God is in the details ~神は細部に宿る~

一箱古本市専門店《吉田屋遠古堂》主人のぐうたらな日々。。。。

どっかで聞いた・・・・・

2008-12-07 17:11:10 | 歴史/民俗/伝統芸能
さて、先に鹿角に行ってきたときに、
途中で一戸から二戸を寄り道した。

二戸で資料館の人と雑談したときに、
「お土産はどこで」という質問に対し、
「駅のナニャート」が良いと教えられた。

ナニャート?

物産館にはいろんな名前があるので、特に不審にも思わなかったのだが・・・

二戸広域観光物産センター「カシオペアメッセ・なにゃーと
というのが、確かに駅にくっついてあった。
二戸の物産というより、岩手・秋田・青森三県の県境にあることから、
北東北のお土産が結構そろっていた。

岩手といえば、わんこ蕎麦、じゃじゃ麺、冷麺と様々な麺がある。
麺売り場も充実していた。そうそう、「なにゃどやら」もね。

なにゃどやら??
そうか、なにゃどらは二戸の名物か!!!
ただの乾麺(日本蕎麦)なのだが、その商品名により一部で有名な田舎蕎麦。



なにゃどやら なにゃどなされの・・・・
岩手県北部から青森県南部の広い地域で歌われる盆踊りの歌・・・・
わけがわからん(w)もちろん、二戸市民だってわけがわからないらしい



曰く、ヘブライ語で聖書歴史上重要な文句である・・・・
曰く、女性の男性への思慕の情を表したもの(柳田国男)
曰く、南北朝時代、長慶天皇が足利氏に追われ、
   三戸郡名久井岳の近くに隠れ住んだ際に、味方に無事を知らせる内容を唄わせた

うむ。キリストの墓のある青森県戸来村(へらいむら)も近いことだし、
ここはひとつなにゃどやらはヤハゥエをたたえるヘブライ語の歌であるということで、
クリスマスにでも食うか(w)