良い

鳥居を入って左側の社務所で申し込むと天の岩戸を案内して頂けます・・無料です

ただし撮影禁止しかしこれは申し込んだ方が良いと思いますよ

    

ここにもさざれ石がありました

もう一つのがしてはならないのは天安河原、天の岩戸神社から徒歩10分です

http://takachiho-kanko.info/sightseeing/detail.php?log=1337317286

  

見学が終わり快い疲れが出た所で雨です。

ふれあいバスでバスセンターまでもどります。

「がまだせ市場」で5食限定のランチをいただきました

http://www.town-takachiho.jp/gamadase/nagomi.html


巡礼(北の道)34日目・・・2012年5月22日Part3

2013年05月06日 | 「北の道」巡礼

34日目(5月22日)Santiago de Compostela Part3

証明書もいただき、先ずは荷物を宿に落ち着かせよう。

巡礼の達人Hiromiちゃんから紹介されたペンションはオフィスの目の前にあった

2007年私達がフランスの道を歩き終えフィニステーラへ向かう前日に泊まった宿の隣だった

記憶が曖昧だが一泊1万円以上だった、今回は一部屋30€もちろん内容は全く違う。

オーナーのMariaは働き者の女性だった、写真を撮った覚え場あるのだが見つからない

この巡礼中マリアに何人もおめにかかる、日本で言う花子さんで可愛い女性の代名詞であろう?

少し早い時間だったが荷物を預けて,12時のカテドラルのミサに向かう

ミサが始まるまでには早い時間だったがカテドラルで待つ事にする。

前回ボタフメイロにであわなくて残念な思いをした

後で毎回あるのではなくて決まった日と,どなたかが献金(5万円位)をした場合のみと聞いた

Aは70才の記念なので献金をするので,係の方に聞いてほしいと切望

お尋ねすると、ラッキーにも本日はボタフメイロがあるという事だった

    




 


巡礼(北の道)34日目・・・2012年5月22日Part2

2013年05月05日 | 「北の道」巡礼

34日目(5月22日)Santiago de Compostela Part2

クラウディアとの再会後、手続きにオフィスへ行くと階段で行列が出来ていました。

窓口は6名のスタッフで手際良くされていましたので見た目ほど待つ事は無かった。

前に並ぶ日本人団塊の世代のおじさんが声を掛けてきた。

初めてなのだがどうすれば良いのか?始めは誰もが不安になり言葉の通じる人に確認の意味でも声をかけたくなる。

私の知っている範囲でお答えをする。その後泊まる宿を決めていない等いろいろお話をする。

私の夫もそうなのだが、リタイア後も会社人間の臭いがまだ消え去らない状態のあのお年頃の男性。

段々話し方が横柄になってきて、自分の質問以外の話になると「そんな事はどうでも良い」的な反応になる。

仕方が無いなと思いながらお相手をしているうちに私の番がやってきた。

全部の男性がそうだとは申しませんが時々お目にかかります。

クレデンシャルを示し、巡礼の目的を聞かれる。

2007年にいただいたときは「チャレンジャー」と答え割りとシンプルな証明書をいただく。

巡礼中皆が「例えクリスチャンでなくても800k以上歩けば心の中に何か芽生えるものがある,貴方は立派な巡礼者よ」と助言してくれた。その通り、私はクリスチャンでは無いけれど前回の巡礼で最後心のなかに芽生えたあの不思議な感情を思い出す。これは信者とは別の何か言いがたい心の問題だと今は思っている。

かくして私は今回巡礼者としての証明書をいただく。

ご参考までにチャレンジャーの証明書も添付しよう。