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もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

妻の闘病記 149・人に会う

2012-04-13 12:47:54 | Weblog
  昨日、妻が「川崎町に行ってみたい」と言うので連れて行った。
 小生も会いたい(会わせたい)人があったので都合が良かった。

 先ずは酪農家のKさん。18日の生健会の花見の確認に。
 新しい牛舎を2棟建築中!

 彼はトラクターに乗ってやってきた。
 まだ畑も耕していないからと大忙し、花見どころではないのだった。
 仕事の邪魔をしないように早々に失礼をし、近くの病院に入院しているTばあちゃんに会いに。
 
 Tさんにはいろいろお世話になっていたが、ここ10年近く会っていなかった。
 嫁さんは「ぼけちゃって・・・」と言っていたので、心配したが覚えていてくれた<emoji code="a001" />
 病室はA棟の先のB棟だ。玄関から遠かった。
 看護師さんが妻を気遣ってくれたが、妻は歩いていった。

 「ああいたいた」と看護師さんが指さす向こうに車椅子にのったTばあちゃんの背中。
 少しふっくらとした顔のTさん、しばらくけげんそうにしていたがだんだん思い出した。

 「じいちゃん いなくなったのを聞いてきたのか?」と言う。
 ぴんとこなかったが、Sじいちゃんが5日前に亡くなったのだった。

 妻との面識はあまりなかったが、話しているうちに事情を分かってもらえるようになった。
 二人で「お互い、がんばって復帰しようね」と励ましあっていた。
 “いがった いがった”<emoji code="a001" />握手をしてバイバイ。

 次に会わせたいのは、前の主治医だったOさん。
 今はここの精神科の嘱託医として週2回の勤務。

 妻は舞っている間に「ここに入院させられるといやだ」と言い出した。
 しかし、Oさんの顔を見るなりにこにこ・・・。ロビーのベンチでしばらく歓談。
 玄関先まで見送られて別れた。

 「O先生、玄関先まで見送ってくれた」と妻。  
 O医師にとっても妻にとっても良かった<emoji code="a009" />

 麦畑の向こうに雪の蔵王連峰が輝いていた。
 DSCN8166.jpg
 (川崎町は北蔵王の山麓に位置する。)
  


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