現代児童文学

国内外の現代児童文学史や現代児童文学論についての考察や論文及び作品論や創作や参考文献を、できれば毎日記載します。

マージョリー・ワインマン・シャーマット「しょうたいじょう」ソフィーとガッシー所収

2017-10-30 10:16:01 | 作品論
 ソフィーがパーティを企画します。
 ガッシーは、招待状のあて名を書くのを手伝います。
 しかし、あて名のリストにガッシーの名前がありません。
 ガッシーは、ソフィーに遠まわしに自分の名前が抜けていることをさとらせようとしますが、ソフィーはなかなか気づいてくれません。 
 むくれて家に帰ったガッシーに、「とくべつだいじなおきゃく」としての特別な招待状が、ソフィーからすでに届いていました。
 仲良しの女の子同士が、お互いにからかったりじゃれあったりする様子が、ややあざとい感じがするほどうまく描かれています。
 でも、スマホのラインなどで常に連絡を取り合っている今の女の子たちには、招待状自体がピンとこないかもしれませんが。

ソフィーとガッシー
クリエーター情報なし
BL出版
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