もっこす亭の生きざま日誌

 「自然と人・人と人」の“いいかげん・いいあんばい”な生き方を求めています。

わが町の遺跡「富沢の磨崖仏」

2010-11-16 17:59:47 | Weblog
  我が集落の隣に“富沢”という山間の集落がある。
 そこは、小生が今の家に越してきた30年近く前まで“富沢石”という蔵の壁や塀などに使う石材を切り出していた所だ。(我が家ではスピーカーの反響壁として両角に使っている)

 その集落には「富沢の磨崖仏群」がある。
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 堂の中には“阿弥陀如来座像”が安置されている。
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 座像の高さ2.2m。凝灰岩に彫られている。
 
 この他に“虚空像菩薩”や“六地蔵”も安置されている。
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 崖の上部には、もろい凝灰岩で風化してしまった仏像の跡が並んでいる。
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 ここは晩秋の雰囲気が好きである。

 柴田町史によると、この磨崖仏群は鎌倉時代(1192~1333年)後半の創建と見られるという。