もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

行政は、手抜きをもっともらしい理屈で飾る

2008-10-26 13:50:28 | Weblog
 「ぼちぼち村」の前の川原子(かわらご)ダムの水が、今年も抜かれた。
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 目的は、冬の氷上釣りをさせないためだ。
 理由は、危険防止。
 看板を立てても釣り人は来る。県外からの釣り人も多い。遠くは新潟や関東方面からも。
 
 禁止するには、看板などいらない。氷を張らせなければいいのだ。
 氷が張らなければ、釣り人はこない。簡単なことだ。
 神経を使うこともない。職員を見張りに使う必要もない。簡単なことさ!

 でも、これでいいのか?
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 終戦直後に軍馬養成場跡に作られて半世紀を越える。利水目的は水田用。
 取り壊して元に戻すのならともかく、そうでなければ周辺環境に対するダムの影響は大きい。
 
 釣り人だけではない。
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 対岸から見る不忘山。湖面に映る景色を楽しみに来る人たちも多い。
 「ぼちぼち村」に来る人も、湖畔を楽しむ人がほとんど。水のない湖畔を寂しがっている。

 狭められた夕暮れの水面で、
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 ワカサギたちが跳ね、水紋を光らせている。
 やがて在来魚のイワナもいなくなるかもしれない。

 白石市は、今日が市長選挙。
 南蔵王山麓の環境と山間地の活性化に、もっと知恵を絞るべきだと思う。
 今や、限界集落寸前なのだ。
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 平成枯れススキ。
 


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